遅くなりましたが、2004年の自己中(!)ベスト10を出してみました。昨年は忙しさを言い訳にいつもより本数が少なくなってしまいました(涙)ちょうど90本でした。100本を切ったのは久々~。
で、私のベスト1は「ミスティック・リバー」です。納得でしょ?確かにオスカーの作品賞は逃したけど主演男優賞=ショーン・ペン、助演男優賞=ティム・ロビンスが見事受賞しました。
クリント・イーストウッド監督作品は裏切られることがありません。ますます渋くなった監督は実に「男」を描くのがうまい!今回は女性陣もなかなかのものでした。ペンの妻役、ローラ・リニーは今までの役柄と違い、美しいだけの女性ではなく夫の心をある意味、操作するしたたかな妻を演じています。←見事! 一方、ロビンスの妻役のマーシャ・ゲイ・ハーデンはしたたかのように見えて実は脆い、悲劇の中心の妻を演じています。←うまい!
この作品が見るものの心を打つのはなんと言っても、原作の素晴らしさでしょう。デニス・ルヘインの同名小説は、ベストセラー作品です。3人の少年が遊んでいる時に1人が誘拐されてしまいます。2人は何も出来ずただ見ていただけ…。やがて現在、殺人事件を機に3人は再会するのです。
監督はこの3人の様子を淡々と、じっくりと、描いていきます。まるで観客も目撃者にするかのように…。見終わった時の重さに貴方は耐えられるでしょうか?素晴らしい作品です。
もしまだ見ていないようでしたら、ミスティック・リバーで、どうぞ。必見です。
で、私のベスト1は「ミスティック・リバー」です。納得でしょ?確かにオスカーの作品賞は逃したけど主演男優賞=ショーン・ペン、助演男優賞=ティム・ロビンスが見事受賞しました。
クリント・イーストウッド監督作品は裏切られることがありません。ますます渋くなった監督は実に「男」を描くのがうまい!今回は女性陣もなかなかのものでした。ペンの妻役、ローラ・リニーは今までの役柄と違い、美しいだけの女性ではなく夫の心をある意味、操作するしたたかな妻を演じています。←見事! 一方、ロビンスの妻役のマーシャ・ゲイ・ハーデンはしたたかのように見えて実は脆い、悲劇の中心の妻を演じています。←うまい!
この作品が見るものの心を打つのはなんと言っても、原作の素晴らしさでしょう。デニス・ルヘインの同名小説は、ベストセラー作品です。3人の少年が遊んでいる時に1人が誘拐されてしまいます。2人は何も出来ずただ見ていただけ…。やがて現在、殺人事件を機に3人は再会するのです。
監督はこの3人の様子を淡々と、じっくりと、描いていきます。まるで観客も目撃者にするかのように…。見終わった時の重さに貴方は耐えられるでしょうか?素晴らしい作品です。
もしまだ見ていないようでしたら、ミスティック・リバーで、どうぞ。必見です。