年寄りの冷や水

定年退職者が感じることを書き残す

「やります!!。できます!!」の1/10でも実行できないものか!!。

2005-08-29 04:28:35 | Weblog
・選挙前になると何時もの事ながら各党とも何か抽象的な文言を並べてマニフェストですと言いながら「こんな事をやります!!こんな事ができます!!」とか、「我が党に政権を与えてくれればこんな事をやります!!こんな事ができます!!」等の宣伝文句ばかりが聞こえてくる。そんなに出来るのならば、その1/10でも実行するような努力を見せて欲しいものだが。

・選挙宣伝だから有権者が関心を持つ項目を関心が高くなるように、それも簡単明瞭に宣伝しなければならないことは分るのだが、それにしてもいい加減な事ばかりを並び立てるものだと思う。何時までもそんな事で国民・有権者はだまされることは無いだろうと思われる。選挙前だけでなく、常日頃からその様な努力がされているかどうか、まかせると言っている事をやってくれるかどうかを判断することが出来る国民・有権者の時代である。国民・有権者を馬鹿にしているような宣伝をする政党には腹立ちさえも少し感じる毎日である。無党派の人達がいても当然であるのだが、これではまたまた投票率が低いのではと心配となってしまうのだが。


ユーザー軽視の対応がまだまだあるのか???

2005-08-29 03:56:26 | Weblog
・関西クラシックオープンに1人で参加した私に同じ組の西宮市在住の70歳のマンション組合役員の人から「マンションの空調装置が不調となり電話すると二週間待って下さいと言われた」との話があった。交渉の結果、翌日に修理となったようだが、まだまだこの様なユーザー軽視の対応があるのだろうかとちょっと心配したものだ。

・今年は特に暑い日々が続き空調設備不調のままで二週間我慢するのは大変な苦労であろう。マンション組合の役員さんにしてみれば、いや、自分の家庭だけの場合でもユーザーをどう思っているのかと怒るのは当然であろう。どんな電話応対だったのかははっきりしないが、その会社が私が勤務していた会社だとは知らないまま全く初めてのゴルフパートナーに朝一番から話し出した事から余程の感情であったと推定される。

・「そんな事がまだあるのですか」と返答したものの、朝から何か気になってしまう一日であった。そのせいではなかろうがスコアは98で、ダブルペリアの順位が100人中83位となってしまった。今の自分には関係ないと思いながらも、サラリーマンとは元サラリーマンでも弱い者だと感じたオープンであった。


じっと我慢の阪神ファンです。

2005-08-27 22:19:16 | Weblog
・阪神タイガースが独走傾向でも、昔から詰めの甘い、弱気になりがちな阪神タイガースは、またまた逆転されるかも知れない。何時もそんな気持ちが強くてなかなか大きな声で喜ぶ事が出来なかったが、やはり今年も中日ドラゴンズに追い上げられて、その心配が現実となってきた。それでももちろん優勝を心から祈って我慢して静かに黙って応援しています。こんな気持ちの阪神ファンは私だけではないのではなかろうか。

・プロ野球の人気が減退しかかっていると言われている。そして球場の観客動員数もあまり増えてこない。喫茶店で聞くプロ野球の話題も少なくなった。これは、サッカーファンが増えたからでもなく、読売ジャイアンツが弱いからでもなく、大型人気選手が大リーグに移籍したからでもなく、プロ野球スポンサーの会社経営状態が悪いからでもない。優勝を期待して騒ぎ立ててて、大声を揚げるべきセリーグの1位チームが阪神対タイガースだからであり、私達阪神タイガースのファンがじっと我慢しているからではなかろうか。

・逆転されても良い。逆転されても何も恥かしいことではない。もっともっと心を広く開いて大きな気持ちで気持ちよくしっかりと応援しようではないか。気持ちを押さえ込んでしまうことなく、我慢することなく、もっともっと気楽に喜び、悲しみ、励ましあおうではないか。そんな気持ちに切り替えて応援して行きたい。


