電脳アニメパス

アニメ及び周辺文化に関する雑感

週刊アニメ定点観察 Vol.462 (4/4)

2005年10月13日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/10/09~05/10/09

◎交響詩篇エウレカセブン
 (第25話)
 行き倒れてたレントンを助けたウィルとかいうにーちゃん。親切だけどおしゃべりな人なんだけど、その同居人のマーサは絶望病ってか……
 大地の地殻変動を抑えるために打たれてるパイルバンカーを抜いてるウィル。なんか理由はよくわからんけど、自然に逆らわずに身の丈に見合った生活をしろってかい。 ま、よくある自然主義者の発想だけど、この世界は知らんけど現実世界の人口じゃ太陽エネルギーによる大地の実りだけで生きてける限界はとっくに越えてるからねぇ。それを実行するにはまず戦争か何かで人口を減らさないと……
 しかし、絶望病ってよくわからん病気だね。極度の自閉症で何一つ主体的な行動をしない上に、睡眠時無呼吸症候群の症状を併せ持ってるってかい。
 レントンを探しに出たのはいいけど、行く手をことごとく軍に阻まれてるホランド。せっかくチャールズから作戦のことを聞かされたレントンなのに、ぐずぐずしてるうちに完璧に手遅れになってるんじゃないのか? こまったガキだね。

◎ふたりはプリキュア Max Heart
 (第33話)
 なぎさの誕生日。気を利かせて藤Pと2人だけにしてやるほのかだけど……そりゃ気の利かせすぎ。
 自分の誕生日だからって藤Pを意識する必要は無いのに、異様に意識してるなぎさ。相手に見返りでも求めてる立場の人間のような態度だね。しかし、誕生日だからって何も告白する必要は無かろうに。
 だいたい、試合の前にいきなし告白されたら、藤Pだって困るだろ。いや、それが藤Pへの励ましになるって確信があるなら良いんだけどね。
 ま、結局は去年の同じく告白できず。進歩が無いね。ま、今回はほのかの余計な気の利かせようのおかげで不意打ちを食らったってとこだろうけど。でも、そうでもしないと進展が無いから、ほのかとしてももどかしいんだろうけどね。

◎雪の女王
 (第20話)
 ただの総集編ね。それにしては何か偏ってるというか、半年も無駄に時間を浪費させられた魔女のとこの話が入ってないし……

《おまけ》
◎帰ってきたウルトラマン(再)
 (第24話)
 宇宙から降ってきた小怪獣が生け捕りにされてMATの研究所に移送されたってのは良いけど、白黒のニュース映像って端折り過ぎ。
 怪獣で遊んでるガキ。電動のバラゴンって……昔はそんなもん売ってたんかい。
 ガキたちの目の前で怪獣を抹殺してるMAT……おいおい、研究するんじゃなかったのか?
 怪獣の破片を持ち帰って壁に貼り付けてるガキ。なんか壁に同化して怪獣の形を取り始めたけど……ガキの言う通りに強化してるって、まるでガバドンみたいな怪獣だな。
 大村千吉のマンションの管理人のおっさんがなんか怪獣よりも怖いけど、だからってマンションを壊してくれってメチャクチャなガキだな。マンション壊れたらおまいはどこに住むつもりなんだ?
 MATの攻撃で暴れだした怪獣にマンション中が避難してるのに、自分だけ怪獣にこだわって中に戻ってるって、ろくでもないガキだな。こんなガキ、見殺しにしても誰も文句は言わんだろ。
 ウルトラマンにやられて骨になるキングストロンだけど、マット画合成かいっ。骨の模型作る予算が無かったのか……
 しかし、このガキ、なんで怪獣の弱点なんか知ってたんだ? とてもそこまで考えて設定を作ってたとは思えんし、怪獣だって言うがままに弱点なんぞ作らないだろうに。
 マンションからガキを助け出してた伊吹隊長だけど、この辺りは前の加藤隊長よりアクティブな感じだね。
 それにしても、まだローンが山ほど残ってたマンションが壊れたけど、こいつらどうやって生活していくんだろうね。ま、今の災害保険じゃ地震等と同じ天災扱いで保険金は下りないだろうけど、この世界には怪獣災害保険でもあるかも知れないけど、さすがに自分とこから怪獣出してたら保険金も下りないだろうし、逆に他の被害者から賠償金を請求されて当然だからねぇ。考えただけでも悲惨な未来が待ってるな。

◎ウルトラマンマックス
 (第15話)
 画家を目指していて目が見えなくなったから音楽家に転向しようとしてる女の子。いや、楽譜が読めないのに音楽家になるのは至難の道だと思うぞ。
 突然出現した謎の物体。わけのわからんものは焼き払えとばかりにDASHが攻撃したら、それと同じ武器を使って反撃する怪獣に変化してるって凶悪だね。
 公会堂を残しても周囲が壊滅状態だったら演奏会は開催できないと思うぞ>ミズキ。
 公会堂を守りに現れたマックスだけど、そのマックスの力も怪獣の力になってしまって歯が立たず、逃げ去ってるって無様だね。
 敵がいなくなり、周囲を焼き尽くす怪獣、イフ。もう演奏会も出来ないのかと悲嘆してる女の子。しかし、目の見えない女の子がそんな燃え盛る町の中に入っていけるか?
 ピッコロを持って怪獣を説得してる女の子。その音波攻撃の前に、イフは対抗して楽器を持った天使に変身してるってか。
 最初にイフに攻撃を加えるというDASHがバカなことをしたおかげで人類の滅亡が決定したようなものだったけど、女の子が起こした奇跡によって救われたってかい。本当に使い物にならない組織だな<DASH。
 しかし、女の子を車に乗せたままイフを宇宙に誘き出してるマックスだけど、その車、気密性能は大丈夫なのか? それに大気圏を出たら音は伝わらないだろ。で、宇宙に誘い出したイフは結局どうしたんだ? また地球に戻ってきたんじゃダメだし……ま、女の子をどこかの星に置き去りにしてイフを留めておくってのが妥当なところか。

◎牙狼(GARO)(新)
 (第1話)
 見覚えのない木箱に入っていた絵から、画廊のオーナーに取り付いたクリーチャーか何か……ホラーとか言ってるみたいね。
 女ばかり食うホラーはいいんだけど……その相手を吸い取ってるような映像、なんかトラウマになりそうだな。いや、いわゆるスプラッターみたいに血にまみれた人肉を食うとか言う描写よりはマシかも知れないけど。
 で、次に展覧会の画家のねーちゃんに手を付けようとしてるホラーだけど、そこにやってきた魔戒騎士のにーちゃんに退治されるという、お約束のパターン。ま、それはいいんだけど、最後でにーちゃんがキンキラに変身して一気に作品の雰囲気ぶち壊し。ここまでは結構良く出来たホラー作品だったんだけど、急にガキ向け特撮の要素が入ってきたって感じ。雨宮慶太じゃ仕方がないか……
 魔戒騎士のにーちゃんに逃げろと言われてたのに、影から見てた画家のねーちゃん。最後に倒されたホラーの返り血を浴びてるけど……返り血を浴びた者は殺さなくてはならないって、そいつがまたホラーになってしまうって話か?
 ……と思ったら、ホラーの血の匂いが他のホラーを呼び集めるから、そいつの周辺に災厄が頻発するって話か。それを逆手にとってホラー狩りの餌にしようと言ってるんだけど……ま、単に殺せなかった言い訳だな。

