年寄りの冷や水

定年退職者が感じることを書き残す

橋本知事の「脱原発」発言は不十分!!!

2011-04-28 03:29:57 | 社会

・橋本知事の「脱原発」発言には十分に納得・賛同出来るレベルではない。例によって人気を考えての言うだけ発言のようにも感じられる。これは福島原発事故で被災された人達、復旧に努力されている人達に非常に無責任な、気持ちを無視した発言であると思う。

・福島原発事故で被災された人々のことを思う気持ちは非常に強くなってきている。また、毎日復旧に努力してくれている人達への感謝の気持ちも非常に強くなってきている。しかし、だからと言って「原発がなければ良かったのに」と思うのは少し無理がある。東日本大震災の影響で原発事故に繋がったことには違いない。しかし、これだけの事故、いや今後も更に大きくなるかもしれない事故となったのは単に大震災と原発の存在だからと決めつけるのには早すぎる様に思われる。

・原発の耐震設計、原発の緊急時対応設備・システム、東電の原発の緊急時対応マニュアルと訓練実績、事故発生時の初期対応、緊急連絡体制、政府の緊急対応等にも多くの問題があったものと推定出来る。原発事故は大地震による単なる災害ではなく人・システムの不十分であったためから来る事故の要素が大きかったように推定出来るのだ。これらのどれかとどれかが十分であればこれほどの原発事故とはならなかったものと推定出来るのだ。

・被災された人々の気持ちを考えると私なんかが言う事ではないと思うが、「福島に原発がなかったら」と思うよりもどんな事実経過で、どんな状況となり、どんな対応が取られたのかを解明することも重要と考えられる。そしてそれらに不十分な事はなかったのか、見直し、改善すべきことはなかったのかを検討し解明することも重要と思われるのだ。これも被災された人達や復旧に努力されている人達のために早急に必ず全分野で実施すべきであると思う。

・橋本知事の「脱原発」発言は無責任である。どのような状況・原因で福島原発事故が大きくなったのかを考えることをしていない。単に関西各府県や関西電力などに原発に頼らない将来構想づくりを呼びかけているだけである。福島原発事故で被災された人々とその人達を思うわれわれの気持ちを利用し、考えての単なる人気取り発言のようにも思える。極端ではあるがこれは「飛行機がなければ飛行機事故が起こらなかったのに」とか、「母親と子供がいなければ虐待もなかったのに」と言ったことと同じようなものとも思える。

・橋本知事は関西広域連合の会合でも提案するとのことである。知事としてはもっともっと話し合う事もあるのではと思われる。安心できる道路の通じた避難場所の確保が出来ているか、仮設住宅予定場所が確保出来ているか、またその仮設住宅建設のための材料がどこにどの程度の軒数分が確保出来ているのか、子供や老人のための薬等の保管・取り換えがどの程度できているのか、緊急時の水や食料の運搬道路等のケーススタディが出来ているか。これらについて再度確認しようと提案してほしいものだ。

・原発推進派でなくてもこのような感じを持つのは当然であると思う。早く福島原発事故について解析をしてほしいものだ。


地域政党公認・推薦候補者が大躍進???

2011-04-25 21:27:45 | 社会

・新人候補だけでなく現議員、元議員も加わったために地域政党公認・推薦・支持候補者が今回の統一地方選挙大躍進した。どんな活動をしているのかは十分に良くは分からないが選挙においては大躍進であった。既存政党への不信感と何か変化を期待せざるを得ない正直な気持ちの結果ではなかろうかと思う。

・地方議員の選挙ではやはり身近な地域の課題への対応、施策と日頃のその実績、そして候補者の人間性が重要視されるように思われる。しかし、地方政治も国政との関係は必ずあるので既存政党公認・推薦・支持として立候補する人も多いが無所属として立候補する人が多い。幅広く地域の人達に地域の課題達成を重点的に活動するのが目的であることを理解し、認めててもらうには無所属候補の方が良いのかもしれない。特に既存政党にこだわらない人達の票や浮動票を狙うには無所属で地域活動について自分を主張するのがわれわれにとっては理解しやすいかも知れない。

・自民党や民主党等の既存政党の活動の成果が十分に発揮されているとは見えない現在では、経済活性化にしても、社会福祉にしても、東日本大震災・原発事故復旧にしても、われわれの生活向上にしてもなんとかならないものかと思い、少なくともなんとか変化してほしいと思うのが当然である。変化すれば今より悪くはならないだろうと期待するのも当然である。そして、そのような時に特に地域の課題を中心として追及していこうとする地域政党が現れると「わらをもつかむ」気持ちで何かの変化に期待して地域政党に強い関心を持つことになるのは当然であると思われる。そしてその国民の気持ちに悪乗りして急きょ自分の政党名だけを変えただけの候補者も多かったように思われる。もちろん投票率が前回よりも低下した今回の選挙でも得票数を増加させている候補者もおり、国政を見ながら丁寧にまじめに地域に密着した政策を推進している活動が市民に認められている人が地方議会の議員であることを証明されてはいる。