生徒が甘えられる先生になって欲しい。

2005-08-25 16:45:33 | Weblog
・警察官襲撃事件を起こした中学生の学校での全校集会において校長から生徒達に「1人で悩みを抱え込まないで甘えて欲しい」との話があったようだが全くその通りであると思う。

・今までにもこの様な事件が発生した場合には、先生方、生徒達には大きな精神的なショックが負担として残る為に、それを自然に取り戻す為に心のケアが実施されるのが良くある普通の手段である。当然の事であると思われる。そして、一般には心のケアのために専門家が採用されるのが普通である。

・しかし、いつもすぐに外部のケア専門家に依頼して解決したような話には少し納得出来ない処がある。何故自分達で出来るところまででも頑張ろうとしないのだろうか。本当はこんな時にこそ先生と生徒達が悩みを話し合って欲しいものだと思うのだが無理な事だろうか。外部の専門家の応援を受けながら話し合う機会を発展して欲しいと思うのだ。外部の専門家に依頼して先生と生徒が心のケアを受けたとしてもその効果はその時だけになってしまってすぐに消えてしまうような気がする。もちろん常日頃からのその様な教育者としての育成がなされていなければ無理な事かも知れない。その様な教育の場として構築されていなければ無理な事かも知れない。しかし、無理、無理では発展しないのだ。こんな時にこそ勇気を出して先生と生徒の関係を突破して欲しいものだ。

・先生と生徒は、授業で教科書を開く関係だけではない。先生と生徒として、一人の人間と一人の人間として、そして心許される友人として、時には憎みあい、時には助け合い、時には慰めあえる人間関係の構築も必要ではないかと思われる。お互いに甘えあえる関係になって欲しいものだ。


警察官襲撃中学生に「おとなしくて普通の中学生」とは、なんと無責任な表現か!!

2005-08-24 17:53:46 | Weblog
・中学生が交番に入って拳銃欲しさに起こした警官傷害事件に対して、学校関係者や近隣の人達は、例によって「おとなしい少年だが。成績も普通だし友達もいたし、普通の生徒だが。」との評価がされているが、これら評価する人たちは非常に無責任であると思われる。

・中学生は自分の部屋に何丁ものモデル銃を持ち、それを使って射撃も行っていたようだ。警官から拳銃を奪って自殺したかったとの自供もあるようだ。この様な少年に、何にも不自然なことが無かったとは全く考えられないのだ。学校生活で、家庭生活で何らかの兆候があったはずである。それが感じ取れなかった人達は「普通の少年、おとなしい少年」と評価しているのだ。もちろん、何も言いたくないからの表現かも知れないが、それならばもっと無責任な人達であると思う。

・部下が自殺しても「全く予想もしなかった」との上司が多くなったとのニュースを読んだことがある。同じように私達は少年や子供達の気持ちを感じ取ってやろうとする努力をしているのだろうか。何かの機会を持って少しでも近づいてやりたいものだ。

・人生は「挨拶に始まり、挨拶に終わる」とも言われた事がある。会社でも、学校でも、家庭でも、ご近所付き合いでも「おはようございます」と「お疲れ様でした」くらいの挨拶をしてはどうだろうか。挨拶を交わす事によって相手の健康状態、精神状態の変化が少しは察し取れるかもしれない。あるいは、挨拶の交換を機会として話し合いに発展するかも知れない。他人のことは他人の事ではいかにも寂しい人生ではないか。


駒大苫小牧の優勝は剥奪すべき。

2005-08-23 00:11:56 | Weblog
・夏の高校野球優勝校である駒大苫小牧の野球部長が部員に対する暴力行為により、謹慎処分としていることが8月22日夜に同校校長より発表された。非常に残念な事だが同校の優勝は剥奪し、大阪桐蔭の優勝を決定すべきである。今更そこまでとの考え方もあるかもしれないが、不祥事を隠しとおそうとしたと思われる同校篠原校長の対応がどうも納得出来ない。

