電脳アニメパス

アニメ及び周辺文化に関する雑感

週刊アニメ定点観察 Vol.461 (4/4)

2005年10月06日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/10/02~05/10/02

◎交響詩篇エウレカセブン
 (第24話)
 着艦にミスって負傷してるホランド……マヌケね。ジャージを着てレントンの代わりに購買の店番をしてるエウレカ。格納庫の脇のレントンの寝場所にラーメン運んでる辺り、痛々しいね。
 そのレントンはステーキ食ってるけど……チャールズ夫妻に子供にならないかって言われてるけど、この夫婦、何か肉体的原因で子供が出来ないのか?
 レントンの父親の名前を聞いたとたんに何か態度が変わってるけど……
 州軍の追撃を受けてチャールズが連邦軍の士官だと判明し、互いの正体が明らかになって、親子ごっこも破局。でも、最後まで父親としてレントンに進む道を選ばせてるあたり、なかなかいいおっさんだな。少なくともホランドの100倍は人間出来てるぞ。
 チャールズの船からボードを抱えたまま落ちていくレントン。そんな真っ逆さまで落ちていって途中でリフの体勢に入る余裕あるのか?……と思ってたら、そのままパラシュートで着地かい。ちょっとは格好いいとこ見せろよ。

◎ふたりはプリキュア Max Heart
 (第32話)
 ベローネタイムスはいいけど、何でこのメンバー(なぎさ、志穂、莉奈)で作ってるのかが不明。ベローネ学園って新聞部は無いのか?
 なぎさが記事に穴を開けそうになってほのかに泣き付いてるのはいつもの話。
 で、お団子屋の取材だけど……お団子屋のおばあさんの笑顔ややさしさが云々って書いてるほのかの記事は教科書的。そんな模範解答な記事書いても嫌味に感じないのはほのかの得してるところだろうけど……
 どうでもいいけど、店をやめるって話はオフレコだったんじゃないのか? ちゃんと掲載の許可をもらった取材以外で聞いたことを記事に載せるのはマナーとして問題あると思うんだけどねぇ。
 ほのかの記事を読んで、本当は自分が幸せをもらっていたと言ってるおばあさんだけど、本当の幸せというものは一方通行じゃないからね。誰かに幸せをあげるということは、その幸せを自分も共有するということだし……ま、他人を犠牲にして手に入れた偽りの幸せに満足できる人間には理解できないかも知れんけど……

◎韋駄天翔(新)
 (第1話)
 パス。

◎雪の女王
 (第19話)
 『マッチ売りの少女』といえば、アンデルセンの作品の中でも『人魚姫』と並んでもっともポピュラーな話だと思うけど……そんな作品でもこれだけ独自の物語に仕立てあげるのか……
 マッチ売りの少女の名前はマリア。ノーテンキというか、自分だけの世界にいっちゃってるって感じの大谷郁江の声が何か痛々しい感じ。
 そのマリアを追い払ってるガキのマッチ売りたち……はいいけど、マッチってそんな縄張り決めて商売するほど儲かるものなのか? そりゃ、一昔前までみたいに散髪屋や喫茶店でサービスに配ってるって資本主義の発達した時代でも無いんだから、マッチが欲しけりゃ買うしかないんだろうけど、反対にマッチの需要もそんなに多くは無いんじゃないのか?
 ……というのは、一般家庭で日常使う火は火打石だとかで起こすか、種火を常に用意しとくかというのが普通だったんじゃないかって気がするからね。ま、金持ちが書斎で煙草をふかしたりするときはマッチの用があるだろうけど、庶民にはあまり関係ないものだったんじゃないかって話。一般家庭で何でもかんでもマッチを使うようになったのは、それこそタダで配られるほどマッチが安くなってからって気がするんだけど……
 そんなわけだから、普通、ほかに労働力になる男の子に、あまり稼ぎにならないマッチ売りなんかさせないだろうって気がするね。
 で、マリアがマッチ売りを続けてるのは死んだおばあちゃんに言い聞かされてたからだって話なんだけど……本来は乱暴な父親に扱き使われてるとか、そんなイメージだったはず。他の話でもそうなんだけど、この作品、故意に悪人の登場を避けてるって感じでたいていの登場キャラは良い人にされちゃってたりするんだけど、それが今回は親はもともといなくて、かたくなに死んだおばあちゃんの言い付けを守ってるだけって話になってるんだね。
 そこでマリアが最後にマッチを摺って見るのが漠然としたご馳走だったり暖炉だったりという光景じゃなく、好きだったおばあちゃんとの思い出だという具体的な光景に結びついていて、ある意味リアリティを出してはいるんだけど……
 原作では本来なら保護されなければならない父親に無理やり働かされることで逃げ場の無い状態に追いやられて、それで死んでいくって話なんだけど、このマリアの場合はおばあちゃんの言い付けだと言ってるけど、選択の自由は本人にあるわけだし、身寄りの無い子供は修道院で引き取ってくれるという救いの道もちゃんと用意されてる状態です。それなのにマリアは自分で物事を判断することも、ゲルダたち他人の声に耳を傾けることもせず、おばあちゃんの言い付けだけを絶対的な物事のように守り通して死んでいくわけです。ある意味、自分で死を選んだとしか言いようがありません。
 じゃ、こういう『マッチ売りの少女』を描くことでいったい何を言いたいのかってことが疑問になるわけだけど……要するに自分の価値観だけに囚われるなということなのかなぁ……
 山中で奇妙な「SOS」のメッセージを作ってその傍で白骨化していたり、部屋には多くのインスタント食品が残ってるのにその中で餓死していたり……故意に死を選んだとは思えないのに、ほかに生き残る方法が残されてるのに何故か積極的に生き残ろうという行為を放棄して死んだとしか思えない事件が時々起こってるんだけど、この『マッチ売りの少女』を見たら、それらと同じような感じがすることは確かだね。

