KAZUの雑記帳

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日本の暦 七十二候ノ71候

2015年01月25日 15時08分31秒 | 日本の暦

季は冬、 季節は晩冬、 24節季は大寒    

71候=水沢腹堅 (さわみずこおりつめる)  沢に氷が厚く張り詰める           

新暦1月25日~1月29日の5日間 

風物詩

三寒四温とは、この時期、三日寒い日が続くとそのあと四日暖かい日が続き、その七日間が繰り返される気候のことです。ただし、これは中国北東部や朝鮮半島でよく見られる現象で、実際には日本ではこの時期に一度あるかないかという程度です。中国伝来の言葉はそのままあてはまりませんが、日本では大雑把に、寒暖の気候の繰り返しを三寒四温と呼んでいることのほうが多いようです。

「風物」 氷柱(つらら) : 「つらら」は、滑るような感じをあらわす「つらつら」が変化したものだといいます。古くは、平面にに張った氷をさす言葉で、垂れ下がった氷の柱のほうは「垂日(たるひ)」とよんでいました。「氷柱」の垂れ下がる光景は、いかにも寒々したものですが清少納言は「水晶の滝」にたとえて、美しさをたたえています。解け始めたことが真っ先にわかるのも氷柱。春に一歩近づいたときこそ、ますます氷柱の輝きがまぶしく感じられときでしょう。

「花」 蝋梅(ろうばい) : 梅の花を思わせる馥郁とした香り。蝋細工のような淡い黄色の花びら。江戸時代初期、日本にやって来たこの花を、当時の人々は「唐梅(からうめ)」 「南京梅(なんきんうめ)」などと呼びました。本当は梅の仲間ではなく、ロウバイ科の植物だそうです。原産地の中国では、梅、椿、水仙とともに「雪中の四友(せっちゅうのしゆう)」と呼ばれます。

「風」 虎落笛(もがりぶえ) : 「もがり」は、竹を組み合わせて作った柵のこと。中国の虎除けの柵である「虎落」に似ていたので、こう書くようになりました。「虎落」に風があたって鳴る音が「虎落笛」。あたりの空気を引き裂くような音は、まるで、冬のクライマックスを演出しているかのようです。

昨年の 七十二候ノ71候 http://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/c076e7680de157651d0b3a16bfc30278

前候 http://blog.goo.ne.jp/kw1555/e/08e7750d83201e48b2844c192458e8e4



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