◎仮面ライダー響鬼
 (第35話)
 引き続きトドロキと日菜佳の恋愛問題だけど、鬼のように女性を愛してきたって……あんたもそのノリかいっ!>ザンキ。
 で、今度は香須実が別の男と付き合ってるのを見てショックを受けてるイブキ。いい加減にしろよ。
 童子をいじめてる凶悪な姫……で、分裂してる魔化魍はなんかゴキブリみたいだけど、『剣』の最終回に出てきてたやつらの再利用みたいだな。もうダメだな、この番組。
 モッチーと桐矢の件は誤解だったってよくある話だけど、どう考えてもそうは見えないんだけど……
 あきらがイブキの弟子だと知って、今度はあきらを尾行してる桐矢。もう完全にストーカー同然の行為だからやめとかないと新聞ネタだぞ。


週刊アニメ定点観察 Vol.462 (3/4)

2005年10月13日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/10/07~05/10/08

◎ケロロ軍曹
 (第79話)
 運動会の季節は憂鬱な冬樹。間違ってリレーのメンバーに立候補してしまい、おまけに桃華の推薦でアンカーにまでなってしまって、もうお終い状態ね。
 特訓を始めた冬樹。ケロロたちはどうでもいいとして、こいつ、そもそも走り方が全然なってないね。それで速く走ろうと言う方が無理だね。ま、ギロロというまともなコーチがいて助かったってところか。
 それでも、所詮は付け焼刃でうまく行くわけないってオチかと思ったら……ほかのメンバーが速くてよかったね。

 いつもギロロのテントにやってきてる猫……夏美の写真を風で飛ばされて落ち込んでるギロロの代わりに夏美の写真を調達しようとしてるけど……う~ん、ポラロイドカメラで写すというストレートに現物を調達する結末とは思わなかった。普通はどこかすでにある写真を取って来るってところだろうけど……ま、最近はデジカメの時代だし、意外と写真なんてなかったりするものだからねぇ。

◎アニメ魂
 ToHeart2(新)
 (第1話)
 屋上に駆け上がってきた柚原このみ……まさか、千堂和樹の女装じゃないだろうな。(おい)
 卒業式の後、河野貴明と待ち合わせしてるのは良いけど、一緒にいた2人とはそれっきり。吉岡千恵、山田みちるとか言ってたけど、こいつら高校は別ってことはもう出番なしかい。
 貴明と一緒に校舎を回るこのみだけど……階段の手すりを歩くのはやめろよ。
 玄関の中まで入っておいて、食事を食っていく食っていかないもないだろ。ま、家族同然の人間だということはわかるけど……
 貴明に起こされてるこのみ……浩之とあかりの関係とは逆だな。
 1人暮らしの貴明のために腕によりをかけるとか言ってたから料理は得意なのかと思ったら……ニンジンの皮すら剥き方がたどたどしいって、大丈夫か? ま、カレーは既製のルーを使ってれば味付けに間違いは無いだろうけど……
 しかし、両親が不在だからって1人暮らしの貴明の家に泊まらせるか? ま、兄妹みたいなものだといえばそうなんだろうけど……
 女の子が泊まりに来たら待ってましたとばかりにホラー映画を見てる貴明。いや、まぁ昔からそうやってこのみをいじめてたんだろうけど、で、怖がったこのみは1人で寝られずに貴明と一緒のベッドで……
 いや、互いに小学生のガキとかだったらともかく、高校生ぐらいの年頃同士じゃ、くっつかずに並んで寝るのって無理だろ。それともおまいのはダブルベッドか?>貴明。それに、いくら兄妹同然の幼馴染でも意識しないはずは無いと思うんだけど……すでに他の女とやりまくっててガキには興味ないとか、とっくにこのみとは出来ててやり飽きてるとか、どっちかなんだろうね。
 ま、現実問題として朝起きたらどうなってたかとか言うのに興味を覚えるけど……
 ぶかぶかの制服着て入学式早々遅刻ギリギリで走ってるこのみ。この制服でぶかぶかというとマルチを思い出すけど……今は来栖川エレクトロニクスの研究所でAIの自己停止で眠ってる最中だな。
 しかし、前作のTVシリーズ(無印の方)はあかりメインとはいえ、あくまで浩之の視点で物語が進んでたのに、今回はあくまでこのみの視点で描いていくつもりなのか?

◎絶対少年
 (第20話)
 学校サボってマテリアルフェアリー調査に協力しようと言ってるマッキーにちゃんと学校に行けと言ってる須賀原晶。一応は良識ぶった大人のつもりなのね。しかし、こいつ、寒色系のブンちゃんにマテリアルイーブルとか無神経なレッテル付けしてるし、歩にはブンちゃんのことは自分の責任じゃないから心配しても無駄だと(励ましてるんじゃなく)突き放してるし、所詮は無責任なマスコミ発想しかしてないんだな。
 ブンちゃんのことで成基に協力を断られたマッキーが訪ねた須賀原晶の部屋だけど……壮絶だねぇ。しかし、散らかってる(どころのレベルじゃないけど)のはともかく、下着を干してる部屋に他人を入れるか? いや、相手がガキだから半分からかってるのかも知れんけど。
 ま、須賀原の部屋に干してあったパンツは良いけど、その後で希紗を訪ねて会えずに帰ろうとしてたマッキーが出くわした理絵子。立ち去ろうとしたときにパンツが見えてるんだけど、良いのか?>NHK。
 何気に重要なポジションを占めてる深山姉妹。ま、美玖はもう出て来ないし、美紀は声だけで接触あるのは歩と美佳と、おまけで須賀原晶くらいだけど……
 それにしても、希紗の引きこもりも重症だね。そのうち絶望病になるぞ。

◎今日から(マ)王!
 (第62話)
 ギュンターを人質にとって帰れと迫るボブについに有利の怒りが炸裂。魔王VS魔王の全面対決になってるけど……なんか有利の方が余裕な感じ。で、ついにボブに止めを刺そうとしたけど、その前に立ちはだかってる勝利。いや、別に有利の魔王だってボブの命まで取ったりはしないだろ。
 結局、ボブは有利の力を試してたってよくある話だけど……地球の魔族って眞魔国から箱を隔離しにやってきた魔族の子孫で、代々箱を守って来たってか。
 ま、箱が眞魔国にあってはならないから管理してきたってのはわかるんだけど、それじゃベラールを操ってた存在とかはいったいなんだったんだ? 4番目の箱とは直接関係ないのか?
 しかし、4番目の箱「鏡の水底」も結局は地球土産の入れ物にされてしまうのね。
 風呂じゃ箱が入らないからって子供用のビニールのプールを持ち出して来てるんだけど、あれもそんなに大きいものじゃないから本当は入らないんじゃないのか?

