KAZUの雑記帳

足の向くまま 気の向くままに


                   

日本の暦 七十二候ノ47候 

2014年09月28日 14時12分17秒 | 日本の暦

今年も沖縄に滞在中で、記事は家で記しました。

 

季は秋、 季節は仲秋、 24節季は秋分   

47候=蟄虫抔戸(むしかくれてとをふさぐ)   虫が土の中に入って入口をふさぐ    

新暦9月28日~10月2日の5日間 

風物詩

「季節」 蟄虫抔戸とは、啓蟄の七候に「蟄虫啓戸(冬ごもりの虫が出てくる)」で出てきた小さな生き物たちが、穴にこもってしまう時期です。とはいえ、実際にはもう少し寒くなってから。ところが昔の人は、この時季を過ぎて蛇などを見かけると、「穴惑い」、つまり、穴がわからなくなって迷っているのだと思ったようです。

「花」 リンドウ : 秋を代表する花とされています。根や茎が非常に苦く、熊の胆より苦いため竜の胆嚢という意味の「竜胆」という名がつけられました。「リンドウ」 や 「エゾリンドウ」など、薬用に利用されるものも多く、薬として使われるのは、ひげ状になった根の部分です。 

   金木犀(きんもくせい) : 本格的な秋の到来を、「金木犀」の香りで実感する人も多いのではないでしょうか。九里先まで香るので「九里香(きゅうりこう)」という異名まで持っています。濃い緑の葉に陰にたくさん咲いている、小さなオレンジ色の花もかわいいですね。 

「実」 柿 : 古くから、農家では庭に柿の木を植え、食用にしたり、柿渋を防腐や防水用に塗ったりしてきました。すべて収穫してしまわないで、ひとつ、あるいは数個残しておく「木守柿(きもりがき)」という風習もあります。いかにも、秋の農村らしい風景です。

     栗 : 縄文時代の遺跡から出土していることからも、縄文時代の日本では主食であったと考えられています。日本国内どこでも栽培することが可能で、「丹波栗(銀寄)」は高級品ですが、生産量が多いのは茨城県です。じつは、茨城で栗の生産が盛んになったのは昭和に入ってから。一方丹波栗は平安時代からの特産で、朝廷や幕府に献上されていました。生産量は少ないのですが、歴史があるので、丹波栗は高級品とされているのです。

「鳥」 小啄木鳥(こげら) : 「啄木鳥(きつつき)」という名前の鳥がいるわけではありません。「赤啄木鳥(あかげら)」 「啄木鳥(あおげら)」 「小啄木鳥(こげら)」など、木をつつく鳥の総称です。昔は「けらつつき」と呼ばれていたので、下に「げら」がつくのです。啄木鳥の中で一番小さいのが「小啄木鳥(こげら)」。背中は黒と白の縞模様。木の上から「ギィーッ」と鳥らしくない鳴き声がしたら、小啄木鳥かもしれません。

昨年の 七十二候ノ47候  http://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/11c1f0e1a5e15c59e1789bcd2e8f4a2d

前候 http://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/4622e7695b1ed5c81751db44354020ca

次候 http://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/4bb47ae96f3c430f87395c8c8e93de51



最新の画像もっと見る

コメントを投稿