■昨日、ここで、自分の「職員室通信」から、次の箇所を引用した。
「時間軸」(自己の時間的・歴史的連続性)というのは、ま、いってみれば、「わたしは、将来、新聞記者か放送記者になりたい」とか「わたしは、将来、医療で社会に貢献できる人間になりたい」という「現在あるいは過去の自分」と「未来の自分」の関係だ。 「空間軸」(所属する社会との連続性)というのは、「同級生のU君のようになりたい」とか「同僚のVさんに負けたくない」とか「職場の同僚たちに認められたい」という「同じ時空間に存在する他の人間」と「自分」の関係だ。 当然、この2軸は絡み合っている。 ただ、経験的にいうと、世の中には、やたら時間軸にこだわる人間と、反対に、やたら空間軸を気にする人間とが存在する^^;。 わたしは、自分のことを、U君も、Vさんも、関係ない……、ひたすら、わが道を驀進する、徹底した「時間軸」人間だと思いたがるところがある。 そのように見せたがるところがある。 しかし、ほんとうのところは、その逆なのだ。 証拠に、だいぶ前になるが、「オマエは、今のオマエの姿で、その人の前に立てるか?」という「その人」を設定している。 4人いる。 設定の根拠については、4人が存命中なので触れたくないが、この「設定」は、自分が死ぬまで解除するつもりはない。(追加することはあり得ると思うが……。) いわば、同空間軸上に存在する4人を、海図あるいは北斗七星にして、大海原を、艱難辛苦、疾駆している……ということになる。 ■話を、この9月の絶不調にもどす。 絶不調と、この4人とは密接不離の関係にある。 4人とは、それぞれ時代は大きく異なるが、かつて、わたしと同じ空間に存在した人物だ。 その後、異なる空間で存在することになる。 異なる空間に存在しているから「今のオマエの姿で、その人の前に立てるか?」と言えるわけだ。 ところが、運命のイタズラなのだろう。 2005~2006にかけて、万にひとつの確率で、次々にわたしの目の前に現れることになったのだ。 今は結論だけをいう。 「今のオマエの姿で、その人の前に立てるか?」 残念ながら、立てなかったのだ。 その打撃が、この9月に一気に来たというのではない。 今の姿と、願わくは、こうありたいと思う姿との、微妙なヒズミが、たまりたまって、9月に巨大なヒズミとしてむき出しになったのだ。 もう一度、「職員室通信」を引用する。
冗談ではなく、今、わたしは「危険」な状態にある。 ■きょう、珍しい人に遭遇した。 (断っておくが、先の「4人」とは関係ない(^o^)。) 現実から遠い遠い距離の、古い古い時間の層が崩れ、ひょっこり出てきたという感じで、心臓が止まるくらい驚いた。 ■その人は、病院の自動ドアの向こうにいた。 一歩出たところで、 「おひさしぶり」 と声をかけられた。 ほんとうにひさしぶりで、指を折って数えたら25年ぶりだ。 2度、3度と「変わってないね」と言われたので「いやぁ、やはり加齢とともに、あちこち、いろいろと……ね」と笑ったら、 「その言い方が変わっていないよ」 とからかわれた。 わたしも負けないように「あなたも変わってないね」と言いかえしたのだが、これはウソではない。 ボールペンが万年筆くらいに体型は変わっていたけれど、空間への存在の仕方と、その場から次の場へと移動しようとするエネルギーの質は昔のままだった(*^_^*)。 翌日、しかし、なにかが変わっている……と感じた。 ここはエッセーを書くスペースではないので、わたしがその「なにか」にたどりつく過程はパスする。 喫茶店などで向かいあって語りながらでも、うちにシンと鎮まり、遠くを見つめているような「視線」(これは現実のなにかをみる視線でも、他人から見られることを意識した視線でもない)が、欠落していた(ように思えた)。 知人の25年の見過ぎ世過ぎの「時間軸」と「空間軸」を想った。 エッセーだと、ここで自虐的に自分の側にふるという「オチ」が来るのだが、きのうもきょうも自虐、自虐だから、これはパスする^^;^^;σ。 ■きょうは全校朝会だった。 次がわたしのスピーチの骨子。
★画像は、みなみ小・中PTA研修旅行で立ち寄った五所川原市・立佞武多の館で撮影。 [2006年10月03日(火)] ★わたしの公式ホームページにも、ぜひ、来てください。公式ホームページには、トータルの、全身の、わたしが存在します。待ってまっせぇ~ィ !!!!!!!!!! ☆公式ホームページへ |
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