◎ふしぎ星の☆ふたご姫
 (第28話)
 おいおい、いきなし最高レベルのプリンセスにまでレベルアップしていいのか? これじゃキャメロットの苦労が報われないぞ。
 ブーモと一緒に去ってしまったブライト。探し回っても見付からないアルテッサは思わずイヤイヤダンスを踊り掛けてるけど……
 晴雨姉妹に追い詰められて逃げてるブーモだけど、ブライトの部屋に逃げたらアルテッサに鉢合わせで本に挟まれてぺったんこ。その後もアルテッサに踏まれたり、ブライトに踏まれたり、晴雨姉妹の空けた扉の下敷きになったり……なんかさんざんだね。
 結局、ブライトは闇にとらわれたまま逃げ去ってるけど……いったいいつまで引っ張る気だ? ま、闇の手先に成り下がってるとはいえたいしたこと出来るやつではないから、どうせすぐに戻るとは思うけど……

◎ウルトラマニアック
 (第19話)
 校長に付いて人間界にやって来た仁菜とこのジジイだけど、なんか亜由に嫌がらせばっかりしてるって、恨みでもあるのか?
 しかし、校門直前での遅刻や英語の宿題はともかく、カレーをぶっ掛けるのはやりすぎだろ。ジジイの話では仁菜がプリンセスになるためには亜由は邪魔だって話だけど……
 架地に化けて仁菜と亜由を仲違いさせようと画策してるジジイだけど、亜由には簡単に見破られてるって……所詮、小手先の魔法の小細工で人を信じる心を欺くことはできないって話だな。
 ま、ジジイが仁菜と亜由を引き離そうとしたのは、いずれプリンセスになる時に仁菜は亜由と別れなくてはならなくなるんだけど、その時になって仁菜の決心が鈍ってプリンセスになるのをやめたり、そうでなくても辛い別れになることを危惧してのことなんだろうね。前に由多が、仁菜がホーリーストーンを集めたら会えなくなるようなことを言ってたけど、同じマジックキングダムの由多でさえ会えないんじゃ、人間界の亜由とは永遠の別れってことみたいだからねぇ。

◎BLOOD+(新)
 (第1話)
 ある戦場の光景。刀を持って殺しまくる少女。最初は怪物だけ斬ってるのかと思ったら住民も皆殺し……陰惨だね。
 炎天下で高飛びしてる短パン少女。それを監視してる謎の外人たち。上空を飛び交う軍用機……沖縄の光景かい。
 1年以上前のことは記憶に残ってないという小夜。バイクで迎えに来たカイとかいうにーちゃんの父親に引き取られて、今は家族として生活してるみたいだけど……
 シューズを忘れて学校に取りに戻る小夜だけど……長髪の怪しい男と出くわしたと思ったら、当直の先生が化け物に殺されてさあ大変。逃げ惑う小夜を助けたのはさっきの怪しい男だけど、男はいきなし自分の血を小夜に飲ませようとしてるって……それがヴァンパイアとして覚醒させる儀式ってか。
 しかし、「ファーストキス」ってサブタイトルが付いてるから何かと思ったら……こんなのカウントされたら、普通の女の子は泣くぞ。
 小夜って冒頭の戦場で、小屋の中で惨劇を目撃してた小さい女の子だったってか。しかし、あの光景はどうみてもベトナムって感じなんだけど、現在の時代設定はあくまで現代……年齢から考えたら思い当たるようなとこはないし……ヴァンパイアは成長遅いってかい……というか、普通は成長しないだろ。
 一見普通の生活をしていた少女がヴァンパイアとして覚醒するってのは『吸血姫美夕』でもあったけど、あっちは全体的に耽美な感じだったのに、こっちは生々しいね。

◎ツバサ・クロニクル
 (第25話)
 イの一の鬼って、結局はヴァーチャル世界・桜都国をデザインした人間がゲームマスターをやってたって話しかい。で、永遠の命を与えられるって話も所詮はヴァーチャル世界での話ってことで、星史郎の目論見は完全に外してたって話ね。
 自分が探してるものでは無いことを知った星史郎はこの世界から去っていくんだけど……サクラの羽根を持ち逃げとは酷いやつだな。おまけに力の残留によって暴れる鬼は残されたまま……凶悪ね。
 で、鬼と戦ってる小狼たち……は良いんだけど、龍王たちとか譲刃たちって、こいつら所詮は現実世界では遊園地に遊びに来ただけのガキだろ。実体化した鬼とまともに戦えるのか?……と思ったけど、こいつら桜都国にいたまま現実世界に戻ってきたというより、鬼と一緒にバーチャルの姿を実体化させられたって存在だから、元の鬼狩りの時と同じように戦えるのか?
 ま、羽根の力の残留が消えて鬼がいなくなったら、こいつらの力も無くなるんだろうけどね。で、戦いの最中に小狼たちはまた次の世界にご出発ってか。
 しかし、ファイと小狼とサクラは桜都国で死んで現実世界に戻ってきた後だから良いんだけど、黒鋼って桜都国の実体化で戻ってきただけだろ。そのままで他の世界に行ってしまっていいのか?

◎格闘美神 武龍
 (第2話)
 スポーツ新聞のにーちゃんはどーでもいいとして、前回華々しく挑戦状が公開されてたのに全然そんな感じのない平穏な日常というのが意外。ま、主催者側からすればまず他の挑戦者を釣り出すためにエントリを公開したってことなんだろうけど……いや、実際、エントリして来たけど無名でよくわからんねーちゃんだから放置してるだけかも知れんけどね。
 いきなしジジイにヤクザの事務所に連れて行かれて、実戦で修行しろと言われてる蘭。しかし、ヤクザなんか端っから相手じゃないって感じだけど……飛び道具出してきたらどうするつもりだったんだ?
 ま、相手が出してきたのが日本刀だけだったんだけど……それを武器は反則だと言ってるジジイ。いきなしヤクザの事務所に殴りこみかけてて、何を寝ぼけたこと言ってるんじゃい。
 その日本刀を真剣白刃取りしようとしてる蘭。さすがに毛家居合拳は違うね……と思ったら、慌ててるジジイ。蘭は刃を掴めず……と思ったら、相手が引っ込めたのね。しかし、師匠のジジイがあれは作り物の世界の話だと言ってるのに、確かに出来る自信はあったっていう蘭。飛んでるハエを箸で掴んでるけど……汚いからやめんかい。

