カジノ法案が衆院通過しました。各党の採決態度は分かれました。与党自民党、公明党も退席者や反対者が続出。こんなバラバラな状態で何故、今前のめりで進めるのでしょうか。以前にも述べましたが、この法案には本日の下野新聞にも掲載されたとおり、以下の懸念があります。①カジノを中心とする統合型リゾート施設(IR)に利益を吸い取られ周辺が寂れる。②アジアでカジノ市場は既に過当競争。③治安の悪化、少年の健全育成への影響。④暴力団関係者の介入。マネーロンダリングへの悪用。⑤ギャンブル依存症患者の増加などです。こうした懸念にどう応えるのでしょうか。専修大の渡辺達朗教授(地域マーケティング論)の指摘はごもっともです。「隔絶されたいIRの区域内はもうかるかもしれないが、周辺は逆に吸い取られて寂れる恐れがある。地域全体の経済効果は乏しいのではないか」「外国人観光客を期待するなら、カジノではなく文化や自然など日本の魅力を生かした集客を図るべきだ」と強調しています。その通りです。こんな法案審議を急ぐこと自体がギャンブルではないでしょうか。もっと「国民負担率の在り方」とか、「社会保障の負担と給付の在り方」とか「環境との共生」等、日本の将来の安定に向けた保障の確立議論を推し進めてほしいと強く願っています。
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