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アニメ及び周辺文化に関する雑感

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「殿堂入り」は難しい

2006年02月22日 | 雑記
 いつもの「光希桃Anime Station」さんとこの《アニメ感想率調査》の結果が発表されています。うちは今回も参加しているので、各作品へのいつものいい加減なコメントなり興味のある方はご覧になってくださいませ。
 相変わらず厳しい方から数えた方が早いという厳しさランキング。ま、今回は辛うじて上位1/3からは外れてるのでまずまずというところでしょうか。

 厳しめの評価が多いのは評価のスタンダードが「普通」なのか「おもろ」なのかってのが大きく、「普通」が標準の人はどうしても「おもろ」が標準の人より厳しく受け取られてしまいます。この辺は統計上の補正処理をしてみないと、同じ評価点でも価値が違ってるってことになってしまいます……というのは、いつもの話。

 今回は「殿堂入り」について考えてみましょう。
 まず「殿堂入り」という言葉から感じられるのは、一般の最上級評価とは格が違う特上の評価ということです。野球殿堂入りの選手がそう頻繁に出て来ないように、「殿堂入り」と評価される作品も頻繁に出てくるものではありません……というのが、うちの考え方なので、おいそれと「殿堂入り」なんて評価は付けられません。
 ところが、考え方が違うと、「殿堂入り」と言っても何段階かの評価の中の最上位に過ぎないのだから、毎回適当に数を割り振って出すというサイトも多いわけですね。ま、それはそれで割り切るという考え方もあるわけですが、本当に「殿堂入り」級の画期的な最高傑作が現れたときに、その評価の下しようがありません。
 そう考えると、おいそれとは「殿堂入り」なんて使えないわけです。

 また、その真の「殿堂入り」級の作品というのもやはりサイトによって評価基準が違ってきます。
 すでに『エヴァンゲリオン』から10年経ってますから、現在の感想サイトの多くはその『エヴァンゲリオン』すらリアルタイムで見て自分なりの評価を下したことのあるところってのは多くないはずです。すでに『エヴァンゲリオン』の評価というのがファンのコミュニティーや世間の中で定まった結果をいわば伝説的に捕らえ、何がそんなインパクトを受けたのかが実感できなければ、『エヴァンゲリオン』クラスの作品が来た場合にどう評価するかってことが想定として考えられないわけです。
 すると、『エヴァンゲリオン』より後の作品の世界しか判定基準にないわけですから、その範囲で評価を割り振るなら「殿堂入り」なんてのも簡単に評価できてしまうのではないでしょうか。
 ここで『エヴァンゲリオン』を出してきたのはあくまで例えですから、別に『エヴァンゲリオン』こそが「殿堂入り」と評価すべき作品だと言ってるわけではありません。評価のしようはいくらでもあるわけですが、あくまで社会現象を作った作品として挙げてみただけです。
 このように『エヴァンゲリオン』にリアルタイムで触れたかどうかだけでもかなり評価の価値観が違ってくると思いますが……うちは『ヤマト』をリアルタイムで見てますからねぇ。もう『ヤマト』のインパクトなんて『エヴァンゲリオン』どころのものではありません。すべての価値判断がここに始まってるわけです。
 そんなわけで価値基準が『ヤマト』だと、そこらの作品においそれと「殿堂入り」なんて評価は出せません。

 もっとも、「殿堂入り」なんてそんなに真剣なものじゃなく、何段階かのランク付けのラベルに過ぎないってのは理解してるから、それを考慮して甘めに評価付けをしてるわけですけど、それでも「殿堂入り」は出ませんねぇ。
 やっぱり「殿堂入り」って言葉を意識しすぎてるのでしょうか。
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アニメ感想率調査の考察 (ボーダーライン)
■アニメ感想率調査 2006年2月[終了番組評価](光希桃 Anime Station) ちょっと遅くなりましたが簡単に考察めいたものを。 ちなみに私の評価はこちらになります。 まず上位作品を簡単にレビューして行きましょうか。