◎CLUSTER EDGE(新)
 (第1話)
 何か休戦協定をしてるけど……人造兵の製造施設って、ようするに人工生命体を使って戦争してたってかい。
 客室が何かものすごく大きな列車で、全然揺れてないんだけど、この世界は鉄道が発達した世界なのか? いや、外観見た限りでは普通の大きさの列車なんだけど……単に作画スタッフのスケール感覚の問題か。
 貨物切符で食堂車に入ろうとして追い返されてるアゲートとかいうガキ。軍に線路が塞がれて列車が止まったと思ったら積荷の飛行機で飛び出してるけど……無防備の民間機で戦闘状態に乱入するってメチャクチャ過ぎ。だいたい、何で飛び出していったんだ?
 何か意味のわからんことしてるし、野郎しか出て来ないみたいだから、あんまし見る意味ないかねぇ。

◎銀盤カレイドスコープ(新)
 (第1話)
 モントリオールのフィギュアスケートの大会に挑む桜野タズサ。大きな口を叩いておいて、壮絶にこけるかいっ! しかし、何か墜落したセスナ機とシンクロしてるみたいだけど……たんにイメージ映像ってわけじゃないわな。
 しかし、タカビーすぎて笑顔が無いのが致命的欠点って……終わってるな。しかし、日本の出場枠を1つに減らした前回の失敗って、それでよくまだ生き残ってるものだね。
 いきなし聞こえてきた幻聴。おかげで職員室に呼び出されて叱られてるタズサ、災難だね。
 声の主はピート・パンプス……タズサに憑依したカナダ人の霊みたいだけど、まさか、あの墜落したセスナ機のパイロットとか言うんじゃないだろうな。
 しかし、肉体の感覚を共有してるからって言って、頭を打ち付けたり、熱い風呂に入ったり、挙句の果てにタバスコをがぶ飲みしてカナダ人を痛めつけて追い出そうとしてるけど……すべて自分に降りかかるってこと忘れてないか?
「おはよう、新しい朝」
 朝になってカナダ人がいなくなったと思ったタズサ。なんか南の島のナディア並みの豹変ぶりだな。でも、現実は甘くなかったみたいだけど……
 しかし、なかなか川澄綾子を堪能させてくれるキャラだね。『サムライチャンプルー』の風の何倍も吹っ飛んでるぞ。

◎灼眼のシャナ(新)
 (第1話)
 いきなし死んだ主人公の回想から始まってる物語……なんか壮絶だね。
 何気ない日常の町。いきなし周囲の時間が止まり、魂を喰らいまくる化け物たち……なぜか一人動ける悠二をミステスだと言って捕らえようとしてるけど……そこを助けた赤い髪の少女。
 巨大なガキみたいな化け物は消えたと思ったら、悠二の背後から襲い掛かって来る女。その女を叩き斬ろうとしてる少女の前にとっさに立ちはだかってる悠二……おめでたいやつだな。そんな悠二に躊躇せず、悠二の肩ごと女を斬ってる少女。凶悪だね。
 で、残りの敵をやっつけたら、なんかまだ生きてて、助けを求めて喚いてる悠二……これだけ情けない主人公も初めてだな。
 そんな悠二を物扱いしてる少女。人間ならとっくに死んでるって……残酷だね。パニクってる悠二を治してやると、今度は魂を食われた人々に魂みたいなのを入れて、なんか魔法の一振りで壊れた町も元通り。途端に何事も無かったかのように日常世界が戻ってるけど……
 悠二が声を掛けた平井ゆかりは無表情で反応なし。その背中に魂みたいなのが揺らめいてるのが見えるけど……振り返れば周囲の人々にも同じ光景。魔方陣の縁で扱けてた男の子はいきなし崩壊して消滅してるけど、母親は気付かない様子……
 要するに魂を抜かれた人間はもう死んでしまって甦えらせることは出来ないけど、一瞬で大量の人間が消え去ったら大変だからって、魂の代わりを入れて消え去る時期を調整してるってかい。そして、悠二の胸にも同じものが……
 ま、悠二はミステスとかいう特別なものみたいだから、すぐに消え去ったりはしないだろうけど、なんか平井さんはダメみたいね。
 ま、赤い髪の少女はフレイムヘイズとか呼ばれてて、魂を喰らいまくってた連中の天敵みたいだけど、結局、その戦いが物語のメインってか? しかし、いきなし主人公を「お前はもう死んでいる」状態にしてしまって、いったいどんな話になるんだ?

週刊アニメ定点観察 Vol.462 (2/4)

2005年10月13日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/10/05~05/10/06

◎フルメタル・パニック!The Second Raid
 (第11話)
 任務放棄で香港を放浪中の宗介。町で買い物しようとしたらみんな避難の最中。南北中国の開戦で戦場になるって話か。
 射殺死体を発見した操作部隊の報告で暗号みたいなものを解読してたら、なんかゲリラ時代の宗介に関わることだったみたいで連絡を取ろうとしたテッサだけど……まだ宗介の任務放棄は知らなかったみたいね。
 かなめそっくりの娼婦に出会ってる宗介。誘われるままにふらふら付いて行くんだけど……やるならやるで最後までやれよ。ま、商売女に手を出すほど零落れてはないってところか。
 結局、時間切れで捜索は終了。南北両軍がぶつかり合う中でASによる作戦強行ってシナリオになってしまったみたいだけど、アーバレスト抜きってのは痛いね。
 一方、宗介は新聞に書かれた謎のメッセージを目にしてるけど……

◎涼風
 (第14話)
 その場の勢いで萌果と付き合うことになった大和。優柔不断で流されてるだけって気がしないでもないけど、ま、悪くはないと思うよ。そのままずっと萌果と付き合い続けるんならね。
 それを目撃していた美紀。涼風に伝えようかどうしようかと悩んでるけど、意外と恋愛に関しては晩生なタイプみたいね。で、それを知った涼風は大和の前では平然としてるけど、夜寝られないとは相当にショックだったみたいね。
 そりゃ大和が自分のこと好きなのを知ってながらさんざん振っておいて、自分か相手にされなくなったらショックだって……ツンデレお嬢様でも気取ってたのか?
 最終日は移動日で練習は無かったみたいだけど、それでいて広島の街中をお好み焼き屋探してたぐらいで乗ったのが最終19時30分発の《のぞみ》って、なんか異様に時間食ってるんだけど、合宿場所って広島の市街地からはずっと離れた山奥だったのか?
 しかし、新幹線に乗り遅れるって、いまどき誰もやらんだろ。現在の時刻表調べたら、19時33分発が最終の《のぞみ》なんだけど、この列車、博多始発で広島の停車は1分だけ。そんな列車でいったん座席についてからジュースを買いに降りたりするか? しかも、ホームの売店とかならまだしも、ホームを降りたとこまで買いに行ってるし……もうアホ過ぎて何も言えんね。