《おまけ》
◎帰ってきたウルトラマン(再)
 (第23話)
 皆既日食はいいけど、いくら空が暗くなっても日食の空で北極星は見えんだろ。で、北斗七星が無くなったって騒ぎになるのはいいけど……望遠鏡を覗いても北斗七星は見えんだろ。
 いきなし隕石が落下したと思ったら現場から出現したカニの怪獣……はいいけど、丘が北斗七星の消滅を言ってた星占いの少女を訪ねたら、少女は半狂乱の状態で今度は蟹座の消滅を喚いてるって話。
 で、いきなし北斗七星を飲み込んだ何かが蟹座も飲み込もうとしていて、カニの怪獣が逃げてきたって話になってるんだけど……おいおい、蟹座だからカニの怪獣って、そりゃ天秤座だったら天秤の怪獣、乙女座だったら乙女の怪獣でもやってくるんかいっ!
 だいたい北斗七星を10日間で飲み込んだって……北斗七星の個々の星がそれぞれ何光年離れてると思ってるんだ? そりゃ地球から見て北斗七星の前面に何者かが立ちはだかって星を遮ってるとかならわかるけど、実際に10日で北斗七星を飲み込むのは物理的に不可能だろ。で、何で北斗七星の次が蟹座なんだ? それこそ何十光年、何百光年のレベルで離れてると思うんだけど。それに、カニの怪獣が来る前に大熊とかひしゃくの怪獣は来なかったと思うぞ。
 こういうトンデモ解釈をしたり顔で言ってる辺り、今度の伊吹隊長って前の加藤隊長よりも胡散臭すぎるぞ。
 で、そのカニの怪獣をって暗黒怪獣バキューモンが地球にやってくるって天文台に調べに行ったら、アフリカの海岸ではすでに海流の異変が起こっていて、地球は12時間で飲み込まれてしまうって……そりゃ唐突過ぎ。同じ滅亡するなら誰も何も知らないほうが幸せだから発表しないってのはいいけど、そりゃ星が消えて異変が起こってきたらみんな気付くだろ。
 いきなし暗黒怪獣に立ち向かってるウルトラマン。怪獣の体内に飛び込んでるのはいいけど、地球を角砂糖1個の大きさにしてしまうような圧力の中でよく生きてられるね。とても太陽の重力に飲み込まれそうになってセブンに助けてもらったやつと同一人物とは思えないな。
 で、ウルトラマンがバキューモンの体内を切り裂いたらバキューモンは星を吐き出して消滅してるって……いや、恒星を何個も飲み込むような怪獣がそんな単純な構造のわけが無いだろ。おまけに地球付近で星を吐き出されたら、とても星座が元通りになんかなるわけは無いと思うんだけどねぇ。それより、いきなし巨大な恒星が何個も近くに出現したら、その重力干渉で地球の軌道に影響が出たり、恒星の輻射熱で大変な事態になると思うんだけど……ま、北斗七星を10日で飲みこむようなやつが12時間掛けなければいけないだけの距離があるってことは、意外と離れててあんまし直接の影響は無いのかもね。

◎ウルトラマンマックス
 (第14話)
 カタカナで「キングジョー」のメッセージを残すゼットン星人の宇宙戦闘機……はいいけど、町工場で子供たちと遊んでるキングジョー。おいおい、等身大のキングジョーはやめろよ。
 ま、確かに現在なら町に等身大の2足歩行ロボットがいきなし現れても誰も変に思わないだろうけど……
 いきなし空に飛んでいったキングジョー。竜巻起こしてるのはいいけど、サイズ変換してるとこを誤魔化すなよ。
 飛来して来て合体するキングジョーだけど、スピーディーな合体があんましありがたみが無いね。おまけにたいして強くないし……やっぱしゼットン星人なんてケムール人みたいな怪しげな宇宙人に操られるよりは、ちゃんとペダン星人のキングジョーじゃないとダメなんだな。
 キングジョーがやられたゼットン星人。カイトをゼットン空間に引きずり込んで抹殺しようとしてるけど……そんな不思議時空みたいなもの出してきて、よくよくちんけなネタばかり拾って来てるものだね。
 しかし、ゼットン星人もこれでおしまいとは呆気ないね。4機の宇宙戦闘機が侵入してきたとか言ってるから、毎週1体ずつ有名怪獣を出してくるのかと思ったら、4機というのはキングジョー1体分のパーツだっただけかい。
 ま、「科特隊に敗れた」ゼットン星人だから、所詮はこの程度のレベルか。仕方がない、後はザラブ星人とかメフィラス星人辺りに期待するしかないか。いや、こいつら出してもらえない可能性高いけど……でも、バルタン星人とかメトロン星人じゃあまり卑怯なことはやりそうにないからねぇ。意表をついてシリーズ後半はヤプール人固定でいくとかもありだけど、作る連中がヤプール人なんか眼中にないだろうし。
 でも、ウルトラ兄弟を苦しめたエースキラーやピッポリト星人くらいは出してやってもいいんじゃないか。

◎仮面ライダー響鬼
 (第34話)
 おや、OPが変わってる。こりゃもう完全に以前とは別番組だな。
 高級レストランで日菜佳と食事に出掛けてるトドロキだけど……最悪だね。金が掛かる掛からんは別にしても、食事に誘うならもっと自分の身の丈に合ったところを選べよ。しかし、いまどきナイフとフォークの使い方わからん人間なんかいるのか? いや、そんなとこが今風じゃないと小暮に見込まれたんだろうけど。
 懐からカツオの箱を取り出してるけど、おまいの懐は四次元ポケットか?
 桐矢に手紙を渡してるモッチーを見てショックを受けてるガキ。そりゃ、ガキから見たら一番嫌なやつにモッチーがラブレター渡したと思ったら立ち直れないだろうねぇ。
 日菜佳に嫌われて香須実に相談してるトドロキだけど、その香須実にまで嫌われてどうするんじゃい。
 トドロキが変だというヒビキに、鬼も私生活も全部合わせて一つの人生だと言ってるみどりだけど……私生活なんかを乗り越えた大人の戦いを描くのがこの作品なんじゃなかったのか?
 モッチーとのデートの最中でも、ヒビキを見掛けるといきなし追い駆けて行ってる桐矢。同じくイブキとともに出動してるあきらだけど……おまい、足はもう大丈夫なのか? そういえば桐矢がガキと同じクラスということはあきらとも同じクラスなわけだけど、こいつら面識あるのか? なんか、あきらはずっと学校休んでそうな気がするな。

週刊アニメ定点観察 Vol.461 (3/4)

2005年10月06日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/09/30~05/10/01

◎ケロロ軍曹
 (第78話)
 宇宙アイドルすももに化けて指輪を盗んでいくケロロ。それを追って宇宙刑事ぽよんがやってくるけど、ケロロには身に覚えは無し。
 一方、ケロロに呼び出されて指輪の暗号を解くように脅されてる冬樹だけど……そっちのケロロはヴァイパー(遠い親戚)だったってか。
 宇宙インターポールのジェシカに頼まれてヴァイパーの先回りをして埋蔵金を探すことになった冬樹たち。ナスカの地上絵だとか魔のバミューダ・トライアングルとか、ほとんど冬樹の趣味の世界だな。
 しかし、ヴァイパーの襲撃を受け、放り出されてバミューダの異次元断層に吸い込まれる冬樹。赤茶けて干上がった大地に戦艦大和の残骸……『ヤマト』第1話のラストそのままの構図……と思ったら、周囲にはバミューダ海域で遭難した船舶や航空機の残骸。おまけにどこぞで見慣れたガンプラの数々。日向家の冷蔵庫と直結してたってかい。
 で、足場を確保して再び埋蔵金探しだけど……金だからって金隠しにカムフラージュするかいっ! だいたい、そんな人気の無い洞窟に大量の和式便器のあるトイレって露骨に不自然じゃないかい。
 結局、せっかく持ち帰った金の便器も地球の大気に触れたら一瞬に蒸発するって……どういう金じゃい。Auの元素が金属結合した塊なら、そんな惑星環境によって極端な変化は見せないはずだぞ。

