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たそがれオヤジのクタクタ山ある記

主に北関東の山を方向音痴で歩いています。山行計画の参考にされても責任は負いかねます。深慮せず軽く読み流してください。

井戸沢(ダム)右岸尾根から中倉山

2012年09月23日 | 足尾の山
◎2012年9月22日(土)

銅親水公園駐車場(7:00)……右岸尾根取り付き(7:20)……石塔(9:00)……中倉山(9:30~9:40)……沢入山手前撤退(10:15)……中倉山(10:45)……林道(11:30)……駐車場(12:15)

 ななころびさんが8月の中倉山山行で歩かれた尾根に興味がわいた。いろいろ調べると、井戸沢右岸尾根と呼ばれているらしい。足尾関連の観光ページには「井戸沢ダム右岸尾根」と記されている。数件の記録もアップされている。『自分だけの山を求めて!』氏のブログにも詳しい記録が残されていたので、かなり参考になった。ハイトス氏もまた、この尾根に強い関心をお持ちのようでもある。初めての中倉山でこんな尾根を歩くなんて、ななころびさんもすごいなと思ったが、残念なことに、ご自身は「井戸沢右岸尾根」を認識されずに歩かれていたようである。人のことはともかく、自分で実際に歩いてみることにしよう。いろいろと課題ができそうな尾根なので、いくつか添えることにした。先ずは井戸沢右岸尾根そのものの様子の確認。次は、井戸沢を挟んで見えるはずの石塔尾根の外観状況の把握。ことにキレット部にはかなりの興味がある。そして、足尾のRR氏が最近歩かれたという沢入山の南尾根を覗いてこよう。ハイトス氏には失礼ながら、先に歩かせていただくことにする。

(導水菅橋を渡る。正面は横場山)

(ここから、井戸沢右岸尾根に取り付いた)


 昨日は腰痛がひどく、つっかえたような歩き方をしていた。風呂上がりに湿布薬を貼り、朝起きても痛むようだったら、山はやめにするつもりでいたが、痛みは抜けていた。家を出るのがいつもより遅くなり、ここのところ現地で出会う散歩のオバチャンも、車の中からだった。今日はなぜかお一人散歩。お連れは、朝早く桐生にでも出かけたのか。親水公園の駐車場には車はなかった。天気は芳しくなく、曇っていて、遠くの山は見えない。気温は15℃。ついこの間までの暑さはウソのようだ。さて今日は、用心のためヘルメットを持参することにする。RR氏のコメントなんかを拝見すると、ザレ尾根のようで、ずっこけたらやばそうだ。最早、ワークマンで衝動買いした電工ヘルメットではない。それ用のものをアマゾンで購入した。ファッション性からしても、電工用はやはり格好が悪い。電工用は高木組にでも寄贈して、土工用として使ってもらうことにする。さて、出発。近道をしようと、導水菅橋を渡ったはいいが、昨日の雨で草葉は濡れ、橋に着くまでに、ズボンはびっしょりになってしまった。林道を20分ばかり歩き、左に井戸沢下流ダムを見て、井戸沢に到着。ななころびさんは、ここを「中久保沢出合」としているが、井戸沢の間違いではなかろうか。そして、一つ目のミラーのあるカーブから奥に入られたものと思われる。確かに、これでは、沢から尾根に上がる形になって大変だろう。尾根形をよく見ると、次のミラーのあるカーブまで末端が届いている。そこから上がることにする。

(トラロープがここまで延びていた)

(見づらいが、右岸尾根は左に曲がり、左岸尾根は中央から右に向かい、石塔尾根に合流する)

(こんなところも)

(石塔尾根の一角。その後、左岸尾根に隠れてしまう)


 ヤブを越えると、粘土質の砂礫の裸地になっていた。雨を含んだためか、これがなかなか滑る。傾斜はそれほどでもないが、いきなり、身体から汗が吹き出す。ワイヤーの残骸。解せないのは、先に、わりと新しいトラロープがずっと上まで続いていること。伝いロープだろうが、ここを歩くハイカーはまずいない。作業用のものだろうか。尾根は北方面から西方面へとカーブし、尾根の全容が見えてきた。蛇行し、ヤセで、ガレ場続きのようで嫌らしい。中倉山はあいにくのガスで見え隠れの状態。石塔尾根は、1016.8mの横場山から続く一部だけが見える。その間に、井戸沢左岸尾根が急傾斜で上に突き上げ、石塔尾根を隠している。あの左岸尾根に手ぶらで取り付くのはまずは無理だろう。しばらく進む。今のところ、尾根は緩やか。草付きが出てきたりもする。その通過の都度、ズボンもさらに濡れる。危うい感じのところもあるにはあるが、キレた右手・北側よりも、左手・南側を意識的に歩く。左手は、落ちても途中で木にひっかかって助かりそうだ。遠くから厳しく見えるところも、いざ近づくと、身体がすくむほどの険峻といったレベルではなく、注意を怠りない限りは、自分のような素人でも歩ける。

