年寄りの冷や水

定年退職者が感じることを書き残す

高齢者のための福祉事業に境界なし!!!

2017-06-09 01:09:44 | 社会

・我々は会員、友人、先輩、後輩たちの高齢化社会における毎日の健康、日常生活、社会活動の互助、援助、助成活動を行なおうとしている小さな団体だ。この小さな団体の講演会に、大きな企業グループの福祉財団に講演者を依頼すると、「財団事業は「地域の社会の人達」が対象であり、特定の組合とか企業とか団体とかが対象ではない」との事であり、申し込みは断られた。我々の依頼説明不足かも知れないがどうにも納得出来ないものだ。自分たちが勤めていた企業グループを悪くは言いたくはない。しかし、どうも大企業的体質??と言うか官庁的体質??とかが感じられるものだ。昔はこんなことはなかったと思うのだが。

・我々は企業グループの組合役員経験のある者約200人の「労友会」と言う団体だ。若いころから職場で一緒に汗を流した仲間である。職場の世話役として組合役員としても汗を流した仲間である。「共に汗を流した友達の会」がその後も楽しい友達を続けようとの意味で「労友会」との名前が付けられたものだ。その為入会金3000円て年会費不要、行事毎に参加者が実費を負担するのが原則である。

・チャリティボーリング大会、チャリティゴルフ大会、社会見学会、研修会旅行、総会・懇親会等が主な行事である。人との交流が少なった我々高齢者にとっては昔からの汗をかいた仲間との楽しい活動である。組合や上部団体の活動に参加させてもらったり、援助を受けることもある。もちろん我々で出来ることは資源回収活動等の協力を行なう。高齢者退職者協会等の活動に参加させてもらったり、また、活動援助を受けることもある。

・年一回の総会・懇親会は皆が集まれる一番待ち遠しい楽しい行事である。バイキング料理を囲んでの楽しい雑談は一番楽しい。その前に会員の希望に沿ってテーマを選んでの講演会あるいは説明会かも知れないが我々にとっての社会勉強会が開催されるのも楽しみである。政局の動向、健康管理、電力・ガスの自由化等のテーマについて各分野のベテランに来てもらって楽しく聞かせてもらったものだ。今年の9月の総会では会員や幹事から「老人福祉施設」について話を聞きたいとの意見である。近隣の高齢者が施設をどう選ぶべきなのか、どう準備すべきなのか、簡単には施設に入居出来ていない等の不安についての相談が多いとの事である。会員や友達や相談を受ける近所の人達のためにも勉強すべきとなった。しかし、総会では若い人たちもいるし、まだまだ関心の低い人達もいるの。そして、懇親会の講演会だから余り湿っぽくはなって欲しくない。皆が楽しく講演を聞いて勉強できるような講師を探すことになり、元勤務していた企業の福祉財団に講師の依頼をしたのだ。福祉財団からは「福祉財団は特定団体、企業等を対象としなく、地域団体を対象としている」との良く判らないニュアンスで断れたものだ。

・我々の目指している活動と、福祉財団の目指すものがどのように違っているのだろうか??「組合」とか「元組合役員」とかの言葉が気に入らないのだろうか??。我々も地域の人達のグループであるのだが。企業グループも、社員も、組合員も、組合役員も、元組合役員も同じではないかと思われるのだが。高齢者社会を迎えての「助成事業」、「健康事業」の規模や活動地域の大小はあっても精神は同じであり、福祉を考えることには何も境界はないと思われるのだが。

・この考え方、このブログは当然ながらあくまでも私個人の年寄りの冷や水である。「労友会」をいやな目見ることはないようにお願いする。これぞ年寄りの冷や水かも。


    ーーーーーーー頑張れ・頑張れ労友会!!!頑張れ・頑張れ労友会!!!----


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