・真に新しい地域政党を立ち上げようとの気運が高く、その地域政党からの立候補者を強く支持するのであれば投票率が前回よりも低下することはないものと思われる。要するに今回の統一選挙においては、「地域政党公認・推薦候補者」が大躍進したのではなく変化に期待された「地域政党」と言う名前だけが大躍進したものかも知れないとも思われる。

・それでもこのように重要な地域政党はまだまだ成長期??発達期??のような気がする。まだまだ何を考えて、何をしようとしているのかが十分に分からないからだ。「大阪維新の会」も大阪府と大阪市と堺市を中心として大阪都構想を発表しているが大阪市会議員が過半数に満たないと翌日には「白紙に戻して検討しなおす」とのことである。何をやっていって大阪、関西の景気を良くし、われわれの生活を向上しようとしているのかが分からないのだ。「---と責任ある枚方市を推進する会??」も何を考えているのかが分からない。「京都党??」もあるらしいし、名古屋市や津市にも良く似た地方政党??
か、今回の選挙のための名前だけなのか分からないが多く出来てきている。現在の政治、政党への不信、不満から何かの変化に何かを期待するわれわれの気持ちをうまく利用しているだけなのかとも疑わしくなる時もある。

・新しい政治体制が生まれる時には多くの紆余曲折があり、多くの難題を解決しなければならないのは明治維新と同じであろう。みんなで苦労しながら成長、発展させていかなければならない。しかし、心配なのは地方政党の主旨とは関係なく統一選挙に当選したいために地域の人達の変化を期待する気持に乗って名前だけ「地方政党です」と言って名前を売っている政治家もいる様に思われることである。地方政党で終わることなく新しい政党となるかもしれないのだ。このような地方政党に十分に気を配って成長、発展に注目していきたいものだ。そのためにはわれわれはまず国の政治、地域の政治に強く関心を持ち投票率を高める必要があるように思われる。


福島原発事故は単なる自然災害ではない!!!

2011-04-24 21:21:49 | 社会

・私には十分に解析出来る能力はない。しかし、福島原発事故は東日本大地震と津波による災害と簡単に決めつけることは出来ないように思われる。やはり、第一には設計、緊急操作の不十分からの事故であるように思われて仕方がない。

・四月二十四日の読売テレビのニュースによると福島原発事故によって、現在原発が設置されている23県の知事さんのうち22知事が原発に関する意識が変わったとのことである。また、原発周囲の人達の意見も原発を遠ざけたいような意見が多く聞かされた。第一印象として大変な被害を受けていて、また大変な苦労している人達の意見としては当然の事だと感じた。しかし、福島原発事故とその拡大は地震と津波だけのせいにするのには不満である。直接被害を受けていない者がこんなことを言うのはふしだらかもしれないが。

・原発の地震に対する設計や津波に対する設計が甘かったことも考えられるが、今回の地震と津波に対する設計を取ることは非常に考えにくいレベルであったものと考えられる。しかし、このように設計基準以上の地震や津波に襲われて原発設備とシステムに異常が発生した時には緊急処置が制定されていて訓練されていたはずと思われる。どんな設備にもシステムにも想定訓練と実訓練が繰り返されているものだ。そして最悪の状況を脱出し安定させられるはずであると思われる。

・地震と津波で福島原発がどのような一時被害を受けたのだろうか???。設備全停となり、主要な設備も破損されたかもしれない。このような時には設備は緊急安全停止(トリップ)状態に移行するはずである。そして、バッテリーや自家発が自動稼働して冷却水温度、液面等の重要な計器類と冷却水循環ポンプや海水ポンプ等の重要な補機類が再稼働されなくてはならないはずである。地震と津波で緊急安全停止状態に移行しなかったのだろうか???。また、バックアップ設備・機能も全て崩壊させてしまっていたのであろうか???。あるいは、地震と津波が大きかったので原発の監視員、オペレーター等には全員避難脱出指示が出ていたのであろうか???。普通ならば緊急時処置によって、もっと早くもっと小さな事故で抑えられるはずと思われるのだが。もちろん、素人のただの推定であるが。

・適切な緊急時処置が十分に取れなかった時にはそのための復旧対策マニュアルがあるはずである。福島原発と政府の緊急復旧対策マニュアルが十分に取れなかったようにも思える。これが事故を拡大してしまったものとも思える。これがどんどん解決策を困難な状況にしてしまったのではなかろうか???。またこの事故情報を隠蔽しようとする習慣と内部だけで解決しようとする習慣は当然ながら地域の人達に大きな被害と不安を与えたものと思われる。

・推定、推定だけの考えであるが、工場現場で何年も働いた者の経験からはこのような考えとなるのだ。どんな設備・システムの安全対策についても100%完全なものはない。しかし、それ以上の事は働く人間の想定訓練と実訓練の成果を発揮して最悪条件は解決できるはずである。原発についても地域への財政支援が大きいので地域経済には原発継続が必要であるとか、地球温暖化対策として原発は必要であるとか、資源の少ない日本には原発は必須であるとか、このような話は別として福島原発事故が全ての原発にも考えられる怖いものと言う考え方は少し異なるものである。もちろん原発施策が現状で十分であるとも思うものではない。自然エネルギーの開発推進も言葉だけでは日本のエネルギーが補えるとも思えない。原発を単に推進する考えでもない。更に安全対策を研究しそれを採用していくべきであり、地域への大きな電源開発交付金???的なものは安全対策や緊急時の救援対策に活用すべきと思う。

・何も分からぬ私がこんなことを考える事がないように原発事業者や有識者や政府が早く正確な現状把握と原因解析をしてほしいものだ。

  「がんばれ日本」  「がんばろう日本)「がんばれ日本」  「がんばろう日本」

管総理に罰則はないのか???