◎アニメ魂
 あかほり外道アワーらぶげ(終)
 (第13話)
 侵攻してきたデスアント帝国の大艦隊を迎え撃つ地球連邦艦隊って……もろに『さらば宇宙戦艦ヤマト』の地球艦隊じゃないかいっ! で、リンミンメイやってるラブフェロモン。薫子が死ぬシーンは『さらば』で森雪が死ぬところか。
「私たちに必要だったのは愛し合うことだったのよ」
 ヤマトのパート1でガミラス星が崩壊した後の古代の台詞だけど、やってることは正反対に近いな。それにしても、メチャクチャ嘘っぱちで都合のいいストーリー説明やってるな>愛美。
 地上で抵抗してる薫子……『さよなら銀河鉄道999』のパルチザンだな。
 コンビニのトイレにある秘密基地の入口。並べられた戦闘機……『インディペンデンス・デー』かい。しかし、おまいの財力を最初から正義の活動に注ぎ込んでたらデスアント帝国の制圧は防げたんじゃないのか?>関。
 反攻を開始する薫子とセキーマン、1人ギガアント城内に取り残されてる詩乃を助けようとしてる外道乙女隊。妹たちが追っ手に立ちはだかる中、涙を流しながら1人詩乃の元に向かう音子……『さらば』の都市帝国の中の古代だな。ま、斉藤や真田さんと違って死ぬことは無いだろうけど。
 結局、最後は財宝が実は砂糖菓子だったと知ってぶちきれた愛美の暴走でお終いって、いつものオチね。しかし、要塞の自爆で地球滅亡って……ま、文明は崩壊したけど死んではないかい。
 文明が滅んでしまったおかげで娯楽に飢えた大衆がラブフェロモンの寒い逆でも喜んでくれるようになってメデタシメデタシってか。

 続編のネタ振ってるのはいいけど、やたら変換効率の悪い日本語変換システムを使ってるみたいね。学習機能とか無いのか?>あかほり。
 それにしても、最近は最終回がヤマトネタって流行ってるのか?

◎絶対少年
 (第19話)
 桜木町の高架下のストリートアート。桜木町といえば昔、関東出張が続いてた時に『ミラクル☆ガールズ』&『ゴジラVSモスラ』のロケ地探索が目的で行ったことがあるけど、ああいうのは目にした記憶は無いなぁ。ま、もっとも今は無き東横線の桜木町で乗り降りしてたからかも知れないけど……
 で、そのストリートアートをまるで作者に思い当たるところがあるかのように眺めてるねーちゃん。どこかで見掛けたことがあるなと思ったら、田菜のコンビニのねーちゃんかい。何かと田菜の連中って横浜に縁があるみたいだけど……ま、田菜辺りから出るのに一番近い都会が横浜ってことなんだろうね。
 そのストリートアートの作者は横浜編の最初の回のラストで理絵子が出会ったホームレスのおっさんだったって話だけど……このおっさん、何か名のある画家みたいで、コンビニのねーちゃんの昔のダンナだったみたいだけど……
 で、マテリアルフェアリーなんか関係ないこの二人の思い出話が延々と続いてるって話なんだけど……ちゃんとシリーズ構成をきっちりやってる作品はストーリーに急がなくていいところはこういう退屈な話をきちんと入れてくれて、視聴者の方でも気持ちの整理とか息抜きが出来て良いんだね。
 ま、裏では例によって須賀原晶とか理絵子がいろいろと画策を進めてるんだけど……
 それにしても、すっかり声しか出なくなった深山美紀……歩と携帯で話してるだけの相手で、その場に居ないキャラだからってことだけど、この辺はシビアに描いてるね。ま、相手を映さずにそれでいて会話が自然な様子を映像で語るってのが望月作品らしいところなんだけど……
 ところで、コンビニのねーちゃん、店を空けて横浜くんだりまで来てて大丈夫か?と思ったけど、歩の居たときには一度も姿を見せなかった御子柴さんが店番してるって話か。いや、何かもうこのまま最後までネタだけの謎のキャラとして終わってしまいそうだね<御子柴さん。
 ブンちゃんが壊れてしまって引きこもってる希紗。瞬間接着剤を使って必死で治そうとしてるけど……そんなので治るのか? いや、そもそも破片を回収できるような実体を持った存在だったのか?<マテリアルフェアリー。近くの物体が赤い光を点滅させ始めてるのが気になるけど……

◎ロックマンエグゼ・ビースト(新)
 (第1話)
 パス。

◎今日から(マ)王!
 (第61話)
 ボブのいるスイスに向かった一行だけど、ほとんど観光旅行のノリだね。眞魔国の連中に偽造パスポートを渡してるロドリゲスだけど……地球の魔族にその手のシンジケートがあるんだろうね。
 で、スイスにたどり着いたのはいいけど、簡単に会ってはくれないみたい。しかし、魔王の城で出迎えてる連中の武器がボーガンって、あくまで警告であることの証か? 相手を本気で追い払うんなら銃を使うのが当然だろうし。
 再度の勝利の説得にも応じずボブのいる社長室に向かう有利。いきなしビルから閃光が出てるけど、いったい何なんだ?

◎ふしぎ星の☆ふたご姫
 (第27話)
 自分が人質にされたことで、晴雨姉妹がプロミネンスを使えなくなったことに自己嫌悪を感じてるブライト。抜けてるくせに責任感だけは強いから、こういう状況になるとどんどん落ち込んでいくタイプだな。
 そこを月の国の大臣に付け込まれ、闇にとらわれてしまうとはマヌケ過ぎ。
 いきなしかわいい女の子がロボットに襲われてると思ったら……プリンセスグレースが双子を試すために化けてたってかい。しかし、フォーチュンプリンセスはいいけど、そんな新しい力があっさり出てきたらプロミネンスの力の有り難味が無いじゃないかい。

◎ウルトラマニアック
 (第18話)
 校長がマジックキングダムの住人だったということが初めて明確に描写されてるんだけど……校長の目的はいったい何なんだ? 単にマジックキングダムの住人を人間界に移住させてるだけってことは無いんだろうけど……
 魔法本で魔法の勉強をしてる仁菜。何でもパソコンに頼る段階からは卒業したってところか。6年後の自分に変身できる魔法って……典型的な「アダルトタッチで大人になぁれ」の魔法だな。普通は10~12歳の魔法少女が16~18歳に変身するところなんだけど……14歳から20歳に変身ってか。確かに中学生の魔法少女って珍しいね。ま、どこぞのワンダーランドの管理人ほど年増の魔法少女ってわけではないけど……
 仁菜の家に届いたクラブの招待状。校長が会ってた男の店かい。未成年は入場禁止だからってさっそく変身魔法を使ってるんだけど……マヤに届いた招待状には変身用の魔法薬付って、なんか露骨だね。
「仁菜、踊れるの?」
「音楽に合わせて揺れてればいいんだもん、大丈夫だよ」
 確かにそんな感じの踊りでしかないよな。
 誘ってきた男を相手に踊り始める亜由だけど、キスされそうになって思わずビンタ。相手は由多だったってオチだけど……
 仁菜のジジイのパソコンに映ってる仁菜の映像。プライバシーのマナーモードが設定されてるって話だけど……それって信用できるのか?
 ホールに発生してる時空の歪。仁菜だけがそれに気付いてるんだけど、人間界の人にも見えるとか言ってるし、由多が見えないとこみたら、魔法云々とは関係無いみたいね。で、そこから感じられるホーリーストーンの反応を追いかける仁菜とマユだけど……
 青いホーリーストーンを持つことが出来るのは慈しみの心を持った魔女っ子だけ……いや、確かにマヤに比べたら仁菜のほうが慈しみの心を持ってるんだろうけど、かといって、そんな慈悲深いキャラとも思えんけど……
 ホーリーストーン集めってやっぱしマジックキングダムのプリンセス候補の争いだったのね。エリカ様とこみたいに世襲制じゃないのか。で、5つのホーリーストーンのうち、2個が仁菜で1個がマヤは良いんだけど、残りはまだ2つって……他の5人のプリンセス候補っていったいどこで何をやってるんだか……

