KAZUの雑記帳

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夏つばき

2011年06月21日 14時31分55秒 | うれしい!

夏椿(日本ではこの木を沙羅双樹とも言うそうだが・・・・・自信は無い)が咲きだしました。

   

             花の道で見る事ができます

           

   

先日 某紙できれいな記事が有ったので新聞を捜して要約抜粋しました

 

日本は四季の国では無い、梅雨という雨季がある五季の国だと、俳人の宇多喜代子さんが言っていた。

たしかに、入梅から明けるまで東京の平均は43日にわたる。

嫌われがちな季節だけに存在感がある。

まだこれからが長い。住宅街を歩いていたら、湿気にのって梔子(くちなし)が匂ってきた。

この花はいつも、甘く強い香りで存在を告げる。見ると清楚な白が雨の中へ開いている。

気が付けば、梅雨時に見る花には不思議と白が多い。

山法師、卯の花、夏椿、七変化の紫陽花にも白が多い。

そして地面に目をやれば、ドクダミが暗がりに白十字の星を散らしている。

また、泰山木(たいさんぼく)の花も咲き始めた。

大きく開くこの花も神々しく白い。

<蕾は白蝋/半開が白磁椀/満開時 粉(まご)うかたなき白牡丹>は泰山木を愛でた掘口大学の詩の一節だ。

震災の被災地で霊を慰める大輪もあろうと思う。

梅雨という五つ目の季節は、煙る雨の中に盛んな命の営みを感じる季節でもある

思えば人間以外のどの生きものも、身ひとつの潔さで一生を終えるのだ。

文明の功と罪を問う剣先は今、ひときわ鋭い。

雨に流せる話ではなく。

 



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