だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

記憶は残しておきましょう。

2005-03-20 21:46:29 | 映画
ジム・キャリーはあまり好きではありませんでした。初めて見た「エース・ベンチュラ」はおもしろいと思ったのですが、次の「マスク」「ジム・キャリーはMr.ダマー」「バットマン・フォーエヴァー」「ケーブル・ガイ」と見るものすべて、あまり好きになれませんでした。その後、ブレイク前の「ペギー・スーの結婚」や「ボクの彼女は地球人」なんかにも出ているのを知ったのですが、全然記憶にない…。

ところが今や、ファンなのです。エヘヘ。「ライヤーライヤー」「トゥルーマン・ショー」で、すっかり見直してしまったのです。不思議。もともとそんなに大嫌いではなかったのですが、たぶんあのアクの強い演技に馴染めなかったのかも。現にすべての作品を見てますからね~。

ジム・キャリーってホントはかなりのハンサムだと思います。1962年1月17日カナダ/トロント郊外の生まれ。13歳の頃父親の事業の失敗で家を失い、キャンピングカーやテント暮らしという生活をしたそうです。やがて15歳で地元のコメディクラブに出演し、19歳になった1981年にロサンゼルスに移住し、本格的にプロ俳優を目指したのです。苦労人。

「マン・オン・ザ・ムーン」のアンディ・カウフマンには、参りました。ジムの作品でこれが一番好きです。つくづく、すごい俳優だと惚れ込みました。続く「グリンチ」も以前なら好きじゃなかったも知れませんが、素顔が見えない役なのに演技が抜群でした。「マジェスティック」も大好きです。最近のジムは単に百面相のコメディ役者ではなく、完全に演技派です♪

今公開中の「エターナル・サンシャイン」は、「ヒューマン・ネイチュア」のミシェル・ゴンドリー監督作品。この作品は自分を猿と思っている人間の風変わりな映画。人間の外側と内側にこだわりを持つ映画をまたまた作ったわけです。脚本は「マルコヴィッチの穴」のチャーリー・カウフマン。この人もそう。人の頭の中を行ったり来たり。で、「エターナル・サンシャイン」も失恋の痛手を、脳の中から記憶を消してしまおうとする男の話。

ジム・キャリーの素敵なラブストーリー。お相手はケイト・ウィンスレット。イライジャ・ウッドが、フロドとはちがう現代の若者をスマートに演じてます。風変わりなラブストーリーを見たい人はぜひ!
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