Content&Publishing 編集会議 2014年秋号 | |
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宣伝会議 |
<<コンテンツマーケティングで広がる編集者の可能性>>
◉コンテンツに求められる魅力とは?
今だけ・ここだけ・わたしだけしか見ることが出来ないものの価値が上がっていく。
とはいえ、「私だけ」にカスタマイズされたものである以上ヒットには結びつきにくいのです。
◉ユーザーが見てくれているのは、
面白いか、または役に立つコンテンツであり、広告なのかコンテンツなのかを明確に分けて考えてはいません。
<消費者の情報に対する態度>
欲しい情報を能動的に探すという時代は既に終わり、まとめサイトやニュースキュレーションサービス、そしてFacebookやtwitterなどのサーシャルサービス経由で受動的に情報に触れるのが誠意いっぱいという状況。
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SNSアカウントを運用し、オウンドメディアと連携させることでトラフィックを引き込む。
<動画>への回帰:
映像コンテンツへの回帰の理由は、動画視聴が最もストレスなく感情を伴って情報をインプットできる行為だったからではないでしょうか。
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コンテンツマーケティングの定義:
プロモーションしたい商品、サービス、ブランドがある企業・個人が、エンタテイメント性とエンゲージ率の高いオリジナルの情報を発信し、ターゲットのハートを掴むマーケティング手法
生活者が受動的・強制的に情報を受け取るコミュニケーション=アドから生活者が能動的・自発的にアプローチするコミュニケーション=コンテンツへ。
◉企業の情報発信に足りていないないのは、
「会社の魅力を抽出する能力」「読者を面白がらせる能力」
アメリカではジャーナリストが、CCO(チーフコンテンツオフィサー)としてむかえいれられている。
◉今も新聞が読まれている大きな理由はコンテンツよりも「毎日家まで届く」という習慣性になります。
◉誰かのわがままや強い初期衝動が真に面白いコンテンツを生む。
◉いい編集者は、普段から良質な情報・コンテンツにたくさん触れている人といえるでしょう。
たくさん本・雑誌を読み、たくさんウェブを見て、たくさん旅をして、たくさん面白い人に会う。僕は情報の魚河岸に常に足を運ぶことを意識しています。大きな書店もそうだし、また何らかの出来事が起きている場には才能のある人が集まっていますから、なるべく顔を出すようにしています。
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◉面白い者をつくるにはどうしたらいいか。
一つの答えとして、僕は「狂気と常識の間を行ったり来たりすること」が重要だと考えています。ある種くるったひととのコラボレーションしないと、すごいものはつくれません。
◉商品に関心を抱いてから購入に至るまでのユーザーの態度変容の各プロセス(カスタマージャーニー)に合わせたコンテンツを用意し、能動的に接してもらうことで自然に購入に向かわせる考え方。
◉コンテンツは継続して出していけば、会社の資産として蓄積されていきます。お客さまが自ら、能動的に必要とする情報を探しに来てくれる時代。ネット上に資産を蓄積していくことのブランディングに与える影響は大きい。
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