2011-04-24 02:46:25 | 社会

・22日午前零時から福島原発から20キロ以内に警戒区域が設定されて立ち入り禁止となった。違反者には罰則までもあるようだ。立ち入り禁止だけでは大阪の私には納得出来ない。福島県の人達はもっともっと納得出来ないのではなかろうか。原発事故の初期対応が十分に取れなかった東電は当然罰則の対象であるが、さらに早期に対応策を取りもせずに今頃になって理由を十分に説明もせずに立ち入り禁止を実施する管総理にも罰則が適応されるべきではなかろうか。

・原発から20キロ以内の9市町村2万7千世帯方々が立ち入り禁止の対象となるようである。違反者には10万円以下の罰金または拘留の罰則が適用されるようである。この警戒区域は「安全・防犯のため」と発表された。しかし、その根拠となるどのような現状で、今後どのような状況が予測されるのかが説明されない。これでは私でなくても被災された人々は納得できないのではなかろうか。ただ単に「被曝者が出ては政府の責任追及が厳しくなるので」警戒区域を設定したものとしか思えられない。

・急な話でもあり準備が出来ていない人達に2時間以内の一時帰宅を認めるとのことである。大切な物を残したまま避難した方々には待ちに待った事だと思われる。但し1世帯に1人に限るとのことである。また、一時帰宅は3キロ以内は認めないとのことである。これらの根拠も分からない。1世帯に二人が一時帰宅すると被曝者が多くなってしまっては困るとの事からだろうか???。3キロ以内はすでに現状でも厳しい放射能汚染が進んでいて被曝は確実と思われるからなのだろうか???。現状がどのようなのか、今後どのようなことが予測されるのかが説明されないままでは納得できない話で不安と不満だけが大きくなるだけである。それによって持ち出すべき物も違ってくるだろうし、家畜や植物をどうするかも違ってくるものと思われる。もちろん、今後の対応処置計画も当然知らせてほしいものだ。

・罰則は他の人達に迷惑をかけた時に適応されるもののように思われる。一時帰宅で3時間となったとか、二人夫婦で帰った時に何故罰則なのだろうか???。区域の現状と今後予測される状況の説明がないのでは納得出来ない。そして来月になると警戒区域が30キロと拡大されるかもしれないと心配ともなる。初期対応を怠った東電は業務上過失損害、傷害で罰則が適用されるべきであると思うが、管総理にも適応されるべきではなかろうかとも思われる。初期体制と初期対応が遅かったことは原発事故が困難なじこであるから仕方がないとしても、現状を地域の人達、応援する全ての国民、応援する世界中の人達に説明する義務があるのにそれをしようとしない。そして不安だけを与えるだけである管総理の業務に対しても業務上過失損害、傷害の罰則が適応されるべきかとも思われる。

・有識者を中心とした第二回復興構想委員会??も開催されたが復興税の話とかがメインの話題であった。今後の大切なことであるが、私にとっては現状がどうなのか???、どのような対策をとっていくのか???がもっともっと大切なことと思われる。それによって将来の構想も財源も考えるべきものと思われるのだが。

  「がんばれ日本」  「がんばろう日本」  「がんばれ日本」  「がんばろう日本」

原発に強い先生方!!テレビに出演下さい。

2011-04-20 19:48:49 | 社会

・福島原発事故発生当初は多くのテレビ放送に多くの原子力に強い、原発に詳しいと言われる大学教授が出演し、多くの分析や多くの意見を話していた。それが最近では全くと言っていいほど出演が無くなった。教授の意思か、放送局の方針か、政府の抑制か、いずれにしてももっともっと多くの意見を私達何も分からないものに分かるように話して欲しいものだ。

・東電からは「十年間で福島原発事故を解決する」との計画が政府に提出されたようだ。しかし、私達素人にとってマンガのような抽象的な項目の羅列だけではさっぱり分からない。今まで以上に何か不安な気持ちが強くなるだけである。専門家にとっても解決手段は何も分からないのか???。あるいはまったく無理なことで具体的に発表しようがないのだろうか???。

・フランスから放射能に汚染された汚染水の汚染濃度を1000分の1から10,000分の1に削減する設備を導入する契約を結んだようだ。しかし、どの程度の汚染水の量を処理出来る予定なのか???。また10,000分の1の濃度はどの程度の放射能物質を含む水なのか???、そして人間の健康等にどの程度の影響を与える濃度なのだろうか???。設備の建設完了の1年後までには汚染水の量はどんどん増加し、その汚染濃度はどんどん高くなっているのではなかろうか???。