・野球部長は同じ部員に対して6月2日には素手で、8月7日にはスリッパで暴力をふるったようだが、その様な暴力行為があった事は直ちに学校では分るはずである。ところが篠原校長の話では8月8日に部員の保護者からの通報があって野球部長に問いただして分ったとの事である。更にその事を優勝報告会の前日の8月22日の夜になってやっと高校野球連盟に報告しているのだ。分っていても早く報告すると高知県の報徳高校のように地区代表の権利を剥奪されたり、あるいは全国大会中と言えども途中辞退をせざるを得ないかも知れないと考えたものと思われる。そして、優勝報告会までも開催出来ないかもしれないと考えたものと思われる。

・この様な対応を許してよいものだろうか。高校野球連盟では、何かがあれば早急に報告するように指導している時である。報徳高校の事例もある時である。篠原校長は暴力行為を振るった野球部長のことを「教育者にはあるまじき行為」と発表していたが、篠原校長こそが「教育者としてあるまじき行為」をさらけ出しているのではなかろうか。この様な対応で駒大苫小牧の先輩や一般のファン、野球部員を始めとする高校生達はどのような気まずい思いをしなければならないかを考えて欲しいものだ。

・高校野球は高校の宣伝とかプロ野球選手育成の為のものではなく、高校教育の一つであるはずだ。その事を充分に理解して、教育者はあくまでも教育者としての対応と言動に徹底して欲しいものだ。


新党「日本」とは、ちょっと気になる名前だが。

2005-08-22 04:31:31 | Weblog
・衆議院選挙に向けて新しい政党・政治団体「国民新党」、「新党大地」そして「日本」が設立されたが「日本」についてはその名前が気にかかる。

・公民権停止者以外が選挙に立候補することも自由であり、政治団体や政党の設立は自由でありこれらは国民の大きな権利である。郵政民営化法案採決で反対票を投じて自民党公認になれない人達が地元後援会の応援で無所属として立候補する人もいれば、新しい政治団体・政党を設立して立候補する人もいる。自民党を愛しているとか自民党を改革するとか言っているが法案採決での反対票も元来政策からとは思えなく勢力争いからのものと考えれば新党設立もごく自然なものと考えられる。だから今更になって、対立候補が送り込まれたとしても「自民党は冷たい」とか「もっと包容力があって欲しい」とか男らしくない泣き言を言うべきではない。政党を離れたとしても一人の政治家として堂々と政策を主張して頑張って欲しいものだ。

・さらに、この選挙を機会として新党を設立して頑張ろうとする人達が出て来てもも当然の姿であろう。そして、政策・主張のあるなしに関わらず、選挙活動のために政治団体を設立するのも当然であり、国会議員5人以上を集めて公職選挙法での政党として小選挙区だけでなく比例区との重複立候補を可能にしようとするのも当然である。さらに政党としての選挙活動が出来る事を考えれば政党を設立しようとすることも当然な事である。

・しかし、「日本」と言う名前は少し気にかかる。選挙では分りやすい政策と政党名、候補者名が必要であろうがどうも気にかかる。「日本大学」「株式会社日本ガス」「株式会社日本航空」そして近くには「いざかや日本」等の日本を使った有名な会社や商品もあるが、単に「日本」とはちょっと気にかかる。商標登録されている訳では無かろうから自由なのであろうし、投票者にとってみては書き易い政党名である。サッカーの応援ではないか「ニッポン、ニッポン」と応援もし易かろうと思える。外国の人達はどう感じるだろうか、日本人である私としては少し気にかかるものだ。日本人の私のためにも少なくとも、良い名前だろうから名前だけにならぬようにして欲しいものだ。