(石塔が遠くに見える)

(アップで)

(石塔尾根のキレット部。実際にはもっとはっきりと見えた)


 たまに、右側が崩れたところに出くわすが、危ういと思われる箇所はそれほど長くは続かなかった。それでも、ガレや岩場は多い。やがて草地になり、尾根もわずかばかり広がり出した。シカ骨らしきものが1本転がっていた。周囲を見渡したがそれだけ。熊か鳥でも運んだのだろう。しかし、この曇天、すっきりしないままに歩いているが、晴れていれば、絶景の素晴らしい眺めに浸りながら歩けたろうに残念だ。木々の葉も色付き、あと2週間もすれば見頃ではないだろうか。正面を見ると、石塔が雲の中に浮かんでいる。今、1130m付近。右手を見ると、左岸尾根が石塔尾根に吸収されつつある。ようやく石塔尾根の様相も分かるだろうか。灌木の林に入った。あれっ、こんなところに赤いヒモが垂れている。ここを歩く人も、それなりにいるのだろう。この灌木はすぐに抜け出したが、出口にも赤いテープが木に巻かれていた。

(そろそろ石塔尾根と合流。井戸沢右岸尾根を俯瞰する)

(こちら石塔尾根)


 ここからも石塔尾根のキレット部がやや下方向に見えた。なるほど、上から見るとああなのか。ここから覗く限りは、何とかなるかなというのが率直な感想。ただ、晴れた、風のない日限定だろう。また、現場が、どの程度のザレ具合か、ここからでは窺い知ることはできない。雪が付いていたり、強風では一命を落とすのは確実。両サイドがスパッと切れ、こちらの尾根のように、落ちて引っかかるようなものがない。大石がゴロゴロしはじめた。左を見ると、備前楯が見えるが、こちらもすっきりしない。上に行くに連れ、色付きが多くなる。さて、先ほどから、左手に尾根が2本見えている。手前には岩場が覗き、奥の尾根は下までなだらかに見える。あそこを本日の下りにしようか。

(備前楯と岩峰群)

(灌木の中の登り)

(石塔。ゴジラみたいな顔付きだ。高さは7~8mか)

(山頂は近い)

(三角点)

(この辺の紅葉は見頃まであとわずか)

(中倉山山頂)


 ちょっとした岩場を通過して、灌木帯の中に入る。これは長く、薄暗い。適当に踏み跡っぽいところを直進する。この灌木の中で、石塔尾根と合流するものと思われる。左から踏み跡が合流してきた。この風景、かすかに記憶がある。何十年前だろうか、初めて中倉山に登った時、どうやって行けばいいのかよく分からず、とにかく、上久保ダムの脇から尾根を目指した。その際、途中から作業道のような道に出くわし、それを辿ったら、今いるところに出たような気がする。このまま直進してもいいのだが、林の中は湿気でうっとうしいので、右の方に踏み跡を行ってみる。林から出られそうだ。やはり、そうだった。記憶のままだ。石塔に出た。ここから、石塔尾根(当時は名前も知らなかったが)を覗き込み、下りに使う予定をあきらめたものだった。それにしても大きな岩だ。しばらく、下を覗き込んで休む。その後、また灌木帯に戻る。もうここからはいつもの中倉山の歩きだ。岩屑が散りばめられた尾根を一登りして1499.5mの三角点。三角点は、山部氏山名板の前のササヤブの中に埋没している。少し登って中倉山に到着。ズボンはすっかりと濡れ、革靴も重くなっている。ハイカーがかなり入っているわりには、ヤブの中の踏み跡は頼りない。

(沢入山方面。前衛峰の先が見えない)

(前衛峰直下)

(見事なコントラスト)

(沢入山南尾根)

(このピークで戻る)