・原子炉の汚染水を汚染水処理施設に取りだすと言っているが、処理設備ではなく外部の別のタンクだけの事ではないのだろうか???。汚染水はどんどん増加するし、タンクには限界がありいい加減な当面の言い訳をしているのではなかろうか???。福島原発は1号から6号まであるんだが、どこまで考慮しているのだろうか???。

・専門家の方々にも何も分からなくてテレビ出演で恥をかきたくないのだろうか???。あるいは何の手の打ちようがないと考えられていてテレビ出演を控えているのだろうか???。本当の変なことを発表されると国民が動揺するとの事から政府が抑制しているのだろうか???。それではテレビ局も報道の自由とか言いながらも原発については慎重に控えているのだろうか???。

・福島県産の野菜も牛肉も放射能汚染度合が低下して出荷可能となったようだ。一時的な放射性物質の放出が一時的に停止または減少すれば、当面は一時的には出荷可能だろう。しかし、野菜と原発の放射性物質とは異なるものだ。野菜の放射性物質含有量が一時的に減少したからと言って原発事故が解決に向かっているのだと言う政府の主旨は全く分からない。野菜は食べれば無くなってしまうが放射能物質は消失するものではないと思うのだが???。何を判断基準としているのだろうか???。全く自分や自分達の責任逃れだけを考えたような発言なのだろうか???。

・「みんなでやれば大きな力に!!!。我々が力を合わせれば大きな力となって解決出来るのだ」と言われる。しかし、どうしたら良いのか分からない私にとってはどうにもならない。先生方、専門家の方、どうすべきなのか教えてわしい。

 「がんばれ日本」  「がんばろう日本」  「がんばれ日本」  「がんばろう日本」

東日本大震災のどさくさにまぎれて???

2011-04-19 03:51:18 | 社会

・国内産のタバコがほとんど買えなくなった。まず禁煙を考えるべきかとも思える。しかし、何か納得しかねるものも残るのだが。

・駅の売店も、サービスエリアも、コンビニも、近くのいつものタバコ屋さんにも国内産のタバコは買えなくなってしまった。私の何時ものマイルドセブンワンやキャスターワンだけでない。国内産タバコはどの店も一週間に一回一カートン(10箱)しか入荷しなく、約30分位で売り切れてしまうとのことである。「輸入タバコはたくさんあります」とのことである。それ程急にタバコ喫煙者が増えたとも思えないのだが。この厳しさはタバコ産業復興作業より被災された方の支援作業に力を注ぐ為であるとのことである。それにしては被災された方のための仮設住宅もなかなか増えてこない。道路復旧もなかなか進んでいない。どこに労力が集中されているのだろうか??。疑いたくはないが東日本大震災復興でお世話になっている諸外国の事もあってこのどさくさにまぎれて輸入タバコを増大しようとの考えかとも思える位だ。あるいはどさくさにまぎれて品薄の国内産タバコの値上げも考えているのかとも思える。

・どさくさにまぎれてでは考えたくはないがほかにも気になる事が多い。外国人からの政治献金で追及されそうだった人の話は誰も何も言わなくなった。それよりも東大震災、原発事故の復旧を議論するのが優先だからであろう。もちろん議論と委員会設置や担当大臣・副大臣等の設置だけで解決に向かうとも思えないが。

・復旧のための財源確保のために消費税から法人税、ガソリン税等々、多くの増税とか、子供手当から授業料等の予定??していた補助金、高速道路無料化等の話もどさくさにまぎれて進まれようとしている。難しく、国民に約束していた多くの難しい財政再建政策の中止・逆行も、福祉向上政策の中止も東日本大震災の復興のためと言えば誰も文句を言う人はいない。このさいどさくさにまぎれて何か喜んでいる人がいるような気までする。

・東日本大震災で災害に会われた方々の救済は何はともあれ第一の急務である。全力を注ぐ必要がある。この年寄りも素直に協力していきたいものだ。

  「がんばれ日本」  「がんぱろう日本」  「がんばれ日本」  「がんばろう日本」


臨界状態に近づいて行くのをどうやって防ぐのか???

2011-04-15 08:27:26 | 社会

・良く分からない。福島原発2号、3号の廃炉に10年かかるとの計画が東芝等から東電と通産省に報告されたようだ。10年間原子炉の燃料棒が臨界状態になるのを防ぐのにどのような方策があるのだろうか分からない。

・良く分からない。稼働中の原子炉も定期整備中の原子炉も、原子炉から取り出して保管中の原子炉原料棒も同じであり、常に原料棒は活動・反応しているものと思われる。その反応を抑えて安定化させているか、活動させているか、事故原発のように制御不能となっているかだけの違いであるように思われる。そして安定させるには温度を下げて反応を抑制するしかないように思われる。冷却水を循環させて燃料棒を冷却する。(その熱交換で発生した蒸気でターピンを回転させて発電する。)冷却で発生した水蒸気は大量の海水を使用して間接冷却し、冷却水として原子炉に入って燃料棒の冷却、制御を行うものと思われる。