◎機動戦士ガンダムSEED DESTINY(終)
 (第50話)
「エターナルを援護する……ザフトの艦だ、あれは!」
 確かにそうだけど、フェイスでもないのに勝手に指揮系統を無視して独自に動ける権限があるのか?<イザーク。素直に敵はデュランダルだと言えよ。
 要塞を抑えに残るフリーダムとエターナル、先に進むジャスティスとアークエンジェル。そしてアークエンジェルを追うディスティニーとミネルバ。
 レイの乗るレジェンドにクルーゼの気を感じて戸惑うキラ。クルーゼと同じ人生を進むのが自分の運命だって、それを受け入れたからデュランダルの理想がこいつにとっては絶対になったんだな。しかし、キラに「君は君だ」と言われた途端に呆気なくやられてるとは、こいつも甘いね。
 毎度のごとく説得しようとしてるアスランに聞く耳持たずのシン。突撃するシンを止めようとするルナマリアだけど、シンは止まらず……そのままルナマリアまで葬るのかと思ったら……最終回でようやく種が弾けたか<アスラン。前作と違ってこいつはずっと悩みっぱなしだったから力が発揮できずにいたんだよな。
「バリアント、撃て!」
 互いに上部甲板をさらしてすれ違うアークエンジェルとミネルバだけど……直上に対する火気の有無が明暗を分けたってか。
 もう敵味方関係なくネオジェネシスを撃ちまくってるデュランダル。ま、オーブに向けてレクイエムを再発射する直前にアスランとムウ(ネオ)が飛び込んで阻止されてるけど……
 しかし、レクイエムがやられたとたんに呆気なく陥落してるとは、ザフトの最終決戦用の要塞としてはお粗末だね。そもそも月面基地がすべて連合の手にあることを想定して使えないと意味の無い要塞だと思うんだけど。いや、レクイエムの防衛に戦力を割いたのも原因だろうけどね。
 キラと対峙するデュランダル。どうでもいいけど、どちらも初対面とは思えない会話だな。で、結局、デュランダルを撃ったのはレイかい。テロメアが短くもう未来が無いクローンの身でも明日は見たいってか。

 意外と(物語に関わるキャラとしての)人の死なない最終回だったね。前作と同じ感覚ならドムの3人辺りは全滅してるし、ルナマリアも半分死亡フラグが立ってたはずだろうけど。デュランダル、レイ、タリアの3人は仕方が無いか。
 結局のところ、ディスティニープランってデュランダルの悲しみを具現化したもので、少なくとも本人は最後までそれこそが人類を数々の悲劇から救う最良の策だと信じてたんだろうね。結局、敗れてディスティニープランを失ったけど、タリアのひざの上で死ねたのはそれと引き換えるに十分なことだったのかも知れないね。
 最後の決戦が怒涛の展開だったけど、考えてみりゃレクイエムにしろ、フリーダム&ジャスティスにしろ兵器の破壊力が強大化しすぎてるから、抑止力じゃなく実戦で使ってしまったらどのみち長期戦にはなりえないんだよね。
 それにしても、シンの情けないことよ。最終回だけ見たら誰もこいつが主人公だとは絶対に思わないだろうな。やっぱし、あくまで敵側キャラとして残らせるにしてもキラと戦わせなけりゃ意味が無いのに、その役をレイに取られてる時点で終わってるね。シンを本当に成長させるんなら、まずアスランと戦わせて自分の戦いが何かを考えさせてから最後にキラとの戦いに持ってこないといけないんだけど……ま、本来なら少なくともあと2話分(多けりゃ4話ぐらい)はあったはずだから、それくらいは出来たんだろうけど……これじゃ前作のイザークやディアッカ以下の扱いだな。

◎ツバサ・クロニクル
 (第24話)
 星史郎に敗れて消滅する小狼とサクラ。羽根を使って何かを始めようとしてる星史郎だけど……
 結局、あの桜都国ってやっぱしバーチャル空間だったって話。本当の現実世界はエドリス国のフェアリーパークだったって話かい。で、そこの管理人が日比谷千歳ってか。『ちょびっツ』のアパートの管理人さんだな。
 星史郎の目的はバーチャルな桜都国を現実化させることだってかい。桜都国にいたままの姿で現実化してる黒鋼や譲刃、龍王たち。
 星史郎と互角に戦ってる黒鋼……さすがだね。しかし、相手を倒すたびに弱くなる呪いが掛けられてるって……知世の仕業か?
 小狼たちが生きてるとわかったとたんに殺気が消えてる黒鋼。それで戦いをやめて目的を実行する星史郎だけど……羽根を使って召喚したイの一の鬼って、やっぱし織葉のことだったか。

◎強殖装甲ガイバー
 (第8話)
 ま、細胞片の遺伝子から肉体が再生できるのは良いとしても、記憶や人格のような後天的な獲得情報まで再生できるのか? どう考えても無理があるだろ。

◎格闘美神 武龍(新)
 (第1話)
 山崎和佳奈声の拳法の達人、毛蘭……おいおい、間に「利」の字が抜けてるんじゃないのか? しかし、毛家居合拳はいいけど、ジジイがやってる女湯専門の銭湯って、どう考えてもキモイから客なんか来そうにないだろ。
 しかし、エロ本で買収されて弟子を取ってるジジイってろくなもんじゃないね。しかし、この関西弁のにーちゃん、どこぞのパン屋のにーちゃんそのまんまの声ね。
 蘭に挑戦して来た曹鈴音。あっという間にジジイの弟子になってるけど……物語の展開早過ぎ。なんか第1話だけで1クール分のダイジェスト見てる感じだな。
 で、いきなし格闘技の大会に出ることにされてしまってる蘭……なんかavex系の格闘アニメみたいなノリの作りだけど、avexじゃないのか。しかし、GIZAって心斎橋のメーカーだったと思うけど、露骨にavexのマネするのはやめろよ。
 ま、GIZAにトムスってもろに『コナン』と同じ体制だから、蘭役が山崎和佳奈ってのもその関係で持ってきたネタか。

 ま、積極的に見続けようとは思わないけど、暇つぶしに見るくらいの作品かな。その暇もなかなか無いんだけどね。

週刊アニメ定点観察 Vol.461 (2/4)

