このテントも買ってから20年近く経ち、数年前からテント表面の防水コーティングが加水分解を起こしていました。
詳しく知りたい方は、調べてみれば分かりますが、要するに合成皮革等が時間の経過とともにボロボロになる現象です。
これはいきなり始まるものではなく、製品になった時点から加水分解が始まっていくそうです。
シームテープの剥がれは、貼り直せば我慢できますが・・・
生地自体が、まるで垢のようにボロボロ剥がれてベタついて来ています。
これはどうにも我慢できません。
まあ、それを承知で使っていたんです。
冬だとベタつきもそんなに気になりませんから・・・
しかし、今時期となると話は別で、普通なら『テントの寿命』と考えても良いと思います。
でもね、このテントは高いんですよ。
なので延命処置をする事にしました。
使うのは、信越化学工業の工業用シリコン『ポロンT』です。
知る人ぞ知るテントの救世主なんですけど、作業が大変なんです。
テントを綺麗に洗って、ボロンTを塗った後にテント生地が張り付かないようにしなければいけないとか、いろいろあります。
暇を見てやりましょうって事で、しばらく大きなテントでキャンプに行く事になる?でしょう。
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