四国の渇水対策はどうなっているのだろうか??。

2005-08-21 19:56:13 | Weblog
・香川県、徳島県の厳しい渇水制限も8/21の雨で早明浦ダムの貯水率が0%から3%となり、やっと少し解除された。7~10年毎に発生している事だが、今回の雨で、渇水の苦しさと対策の必要性については、また忘れてしまうのだろうか。あるいは、貯水率が0%になっても発電用の水を放流して一ヶ月位は我慢出来ることを最初から想定しているのだろうか。

・思い出すと32年前の8月に香川県坂出市の産婦人科で私の長女が出産した。その時も非常な渇水で、出産近くなると妻の実家から汲み貯めの水を産婦人科に運んだ。現在も状況は余り改善されていないような気がする。

・渇水対策だけでなく、厳しい時には何だかんだと騒ぎながらも、すぐに忘れてしまうのが私達の習慣である。出来るならば、何とか緊急時対応策でも考えておくべきではなかろうか。四国では元来何処でも雨が少なく、ダムを建設するのは非効率すぎるのかも知れない。それならば海水の淡水化設備を徳島、香川両県を中心として緊急時設備として建設する事を考えても良いのではなかろうか。

・渇水対策だけではない。地震対策、大雨対策、テロ対策、大型商業設備やホテルの防火対策等についても忘れないうちに対策を定着させる必要があると思われる。


「担当者がいないので」は危険事象の前兆である。

2005-08-21 19:01:59 | Weblog
・枚方市への問い合わせで「担当者が居ませんので分りません。担当者が出てきてから調査します」との回答をもらった。これは、企業では考えられない回答であり、市民に対するサービス不足だけでなく、何か危険な事象の発生の前兆のような気がする。

・私達シルバー人材センターからの紹介アルバイターの手当てについて、前月から計算方式に間違いがあった。「次月に修正して清算する」との事だったが、今月も全く同じ間違いのままであった。8/18にセンターに連絡すると「担当者が休みで居ないので分らない。調べます」との事であった。翌日再度問い合わせの連絡をすると、やはり「担当者が居ないので分らない。8/23に出勤するので調査する」との事であった。

・企業では、担当者が居なくても分るように同僚や直属上司が理解出来ているのが普通である。お客様に対しては、社長から現場前線担当者に至るまで一人一人全員が会社であって担当者云々は言えないのが普通である。もちろん直属上司は承認・決済しており、内容についても責任を持っているものだ。

・自治体で「担当者が居ないので」とは、全て担当者しか分っていない仕事が多いのだと思われる。仕事の効率化のための分業なのかも知れない。あるいは、他人の事は他人の事とする所謂お役所仕事なのかも知れない。この様な状況では市民サービスに大きなマイナスの面が生じないのか心配である。更に心配なのは「同僚にも分らない、決済すべき直属上司にも分らない」では、担当者が何をしても誰にも何にも分らないともいえることだ。所謂担当者の勝手決済であり、悪い時には不祥事の温床となりやすいことだ。この心配も昔の退職男の杞憂で済めば良いのだが。


設備・機器にはやはりオペレーターの愛情が必要ではないか。

2005-08-21 04:24:44 | Weblog
・最近の設備・機器のトラブルを考えていると、時代遅れかもしれないが、やはり運転する者の設備・機器に対する直接的な愛情・配慮がもっともっと必要なように思われる。

・飛行機の酸素濃度が何らかの機器故障からコントロール不良となり、パイロットが意識不明となったらしい事故。エンジン故障の発生とその時の緊急着陸時の前輪作動不良による不安全な着陸事故。開閉スイッチの設定・調整ミスによる地下鉄ドアの開放事故。あるいは、JR西日本の脱線事故もスピード出し過ぎだけでなく、ひょっとしたらブレーキ作動不良も原因の一つだったかもしれないとも思える。少し遡ると原子力発電所の配管検査不備による漏洩事故。これらは、パイロット、オペレーターは100%信用し、起こり得ないと考えてしまっているている所で発生しているのだ。