2005年10月06日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/09/28~05/09/29

◎フルメタル・パニック!The Second Raid
 (第10話)
 クルーたちを前にして何か神への祈りを唱えているテッサ。普通、出陣の時には戦意を高揚させるものなのに、そんな消沈させるような儀式に何か意味があるのか?
 直感って言葉を知ってるだけでなく、自ら直感で物を言ってるって、アーバレストのAIってなかなか凄いのね。
 父親への嫌がらせに押し付けられた相手との結婚式の当日にウェディングドレスのまま海兵隊に入隊したとか言ってるメリッサって……
 カラスや犬がいたら役に立たないってASの透明化機能(ECS)もなかなか使えないものなのね。
 香港で暴れてるゲイツのASの本拠地を突き止めるために偵察の任務に就きメリッサとともに清掃員に扮してる宗介だけど、かなめのことが心配で任務に集中できないって話ね。しかし、待機中はともかく前線で活動中にそれじゃ、本当に命がいくつあっても足りないな。

◎涼風
 (第13話)
 インターハイで広島に里帰りの大和。こいつ、あれで選考残れたのか?……と思ったけど、陸上部の一員として応援に付いて来てるわけね。しかし、部員以外でも応援希望者がいれば交通費と宿泊費を学校が出してくれるって、さすがスポーツメインの学校は違うねぇ。でも、宿舎はオンボロ旅館だけど……
 町で見掛けた有馬に声をかけるも無視されてる大和、惨めね。
 大和に涼風の方を見られたくないからって無理やりキスしてる萌果……何か思い切ったことやるねぇ。
 しかし、先に行為から始まってしまった恋って、これを繋ぎとめるために肉体の繋がりを維持することに焦ってしまって安直に一線越えてしまうのはいいけど、結局は気持ちの繋がりが無くて破局してしまうってのは見えてるんだけど。
 案の定、夜の宿舎でも大和にキスを求めてる萌果。一度はためらうけど、結局は流されてる大和も優柔不断だね。ま、主人公がきっぱりしすぎてたらこの手の作品は成り立たないんだけどね。
 で、それを目撃してしまった美紀。こいつにしたら大和には気があったけど涼風には敵わないからって諦めてたところを萌果に横取りされてショックって感じだな。しかし、悪いことは言わん。そんな優柔不断で情けない男なんかおまいには似合わないから、他にもっとマシな男を探せ。変に関わると傷が深くなるだけだからやめとけ。

◎極上生徒会(終)
 (第26話)
 いきなし撃ち殺されてるりな……いったいどういう展開かと思ったら、みなもの想像かい。で、無事に帰してもらった一同だけど……
 神宮司の当主が傀儡というのは当然だろうけど、V機関はやめろよ。しかし、いきなしその執行主席座になってる聖奈って……おまけに会長は当主から解任して、代わりにプッチャンってかい。早世したりのの兄の名前を名乗って、無理やり神宮司の人間だと言い放ってるって……
 時は流れて、会長の卒業式……そのまま去っていってしまわないだろうとは思ってたけど……
 入学式……奏前会長が理事長ってのは(もともと理事長だったから)予想の範囲ではあったけど、聖奈とシンディが特別講師って……そりゃ教員免許はいらんだろうけど、高校新卒を講師として採用する学校がどこにあるんじゃい。だいたい、こいつら何を教えるんだ?
 しかし、奈々穂が会長になったから遊撃から副会長出るのはいいんだけど、小百合とれいんを飛び越して香が副会長か? ま、小百合もれいんも副会長ってキャラじゃないのはわかるけど……シリーズ後半の香の扱いとか見てたらスタッフに香のファンがいるな。りのより立場が上にしてやりたかったんだな。

 アホアニメ(バカアニメではない)として出色の作品だったけど、神宮司の力云々というのは蛇足過ぎたような気がするねぇ。キャラも故意に萌え系路線をはずしたって感じなんだけど、キャストがキャストだから当初はアンマッチな感じだったけど……さすがに慣れるとそういうことはなくなったけど……
 しかし、てっきり最後にりのがミスター・ポピットに会いに行ったら奏会長がいたってお約束のラストかと思ったんだけど、なんかミスター・ポピットは(りのにとっては)謎の人のまま終わってしまったね。

◎いちご100%(終)
 (第12話)
 案の定、中途半端なところで終わってるね。そりゃ、すぐ続編作りますって言うんなら西野がメインに復帰する布石として、ま、悪くは無いかも知れないけど……単に原作からエピソード拾って並べただけの何も考えてないシリーズ構成って印象しかないね。
 しかし、最後まで能登麻美子の東城は違和感あったなぁ。ありゃ『いちご』の東城じゃなくてあくまでも能登の東城って印象だね。

◎トリニティ・ブラッド
 (第20話)
 何か封印を閉じてるようなナイトロード……謎だね。
 アルビオンの女王の葬儀に参列してる教皇とエステル。アルビオンはこれまでバチカンとも距離をとってロストテクノロジーを受け継いできた国みたいだけど……
 一方、カテリーナは帝国との和平を進めようとバチカンに居残ってるけど、その帝国からの使者として送られてくるのがアストとイオンってところか? 
 アルビオンのロストテクノロジーの秘密は、大深度地下の工場で作られてる半導体製品って話なんだけど、それを作ってたのはそこに幽閉されてるメトセラたちだったってかい。
 教皇の見学を機会にテロを起こしてるメトセラの一派だけど……これを機会に実力を行使してアルビオンを制圧しようとしてるメディチ枢機卿、凶悪ね。カテリーナは迅速に事態を収拾するために異端審問局の連中にも協力を要請してるけど……こいつらってあくまで教皇が第一で、別にメディチ枢機卿の手先ってわけではないのね。
 しかし、ゲットーへの秘密の出入り口を知ってるナイトロードって……

◎SHUFFLE!!
 (第11話)
 夏休みの補習が終わったとたんに飛び出してる麻弓。うれしいのはわかるけど、何かパンツ丸出しで走ってないか? で、稟と激突して眼前にパンツって状況なんだけど、やけに冷静に軽口叩いてる稟。さては見慣れてるな。
 しかし、パンツ見られた仕返しに稟のズボンを脱がそうとしてる麻弓って……いや、学校じゃまずいだろ。
 たらいいっぱいのアイスキャンデーを貪り食ってる神王のおっさん。そんな食い方してて、融けてしまわないか?
 カレハの茶店でパフェをやけ食いしてる麻弓だけど、財布を忘れて働かされるって展開ね。しかし、着替えるのにいちいち全部脱いでるって、豪快な性格してるね。そのおかげでパンツをはき忘れて、ノーパン・ウェイトレス状態。
 さすがにパンツ見られるのは平気でも、はいてないのを見られるのは嫌かい。しかし、どうやって電球替えたんだろ。
 スカートめくりのエロガキの攻撃を逃れたものの、結局最後は風のいたずらでもろ見えかいっ!
 夕方になって町を歩いてるところで稟に財布を届けられた麻弓だけど、一緒に渡された紙袋には例のパンツが……おいおい、こいつノーパンのまま喫茶店を出て来たんかい。すっかり慣れてしまって気がつかなかったってか。
(いや、豪快に脱いだときにパンツがどこかに飛んでいって見付けられなかったって話なんだろうけど)

 再び補習が終わったところから。てっきりパンツはいてない状態を逃れるために最初からやり直してるのかと思ったら、同時進行の裏の話ね。
 ナンパ男のもつジュースのビンを素手の一撃で両断してる撫子先生……怖いね。
 忘れ物を届けに麻弓の家まで行って、家の人に預けずに戻ってきてる稟。確かに紙袋の中の物を家の人に見られたら何を思われるかわからんだろうけど……しかし、こいつの家って銭湯かい。
 確かに見るもの見慣れてたらパンツ見られるくらいは平気かもしれないけど……

