花*小紋日記

出張着付師kyoさんの奮闘記

ニューアイテム(^^)

2019-07-10 22:29:06 | 花嫁着付け
7月に入りました~
今年も半分が終わってしまったとは・・・ 
はっと気が付いたらあっという間に年末になっていそうな感じですね

梅雨寒の影響もあり、先週は風邪から喉をやられてしまい、1週間声が全く出ない状況になってしまいました
しゃべれないのに、クラス会やら、ヘア講習やら、着付け講習やらとしゃべりたいイベントが盛りだくさん
ヒソヒソ声でなんとか乗り切りましたが・・・
このお仕事、技術以外に意外とおしゃべりも重要なので、なかなか喉を休めることができず・・・
回復が遅れる原因となってしまいました

ようやく声は出るようになりましたが、まだ少々ハスキーボイス。
早く、大声でしゃべれるようになりたいです

さてさて、先月久しぶりに花嫁着付けのお仕事をさせていただきました
結婚式当日の花嫁着付けはお受けしていないのですが、いつもご訪問しているスタジオ様からの前撮りのご依頼でご訪問

新郎様はスタジオのカメラマンさんだったこともあり、とても楽しく和やかな雰囲気の中でのお支度になりました

むかーしの花嫁様は殆どが日本髪のかつら姿でしたが、最近は洋風スタイルのヘアが主流
10年ほど前、沢尻エリカさんが結婚式で大きなカサブランカを髪飾りにしたヘアスタイルで登場した頃から、一気に洋髪スタイルに火が付いたようです

それに伴い、洋髪の上に「綿帽子」をかぶるスタイルも増えてきていますね
今回の花嫁様もご希望は洋髪スタイル。




せっかくなので、「綿帽子」も使ってみようという流れになり、かぶせてみることに・・・・
そこで登場したのが、洋髪用綿帽子の土台(笑)
スタジオ様の方でご準備されていました




私自身、このニューアイテムを使うのは始めて
存在は知っていましたが、いざ装着となると、「はてさて???」という状況


「ワイヤーをヘアに差し込む」という簡単な方法なのですが、どこでも差し込めばよいと言う訳ではなく、安定した場所を選ばないと土台がぐらついてしまいます

それも今回のヘアスタイルは重心が低いスタイル




土台を差し込む部分がどうしても低くなりがちという、問題にぶつかってしまいました
何とか、出来る限り高い位置で土台を装着し、綿帽子をかぶせてみると・・・
やや、かぶりが深め?という感じではありますが、愛らしい綿帽子姿になりました




時代と共に、新しいスタイルが出て、目新しい道具が出てくるものだと、新鮮な経験をさせていただきました
花嫁様のお支度の奥深さを痛感。

美しい花嫁様のお姿はキラキラされていました
お幸せに~
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あぁ、日常 ♪♪♪

2018-04-14 17:11:59 | 花嫁着付け
ようやく、卒業、入学シーズンが終了し、待ちに待った日常が戻ってきました
昨年の七五三シーズン~成人式~卒業入学シーズンと、なんとなくせわしい日々を送ってきましたが、これで8月まではすこーしだけ普通の生活が味わえる期間です
平日、土日祝日関係なく早朝からの仕事が続いていたので、さすがに後半はヘロヘロ

日常が戻ってくるのは、本当に嬉しいです~
もちろん、オンシーズンとオフシーズンがあるからこそ、頑張れるのかもしれないですね

とはいっても・・・スタジオ仕事はほぼ毎日入っているので、平日は午後からスタジオ、土日祝日は朝から個人のお客様の出張着付け、というのが私の日常って感じです・・・

さてさて、入学シーズンが終わってすぐに、久しぶりに花嫁着付けのお仕事が入りました
昨年、花嫁着付け技術を勉強し、とんとんとんと数件経験させていただき、しばらくはお仕事無いかな・・・と思っていたところ、お世話になっているスタジオ様のカメラマンさんのご友人様からのご依頼