・設備保全は専門技術が必要である事と効率化目的で専門部門あるいは専門会社に任されているのが最近の方法である。運転する者の愛情が与えられているとは思えなく、設備に対する配慮が反映されているとは思えないのだ。保守管理専門、専従者だけにまかせておいて良いものだろうか。どうも心配である。やはり、実際に運転する者の目から見た設備管理が少しは必要なのではないかと思われる。

・退職男が外国から初めての高圧の新しいブランとを導入して運転した時には、当然外国人技術者の指導のもとで日本のプラントメーカー技術者が設備保全を行っていた。しかし、我々は、設備を知る為にそして運転者の目から設備を保全するために、運転と設備保全とを交代して設備保全にも参画したものだ。そして、運転での重要な部分に対しての特別な注意を払ったものだ。またその自主保全活動の拡大策として、TPM活動(トータル自主保全活動・Total Product maintenance)活動を展開したものだ。これらの主旨は全員の現場現実主義による設備保全であるが、初期清掃から不具合リストアップ等運転する者全員自ら設備を見る事にある。そして、運転状況と設備状況を結び付けて管理するものだと思う。決して他者だけに任せるのではなく、自分達も設備と運転の両方を念頭において設備の管理・運転をするものだ。これが設備・運転に対する愛情であり、仕事に対する愛情であり、お客さんに対する現場担当者としての愛情ではなかろうか。


政策中心での選挙活動をして欲しい!!

2005-08-11 13:32:24 | Weblog
・政策論争でなく、自民党内の派閥闘争と野党の勢力拡大意欲の結果で、とうとうこの忙しい時に衆議院が解散し総選挙となった。総選挙だけでも政策論争を展開して選挙活動を推進し、国民の意を反映できる政治家が選出される事を祈る。私どもも積極的に話しを聞き、考え方、進め方の理解の出来る国会議員を選出していきたい。

・衆議院で可決された郵政民営化関連法案が参議院で否決され、小泉首相は「郵政民営化の必要性についての国民の真意を問いたい」との主旨で衆議院を解散とした。参議院は解散できないから衆議院を解散して、民営化推進しようとする自民党と、自民党の内の反対者や反対する野党と国民投票で評価してもらおうとするのは日本の構造改革の重要な案件であるだけに正しい方策の一つである。また、この様な国民の真意を問う主旨から「民営化選挙」と言うならば、自民党議員で衆議院採決で否決の意思表示をした議員を自民党公認とすべきでない事も当然であろう。

・自民党議員と言えども支持者のある一人の国会議員として、国会採決において自民党決議に反する意思表示をすることもあっても理解は出来る。しかし、残念なのは、それが政策論議からの意思表示ではなく、派閥争いそれも単に派閥リーダーに従っての意思表示のように感じられることだ。その様な議員に限って、「自民党公認されないのは困る」とか、「郵政民営化自体は賛成だ。方法には異議がある」とか、「自民党から公認されなくても自民党員として立候補したい」とか、支離滅裂な事と言うか、考え方の筋の通らない事と言うか、弱気な事を言っている。個人として取った言動は最後まで個人として責任を持って、自信をもって堂々と考え方を貫いて欲しいものだ。

・小泉首相は、今まで誰も手をつけようとしなかった構造改革の一番重要な課題である郵政民営化を貫徹する為に、選挙を通じて更に国民に説明し、支持を得る努力をして欲しいものだ。そのためにも、自民党員であっても郵政民営化に反対する議員については対抗立候補者を立てて国民の評価を得なければならない。自民党員が多ければ民営化できるのではない。民営化に賛成する多くの国民が民営化に賛成する多くの国会議員が必要なのだ。

・当然の事だが、今ごろになって「新しい政府のマニフェストを早急に作成する」と言う野党や、最近の勢力減退を「この際取り返そう」等と言っている様な野党については論外である。しかし、選挙もはじまるので、しばらくは書く事を控えておきたいと思う。




残念なり!!無念なり!!明徳義塾の諸君よ!!

