だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ウォン・カーウァイのイップ・マン

2013-04-14 21:45:49 | 映画
ドニー・イェンがウィルソン・イップ監督と組んで出演した、「イップ・マン 序章」(08)と「イップ・マン 葉問」(10)。日本での公開は、「葉問」が2011年1月で「序章」が2月でした。

「序章」には、日中戦争や日本兵と戦うシーンがあって公開は決まっていなかったんです。しかし、ドニーファンは彼のアクションが見たい!そんな熱い思いが劇場へ通い、公開が決定しました。

ご覧になった方はご存じだと思いますが、イップ・マンこと葉問は実在の人物で中国武術“詠春拳”の達人。あのブルース・リーが、唯一指導を受けたという門下生だったことでも有名。

ドニー・イェンの演じる「イップ・マン」は、家族への思いのシーンはあるものの、主に描かれるのはやはり“詠春拳”。ドニー・イェンの拳法が、存分に楽しめる作品になっています。

同じイップ・マンを、ウォン・カーウァイが手がけました。「欲望の翼」(90)「恋する惑星」(94)「楽園の瑕」(94)「ブエノスアイレス」(97)「花様年華」(00)「2046」(04)などが代表作。

グランド・マスター」(13)の監督、脚本、製作はカーウァイ監督。初のアクション作品です。主演はトニー・レオン。武術指導はユエン・ウーピン。ドニー版はサモ・ハン・キンポーでした。

1930~40年代の中国。北の八卦掌の宗師<グランド・マスター>宮玉森:バオセンは引退を控え、その地位と生涯をかけた“流派統一”という大役を、後継者に譲ろう決意します。

後継者候補に選ばれたのは、形意拳の使い手である1番弟子の馬三:マーサンと、南の詠春拳の宗師<グランド・マスター>葉問:イップ・マン(トニー・レオン)の2人。ところが…

バオセンの娘で奥義六十四手を唯一受け継ぐ宮若梅:ゴンアー(チャン・ツィイー)も、父の反対を押して名乗りを上げるのでした。ドニー版と違うのは、まずヒロインがいること。

しかもチャン・ツィイー!なんでもインターネットのメイキング映像で、過酷な特訓を披露。カーウァイ監督と言えば、映像の美しさ。主演2人の美しさもあって、本作は期待大!必見!

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