 天気がどうも持ちそうもない。というよりも、元々、上の天気は悪かったのではないのか。だが、せっかく、ここに来たからには、せめて沢入山までと欲も出る。往復1時間半か。意外にもあっけなく山頂に着いてしまっていた。ヘルメットをかぶることもなかった。ちょっと休憩して沢入山に向かう。ただ、雨の兆候が出てきたら、さっさと下ろう。肝心の沢入山は見えない。見えるのは前衛峰だけ。右手奥の大平山も見えない。松木側は白、仁田元側は緑。尾根を境にはっきりと分かれている。見慣れたコントラストだ。晴れていれば、アルプス的な光景なのだが、今日はさっぱり。振り返ると、中倉山もかすみ出した。ちょっとまずいかなと思ったが、前衛峰を越え、先に行く。どんどん近づいても、沢入山はさっぱり見えない。やがて、左に沢入山の南尾根がガスの中で姿を現した。観察する。決して、きつそうには見えない。問題なく歩けるかもしれない。ただ、尾根の末端に至るまで、仁田元沢の徒渉をしなくてはならない。RR氏からコメントをいただき、その後、ネットで調べもしたが、滝がいくつかあるじゃないの。それでなくとも、スリットダムを越えて、右岸尾根に取り付く際に渡った仁田元沢の水量は豊富で急であった。沢靴だけで歩けるとはとても思えない。へたすれば、泳ぐ始末じゃないのか。これは念頭から消し去った方が無難だ。さて、せめて沢入山の山頂までと思えど、振り返ると、中倉山が消えてしまった。最早これまでと、撤退を決めた途端に、上から雨がポツリ。本降りになる前に中倉山に戻っておこう。急いで下る。

(中倉山上空には黒い雲)

(下りも、尾根上を歩いているうちはなかなかいい雰囲気なのだが…)


 岩場も迂回し、中倉山に急いで戻ったが、雨は上がってしまった。しゃくにさわったが、もう、前衛峰すら、ガスがかかってしまっている。登りの際に下ろうと図った尾根は、おそらくは初めて歩く尾根だろう。見た目は緩やかではあったが、見えなかった部分で進退が極まっていたのではどうしようもない。一般道を下ることにする。この一般道、本当は大嫌いなルート。枯葉が多く、急で滑る。コンパスで林道に合わせただけで下る。後は無数のテープが導いてくれるはず。三角点の先で右に曲がり、尾根に乗る。そして、途中から尾根を離れる。テープが多いと、気になることができてしまう。赤いテープが多いと、他の色は無視して、これに頼るのだが、忽然と赤が消えて黄色だけになったりする。これだけで不安になってしまう。やがて赤がまた出てくるとほっとする。ジグザグ下りが続く。何回か滑って、手は泥だらけ。

(尾根を外れると、まったく面白みのないコースになってしまう)

(林道も、この辺は草ぼうぼう)


 おもしろくもない歩きをして林道に出る。また小降りの雨になっていた。もう、この南尾根経由のルートは使いたくないものだ。ことに尾根から外れてからの部分。一度、これに懲りて、南尾根を林道から直登したことがあったが、かなりのヤブで、さらにやばい岩場が待っていた。登り切るまで、バテバテになった。今日の井戸沢右岸尾根は、下りでも何とか使えそうだな。後は、登り途中から眺めた尾根。尾根末端を林道から眺めたが、ここも何とか登れそうだ。雨は相変わらずのポツリポツリ。なかなか本降りにならない陰気な雨だ。

(また、近道で戻るとする。橋の上はサルのフンだらけ)


 駐車場に戻る。車が3台。かなり汗をかいた。ズボンも濡れたまま。着替えをしたかったが、替え下着とズボンはあったが、シャツを忘れていた。そのままで戻る。今日の井戸沢右岸尾根、天気がぱっとしなかったため、どうもすっきりしない。眺望もいま一つだった。いずれやり直しになるだろう。

(本日の軌跡)

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図メッシュ(標高)を使用した」(承認番号 平23情使、 第832号)