2005-08-04 16:32:11 | Weblog
・野球部先輩部員の後輩部員への暴力行為と、後輩部員の喫煙行為により、組み合わせも決まった後の4日に夏の甲子園出場辞退となった。汗を流して死に物狂いで努力してきて皆の手に勝ち取ってきた甲子園出場の名誉を「この様なこと」で辞退しなければならないとは全く残念無念である。

・「この様な事」とは、暴力行為、いじめを許そうとするものではなく、喫煙を許そうと言うものでもない。何故に学校の先生方、野球部監督、野球部OB達、野球部後援会、部員の父兄達にもっと早く分って対処出来なかったのかと言うことである。この様な事が出来なくて監督でも応援団でも、もちろん高校教諭としての価値は無いものと思う。いじめが発覚しても対処できていなかった事らしいが、野球部の出場とか辞退とかとは関係なく
何故対応が取れないのか不思議である。分っていても甲子園出場の目標達成のために何とか隠そう隠そうと努力していたのだろうか。高校生のスポーツを応援する者としては全く失格と言わざるを得ない。後援してくれるべき人達からの充分な後援を得られなかった野球部部員にとっては非常に不幸せなことである。

・1日から3日にかけて高校野球連盟に匿名で通報かあったらしい。これも不思議と言うか、汚いやり方といろいろと勝手に想像してしまう。高校生のスポーツ部での暴力行為
や、喫煙は良くある事だ。将来ある高校生の為には、先生方、父兄、部員自身たちが協力し、これらを厳しく追及して改善していかなければならない。高校野球連盟に匿名通報とは高校生のことを考えての通報ではなく、報徳辞退で他校を甲子園に行かせようとの主旨と取れるのだ。1日から3日にかけての通報からしてもいろいろと想像してしまうのだ。
そんな事で出場できる事となった高知高校野球部も少し複雑な気持ちではなかろうか。

・明徳義塾野球部の諸君、悪い事は悪い事なのだ。そのために出場辞退もやむをえない事である。しかし、高知大会の優勝取り消しと言われても諸君の胸には優勝時の熱い気持ちが残っているはずだ。その気持ちは明徳義塾の諸君にしか感じられない事である。諸君が優勝した事、夏の甲子園出場権を得た事を正々堂々と胸に残して欲しい。そして、今まで以上に頑張って欲しい。後輩の志度゛右も忘れずに。


若者達よ!!迷惑をかけては勇気ある行動も価値が無くなる。

2005-08-04 09:57:11 | Weblog
・8月4日NHKテレビの”ほっとモーニング”の時間に”イラクを伝える三人の若者”の話があった。三人の中にはイラクで人質となった若者も含まれていたが、それぞれ三人の若者について女性評論家からは「自分自身でイラクを見て、知って状況を伝えようとする勇気ある活動」との評価があったが、私はそう単純に決めつけられないものだと思う。

・私には、「自分で行って見てこよう」との勇気は全く無く、考えられる事でもないので、若者達の勇気は非常に大きいものかもしれない。しかし、計画性のない行動によって多くの人たちに大きな迷惑をかけた事を考えると「大きな勇気」と評価することが出来ないのだ。自分自身の目で、体で現状を知ろうとするならば、それなりの手段を考えての行動を計画し、多くの人たちに大きな迷惑がかかることがないような行動計画を取るべきである。それでも、何にどんな変化が生じて、身の回りに状況の変化が発生するかもしれないのだ。その時にも出来るだけ人にかける迷惑が極小となるような手段がとられるべきである。多くの人達に大きな迷惑をかける者には、多くの人達の事を考え、貢献する行動が取れるとは思われないのだ。

・メディアにニュースとして取り上げられることが勇気がある行動とは限らないのだ。メディアにとっては単に多くの人が大きな関心を寄せることが大きな価値のある事なのだから。それにしても”ほっとモーニング”の女性評論家もしっかりと考え方をまとめてから評言して欲しいものだ。


文句を言う前にNHK受信料を支払え!!