とーーーってもありがたいお話です

今回のスケジュールは・・・

洋装ヘアメイク → ドレス着付け → 撮影 → 和装ヘアチェンジ → 白無垢着付け → 撮影 → 色打掛へチェンジ → 撮影

10:00-16:00までの長丁場なお仕事となりました
体力スタミナ無し子の私としては、かなり消耗するお仕事ではありましたが、結婚という幸せマックスのお手伝いができるのは嬉しい限りです




まずは、洋装から。
ドレスはお客様のお持ち込み。日頃着付けしか行わないので、ドレスの着付けは初めて、コルセットの締め具合が半端ないです。
ご新婦様って大変ですね~




ご新郎様と一緒に。爽やかな同級生のお若いご夫婦です




カメラマンさんとの距離感




色打掛へチェンジ。一気に華やかになりますね
笑顔の素敵なご新婦様です




今回のヘアスタイル。肩下位の短めの髪の長さでしたが、意外とボリュームが出ました
ドレスでは真後ろの下めにボリューム → 和装ではサイドにボリュームを移しました




最後はお外での撮影。
風が猛烈に強い日で、サイドの髪がブワーッと乱れてしまうので、風の収まり待ち 風の無くなった瞬間を見ながらの撮影となりました。
自然光のお写真はやはり良いですね

素敵なお仕事ありがとうございました
お幸せに~~~
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road to 花嫁着付け③

2017-12-23 17:47:52 | 花嫁着付け
今年も残り1週間ちょっと。
毎年この時期は気持ちだけなんだか焦ります

本日はお世話になっているスタジオでの成人式前撮りヘアメイク着付けフルコース2件
フルコースは心身ともかかなり消耗しますが、可愛いお嬢様のお仕度で楽しく充実した1日となりました

さてさて、road to 花嫁着付けの第三弾

8月の花嫁講習があと2回を残す頃・・・
花嫁着付けの勉強をするきっかけを作ってくださったスタジオ様から

「先生、その後花嫁着付けのお勉強はどうですか~????」
とのご質問

「あと2回で終わります

と回答させて頂いたところ

「終了したら、花嫁撮影をお願いしてもよいでしょうか?」

と早速のご依頼
ここまできたら「やるっきゃない

今回のご依頼は「花嫁撮影プラン」の為のモデル撮り
このお写真を宣伝用としてご使用されるとの事でした。

新郎新婦様はスタジオのお客様にご依頼されるとのお話。
日にちは七五三シーズンが始まる前の10月初旬に決まりました

前回の花嫁着付けでは引き振袖でしたが、今回は白無垢&色打掛
またまた必死で復習~


お仕度終了~。柔らかい美しいお仕度風景です。ぼかしてくれてありがたい



ヘアスタイルは、前回とほぼ同じですが、今回は全部自毛です



新郎新婦の並び写真、さすが老舗写真館だけあって振付けが素晴らしかったです
カメラマンのご主人様は3年間にわたって一流ホテルで花嫁写真のポージングの勉強をされてきたとの事。
裾の形付けがとても綺麗でした。



花嫁様お一人写真。美しい花嫁様です



色打掛へお色直し。一気に華やかになります。



お若いご夫婦ですが、なんとこんなに可愛いお子様が・・・



お外での撮影もありました。自然光は爽やかですね



写真館のHPに掲載されるのはまだ先のようですが、どのように反映されるのか楽しみです。
そして、今後スタジオの「花嫁撮影プラン」がスタートすると、本格的に花嫁着付けのお仕度をやる日がくるかもしれません。

road to 花嫁着付けは来年はどうなっていくのか・・・ドキドキワクワク
その日に向けて技術を忘れないように頑張ります
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road to 花嫁着付け②

2017-12-16 18:26:00 | 花嫁着付け
七五三のお仕事もあと少し。
無事に繁忙期が終了し、すごい重圧感から解放されたのもあり、燃え尽き症候群でなんだか気が抜けた感じです
今日は久しぶりに友人たちとのランチ会で気分回復楽しかった~