・福島原発ではこの冷却水の循環熱交換系統が動いていない。冷却水タンクの蒸発による蒸発潜熱で冷却されるか、外部から投入される常温の水の顕熱によって冷却される。冷却水タンクの水面が低下しても外部から直接投入出来る水も限界がある。それは水蒸気として蒸発するか、タンク、配管等の亀裂から漏えいして減少する水の分だけしか新たに直接投入は出来ないからだ。当然ながら蒸発と漏えい分の補給だでは燃料棒の冷却には十分対応できないのではなかろうか。亀裂から河川や地下水等への放射能放出を抑制するための各種の漏えい水密閉工作で新たに補給できる冷却水は更に減少すると思われる。

・燃料棒を冷却して反応を抑制するためには海水の熱交換器を動かせて間接冷却水を循環させる方法しかないように思われる。現在のままで燃料棒の安定制御は何時まで守れるのだろうかと心配である。冷却水タンクの放射性物質濃度が濃くなって行くと水の入れ替えも出来なくなってしまう。冷却水の漏えいも心配だが漏えいしないで冷却水補給が出来ないのも心配である。現在の冷却水循環系統の補修もあるが新しい循環系統を考えることは出来ないのだろうか。

・蒸発分と漏えい分の水を外部から直接投入だけでは徐々に炉内水の温度は上昇していくのではなかろうか??。そして燃料棒の反応は更に活発となるのではなかろうか??。そしてついには臨界状態に近づいていくのではなかろうか??。近づいていき出すとこの反応は更に加速され始め、臨界状態になるのではなかろうか??。これは非常に危険なことである。

・何も分からない枚方の田舎爺が何をつまらないこと言っているのだと思われるかも知れない。しかし、狭い日本であり東北も関西も何も違わないのだ。長男家族が日立市で生活しいいるのだ。我が社の後輩達千人近くが復旧応援に出動して頑張ってくれているのだ。自衛隊の長男も近々出動の予定らしいのだ。こんなときにプロ野球を見て頑張ってくださいとか、プロゴルフを見て頑張ってくださいとか、移動図書館を持っていくので本を読んで心の安らぎを大きくして下さいとか、こんな話を素直に聞いておられるものではない。

・東電も政府も学者もこんな年寄りの心配ごとを少しでも減らして心の安らぎを取り戻せるように対応策を考えて欲しいものだ。

  「がんばれ日本」  「がんばろう日本」  「がんばれ日本」  「がんばろう日本」

商品を出荷させてもらえなくて困っている???

2011-04-13 03:22:14 | 社会

・東北・関東地区の漁業関係者、酪農関係者、農業関係者の多くの人達の「商品を出荷させてもらえなくて困っている。これでは生活が出来ない」との話が多く報道されている。全く大変なことである。しかし、何かニュアンスにちょっと理解出来ないものがある。

・原発事故で放出された放射能は水蒸気や爆発によるガスとともに大気中に広く拡散されている。そして、雨によって地上に落ちてきて人間だけでなく、動物、植物に付着・吸着されている。また、高濃度放射能を含む冷却水は原発地域から汚水として地下水に流れ込み、また河川にも流出する。それらは水道水の源流に流入するだけでなく、広く海域にまでその放射能が残る。放射能は拡散されても消滅することはない。そして、植物を食べる動物も海のプランクトンもそれを食料とする魚も直接に、間接的に放射能に汚染されていく。そして大気流や海流に乗って全世界に影響を与えるものである。放射能放出は程度こそあれ消えることはないのだ。

・それらの程度の違いはあれ放射能汚染されたと心配のある野菜、酪農物、漁業物を人間が食べるといつかは悪影響を受けるのは目に見えているのだ。そのために農業関係、酪農関係、漁業関係等の生産団体が生産・出荷を自主規制するだけでなく受け入れ先からも受け入れ拒否されて出荷出来なく収入源により生活苦に陥り大変苦労されているのだ。「出荷させてもらえなくて困っている」のだ。非常に悲しいことである。

・しかし、生産者も消費者もわれわれ全員が自分達のこと、自分達の家族の事、そして世界中の消費者の事をも考えなければならないことがある。「出荷させてもらえない」からではなく、「出荷出来ない」からであるのだ。出荷させてもらえればすむものではないのだ。「出荷出来ないから困っている」のだと言うことだ。何故出荷出来ないのか???。放射能に汚染されているからとはまだまだ言い難い。どの程度汚染されつつあるのか、そして今後どの程度まで汚染される危険があるのか、そして、その汚染具合が人間とくに幼児や老人にどの程度の悪影響が考えられるのかがはっきりしないからなのだ。いわゆる安全限度と言うか容認限度と言うか、限界限度と言うものが分からないのだ。今まではその都度限度を緩めるだけだった政府の根拠のない発表だけであって、われわれには信用できる基準がまだないのだ。そして、その悪影響を限度内に抑えるためにどのような対策を取らなければならないのかが分からないからなのだ。

・日本からの入国者をチェックする空港もあるようだし、日本からの輸入を制限する国もあるようだ。しかし、その根拠もはっきりと発表してくれてはいない。基準は誰にも何も分からないのだろうか???。放射能影響に強い学者の皆さん、政府にも東電にも心配しないでわれわれ国民のために正直にスピーディに発表してほしい。外国の知識、情報も参考にしてほしい。今のままでは風評なのか、真実性の高い情報なのかも全く分からなくなってしまってい困っているのだ。早急に研究すべき事があれば長期研究も開始してほしいものだ。

  「がんばれ日本」 「がんばろう日本」 「がんばれ日本」 「がんばろう日本」





政府は原発事故被災者を救うために早く決断すべき!!!