◎ARIA The ANIMATION(新)
 (第1話)
「恥ずかしいセリフ、禁止!」
 これがそういうノリの作品かい。
 舞台はアクアという星のネオベネチアという町みたいだけど……地球からは遠いのか? 主人公の水無灯里はウンディーネを夢見てこの星に来たみたいだけど、ウンディーネって何じゃい? 水の妖精ってわけじゃないよな。まさか、ゴンドラ漕ぎのことをこの星ではそう呼ぶのか?
 灯里が練習をするゴンドラに密航してた謎の女の子、アイ。ま、要するにタダの無賃乗船だけど、友達で済ますか? で、途中で出会って付き合わされてる藍華も大変ね。
 流された社長を救出するのに急ぐのは良いけど、灯里には奥の手があるって……ボートと同じ逆漕ぎってか。マンホームにはゴンドラの先生はいなかったのか?
 どうでもいいけど、なんか変な生物が社長してるのは、この星の原住生物なのか?

 なんか、何かありそうで何もないほんわかした日常が続く作品って感じかなぁ。ま、心洗われるような印象だね。

◎こてんこてんこ(新)
 (第1話)
 パス。

◎冒険王ビィト エクセリオン(新)
 (第1話)
 パス。

◎トリニティ・ブラッド
 (第21話)
 アルビオンのメトセラの反乱……裏で糸引いてたのはディートリッヒってかい。こいつもあちこちと忙しいやつだね。
 メトセラのガキに拾われた教皇。弱ったウサギを祝福したお礼に秘密の場所に案内されてるけど……そこは地下に築かれたロケット基地ってかい。しかし、反乱軍のねーちゃんにあっさり捕まってるってか。
 レオンの道案内をしてるガキたち……知り合いかと思ったら、以前の妖精事件の時のガキたちだな。こいつら船で島から逃げて、結局はアルビオンに逃げ込んでたのか。確かにここなら教皇庁の目が届かない場所だからね。新人類帝国に逃げ込むって手もあったはずなんだけど……
 ディートリッヒに捕まっていてなんかよくわからん刺客に襲われたエステルだけど、ナイトロードに助けられてるとは毎度のことかい。
 ナイトロードに地上へのエレベーターに乗せられてるエステルだけど、このままおとなしく引っ込むのかねぇ。教皇のことだけならナイトロードに従うだろうけど、ディートリッヒには因縁があるからなぁ。

◎SHUFFLE!!
 (第12話)
 夏休みの最終日に宿題と格闘してる稟とシア。ネリネは大丈夫みたいだけど……しかし、わざわざ電話でお仲間であることを確認されてる麻弓って……しかし、小学生でもあるまいに2学期の初日に宿題全部提出ってわけでもなかろうに。とりあえず美術の授業は当分は無いだろ……というのは宿題放棄の達人の弁ね。
 庭に水を撒いてて異常をきたしてるプリムラ。なんか一瞬凍ったように見えたんだけど……
 なんかアイキャッチがやらしいぞ。
 熱を出して倒れてるプリムラ。体温50度って、人間ならとっくに死んでるぞ。どうすれば良いかネリネやシアに訊く稟だけど、2人は黙ったまま。魔王のおっさんの話では、プリムラは魔法科学で生み出された人工生命体だってかい。
 ユグドラシル計画……神界と魔界が協力して研究していた生命に関する実験体だってかい。そのためにプリムラの体には莫大な量の魔力が溜め込まれてて、その暴走が病気の原因だってか。
 目を覚ましたプリムラ。傍らのネコの縫いぐるみ、古い方は綿が出たままかい。
 そのプリムラに魔界に帰れと言う稟。魔界の元いた施設に戻さないとどうすることも出来ないって話だけど……それを拒絶するプリムラ。
 もう大事な人を失いたくないというネリネにいったい何があったのかよくわからんのだけど……再び頭を下げて懇願する稟に、それを承諾するプリムラ。しかし、施設に戻ったプリムラの診察結果はもう人間界には戻れないって話か……

◎苺ましまろ
 (第9話)
 枯葉が足りなくて焼き芋には程遠い状態なのに、あくまで拘ってる美羽が好きだね。
 美羽に指摘されて太ったことを気にしてる千佳。体重を量ったのは良いけど、それを美羽に見られてさぁ大変。一度握ったネタはとことんしゃぶり尽くすやつだからねぇ。
 千佳が悩んでるのを知って運動に連れ出す伸恵だけど……いちいち全員集合って、こいつらもご苦労さんだね。何か茉莉がとことん惨めな感じだけど……
 しかし、出会い頭のデッドボールって……伸恵って実は千佳に相当恨み買ってるみたいね。
 それにしても、小学生が体重気にしてどうする。いや、確かに小学生でも肥満体質のどうにもならんガキがいるけど、体重なんかより体型で考えろよ。
 しかし、千佳が読んでたダイエットの本、伸恵のみたいだけど……こっちは普段自堕落な生活やってるやつだからシビアだろうね。

◎ガラスの仮面
 (第27話)
 正体がばれた乙部だけど、ただの家出少女と言い逃れて難を逃れてるかい。なんかもろにマヤを潰しに近付いてきたみたいだけど……
 一方、マヤに嫌がらせしてた里美の親衛隊の連中だけど、速水に名前も住所も突き止められて脅されたらこいつらもこれ以上は手を出せんだろうね。
 マヤのマンションにやってきて公演のチケットを渡そうとした元劇団月影の仲間たちだけど、マヤには会えず、電話は無言で切られ、手紙はゴミ箱に捨てられてたという光景を見て怒って帰ってるんだけど……全部秘書のねーちゃんの仕業ってかい。ま、ある意味、マヤが月影の元にやってきた時に月影が母親とのつながりを絶ってしまったのと同じなんだろうけど……
 その母親は監禁先の療養所でマヤが女優として成功したことを知って抜け出してるんだけど……目が見えないからって途中で何度も車に撥ねられまくってて、大丈夫なのかと思ったら、マヤの映画の声を聴きながら死んだって……悲惨ね。
 ずいぶん長い間、会ってないって感じだけど、劇団月影に入ったのが中3の頃で、今は高1のはずだから長くても2年ぐらいだと思うけど……
 秘書のねーちゃんが速水を責めてるとこみたら、このねーちゃんは母親の監禁は知らなかったのか……ま、母親が死んだのは速水の責任ってのは確かにあるだろうけど、この母親も自分の体のことを考えずに無茶してるのが原因で、そもそも最初にちゃんとサナトリウムに行ってたらこういう事態にはならなかっただろうに。それに、マヤと母親を引き裂いた大本の責任者は月影だろ。
 それでも秘書のねーちゃんの励ましで何とか立ち直ろうとしたマヤだけど、この事件を利用した乙部の陰謀の術中にはまってしまった感じね。マヤに舞台をボイコットさせ、自分が後釜に座ろうって魂胆か?

