職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

聴衆が眠る ああ 修業が足りない

2004-05-26 16:38:46 | Weblog

04.05.26 聴衆が眠る ああ 修業が足りない

◆5/26、南中で、第1回小中連携研究会があった。
 参加者は、白銀南小・白鴎小・南中の教員および教育実習生で、合計66名。

 プログラムは、
  ①授業参観(南中教員による授業12クラス)
  ②全体会
  ③分科会(学習・生活・体力)。 
 
◆組織上、わたしが連携協議会の会長なので、あいさつすることになっていた。
 頭の中で三種類のあいさつを考えた。

 ①「某教育長の1年半の中学校体験」
 ②「八戸市教育立市プランと小中連携」
 ③「現在の教育改革における小中連携の位置」。 

 5分という時間では無謀かもしれないと思ったが、迷わず(少しは迷った。
 ①と②には自信があった。

 けど、最も抽象度の高い「③」を選択した。 
 
◆要旨=中教審46答申に端を発する第三の教育改革の理念は、家庭教育・学校教育・社会教育を、水平・垂直に再編成して、生涯学習社会を形成しようというものである。
 保幼小中連携は、この垂直方向の柱。
 未開拓の分野だから、一年間、一人一人が改革者の自覚をもって研究・実践に臨みたい。 
◆たった5分間の話なのに、会場には、なんと眠っている人もいた。
 くそ、いや、「超」ゴタゴタした話に対し、身体全体で震えるくらい強い興味をもってもらう、即ち、眠らないで聞いてもらう、そういう「語り」に挑戦したのだが、大失敗に終わった。

 ああ、まだまだ修業が足りない。 
 
◆夜、みにみ中の隣の南公民館で開かれた交通安全協会大久保支部の懇親会に出席した。
 大館市議と市町村合併の話をしているうちに、6月議会が近づいていることに気づく。

 忘れていた市役所の本館3階(議場・委員会室・議員室……)の風景が頭を横切った。

[2004年05月26日]


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銭形平次の野村胡堂のように

2004-05-25 16:07:47 | Weblog

04.05.25 銭形平次の野村胡堂のように

◆月の中頃、「まだフォルダが4年間勤めた教育行政職のままだ。だから、各種の書類が持ち込まれても、散らかるばかりで、オロオロしている」、「早急に身体の中に新たなフォルダを構築しなければならない」と書いたことがある。 
 
◆5月に入って、三つの新フォルダができた。
そのうち二つは多層構造のフォルダだが、あとの一つは、いわば一時フォルダのようなもので、A4一枚の「教務週報」に赤・青・黒のペンで書き込んだり、切り抜き資料やカキコミの付箋を貼り付けたりするものだ。
 
 たったこれだけのことだけれど、なぜかたいへんうれしい。
だれかに身体をポンとプッシュされ、自分というものの存在の形が明確になったような気がする。 
 
◆2004年に入って以来、ずっと工事中だった、この公式サイトが昨日(5/24)完成した。
 コンテンツの一つである「教育実践ノート」がタグ打ち入力のため、細かな作業が必要で、とても継続していく自信がなかったのだ。
それをHPビルダーから一発アップの方式に切り替えた。 

 これで、舞台裏でシコシコ劇作を書き続けたシェイクスピアのように、銭形平次を書き続けた野村胡堂のように、次から次へと書いていける。

書くことによって、先へ進んでいける。
おぉぉぉぉ! 書くことだけが、人生なのだ。 
 
◆最近のわたしの行動。

 5/19~22 修学旅行
 5/23白銀南小・白鴎小運動会参観
 5/25市教委学校教育課来校への対応
 5/26 小中連携研究会(授業参観)。

[2004年05月25日]


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ラッパ水仙の庭からメールが届く

2004-05-15 16:03:50 | Weblog

04.05.15 ラッパ水仙の庭からメールが届く

◆生まれかわるとしたら、また中学の教員になりたい。
 しかし、これまで勤めた
  ・一中
  ・根岸
  ・根城
  ・白銀
  ・大館
  ・鮫
  ・是川……どの時代にもどりたいかと言われたら、どこにももどりたくない。

 「もうしわけない」「はずかしい」と思うからだ。

 しかし、唯一、もどりたい場所がある。
 一中時代に住んでいた帽子屋敷の、ラッパスイセンが咲いていた庭だ。 
 
◆なんと、その庭先からメールが届いた。 
 
 30年前の一中生です 2004/05/08(土)21:48:34 
 先生 お久しぶりです!! と言ってももうご記憶にないでしょうけど、30年前の先生の教え子です。GW中に八戸に帰省しましたところ、妹がデーリー東北の切抜きを取っていて、驚くやら嬉しいやらでした。ヤフーでHPを検索したら、一発で出てきて拝見したら懐かしさで胸がいっぱいになりました。先生が教師になられて2年目の年から2年間教えていただきました。30年も経つなんてウソのようで、つい昨日のことのように思い出されます。 
 
◆バスケばかりしていて、勉強そっちのけだった僕に、先生は通信欄にこう書いてくださいました。 
 「僕がマラソンをしていた頃、イチニイチニのリズムをイチニサンシとしたら、不思議とスピードが出ました。君もそろそろピッチを上げてみては?」 
 あの頃、先生のアパートにも遊びに行きましたよ。庭に咲いていたラッパスイセンの黄色い花は今でも鮮やかに覚えています。僕にとって先生はわずか2年でしたが、忘れることのない先生でした。カキコミしながらも、レモンのような甘酸っぱさが込み上げてきます。 
 
◆メールの中にある「イチニッサンシッ!」は間違いなくわたしのコメントだ。
 しかし同時に、わたしではない。

 帽子屋敷に行って、タバコを吸いながらコメントを書いている青年=新米教師に会いたいと思った。

[2004年05月15日]


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新聞記者Y氏に心より感謝

2004-05-03 16:01:45 | Weblog

04.05.03 新聞記者Y氏に心より感謝

◆5/1デーリー東北の「よろしく新校長です」にわたしが紹介されている。
 記事内容には多少の不満もあるが、300字という枠を考えると、まあまあ、よく書けている。
 4月に入社したばかりの山内記者は、きっと「これを書けば、これを削らなければならないし……」と悩みに悩んだ末の記事だろう。

 不満の部分については、このホームページ上で補うことにする。 
 
◆不満① わたしの氏名の読み方が間違っている。
 「コダカ」ではない。
 「オダカ」である。 
 
◆不満② 記事に「〈 学校と家庭と地域社会の三者のバランスをうまくとることが、教育をより良くすることにつながる 〉と、これからの教育のあり方を模索している。その思いは熱い。」
 この部分は、ほんとうによく書いてくれたと思う。
 取材のとき、わたしの「熱い思い」が若い記者に伝わったのかと思うと、胸がいっぱいになる。
 しかし、この「学社連携・融合の推進」は2番目の重点である。

 1番は「知的で楽しい授業を創造する基礎・基本の修業・プロ教師への道」である。
 取材のとき、「これが1番だよ」と念を押したつもりだったが伝わらなかったようだ。 
 
◆不満③ 趣味に関する記述に「JR八戸線に乗ること」とある。
 もちろん乗ることも大好きだが、真意は「JR八戸線に乗って無人駅を訪ねること」である。

 無人駅に一人たたずみつつ、宇宙と対話する。
 これはこのHPの根本精神でもある。
 まだまだ書きたいことがあるが、こちらの紙幅が尽きてしまった。

 山内記者に心より感謝申し上げる。

[2004年05月03日]


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