2005-08-04 04:47:56 | Weblog
・NHK受信料不払い、支払い延期者が117万人を越した。約三分の一が「経営陣に対する不満」であり、ほぼ同様な割合で「受信料の不公平感」とのことであるが、受信料を支払わない者にはそんな事を言う権利はないし、そんな理由で受信料を支払わないで良いとの権利も無い。NHK放送を見ているのならば、ただ単なる「ただ見者」であり、「詐欺者」であるとしか思えない。NHK放送の受信を止めてから文句を言うべきであると思う。

・NHK放送は価値ある商品である。経営陣に対する不満があるからといって自動車を買わないとか、その新聞購読を止めることは良くある事だ。NHK放送についても同様に経営陣に対する不満があるのならば受信を止めるべきである。不満があるから受信料を支払わないのは、不満があるから新聞代金の支払いを停止するのと同じであり、それは、詐欺罪となるものと思う。当然、新聞の購読契約を解除しなければならないのだ。

・「受信料の不公平」と言う人もあるようだが、支払っている者と文句を言って支払わない者との「不公平」はどう思っているのだろうか。そんな文句を言って支払わない人は、真面目に支払う私達のことをどう思っているのだろうか。「支払うものは馬鹿だから」と思っているのだろうか。

・もちろん、NHKの受信料体系に改善策を導入する事も必要かも知れない。新しい経営陣の努力も必要であるかも知れない。NHK職員や関連企業の公正な職務状況を公開して認めてもらう事も必要かも知れないとは思う。


羽田空港管制不能ーー怖いアラーム無視!!

2005-08-03 23:13:03 | Weblog
・アラームが発報されても、「工事中だから」、「よくある事だ、その内に復旧する」、「うるさいから発報をキャンセル状態にしておいては」と無視する事は技術者として、オペレーターとして決してやってはならないことである。それが空港管制システムであろうとも家庭のガス検知器でも同じである。

・羽田空港管制不能トラブルは、配電盤工事により無停電装置(CVCF)に電力を送る遮断装置(ブレーカー)の二系統ともにダウンした事から、配電盤工事のミスか、または誤操作があったからであろう。ブレーカーは一系統に異常が発生した時に自動的に他系統に切り替わってCVCFに電力供給を継続するものであり、その切り替わりの一時の電力を確保する為にCVCFが自動的に蓄電している電力を供給するものである。特別な長期間停電工事でもない限りCVCFの容量も20分間位電力供給が出来れば十分である。

・配電盤工事ミスか誤操作かはあってはならないことだが、あっても仕方がないことだとも言える。問題は、この様な状態での「警報発報」への対応である。連絡の不徹底とともに「発報無視」は絶対にしてはならないことである。慣れてくれば来るほどに、トラブルが減れば減るほどにアラームを軽く取り扱ってしまうものだ。アラームの意味も、アラームの先の起こり得る現象も忘れてしまうものだ。全くの機能無視であり、非常に怖い事である。

・発報無視・軽視、アラーム無視・軽視は電気システム、工場システム等だけでの問題ではない。地震対策でも同じであり、官庁や企業内不祥事でも同じであり、テロ対策でも同じであり、航空・鉄道・車両交通安全でも同じであり、地域生活での不祥事・トラブルでも同じであり、家族内の話し合いでも同じである。発報、警報、アラーム等は最後の安全装置であり、最後の防御壁でもあり、夫々には夫々の意味することがあるのだから、私達は常に真剣に、真面目に対応すべきものである。無視して大きなトラブルが発生してから後悔しても誰かの責任にしても後の祭りである。特にトラブルが少なくなり、トラブルの怖さ経験者が少なくなり、また、トラブル処置経験者が少なくなっている現在では、早めの対応が必要であるのだから。