◎ぺとぺとさん(終)
 (第13話)
 妹映画特集ってどんなんじゃい。
 ずっと化けダニ退治に掛かりっきりの赤沢清美……金になる仕事じゃないだろうに、暇なのか。
 せっかくの秘密大作戦なのに、土壇場になってくぐるが妹特権を使ってシンゴに夏休みの宿題を押し付けてしまってパーってかい。さすがに最初から素直に乗る気は無かったってか。
 で、ぺと子との修羅場でどう決着つけるのかと思ったら……そこで化けダニの襲来ってかい。
 なんで化けダニがぺと子に狙いを定めたのか、それもこのタイミングで襲ってきたのか良くわからんけど……ぺと子は小さい頃の不幸な記憶に閉じこもって生きてきて、その枠から踏み出して自分の幸せを掴もうとしてこなかったんだな。それで、本来ガードとなるべき幸せな記憶に欠落していて化けダニに狙われやすい体質だったんだけど、辛うじて近寄らなければ大丈夫って状態だったわけか。それがシンゴとの別れという新たな不幸の記憶が生まれることで飽和状態を越えてしまい、化けダニを引き寄せる状態になったってところか。
 しかし、化けダニに憑かれたらいったいどこに連れて行かれるんだ?

◎攻殻機動隊SAC 2ndGIG
 (第24話)
 哨戒機落とされたくらいでECMが効かなくなるとは、自衛軍の包囲網もかなり杜撰だね。ま、おかげで9課の連絡網は回復したみたいだけど……それも束の間、イージス艦のミサイルによる出島空爆でやられてる草薙……災難ね。
 バトーたちを追ってたレンジャー部隊だけど、バトーがレンジャー出身だと知ったら話を聞く気になってるって、こういうところは仲間意識だけは絶対なのか?
 久瀬の革命とはゴーストとネットとの融合って、そりゃ劇場版『THE GOHST SHELL 攻殻機動隊』のラストで草薙が向かった先、『イノセンス』での草薙の存在みたいなものなのか?
 軟禁中の茅葺総理を救出した荒巻とトグサだけど、この状況で米帝とホットラインをつないで原潜の核攻撃を阻止できるのか? だいたいハッキングで回線を繋げられるようなホットラインってなんか物騒なんだけど……

◎かみちゅ!(終)
 (第12話)
 2月14日は煮干の日って……さすがは健ちゃんだな。ま、チョコを炙って味噌を付けて食ったらうまいと言ってる八島様も八島様だけど……おまいは名古屋人かいっ! で、チョコを作るのに好きなだけ使いなさいって野菜を持ってくる祀の父親もねぇ。
 いや、行っとくけど、80年代でもすでにバレンタインデーはメジャーだったから、そんなボケたことしてる男なんて、ほとんどいなかっただろ。いや、舞台が尾道だからわからんけど……
 せっかく作ったチョコを家に忘れたゆりえ。昼休み、代わりに取りに帰ってる光恵……はいいけど、行き帰りにいちいちフェリーを使わなければいけないって、それ時間が間に合うのか? 中学校の昼休みってせいぜい45分ぐらいだろ。それにしても、みんな揃ってゆりえに協力してるクラスの女子連中って、暇だねぇ。
 でも、いきなしゆりえの噂し始めても胡散臭くないか?
 屋上に隔離された健ちゃんに、思い切って告白してチョコを渡そうとするゆりえだけど……いきなし大きな筆で「恋」と書いてる健ちゃん。自分もゆりえが好きだったってかい。しかし、これだけ盛大に祝福されたら当人たちも大変だね。
 結局、告白から始まって告白に終わる物語だったのか……しかし、ゆりえが好きな理由が「変」だって、そりゃあんさんも同じだろ>健ちゃん。

週刊アニメ定点観察 Vol.462 (1/4)

2005年10月13日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/10/03~05/10/04

◎きらめき☆プロジェクト
 (第3話)
 このクソ役員、予算無しでリベンジしろって相変わらずメチャクチャだね。こんなやつが重役してる会社なんて、速攻で潰れろよ。
 ジュネりんと一緒に風呂に入ってるカナ……は良いけど、お湯代もバカにならないな。まさに王侯貴族ならではの贅沢だな。
 それにしても課長さんも大変だね。
 スキップで辺りを動き回ってるジュネりん……なかなか高度だね。いまだにスキップできるロボットなんて開発できてないだろ。
 無駄な特訓をしてるクローネ薔薇騎士団の前に現れたエレガントX……エレガントというのはパンツ丸出しで戦うことなんかい。
「ジュネりん、ちょっとだけ泳いでみようか」
 ドレスパーツの下にスク水パーツを着てるんかいっ! しかし、浮き輪はどこから出して来たんじゃい。で、回収した襲撃者のパーツにあったのは日本語の文字……おいおい、カナの父親って日本人ってかい。その割には本人は日本語が読めないみたいだけど。
 速攻でビックオー……じゃなくてビッグマイティを修理して出航するおっさんたち。しかし、妻と娘に完全に無視されてる課長……悲惨ね。

◎はっぴぃセブン ~ざ・テレビまんが~(新)
 (第1話)
 1333年、天王寺の妖霊星って、『太平記』の世界かい。
 買ったばかりの携帯踏んづけて嘆いてる月野うさぎ……じゃなくて、迫守亜麻乃。学校に怪しい光が差してるのを見て駆け付けたら、なんかよくわからん化け物に襲われてるってのはよくある話。そこを《はっぴぃセブン》に助けられてるけど……記憶を消されてお終いってのはよくあるはなし。
 しかし、この亜麻乃って壮絶なドジっ子だね。そんな亜麻乃が出くわした開運研究会の連中……ま、正体もろバレ。《はっぴぃセブン》って七福神かい。
 亜麻乃が不幸なのは禍神が取り付いてるからって、それを退治しようとしてるけど……消したはずの記憶が甦えってしまうというよくある話ね。

◎チャンス トライアングルセッション
 (第3話)
 Sクラスに選抜されたアカリとノゾミ、それに森村ジュンというやつ。なんか外見に似合わずきつそう。植田佳奈って……ほとんどデビュー初期の頃の役か。ま、榎本温子にしても山本麻里安にしても『カレカノ』ぐらいだから、たいして変わらんけど。
 入学できなかったユウキはバンドのボーカルに誘われて駅前ライブで地道にやっていくって展開か……と思ったけど、Sクラスは初っ端から課外授業でどこか行きたい場所に行くとかやってるから、早々に接触ありそうだね。