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中倉山 (みー猫)
2012-09-23 17:01:21
こんにちわ。
今日は雨、土曜日に行っておくべきでしたぁ!・・・。でも、微妙な天気だったのですね。合い間をぬっての探索お疲れ様でした。中倉山方面ですが、未踏ですので、紅葉の状況含め興味深く拝見させていただきました。ななころびさんも歩かれてそろそろ沈静化?のころと思って狙っておりましたが、今後たそがれさんとばったり遭遇する機会もありやも知れませんね。まずは初心者ルートから入るべきでしょうかね。
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思い出しました・・・ (ななころび)
2012-09-23 18:08:33
こんばんは。私が一番の主要ルートと思って登ってしまった井戸沢右岸尾根、レポ中のやせ尾根の部分の写真等で鮮明に思い出させていただきました。登られた尾根や石塔尾根を俯瞰する写真の高度感の出し方参考になりました、今後チャレンジしてみます。(私の記事”中久保沢出合”は誤りですね、)
この山域、私には未踏の山だらけですし、尾根も縦横無尽いくらでも歩きつくせそうです。
今週私は天気にやられ山はオアズケになってしまいました。・・・
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みー猫さん (たそがれオヤジ)
2012-09-23 18:31:03
みー猫さんは、昨日は珍しくもお預けでしたか。
さて、中倉山の「初心者ルート」というのは聞いたことはありませんが、私が下りで使ったルートはテープ類が豊富で、ここがメジャーなコースかと思います。ただ、入口はテープもありますけど、分かりづらいですし、おもしろくない。あまりお薦めはしませんね。
みー猫さんなら、いきなりのキレットコースなんぞいかがですか。横場山直登からになりますけど。庚申山まで一気に行けるでしょうし、庚申山荘に泊まればハイトス氏ルートになります。
この中倉山、離れたところに作業道が結構ありましてね。それを追って行ったら、沢入山寄りのところにひょこっと出たこともあります。上の方はなかなか面白いですよ。
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ななころびさん (たそがれオヤジ)
2012-09-23 18:41:20
ななころびさんも雨でお流れでしたか。びしょ濡れになって風邪をひいているのではどうしようもありませんわ。
今回の中倉山はななころびさんのお歩きが引き金になりました。私の写真はともかく、ななころびさんの俯瞰写真に影響されました。石塔尾根は派手なうねりを見せ、その脇に、目立たず、そっとある尾根。それが井戸沢右岸尾根でしたね。
庚申山だけではなく、中倉山あたりにまで目を向ける方がいるということは、なぜか私にはうれしいものがあります。今度は、沢入山、オロ山にまで、ぜひ、足を向けてみてください。
それにしても、ななころびさんのブログではありませんが、庚申山の「素晴らしい紅葉」というものに、一度も出会ったことがありません。いつもタイミングを逃しています。今年は何とか見たいと思っているのですが、中倉山でまた課題が残ってしまい、参りました。
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井戸沢右岸尾根 (ハイトス)
2012-09-23 22:35:24
ぐずぐずしている内に先を越されちゃいましたね。
最近は中々単独行の機会が巡ってきません。
様子が良くわかりましたが、やはり難易度的には社山南東尾根と同じような雰囲気でしょうか。
そんなことを聞きながらも南東尾根も含めて自分の足で歩くのが楽しみな訳でして、止めておいた方が良いと言われない限りは行くのですが。
ついにメットも買いましたか・・今度一緒にM先輩に沢に連れてってもらいませんか?。
後はワラジがあればOKですよ。
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ハイトスさん (たそがれオヤジ)
2012-09-24 05:35:11
おはようございます。一人歩きできないもどかしさ、心中ご察し申し上げます。こうやって先行されると、がっかりにも似た気分になるものです。
難易度ということですけど、それほどのものではありませんよ。危険な感じのところは慎重にです。どこにでもありますから。少なからず、岩峰群歩きの方が危うい感じを受けました。
ついでに、南東尾根に関してですが、あそこはガレたところも回避できるし、特別な難しさはありません。ただ、後半の傾斜がつらいところです。
沢のご招待ありがとうございます。実は、簡単な沢くらいはこなせる程度にしておきたいと思い、沢靴は入手してあります。使った試しはまだありません。ただ、先輩やらハイトスさんに付き合うのはご迷惑をおかけするだけですから、現時点では遠慮しておきましょう。自己流で少しやってからということで。といっても、これからは水も冷たくなる時期だし、その機会もありませんね。
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~私を山に連れてって~ (新参者)
2012-09-25 19:20:04
