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ちーちゃんの沖縄戦

2014年02月19日 21時42分48秒 | Books

ちーちゃんの沖縄戦      親里 千津子

先日 親里さんと初めてご一緒に沖縄の オスプレイ反対 の活動を記録したドキュメント映画を観にゆきました。 題は”標的の村”です。住民がいかにに反対運動をしようとも、それを無視してことを運ぶ日本人業者、と警察。政府は地元がどのような状況になろうとも我関せずと、下請け業者に任せて知らん顔。にらみ合う業者と反対住民の会話、”俺達もこれをしなくちゃ生活できねえのよ”。業者の人間も実は、反対派の状況が十分理解しているのでしょう。 これを観ていて、哀しくなりました。日本政府はノーとは言えないのか。 日米地位協定の方が日本国憲法の保障している基本的権利よりも重要視されているわけだ。

 映画を観終わって 親里さんと会食。初めてゆっくりとお話を聞くことができました。 そして帰って改めてこの本を再読。今はあの穏やかでとても可愛い、彼女がこんなにむごい、悲惨な体験をまだ 15歳という年代に経験してきたなんて信じられないような気持ちです。沖縄戦関連の本はもう何冊か手にとりましたが、実際にその中をくぐってきた身近な人の言葉は また一層胸に響きました。