◎D.C.S.S.~ダ・カーポ セカンドシーズン~
 (第14話)
 女性水着売り場で見入ってるところをことりと出くわしてる純一。男がそんなとこに1人でいたら完全に変態扱いだぞ。
 来る途中のしりとりで悩みまくってる萌……どうみてもこのしりとり、一巡しないうちに終わってるな。先回りしてた杉並にペンションの部屋を割り当てられてるけど……テントの特別室とは部屋が足りなかったのか?
 どうでもいいけど美春以外が全員セパレートって、普通無いだろ。で、1人だけ水着を忘れたといってることりだけど……さては音夢と同じ水着だったからやめたってところだな。
 イカ焼きっていったいどんなのを想像してたんだ?>アリス。生地で包んだ大阪のイカ焼きって感じじゃないだろうから、きっとたこ焼きのタコの代わりにイカが入ってるってのを想像してたってことか。
 純一と思い出話してることりがいい感じだけど……
 純一のことでことりに礼を言う音夢。なんか危険ムードな感じ。
「朝倉くんのことが好きでやったからことだから」
 つい口を滑らせたことりに、一瞬凍りつく一同……
「あたしも! あたしも朝倉のことが好きだからやったんだ……」
 眞子の機転でとりあえずは助かったってところか。ななこ、環、アリスと続くけど……1番が音夢で2番がバナナで、純一はもっと後ろってあたり、美春らしいねぇ。
 そのことりのことが気になるアイシア。ま、音夢を知らなかったアイシアにとっては、シリーズ当初のことりと純一の関係がデフォルトだったって感じだからねぇ。
 みんなが寝静まった後で泳いでることり……見てるのはお月様だけだからってすっぽんぽん……ってことは無くて、やっぱし音夢と同じ水着だったって話か。アイシアには本心を見抜かれてしまったけど(いや、少なくとも眞子や杉並は気付いてるだろうけど)、この先どうするつもりかねぇ>ことり。

 第2クール早々に逆襲モードに入りそうなことりだけど、ラストまで待たないってことは本命のライバルじゃないってところか? いや、前振りだけしてあとはゆっくりじわじわって線もあるけど……

◎Canvas2~虹色のスケッチ~(新)
 (第1話)
 夢から始まる恋の予感ってのは良くあるパターンだけど、起きたら隣に女の子って……見ず知らずの女の子ならドラマがあるんだろうけど、妹同然の従姉妹じゃ事件にもならないかい。
 しかし、主人公が大学生で美術部顧問って、この手の作品にしては歳を食いすぎね。
 美術部顧問をしながら絵を描くのをやめた浩樹。いくら教師志望かもしれないけど、それで美術部顧問というのは絵を冒涜してないか?
 何気に浩樹につきまとってる萩野可奈……妹キャラとは別にロリキャラがちゃんといるんかい。
 さっそく美術部の見学に来たエリスだけど、赤い薔薇は嫌いって話で、周囲の印象悪過ぎって感じだな。
 翌日、薔薇の花瓶が割られ、部長の絵がメチャクチャにされてたってことでエリスが疑われてるんだけど、そのエリスが描いてたのは青い薔薇……ま、赤がダメなのは幼い頃に両親を亡くした事故の後遺症なんだろうけど、そんなの今に始まったことじゃあるまいに、浩樹は知らなかったのか?
 ま、エリスは入学式の前日に引っ越してきたみたいだから、そこまで知ってるほどの付き合いは無かったのかもしれないけどね。
 花瓶と絵の件は副部長の仕業だったってことで一件落着だけど……結局、エリスは入部しないってか。いや、それじゃかえってしこりを残しそうな気がするけどね。
 で、冒頭の夢の女の子だけど……登校途中にすれ違ったの昔のクラスメイトか何かがそれかい。

 幼馴染で飽きるんなら、妹みたいなのはもっと先に飽きるぞ。

◎Angel Heart(新)
 (第1話)
 50人目のターゲットを殺した直後に飛び降り自殺した殺し屋のグラス・ハート。しかし、彼女は心臓移植で助けられてしまったって……いや、そんなとこから飛び降りたら心臓の移植ぐらいで生き返るような状態じゃないだろ。
 そして1年後、彼女の意識はいまだ戻らず。ただ、毎日誰かの夢を見てるみたいなんだけど……
 相変わらずのモッコリ男ぶりの冴羽りょうだけど……妻帯者って、香と結婚したのか?と思ったけど、そこにやってきた野上冴子の話では香は交通事故で死んで、ドナー登録されてたから摘出された心臓が盗まれてグラス・ハートに移植されたってかい。
 ま、腕が立つからわざわざグラス・ハートを甦えらせようとしていた台湾のマフィアのおっさんだけど、いっこうに意識が戻らないのを見かねてこれ以上の存命処置はとらないと決めたけど、その途端に意識を取り戻してるグラス・ハート。そこにいたやりたがってた見張りの下っ端のにーちゃんに犯され……とかいう展開はさすがにないだろうけど、そのまま組織を脱走して新宿へ……というところが妥当なところか。
 しかし、どうでもいいけど、りょうが妙におっさん臭くなってたのは単に時間設定の問題なのか?

◎MONSTER
 (第73話)
 ルンゲを助けにやって来たテンマとフランツ・ボナパルタの前に現れたヨハン。テンマを払い除け、自分がすべてを終わらそうとしてるボナパルタだけど、その途端に一発の銃声でお終い。ヨハンが撃ったのかと思ったら、ロベルトだったって……ルンゲはやられたのか?
 さらに迫ってくるロベルトだけど……ヨハンの前で絶命。さすがにルンゲにあれだけやられてたらそれが限界かい。
 ガキを人質にしてテンマに発砲を迫ってるヨハン。怒りに引き金に手を掛けるテンマ。それを止めようと飛び出すニナだけど、銃声は一歩早く、ヨハンは頭を撃たれてお終いってか。意外とあっけない最後だね。
 直前でニナがヨハンのことを許すとか言ってたけど、結局、テンマが引き金を引いてしまったか……ま、これだけの虐殺をやってしまえば裁判に掛かっても死刑以外は無いだろう……と思ったけど、ドイツって死刑制度が廃止されてるんだっけ? ま、死刑じゃなくても終身懲役で一生獄中生活を免れんのは確実だろうね。
 ……とか思ってたら、撃ったのはアル中のおっさんかいっ! 自分のガキがヨハンに銃を突きつけられてるのを見て錯乱して撃ったってか。いや、それにしてはかなり距離があったはずなのに見事に頭を打ち抜いてるけど……はっきり言ってテンマやニナじゃあの距離から拳銃撃っても外すだろ。このおっさん、警官かプロの殺し屋だったのか?
 すべてが終わって応援の警官たちがやってきて生存者は保護されてるけど……あの宝くじ夫婦、無事だったんかい。夫の方はグリマーがやられる前に撃たれてたと思ったんだけど……たいした怪我じゃなかったからテンマに治療してもらったってところか? それにしても住民たちが殺しあってる光景って全然描かれてなかったけど、殺しまわってたのはすべてロベルトの手下だったのか?