さてさて、前回のブログからの続きです

必死に花嫁着付けを勉強している真っ最中の事

ある時、いつもご訪問させていただいているスタジオ様(花嫁着付けを質問してきたスタジオ様とは別の所です)での空き時間に、着付けの復習をしていました

花嫁着付けはとにかく覚えることが多いので、講習で写真とメモを取らせていただき、帰宅後にノートにまとめるという作業の繰り返し。
覚えるにはノートにまとめるのが一番 学生時代を思い出しました~

必死でノートにまとめていると。。。
お店のカメラマンさんが

「先生、何してるんですか~?????」

と声をかけてくれたので、

「花嫁着付けの勉強をしているの~~~

と答えると・・・・

「先生、花嫁着付けできるんですか~~~
と驚くカメラマンさん

「実は・・・・・結婚する予定で和装の撮影をしたいと今、着付け先を探していて・・・
 先生の花*小紋のHPには花嫁着付けが載っていなかったのでやっていないと思っていたんです

「先生、もしご迷惑でなけれやってもらえませんか????」


もちろん、即「快諾
願ったり、叶ったり

最初のお仕事がお世話になってるスタジオのカメラマンさんなんて、素敵すぎます
こちらからお願いしたいくらいでした。

こんな偶然あるんですね~

という事で、お勉強が終了したら撮影しましょうという事になり・・・・
9月のとある日、人気スタジオのカリスマカメラマンスーさんと本人もカメラマンである花嫁郁ちゃんの楽しい楽しい撮影会が行われたのでした

前回の撮影は先生同伴でフォローもしていただきましたが、今回は頼れるのは自分ひとり。
事前に復習をしつつも、まだまだ不安はいっぱい。

着物はレンタルで、どんなものがくるかもわからい状況。
最初のお仕事が知り合いで本当によかったです


無事にお仕度終了~



今回のヘアスタイルは奇跡のマリアージュが
花嫁様の髪の長さが肩下ちょっとしかなかったので、手持ちのヘアピースを持参して使用。(それも10年以上前に購入した未使用品)
驚くほど髪の色が同じ。今回の為に買ってあったかのよう・・・



美男美女ですね



この写真が一番のお気に入り



こんなポーズも。帯結びは講習会で勉強した「相生」結び。
レンタル着物の帯が薄くてフニャフニャで「相生」には向かなかったのですが、せっかく勉強したので果敢にチャレンジしてみました



髪飾りをつまみかんざしにチェンジ。雰囲気も変わりますね。
この髪飾りは「つまみかんざし講習」で作成した手作りです



最後はお二人に挟まれて


今回の撮影は撮る方も、撮られる方もプロのカメラマンさんなので、息がぴったり
自然な流れの中、顔見知りのメンバーでの楽しい撮影会となりました
スーさん、郁ちゃん、ゆうちゃん、お手伝いの皆様、ありがとうございました

着付け技術に関してはまだまだ反省点がいっぱい。
状態の良いお着物ばかりではないので、どんなお着物にも対応できるようにしなければ
そして、花嫁着付けはまだまだ続くのでした・・・・・
コメント (2)
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road to 花嫁着付け①

2017-12-11 18:43:50 | 花嫁着付け
今年もいよいよ残りわずかですね・・・
ブログを書こうと思ってページ開くと、閲覧数が今までより3倍も増えてる
なぜ????かなりマイペースなブログなだけに不思議ですが・・・

今年が終わらないうちにまとめたいことがあるので、更新頑張りますっ


毎年の事ですが、この1年間もなかなかハードに過ごしていました

出張着付けのお仕事以外に、頑張って勉強していたのが「花嫁着付け」です

私の着付け仕事の信念として

「花嫁着付けはやらない

と決めていたのですが・・・・
いつもお世話になっているスタジオ様からある時


「先生は花嫁着付けやっていないんですか????」

とのご質問があり、やっていない旨の回答をすると

「スタジオの撮影プランに花嫁様の前撮りを取り入れようか検討しているんです

とのお話でした。

うーーーーーむ

そういうお話を聞いてしまうと、私の責任感スイッチが入ってしまいます


なぜ私が「花嫁着付け」をやらないと決めていたかというと・・・

「着付け当日に、私がもし緊急事態でいけなくなってしまった場合、どう責任をとれるのだろうか」

という思い。。。
普通の着付けであれば、最悪誰か代わりのスタッフさんに行ってもらう、こちらでお金を負担して他の美容室やホテルで着付けをしてもらう、お洋服で行ってもらう・・・
などの代替案があるのですが、花嫁着付けとなると話が変わります