 カブトムシの幼虫って確かに栄養は抜群みたいね。さすがにあすかも食ったことは無いんだけど……

◎苺ましまろ
 (第8話)
 どうでもいいけど、テスト中に美羽が騒いでいても教師は怒らないのか? 近頃の小学校は最低だね。
 伸恵って浴衣の着付けできるのか……というか、浴衣なんて本来ひとりで着るものだろ。そんなたいそうな帯しめるようなものじゃないし。
 忍者衣装に虚無僧の笠をかぶって入ってきてる美羽。笠を取ったらおかめの面って、なかなかやるねぇ。
 しかし、美羽と一緒に祭りに行くのは嫌だなぁ。ろくでもない物々交換で金魚掬いしようとしてるし……
 早口言葉の罠に引っ掛かってる茉莉……おまい、祭りを楽しんだのか? 意外と何でも卒なくこなしてる千佳。それなりにマイペースで楽しんでるアナってところか。
 美羽なんかとは他人のふりして見捨てて帰っても良かろうに。

◎ガラスの仮面
 (第26話)
 毒入りじゃなくて、ただの激辛だったか。ま、本気で食ったら毒と同じだろうけど。
 そんなマヤに近付いて来た乙部とかねーちゃん。いかにも田舎から出てきたずぶの素人って感じで、マヤにあこがれてるって素振りを見せるんだけど……こういうやつが実は一番怪しいというのがセオリーだね。
 セットの船のマストが外れて宙ぶらりんはいいけど、パッと出の新人女優にそんな場所で演技させるか? しかし、さすがにこれはシャレにならんわな。しかし、この事件がきっかけでますます里美茂に近付いてしまって、親衛隊の恨みを買ってるわけだけど……
 嫌がらせで水をかぶせられたまま本番の演技をするマヤを見て、マヤを見直してる映画の役を取られたとか言ってたねーちゃん。お手玉に細工をした自分の取り巻きたちに謝らせてるけど……ま、こいつらは自分たちの立場もわかってるから発覚したときのことも心配してその程度の嫌がらせしかしてないって話ね。ま、なまじシャレにならないようなことやるのは狂信的な親衛隊の連中か、もっと冷酷で計算的にマヤを追い落とそうとしてるやつかって話なんだけど……
 独自の情報網を使って妨害者を調べてた速水だけど、乙部とかいうねーちゃんがやっぱし曲者だったって話ね。里美茂との逢引をお膳立てしてマヤを連れ出し、いきなし別人のようなメーキャップしてるけど……里美とのスキャンダルでマヤを潰して、自分が成り代わろうって計画か?

◎ぺとぺとさん
 (第12話)
 日曜の時点で嫌な予感がしてたから一応余裕を見て3時間予約してたんだけど……3時間55分繰り下げって……そんなの録れるかいっ! いい加減にしろよ>サンテレビ。

 中学生にもなってラジオ体操で皆勤賞って……田舎のガキは素朴で良いね。
 昼間から一日水風呂とは、河童も気楽で良いね。そこにシャワーを浴びに入ってきたぺと子に秘密の作戦を打ち明けられてるけど……シンゴとくぐるをくっつけるって、本人の意思を完全に無視した作戦だな。
 完璧に怒りまくると思ったくぐるだけど、意外とあっさりOKしてるけど……さては作戦通りにシンゴとくっつくふりして、ぺと子の方をくっつけてやろうって目論見だな。
 なぜか作戦の中核を担ってるサムライゾンビ。達筆な巻紙で指令を伝えてるのはイメージどおりなんだけど……自作にパソコンを備えてるって、なかなかハイカラなのね。
 けっこう厳格に機密が保持されてると思ったのに、それを嗅ぎ付けてるぺと子の母さん……侮れないね。
 本来は負の感情がたまってる場所にしか寄り付かないという化けダニがずっと居座ってる上にいきなし騒ぎ始めたって話だけど、どうもぺと子の悲しみに反応してるって感じみたいだな。
 シンゴに餞別に何が良いかって訊かれて「夏休みのお代わりが欲しい」って言ってるぺと子だけど……いくらなんでもそれは無理だろ。

◎攻殻機動隊SAC 2ndGIG
 (第23話)
 いきなし更迭を言い渡されてる茅葺総理。難民の核兵器保有疑惑を独断で国連の査察に委ねたのが国家反逆罪かどうかはしらんけど、そういう名目で首相を更迭できる権限ってどこのだれが持ってるんじゃい。現在なら内閣不信任案が可決されるか衆議院が解散にでもならないかぎり首相を辞めさせることは出来ないぞ。それ以外はあくまでも首相が自ら辞職するしかないからねぇ。
 で、同じく国家反逆罪幇助の容疑で拘束されてる荒巻。なんかついこの前も笑い男事件がらみで同じようなことがあったような気がするけど、いったい日本はどんな政治体制の国になってるんだ?
 橋を爆破して意気上がる難民たちをどうにか静めようとする久瀬だけど、自衛軍が無人ヘリを投入してきて交戦はエスカレートする一方で、もう後戻りは出来ない感じ。すべては合田の思惑通りに進んでるってところね。
 出島に潜入した草薙たちだけど、連絡が取れずに孤立状態。
 そんな中で出島一帯に核除去用のナノマシンを散布する自衛軍に、沖合いに浮上してくる米帝の原潜……難民の核自爆テロを装って米帝の核ミサイルをぶち込むってか。凶悪なシナリオ立ててるな>合田。
 しかし、核自爆テロなんてありえるのか? そりゃ本人は自分の主義に殉じて死ぬのはかまわないんだけど、守るべき難民たちを道連れにして自爆しても意味無いからね。

◎ハチミツとクローバー(終)
 (第24話)
 なんか最終回だからって端折った感じだな<竹本の旅。
 途中で飯を食わせてくれたおばあちゃんがロサンゼルスに行ったことがあるって聞いて驚いてる竹本だけど……おまいいったいいつの時代の人間じゃい。そりゃ、おばあちゃん一人でヒッチハイクしながらアメリカを旅したとか聞いたら驚くのもわかるけど、今日日農協の海外旅行なんて珍しくも無いだろ。
 ま、竹本とこの家庭事情を考えたら海外旅行に縁が無いのはわかるけど、そんなやつが就職先に困るような美大を受けるか? この辺がこの作品のアンバランスなんだよね。

 結局、稚内まで行って帰ってきた竹本は、ハグちゃんに告白する勇気だけは身に付けて帰ってきたようだね。
 後はいつもながらの夏の終わりの光景……淡々とした最終回だね。でも、爽やかな清涼感のある作品だったのは確かだね。

◎かみちゅ!(終)
 (第12話)
 同じ阪神優勝の特番割り込みでも、こっちは翌週飛ばしか。どこぞの非常識な時間変更よりは遥かに良心的な対応だね。

週刊アニメ定点観察 Vol.461 (1/4)