南アルプスに思いを残しつつもまた日光(?)に戻って来ましたね。しかしたそがれオヤジさんはタフですね。縦走とはいかなくても北岳の3000m級の山を前週行って来たばかりですよね。頭が下がります。でもその若さのお陰で今週も私は楽しむ事が出来ましたが。天候がよく無かったので今週は諦めていたのですが、いいかたちに裏切られました。地図を見ると面白い位置にそびえてますね。分かりませんが、晴れていれば、庚申山、皇海山、大平山、半月山、前回の社山、ひょっとしたらその奥の男体山など一望出来るんでしょうか? 惜しむらくは今回の天候ですね。
山にも色んな顔があることがよくわかりました。中倉山は怖いです。ルートの話ですが写真を見ただけでも足が震えて来そうです。
ちょっと調べたら、足尾銅山による煙害を受けた山岳の1つなので松木渓谷側は急峻で山体崩壊も顕著とありました。写真が物語っていますし、何と言ってもたそがれオヤジさんがわざわざ購入したヘルメット持参ですからね。ちょっと頬が揺るんでしまいました。
最後にたそがれオヤジさんがゴジラに見えた石塔は何故か私には大魔人に見えてしょうがありません。言いたい放題の新参者でした。
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新参者さん (たそがれオヤジ)
2012-09-25 20:52:54
足繁くありがとうございます。
新参者さんにお楽しみいただきたく、無理を押して山を歩く今日この頃です(まともには受け止めないでください)。
意外にも、山にはお詳しいようじゃないですか。晴れた日なら、確かにみな見えますよ。何といっても、圧巻は見下ろす松木沢の光景ですよね。その昔、映画「人間の条件」だったかのロケ地に使われたとか。旧満州の荒涼とした風景に似ているのでしょう。
当日はだれにも行き会いませんでした。天気が良かったら、ゆっくりとくつろいで、景色も楽しめたのに、何とも残念です。
大魔神ですか。なるほどね。あのモデルは埴輪でしょうね。怒ると金剛力士像の顔になって。あの映画も、高田美和が出ていたのは覚えていますが、あと誰が出演していたのか、まったく記憶なしです。
さて、次回は、となりますが、台風18号の接近ですね。おそらく、やめておきます。と、現時点では申し上げておきましょうか。期待されるとプレッシャーもかかることだし。
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井戸沢右岸尾根 (足尾のRR)
2012-09-25 21:16:29
こんばんは。
足尾通いが続いてますね。足尾しか知らない自分には結構嬉しい事です。
さて、井戸沢右岸尾根上のトラロープですが動物観察の方が設置したようです。トラロープ最上段でたまにお会いする方が言っておりました。石塔尾根はキレット以外は井戸沢右岸尾根程度です。(ただし以外と長い)キレットは南側に10m程度降りれば渡る事ができます。井戸沢左岸尾根(石塔尾根上部から分かれる崖尾根でしょうか?)は一度下った事がありますが備前楯山の北東尾根程度しょうか。ただ両側の尾根が高い為あまり面白くはありませんでした。あと この付近は熊が多く(自分も数回目撃!)沢に降りてから結構ビビりました。南側の尾根(中久保沢の両側の尾根でしょうか?)昔迷いこんだ事がありますが南尾根に似た程度に以外と悪いザレ場があった様な?
仁田元沢は初心者クラスの沢です。沢靴で十分です。滝は簡単に越えられるか巻く事ができます。沢入山南尾根はあえて行く程の物でもないですね、唐松の暗い尾根です。ビューポイントもほとんどありませんでした。かえって仁田元沢を詰めて庚申山かオロ山を目指した方がいいかも。(自分は足尾の沢は何時もトレッキングシューズです。)
では次回の足尾のレポを楽しみにしております。
PS ゴジラの耳は自分が積んだケルンですね。
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足尾のRRさん (たそがれオヤジ)
2012-09-25 22:23:20
こんばんは。毎回、貴重なヒントをいただきありがとうございます。RRさんのアドバイスには、いつも、その気にさせられてしまう魔力があります。ヘタをすると、どんどんエスカレートしていく気配があって、冷静に斟酌しておかないと怖い結果になっちまいますよ。
やはり、石塔に耳を付けてゴジラにしちゃったのはRRさんでしたか。人工物だったものですから、行く先々でRRさんの足跡(手跡)があるし、前回のケルン同様に、もしかすればRRさんかなと思いましたが、まさにそうでしたか。その時は冗談半分で、RRさんのクリエートなのかなと思ったりしたのですが。しかし、あのゴジラ、どうやって登ったのですか?信じられませんよ。石を器用に投げて積んだわけじゃないでしょうに。登れる岩とは思ってもいませんでしたが、つかむ所がないんじゃないですか。
まぁ、何ともあきれるばかりです。
今回、いただいたコメントですが、石塔尾根のキレット部分、逃げ場がありそうなことを知り、少しは安心いたしました。10mですね。それ以上下れば熊のエジキということですね。それから、仁田元沢も沢靴で庚申山まで行けると、貴重な情報ありがとうございます。自分のレベルに合わせて分析してみます。きっと、ハイトス氏もRRさんのコメントは同様に分析されているでしょう。
今度、命があったら、また足尾の山をアップいたします。
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