おはようございます(^^)
最近の話題に ハロウィン がありました。あれは、米国から来た新手の仮装大会だと
私らご年配は思っていました。渋谷で行うのが決まりなんですかね…と ひとりの
おっちゃんが腕組みしながらボヤいてますと、これと同じようなもの大阪でも見たで…
ともうひとりのおっちゃんもボヤいているわけじゃないのですがやっぱり気になるよう
です。せやけどこんな事してオモロイのかね…と誰かが言うと、酒飲んで女の子と騒い
でオマケにテレビに映るんやろ〜ワシらも若けりゃ 騒いでたんちゃうか!
若いうちは何をしても楽しいからなぁ…とため息混じりになって 若いのはエエ
なぁ…と毎度の着地となりその話題はお終いになりました。それでもたまにワシも若い
時は随分遊んだし、あっちこっちで ブイブイ言わせたワ! …これは関西特有の庶民的
な表現で、まぁ 威張っていた…と解釈して下さればよろしいかと(^^)
そんな風に懐かしい昔話でもしようかという人ともう過ぎた事やから…と振り返らない
人に別れます。
昔話は、今では考えられない話がいっぱい出て来て、そんな話を皆が面白可笑しく喋っ
て 最初は随分盛り上がっていましたが、だんだん尻すぼみになりまして 今では
誰も進んでしなくなりました。あれだけ盛り上がっていたのになぜなのかなぁ…?と私
は思うのですが、ある日 ふと気がついたのは 懐かし思い出話に花が咲くと必ず今と比
較してしまい 型苦しい現状にヘキヘキしている我らご年配は、新たにため息をひとつ
ついてさぁさぁと仕事に戻るのです。
いくらボヤいても青春は戻らない。ひと回り以上年下の組織長に悪気は無いのはわかっ
ているはずなのに周りに余裕がない、だから つい愚痴が出る…そんな葛藤に 嫌気が刺
すのは 当然でそれが回り回って自己嫌悪につながっているのに気がついてなんだか輝
いていた昔話までも色褪せてしまうような気がします。そんな事を仲間内に話すと
だいたい 昔話は、セピア色やから…と笑われました(^^)
上手い事言うなぁ…と感心しましたが、それから 懐かしい昔話はあまり口にしないよう
になりました。
これは 世知辛いと言われれば心外 懐かしい昔話はいつまでもみんなの心の中に
温存されているのです。いずれ何かお披露出来る時があれば嬉しいかな…