2005年10月06日 | 週刊アニメ定点観察
期間:05/09/26~05/09/27

◎機動新撰組 萌えよ剣(終)
 (第13話)
 呆気なく機動新撰組をつばめ組に譲り渡してるおりょうさん……ま、これで莫大な借金がチャラって話は読めてたけど……
 どうでもいいけど、命の無駄遣いはやめろよ。なまじ生き返りのアイテムを持ってる作品って、無駄に人を殺すからねぇ。

◎最終兵器彼女 Another love song
 (第1話)
 (第2話)
 見る時間が無い……暇が出来るまで先延ばし。

◎チャンス トライアングルセッション
 (第2話)
 牧師の先生からの反対も押し切って音楽スクールに入学したアカリ。受付で意外そうだったのは、入学試験も何も無かったからだけど、一般クラスの生徒って単に授業料で稼ぐために集めてるから、入学したって歌手としてのデビューが約束されてるわけじゃないって感じね。そりゃYAGの声優コース入ったからって声優デビューが約束されてないのと同じ。
 先生はアカリの出生について何か問題がありそうなことを言って心配してるのだけど、意味がよくわからん。安直にキャラに謎を加えて、安易にドラマを盛り上げようとしてるだけかもね。
 入学したらレイカに会えると思っただけで音楽スクールにやってきたノゾミ。あんさんどこの世間知らずのお嬢様じゃい。
 で、ひったくりに入学金を取られて、入学手続きの出来なかったユウキ……ひとりだけ何か前途多難状態ね。ストリートパフォーマンスをやってるところを社長にスカウトされて……とかいう展開にでもなるのかねぇ。
 相変わらず70年代のアニメを思わせるデザインセンスに、どこのアニメ専門学校の課題制作なんだ?という感じの作画レベルなんだけど……なんかキャラが喋ってる時のローアングルから見た口の描写だけ異様に凝ってないか? あんまし普通のアニメじゃ描かれないところだから目立つのかなぁ……

◎D.C.S.S.~ダ・カーポ セカンドシーズン~
 (第13話)
 期末試験と格闘してる一同……は良いけど、この学校、1クラス20人なのか。やはり少子化社会の影響か、初音島は過疎の島なのか、意外と少ないねぇ。自分は試験の無い音夢が気楽なのが良いねぇ。喚きまくってる眞子とは大違い。
 環の誘いで集まってる一堂は良いけど、なんか久しぶりに純一の隣にいることりが痛々しい感じがするけど、気のせいか? ま、音夢がいないんだろうね。
 しかし、みんなを温泉一泊付きの海水浴に招待って……金持ちね。いや、発案は音夢と聞いて急に複雑な表情。やはりことりには正面から音夢と一戦交えてくれないと面白くないからねぇ。
 魔法の失敗を日本の夏のせいにするなよ>アイシア。
 2人きりの夏休みに思いをはせてる純一と音夢だけど……アイシアがずっと残ってると聞いて大慌て。
 久々の裏音夢、いとおかし。何とか2人だけの夏休みを確保しようとアイシアに交渉を要求されてる純一だけど……帰る場所も無く、待っている家族もいないってか。
 自分のおばあちゃんの思い出話を始めるアイシア。魔法で人に幸せを分けながら転々と旅してたってかい。いや、魔法がばれたらいろいろ面倒なことあるから逃げ回ってただけじゃ無いのか?
 早朝に魔法の修行を始めようと公園に出掛けたアイシアだけど、そこで出くわしたのは鷺澤美咲……おいおい、こいつまだ出番があったのか。なんかアイシアとだけ接点のあるキャラとして便利に使ってるみたいね。

 予告で喋ってるうたまる……こんなとこで喋ってるってことは、今シリーズは総集編は入らないのか。いや、次回は海とか期待させといて実は総集編とかいうオチかも知れないけど……

◎おくさまは女子高生(終)
 (第25話)
 市丸と麻美が兄妹だと聞いて胡散臭く思っていろいろ探ってる岩崎先生。そんな岩崎先生の追及を何とかかわそうとしてる旦那だけど……こいつも度胸が無いね。結局、独身のはずの市丸の家に女物の下着があったりして胡散臭く思ってるところにゴキブリに驚いた麻美が飛び出してバレてしまうというお話。
 どうでもいいけど、このためだけに麻美がゴキブリが苦手だという設定を取ってつけたように加えるなよ。
 しかし、教師と生徒が付き合ってるって聞いたら普通の現代人は「同棲」してると考えるんだけど、一足飛ばして「結婚」してる云々って話題しかしないって、この作品の登場人物の感覚は古いねぇ。

 (第26話)
 岩崎先生に秘密が知られて、いつ公にされてしまうか戦々恐々としてる麻美と旦那だけど……岩崎先生だって学校で教え子に手をつけてたところを旦那に目撃されてる弱みがあるんだから、そう簡単に告げ口したりはしないだろ。
 そりゃ、旦那と麻美が単に同棲してるだけだったら、秘密がバレたらおしまいだろうけど、ちゃんと親に認められて正式に結婚してる関係なら、例えバレたっていくらでも申し開きは出来るはずだぞ。そんな手続きも無いまま学校で生徒に手をつけてた岩崎先生の方がよっぽどバレたら大変だからねぇ。
 それなのに、校長室に呼ばれただけでびびって退職届を出してる旦那。そんなことじゃ余計なことまで疑われるぞ。

◎MONSTER
 (第72話)
 なんか完全にルンゲの方が優位だと思ってたのに、ロベルトもしつこいね。あれだけ負傷しててルンゲを投げ飛ばす力があるかい。しかし、こんなとこでルンゲに死なれても困るんだけどねぇ。テンマの無実を完全に証明できるのはルンゲしかいないからねぇ。
 グリマーの遺体を整えてからルンゲの元へ向かおうとしてるテンマとフランツ・ボナパルタ。
 自分のことは覚えてないけど友達のことを思い出したと言ってたグリマーのことを思い出してるボナパルタ。前に旧チェコ秘密警察のえらいさんが自分の息子も511キンダーハイムにいたとか言ってた時の話だな。で、その友達というのが実はロベルトだったってオチかい。
 なんか、ヨハンの前で職員と子供たちが殺し合って全滅したとかいってる511キンダーハイムだけど、グリマーにしろロベルトにしろ、ミュンヘンにいたガキにしろ、意外と出身者が残ってるものだね。
 そして、10年前のリーベルト夫妻殺害事件のことを思い出してるけど……あの晩に夫妻を訪れてきたという公式的には殺害犯の疑いがもたれてる人物というのがこのおっさんだったんかい。ルーエンハイムのはずれの吸血鬼の館にあった大量の双子の絵もこいつが描いたってかい。
 そして語られる薔薇の館の事件の真相……自分たちの実験材料だった双子の母親に恋をしてしまったから、実験のことを知ってる関係者を皆殺しにしたってかい。しかし、それをニナに見られてしまったのが一連の事件の発端だったってか。

