ごろっと、えほんをひろげよう

子供と一緒に絵本、本を読んで早や10年。今は学校図書館司書をしています。読んできた本読みたい本を綴りたいと思ってます。

年度納め

2007-03-27 15:36:30 | 高学年読み聞かせ
 慌ただしく、3月が過ぎて行きました。

 13日に息子の学校で、最後の朝の読み聞かせを行いました。
「バスラの図書館員」という、イラク戦争で戦火から図書館の書物を
救おうとした図書館員の話しです。
そして、一年間のお母さんの読み聞かせの内容の一覧と
これから読んで欲しい本の紹介として、
「12歳からの読書案内」と「二十一世紀に生きる君たちへ」
「アイデンティティのつくりかた」
を紹介した、プリントを配りました。
最後は、五人の子ども達が出てきて、お礼と花束を下さいました。
読み聞かせを始めた頃に比べて聞く力もつき、よかったかなと
思いました。私自身にとっても、大変勉強になった一年でした。

 お話し会では、紙芝居の「なんだなんだ」「これはりんご」の
参加型のをして、喜ばれました。

 勤務校では、図書の授業はほとんどなかったのですが
3年のなかなか落ち着かないクラスでしていた読み聞かせの最後に
「あのときすきになったよ」を読みました。
ふたりの女の子の話しですが、とってもよく聞いてくれました。
読んだ後、いつも賑やかな女の子が「もう一度読みたい!」と言って
自分で読んでいました。きっと何かを感じたのでしょうね。

 23日に息子の小学校の卒業式がありました。
 校長先生がお話しの中で、「二十一世紀に生きる君たちへ」の
中から一文を紹介しておりました。
 司馬遼太郎の歴史小説家として感じた、子ども達に伝えたい気持ち
私も同感です。息子にも卒業式の数日前に読ませましたが、
汲み取ってもらえたらと思います。
 そして、いろいろあったけど校長先生、副校長先生に感謝と
息子にはおめでとうの気持ちで一杯になった、卒業式でした。

 春休み、本を沢山読みたいけどなぜか「ドカベン」を
家族で読みふけってます。
 早くしないと休みが終わってしまうよ!!

 図書室は学級文庫がもどって、大整理中。見あたらないままの
本も結構あって、頭が痛いものです。
 まだまだ整理の日々。早く終わらせて、さっさと
進級処理にいきたいものです。

たくさん読みました。

2007-03-02 09:19:10 | 低学年読み聞かせ
 昨日は、沢山本を読む機会がありました。

 学校で、1年生に紙芝居で「てぶくろ」。絵本の方も薦めました。
すぐに借りてくれる子がいるのはうれしいですね。
 続いて3年生に、大型絵本「からすのパンやさん」をしました。
知っている子も多いのですが、意外と知らない子もいて
みんな楽しんで聞いてくれました。
終わってから本を置いておき、「いろんなパンをみてね。」と
言ったら結構群がっていました。
細かいところを見るのが好きだよね。

 お話し会の方は、主宰のSさんが風邪のため最初の30分の
レクタイムから行う。おりがみで好きなものを折ってもらった。
 つづいてお話し。なかなか仲間が来なくて、結局自分で全部
読んだ。最初は「ぐりとぐらの1ねんかん」、つぎに「はなをくんくん」
大型絵本の「おまえうまそうだな」ティラポンくんが人気でした。
さいごに「わんぱくだんのかくれんぼ」をして
やっと終了。さすがに疲れました。

夜は娘が読んでとせがむので「きみはとってもステキだね」を
よみました。前夜「おれはティラノザウルスだ」で、ウルウル
していたので、続けました。
今夜はまだ大型絵本を読んでいないので「ウマソウ」を
読んであげましょう。