 ニナが最後にヨハンを許すと言ったのは、薔薇の館の事件でフランツ・ボナパルタに言われた言葉「怪物になってはいけない」……その言葉で惨劇を見た地獄から心が救われたからヨハンと同じ道を歩まなかったってことか。
 ヨハンはニナから惨劇のことを聞かされたけど、その言葉を聞かされずに、チェコからの逃亡の過程で犯した最初の過ちから、自分が許されざる怪物だと思い込んでしまい、それが511キンダーハイムの実験で確立されてしまい、惨劇を繰り返す人生を送ってきたってか。
 救急ヘリに運ばれたルンゲ。隣のヨハンがまだ生きてるのを知ってテンマに手術を要請してるけど……これは10年前にテンマがヨハンの命を救ったことは間違いではなかったという、テンマへの救済なんだろうね。

◎capeta(新)
 (第1話)
 パス。

◎アニマル横町(新)
 (第1話)
 どうでもいいけど、耳でニンジンを切るウサギって怖いぞ。
 なんかよくわからんドアが床についてるってのはともかく、それを開けたら即、アニマル横町って展開じゃないあたりがシュールだね。
 秘密を追求しようとしたらボケまくる3匹だか3頭だか3人……基本的にこいつらのボケを描くのがメインの作品だな。しかし、すぐにカルタに逃げるのは良いけど、カルタのネタがとても子供向けじゃないのがまたシュールだね。

◎地獄少女(新)
 (第1話)
 10万円の募金って、学級委員に預けるような金額じゃないだろ。教師の管理責任が問われるぞ。
 案の定、紛失してしまって慌ててるけど……都合のいいタイミングで現れて親切顔して近付いてくるやつが胡散臭いってのは常識。それ以来、さんざんカモにされるって展開で地獄通信に頼るってお話。
 しかし、思い詰まって飛び降り自殺するまで出て来ないとは、イケズでもったいぶってるのか、極限になるまで最終手段はとらさないという親切なのか、よくわからんね。
 で、閻魔あいとその仲間たちによっていじめっ子は地獄に落とされましたって……まるで現代版の『京極夏彦 巷説百物語』って感じだな。
 依頼人は死んだら地獄に落ちるって言うだけで、別に寿命が縮んだりとかはしないみたいだけど……しかし、地獄に落とされたやつって、やっぱり現実世界からも消滅してるのかなぁ?
 能登麻美子もこういうキャラは完全にイメージどおりだし、作品の雰囲気も悪くは無いかな。

◎魔法少女リリカルなのはA's(新)
 (第1話)
 封印の解けた魔本に巻き込まれてる車椅子の少女。
 空き缶を使って魔法の特訓をしてるなのは……はいいけど、前作って春先の話で今回はその半年後ってかい。で、なのはの元に届いた海外郵便。フェイトからのビデオレターってかい。
 時空管理局に帰還してるアースラだけど、フェイトたちってまだそこにいるんかい。ま、裁判の準備中ってとこだけど……フェレットもどきって、完全にクロノに敵意を持たれてるな>ユーノ。
 すずかが図書館で出会った車椅子の少女……はやてって名前かい。なんか変に大阪訛りがあるんだけど……植田佳奈かい。
 一方、魔本(闇の書)を持ち暗躍してるヴィータとかいう魔法少女。はやてが魔法で変身した姿かと思ったけど、声が真田アサミじゃ別人だね。
 近付くヴィータの気配に変身して立ち向かうなのはだけど、相手の戦力は圧倒的。追い詰められて絶体絶命のところにフェイト参上ってのはお約束の展開だけど……何かフェイトが来ても間に合わないくらい敵が強そうに思うのは気のせいか?

◎タイドライン・ブルー(終)
 (第11話)
 ユリシーズ自身を囮にして小型潜水艇で魏の原潜を撃沈ってかい。意外と呆気ない連中だったね。
 で、いよいよ新国連艦隊との最終決戦だけど、このままじゃイスラを守れないって騒ぎ出してるキール。戦闘中にブリッジに飛び込んでグールドに突っかかるのかと思ったら、ティーンを連れ出してどうするか考えろって……知恵の無いやつだな。
 で、結局、アオイがやってるように地図を独占するんじゃなくて、公開して富を分かち合ったら争いはなくなるって話になってるんだけど……そんな理想論で平和が来るんなら、世界史の戦争の記述の大半は存在しないぞ。
 で、グールドに休暇を願いに行ったティーンだけど、副官を解任されてるって……旅立つ時が来たら温かく見守って送り出すって、理想の父親像だね。
 キールたちをアオイのところに送り届けたグールドはSLBMの発射管を一斉に開いてるけど……

 (第12話)
 地図の公表をアオイに迫ってるキールたち。地図を公表すれば紛争の元になると言ってるアオイだけど、そういってる本人が戦争してたら説得力無いわな。
 SLBMハッチの開閉音が探知されて緊迫化する新国連艦隊。ティーンの通信も無視して発射を断行するグールド……
 ま、発射された直後のSLBMの初速度は遅いから水面上で待ち構えてる艦隊の攻撃で落とすのも不可能ではないけど……あれだけ撃って届いたのは2発だけか。その2発で敵に徹底的ダメージを与えられるんなら良いけど、そうでなきゃ効率悪すぎね。敵艦隊の真っ只中から撃つもんじゃないな。
 結局、アメリカと魏に落ちた2発の弾頭はともに不発で被害なし。ま、最初から核弾頭を抜いた脅しのためのミサイルだったって感じね。
 アオイから地図を託されたキールとティーンだけど……マスコミもインターネットも無いだろうに、いったいどうやって世界中に公表するんだ?

◎ぱにぽにだっしゅ!
 (第14話)
 どうでもいいけど新OPって全然使われないね。一応は9月10月のOPってことだけど、まだ2回しか使われてないぞ。
 シェフが出張で学食が休み。姉に弁当作ってもらってきたというベッキーだけど……いったい何が入ってたんだ?BLTサンドイッチとか言ってたけど、材料だけが入ってたとか……
 それはいいけど、ベッキーの姉ってどんなキャラだ? いや、タダの中学生とかいうオチかも知れんけど。
 困った挙句、桃瀬兄に昼食を作らせることにしたベッキーだけど……なぜか吊るされてるタヌキ。一条さんに捕らえられてきたってかい。一条さんなら平気で犬とか食ってそうだし。
 ま、ベッキーも先生の特権振りかざす前に自分で何とかしようってとこ見せないと、いつまでも玲に叩かれ続けるぞ。