 なんか予告を見たらロベルトはしつこく生きててテンマの前に現れてるみたいなんだけど、まさかルンゲが殺されたわけじゃないだろうな。

◎エレメンタルジェレイド(終)
 (第26話)
 レンとリアクトして襲い掛かってくるカオスクワイアの3人。プレジャーを操ってるとはスティンレイドみたいな連中だな。いや、エディルレイドに対してプレジャーが絶対なのは契約があった場合だけなんだろうけど。
 いきなし伝説の謳を唱え始めるクー。いや、こいつが自発的にそんなもの唱えられるなんて不自然な展開をどう料理するのかと思ってたら、イブの導きか……
 クーとレンの詠唱で契約が解けていくエディルレイドと、人工核石が破壊されていくスティンレイドたち。平和の謳とか言ってながら、要するに互いの戦力を無効化させる謳だったんだな。ま、この世界がエディルレイドとのリアクトを超える武器が存在しない世界で良かったね。
 いきなし地上に降りてるエディルガーデンだけど……下に人はいなかったのか? いや、直接押し潰されたやつはいないとしても、川に大洪水が起こってたみたいだから、それだけでも相当な被害が出てると思うけど……
 遠い日のエディルレイドの涙の意味を知ったシスカ。てっきり、最後にそのエディルレイドと再会するって話になるのかと思ってたけど、そうはならないのか。ま、どうせあの後で別のプレジャーを当てられて任務に送られたんだろうけどね。代わりにシスカの手元にある写真はフィロの写真だし……
 いや、フィロにしたらシスカなんかどうでもよくて、クーに忘れてもらいたくなかったと思うんだけどね。
 しかし、クーと一緒にいたいと言ってるレンだけど、まさか空賊の仲間になってるとはねぇ……

 エニックス系のこの手の作品のアニメ化って、物語の途中で終わって「まだ戦いは続く」とかいう最終回が多いのに、これはきちっときれいに終わったね。

◎わがまま☆フェアリー ミルモでポン!ちゃあみんぐ(終)
 (第172話)
 パートナーが消えても記憶が消えるってわけじゃないのね。でも、きっちり妖精は見えなくなってるし……
 ミルモは妖精界に戻るべき時間をオーバーしたから罰を受けてるってかい。しかし、今までそんな罰を受けたやつはいないって、妖精も意外ときっちりしてるのね。いや、願いが叶えられた妖精自体が少ないのかもしれないけど。
 いきなしフェアリー姿になってガイア族に呼び出された楓。罰を受けた妖精は妖精でない姿に変えられてしまい、自分が妖精だったことを思い出さないと元の姿に戻れないってか。
 おや、記憶もだんだん消えていくってか。確かに一瞬ですべて忘れてしまうって方が残酷だと思うけど、徐々に忘れていくのも辛いだろうね。
 意外とミルモ自体はウサギの子供になってるのが呆気なく見付かったんだけど、ミルモに自分のことを思い出させるのが一苦労ってか。しかし、思い出したら思い出したでキャベツ太りとは、無様ね。
 それにしても、最終回だというのに沙織はCDのジャケットでしか出してもらえないのか……いや、最後にダアクが復活するとかいう展開が待ってるのかと思ってたんだけどねぇ。
 ま、今度のシリーズは変に大きなテーマを作らずに恋愛関係だけに絞って描いてたから尺足らずって感じはしないんだけど、こじんまりとした印象で終わってしまったのは確かだね。実際のところ『ごおるでん』のラストで終わった方が感動が大きかったと思うんだけど……

◎奥さまは魔法少女(終)
 (第13話)
 クルージェの元に向かおうとするアニエスの前に立ちはだかるブルガたちだけど……アニエスを助けに来たヴァレンタインを傷付けたとたんに怯えて逃げ出してるとは、こいつらも意気地がないね。
 ま、新しい世界でクルージェと同じ小学校に転校してきてるとこみたら、まだ中身が小学生レベルってことなんだろうけど、魔法で変身してる時の姿見たら、とても小学生とは思えんかったんだけど……
 しかし、クルージェの新しい世界。前とまったく同じって、芸が無いね。

◎創聖のアクエリオン(終)
 (第26話)
 OPバックの怒涛の展開が良くわからんけど、ピエールの乗ってた量産型のベクターマシンの変わりに傷付いたシリウスのベクターマーズと合体して久々の完全版アクエリオンになってるって話だな。
 太陽の翼によって受粉した生命の木だけど、花が咲いたと思ったら速攻で枯れ始めてしまい、地中深くに根を張ったそれは世界の終わりをもたらしてるって凶悪すぎ。いったい何のための生命の木なんだ?
 太陽の翼の力を引き出すには堕天翅族の力が必要だって、麗花と無理やり交代してベクターマシンを乗っ取ってるトーマ……この時点でこいいつが何を考えてたのかよくわからんのだけど……シルヴィア(セリアン)がトーマ、シリウス、アポロの3人の心を繋ぎ合わせるって、出来過ぎな話。
 無限合掌拳……生命の木の崩壊で砕かれ始めた地球をアクエリオンの腕で紡ぎ直すってかい。で、1万2千年後にまた会おうって、メデタシメデタシでおしまいかい。
 しかし、司令のおっさんが何者なのか最後までよくわからんかったんだけど……1万2千年前から世界を見続けてる存在だってか?

◎タイドライン・ブルー
 (第10話)
 機雷に襲われてるユリシーズと接触するために小型潜航艇で潜ってるキールたちだけど、グールドの居所がパリのケーキ屋ってかい。意外そうなキールだけど、ま、グールドのおっさんは本来は穏やかな人間なんだな。
 新国連艦隊をメタセコイア海域に誘い込んでるグールドだけど……狙いは新国連艦隊じゃなくて、魏の原潜ってところか。
 出産のときの真相をイスラに告白してるキールだけど、別にティーン1人だけで取り上げられたわけじゃないんだから、そう自分を卑下することは無いだろ。それにその後でイスラと赤ちゃんの命を必死で守ってたのはキールなんだし。ま、そんなとこはイスラだってわかってるから、別にキールの対する感謝の気持ちが変わったりするわけじゃないしね。
 しかし、赤ちゃんの弟が生まれたらティーンって名づけるって……それよりあんさん、その赤ちゃんはいったい誰の子供じゃい。

◎ぱにぽにだっしゅ!
 (第13話)
 いきなし学校に攻めてきた番長連合……先週のラストはただのネタじゃなかったのか。しかし、対象者でもないのに補習に来てるって(姫子以外の)こいつらって、意外と頭がいいのね。
 ちびっ子番町(ベッキー)と勝負をしたいという番長連合に交渉に向かってる一条さんだけど……こいつに交渉させた時点で終わってるな。
 ピロスケの懐柔工作に借り出されて雌牛の着ぐるみ着せられてる芹沢茜。バズーカの一撃で吹き飛ばされてるとは哀れね。
 で、ピロスケが白鳥鈴音のことが好きだと知った一同、鈴音はもう帰ったと思ってまたも芹沢茜に変装させるも、本物がいたから速攻でバズーカの餌食とは悲惨。しかし、チョップの一撃でピロスケを倒してる鈴音って……
 いや、人知れずニンジャ女を捕まえてる一条さんも怖いけど……
 しかし、巨大番長の一撃で校舎ごと粉砕されてお終いってか……と思ったら、地下の秘密基地から巨大ロボ・ぱにぽにXの出動かい。
 翌日、現実に合わせて特撮風のコスチュームを着てきたくるみだけど……速攻でその現実が否定されてるとは、哀れね。