花嫁着付けをできる着付け業者さんはそうそうたくさんありませんし、当然他のご予約が入っているので頼めないと思われます。

「人生最大の幸せなイベントに穴をあけることはできない

そう考えると、安易に踏み込むことができませんでした

でも、前撮りであれば日にちの振り替えが可能。
せっかくのお話だしお勉強してみようかな・・・という事で、

road to 花嫁着付け

がスタートしました
もちろん、結婚式当日のお仕事は今でも考えていません

不思議なもので、やらなきゃいけない時にはそれにふさわしいチャンスが到来してきます
通っている着付け教室で昨年から「花嫁講習」が始まっていたので、すぐに申し込み
出張着付けの閑散期の夏休みに講習会を受講してきました。


花嫁着付け=着付けの最高峰

という言われているのがよくわかりました
こんなに、着付けを勉強してきたにもかかわらず、花嫁着付けはさらに奥が深い

最後の撮影を含めた全8回コース。
毎回毎回、着付け技術をぎっしり仕込んでいただきました。

知らない技術を頭にぱんぱんに詰め込んで、家で復習、次の時におさらいと新しい課題・・・
先生の素晴らしい技術を少しでも漏らさないように必死で勉強しました。(とはいえ、やはり漏れがたくさん

そして、最終日はモデルさんでの花嫁着付け&撮影
モデルをお願いしたのは、昔働いていた会社の仲良し同期Iちゃん
私が着付けを始めるきっかけを作ってくれたのは彼女のおかげ
モデルには高身長、小顔で首が細くてなで肩の着物美人、普段自分で着物を着ている着物慣れした彼女しかないと速攻依頼。
すぐに快諾してもらえました

着付け当日はメイクとかつらまでは先生に仕上げていただき、着付けから先を私を含めた生徒2人で仕上げていきました。
7回の講習で着付けの概要は理解できてはいましたが、実戦となるとハードルがあがります
練習では人形相手だったのが、本番はモデルさんなので、締め付け具合や体の凹凸にも気を配らなければなりません


かつらをかぶる前の仕上がり



お振袖



帯は「相生」というおめでたい結び方です。形づくりがとっても難しかったです



白無垢振付け中~。振付けはかなり難しいことがわかりました。



白無垢。裾のドレープ作りに苦戦しました



色打掛



メイクは古典的な美しい仕上がりです。最近はナチュラルメイクが主流ですが、こういう伝統的なメイクも素敵ですね




午前午後と長時間、本当にお疲れさまでした。
素晴らしい技術を指導してくださった先生そして重労働なモデルを引き受けてくれた友人に感謝です

そして、この勉強が素敵な偶然を呼び起こすのでした・・・road to 花嫁着付け②へ続く
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今どき和装婚!

2009-08-18 13:44:46 | 花嫁着付け
和装婚がとっても多いこの頃

本屋でヘアアレンジのカタログを探していたら、「和装婚専門雑誌」発見
お仕事で花嫁さんのお支度はしていませんが、着物がとても素敵だったのと、今どきの和装婚に興味があったのでGet

一度は、流行から取り残され、着る花嫁さんが少なくなった白無垢や引き振袖などが完全復活
きらびやかな着物の数々はなかなか見ごたえがあります

ただ・・・ヘアはちょっと「やりすぎ」といったものも
沢尻エリカさんの影響そのものですね。
成人式も浴衣も・・・最近はちょっと懲りすぎのような

来月、出席する元会社の後輩の結婚式は和装なのでとっても楽しみ
今どきの和装婚じっくり見てこなきゃ



コメント (2)
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