2011-04-12 21:14:12 | 社会

・東電原発事故の重大性がレベ7と上がった。レベル7は最悪の上限レベルである。にもかかわらず政府はチェルノブイリ事故の10分の1程度であり大したことはないと決断を示さない。政府は何を考えているのか???

・チェルノブイリから放出された放射性物質の総量は500京ベクレル程度であるのに対して、福島第一原発からの放出量は40~50京ベクレル程度であることが最悪の「深刻な事故」レベルにも関わらず何の決断も示されていない理由のように思われる。この間までは「数ベクレル程度で健康に直接被害を与えることはない」と言い訳していたのに現在ではその10の16乗倍の京レベルになっているのに動こうとしない。いい加減にしてほしい。もっと正直に現実を理解しやすいように国民に説明してほしい。そしてそれに基づいて決断を下して欲しい。これは現在の原発事故で避難している人達や産業に影響を受けている人達のためだけでなく今後全国民に及ぶかもしれない危険をしっかりと国民全員が理解し対応していくために是非とも欠かせないことである。

・ベクレル自体のニュアンスも私には解らない。また、数ベクレルならば健康に影響ないと言うが胸部エックス線やCT検査をするレントゲン技師の方は一回一回隣の部屋に移って撮影しているではないか。また、CT撮影は2~3週間あけてからでないと撮影すべきでないとも医者から聞いたことがある。これらは念のためかも知れない。それならば何故に今回は東北関東の人達にこのような「念のために安全策を早く取ろう」としないのか。

・放射能の総放出量と言えども人達への影響を考えれば放出時間とか、周囲の気候条件とか、生活水や農産物等の採取方法とか、地形等の自然環境等も大きく影響するようにも考えられる。広々としたチェルノブイリと人々の生活に比べて、人々が密集している東北関東地方では同じように放射能が放出されたとしても人間が接触する時間は非常に高くなるものとも思えるのだ。ただ単に放射能源からの総放出量だけで判断すべきものではないと思えるのだ。

・もちろんチェルノブイリは1基なのに福島原発は4機である。そしてその4基がまだまだ安定傾向になろうとしていない。放出量が一時減少していてもそれは冷却や封じ込めによる単なる一時だけの事であり、根本的な解決方向に向かっているとは思えないのだ。無理して封じ込めればその反動で一時に大放出が発生するのは当然予想される。また、4基のどれかが臨界状態になれば4基とも連動して大きな臨界状態事故となるように心配される。そして2基も近くにあり影響を受けて同じようになっていく危険性がないわけではない。福島第二原発もあり福島第一原発のどれかが臨界状態にまで悪化すれば広く影響していく危険性が心配される。

・何故早めの安全対策の決断が下せないのか??。どうしてよいのか分からないのだろうか??。もしそうならば諸外国の知識を素早く導入すべきであり、国内の学者、原子力関連技師の知識を集結すべきである。あるいはある程度分かっているがそんなことを言うと政府への今毎での不信感から政府倒壊となってしまうからと心配でもしているのだろうか??。それならばそれは全く逆の話である。誠意をこめての決断ある行動こそが国民の信頼を得るものと思われる。うまくいくか、うまくいかないか、心配しても仕方がないのだ。考えられることを早く実行すべきである。何にもしなくてうまくいくことは全くないのだ。日本国民だけでなく世界中の信頼もかかっている。しかし、まずは日本国民の生命、安全、生活を守ることに全力を注いでほしいものだ。これは憲法で保障されている国民の権利を守ることなのだ。

・原子力関連知識の深いの大学教授のテレビ番組も良く見る。分かりやすく説明してほしいものだ。また、危険性とその対応策については、政府からチェックを受けているのかも知れないが、後追い的な中途半端な事ばかりしか言ってくれない。もっともっと具体的な見通しや考えるべき危険予知・対応、準備作業等を国民に提言してほしいものだ。


  「がんばれ日本」 「がんばろう日本」 「がんばれ日本」 「がんばろう日本」

義援金、救援物資は早くうまく活用して欲しい!!!

