中学年課題図書 くりぃむパン

　図書室に今年度最初の図書購入の本が届きました。
さっそく課題図書の本を読んでいます。

中学年では濱野京子さんの「くりぃむパン」をまず読みました。

濱野さんは今、人気のある作家さんで図書館ニュースに特集が
組まれていました。図書室では「天下無敵のお嬢さま」を入れて
ますが、今一歩貸し出しが伸びていない状態です。　

　さて、この「くりぃむパン」は中学年向きで主人公も4年生。
大家族の主人公香里のうちに同じ学年の未果がやってくる。
厳しい境遇でも明るく振る舞う未果に、みんなの気配りが集中。
香里はそれが気に入らず、衝突してしまう。

香里の心の葛藤が一人称で綴られています。
一人でイライラという感じが少し？（はてな）という
気がしました。また大おばあちゃんが亡くなってしまうのも
唐突過ぎると展開に驚きました。
しかし最終的にはさわやかな終わり方だったので
大団円という感じでした。

さし絵もかわいくて、手に取ってもらえそうなので
楽しみです。