2011-04-09 08:44:08 | 社会

・国内外の団体、企業、個人から多くの義援金や救援物資が届けられていることが報道されているが、どのように活用され、被災者にどのように役立っているのかの報道がない。政府は義援金の分配方法を検討しているとの話もある。情けないことだ。

・素直でない私にとってはなんか信頼出来ないような態度のグループも街角や駅前で東日本大震災救援募金と言って募金を募っている場合もあるが、これは論外として多くの誠意が義援金、救援物資、ボランティア活動として集まっている。しかし、義援金と救援物資がどのように被災者に届いているのかが良く分からない。出来るだけ早く、公平に、直接届いて活用されて欲しいものだが。

・政府が義援金の分配方法を検討するが、当面は一部を直接渡せるようにするとの事。まさに既存の法律やルールがないので動きが遅いのはお役所仕事である。地方自治体に分配をお願いするとの話もある。もっともっと早く被災者の役に立つような施策を考えてほしいものだ。

・救援物資もなかなか届かない地域、非難場所が多いようだ。一方では避難場所を変わるたびにそれまでの毛布等の救援物資は捨てて行くところもあるようだ。衛生面からの理由だろうがもっともっと被災者全員に早く有効に活用してわしいものだ。

・これらの義援金や救援物資の活用がうまく進まなければ大変ご苦労されているボランティア活動の方々の努力の成果が上がりにくかったり、低下してしまったりしてしまうのではないかと心配する。

・現地も見なくて、ボランティアにも参加しないで報道だけからこんなことを言う年寄りはどうにもならないかもしれない。しかし、なんとかしてほしい気持ちだけはあるのだが。

  「がんばれ日本」 「がんばろう日本」 「がんばれ日本」 「がんばろう日本」

この際禁煙するのは楽な事!!!

2011-04-08 03:15:00 | Weblog

・東日本大震災の影響でタバコ屋さんの品薄がひどくなってきている。「この際禁煙しては」と言われている。まだまだその気にならないが、そのうち禁煙せざるを得ないとなるかもしれないものと思い覚悟を決めている。

・東日本大震災でタバコ工場が被災して崩壊したり運転停止しているとの話である。輸入タバコについてもフィルター工場が被災しているらしい。その分関西地区の工場の生産量を増大しようとの策を取っているらしい。このような話が流れて何時ものように買占めが増大し、供給が追い付かないとのことである。タバコ屋さんによって三個までとか、二個までとかの自主販売規制が行われている。

・風評による買い占めは昔からの我々の悪い癖である。特に幼児がお年寄り用の薬とか水とか下着とかのなくてはならない生活必需品でもないのに買占めに走るとは残念である。東日本大震災で被災した人達の現在の生活、今後の生活を考えてほしい。タバコやフィルター工場の稼働率アップをするならばそのエネルギーを被債された人達の生活必需品工場の稼働率アップにまわすべきである。喫煙家の私でもタバコがなくても死んでしまうことはないと思われる。しばらくは厳しい生活となるかも知れないが胃ガン手術で一年近く禁煙したり海外旅行前に禁煙したりした経験からすれば何とかなろうと思われる。東日本大震災で被災して苦労されている人達を考えれば禁煙なんか楽なことではないか。

・東日本大震災は原発事故も重なって日本人全員の大きな災害であり、それも先の見えない長期の災害となりそうだ。我々はタバコでも何でもどんなに小さな事でも全員が出来ることから復興に努力していかなければならないものと思う。

      「がんばれ日本」 「がんばろう日本」 がんばれ日本」 「がんばろう日本」

決断だ!!実行だ!!「がんばれ日本」、「がんばろう日本」

2011-04-05 03:59:09 | Weblog

・「東北大震災」が「東北・関東大震災」となり「東日本大震災」となった。原発事故もあり生活への影響は日本全土に及んできたようだ。まさに「がんばれ日本」、「がんばろう日本」となってきたのだ。

・統一地方選挙運動ではいつもよりも宣伝カーのマイクはまだまだボリュームを下げて使われている。これも大震災の復興時でもあり各陣営の自主的な心遣いかあるいは約束ごとかも知れない。そして町や住宅地をマイクを持って自転車に乗ったり歩いたりして運動する時間が多くなっている。もちろん電話作戦やはがき作戦等はそれだけに活発に行われているものと思われる。統一地方選挙を延期せずに実施する限り多くの有権者に立候補者を知ってもらい、判断してもらい、審判を受けなければならない。我々有権者はそれだけにより高い投票率をあげなければならないものだと思う選挙戦である。

・そのような選挙運動の中で目につくのが「がんばろう日本」とか「がんばれ日本」ののぼりである。これは「どの候補者ののぼりだろう」とは推察がつくのだが政党名や立候補者名はなく違法選挙にはならないと思う。それでもわれわれ市民にとっては選挙ポスターよりも選挙のぼりよりも実感として心に大きく響く者である。このようにかんじるのは私だけではないと思われる。

・それ程に東日本大震災は三万人を超える犠牲者と行方不明者と日本にとって大きな災害となっている。更に原発事故によってその被害は日本全土に広がりを見せているのだ。放射能は水蒸気と一緒に大気に乗って狭い日本全土を覆ってしまうのも時間の問題である。雨水になって土地を汚染し野菜も酪農物にも影響するのも時間の問題である。海水に流れて海産物を汚染するもの時間の問題である。一時的には放散を抑える処置が必要てあり、放散量を抑制する対策も必要である。しかし、放射能源は時間で消えるものではない。薄めて消えるものでもなく、中和すれば消えるものでもない。それ程に高濃縮された放射能源は反応をコントロール出来ても消すことは出来ないのだ。コントロールが出来なくなると活発に反応し放射能放出が活発となるように思われる。遅くなってしまったがこのような事態に対応しての早期の対策を決行すべき時期であると思われる。なんにも知らない年寄りの心配ごとである。

・東電や政府、原子力安全委員会等が、安全限度を変更したり、「ただちに健康に影響することはありません」等ばかり言っていても解決策にはならない。これは国民の知る権利を抑えて情報を隠し、それで国民の不安が解消されるものと勘違いしている人達である。そして自分達への国民の人気や信頼感を確保し続けようとする人達である。現実は全く逆の効果だと思われるのだ。自分や自分達がどのような非難を浴びようとしても被災者や国民のために正確な情報を的確に流して、決断ある施策を実行すべきものだと思う。将来の国民から理解・支持の得られる政治家になってほしいものだ。大学の先生達も「昔38メートルの津波もあった。それ並みの津波だった痕跡がある」のだとか言って何か宝物でも見つけたような報告をするよりも、国民に放射能源の今後の危険予測、影響等について分かりやすく正確に説明してほしいものだ。

・統一地方選挙では通りかがりの人から、「この政党は支持していたのだがもっともっと決断力のある人、実行力のある人が欲しい」等の意見を何度か聞かされた。地方自治体選挙では政党よりも個人の人間として評価されるのは当然である。しかし、今回の意見を聞いているとなんだか国民の政治不安、政治家不安が大きくなって行っているように思われるのだ。これは非常に心配なことである。年寄りの思い過ぎであってほしい。

日立市の孫を大阪に転校させたいと思うのだが???

2011-04-02 03:18:36 | 社会

・小学校二年生になる日立市に住む孫を大阪に転校させたいと思うのだが、本人にも両親にも反対されている。地震や津波の災害は皆の協力・努力で復興出るが原発災害だけはまだまだひどくなって行くように思われる。転校か疎開で解決するとは思わないがお爺ちゃんとしては少しでも遠くに離してやりたいと思ってしまうのだが。

・原発からの放射性物質の放出は災害ではなく東電の操作ミスと東電と政府の初期対応ミスによる事故である。いずれにしても原発の燃料は消えるものではない。今後対応遅れによって時間がたつにつれて燃料棒の反応が相互効果により更に加速され、活発となり、臨界状態に近くなってしまうように思われる。そうなると狭い日本では福島も日立も大阪もなく、全土が汚染されてしまうかもしれない。それでも何も知らない、体力のない幼い孫には少しでも原発から話してやりたい気持なのだ。もちろん自分の孫だけでなく東北、関東の小学生にはクラスごとに集団疎開してもらいたいと思う。こんな年寄りの冷や水は言いたくないし、世間の風評をあおったりしたいわけでもないし、世間を混乱に落としたいと思うわけでも決してない。お爺ちゃんとしての素直な気持ちなのだが。

・政府は「なんとか本部」、「なんとか委員会」、「なんとか会議」とか名前だけ並べて行くだけのようだ。そんなことで解決していくとは思えない。放射線量の安全限度を徐々に上げて行って「健康には影響ない」と言うだけでは何の効果もない。情報を正確に早く流しながら、自分達でては出来ないものならば外国の協力も十分に受け入れて実行していってもらいたい。何もしないでは何も進まない。何も改善されない。大連合とか言っているが政党が大連合してしばらく一つの政党になるまでもなく、二つ以上の政党、政治家でも国民のため、地震・津波・原発事故対策の政策に全力をあげて実行してもらいたい。それをまとめるようなリーダーシップのある政治家はいないのかと思われる。こんなときに何時までも自分達の立場を守ろうとするばかりの政治家、他の政党の非難しか出来ない政治家、こんな国民の非常時に役に立たない政治家はもういらない。

・昨日から始まった統一地方選挙の候補者も地震災害、津波災害、原発事故について語っている人も多い。しかし、何の具体性もなく、ただ単に票集めに言っているだけの人が多い。地方議員もしっかりしてほしいものだ。そして国政を国民のために動かして欲しいものだ。

・大阪に一度は避難していて三月末には一年生の修了式だと言って三日間ほど日立に行っていた孫はまた大阪に帰ってきて春休みの勉強をしている。何時か親が迎えに来るのだろう。そして水を何個もの20リットルポリタンクに入れて持っていくのだろう。牛乳や野菜・果物も積んでいくのだろう。10リットルの燃料タンクはもう不必要になるだろうか???。孫は友達の多い日立がいいのだろうか。もっともっと来るしみ、悲しみ、悩んでおられる人達が多い時に日立の孫を心配するのは全くの我儘なお爺ちゃんなのだろうか??。それにしても何も出来ないお爺ちゃん自身がなんとも情けない。