庭先の四季

庭先や近隣の四季の変化や歳時記、自然観察、動植物等を中心に
綴ります。

「茹でガエル」って何?

2017-06-19 06:23:58 | 日記・エッセイ・コラム

空梅雨状態だった今年の関東地方も、ようやく昨日から雨降りで、
梅雨らしい天気になってきたようです。 

昔から「カエルが鳴くと雨」と言われていますが、この場合の蛙は、
読んで時のごとく雨蛙(アマガエル)の事です。

カエルは皮膚呼吸をしているので、空気中の湿度や温度に敏感
に反応して、天気の変化をいち早く知ることが出来るそうです。

特にアマガエルは湿度の変化に敏感で、雨が近づくと鳴き出すの
で 雨蛙の天気予報は、かなり高い確率で適中するそうです。

雨ガエル。

ところで、最近私が気になっている言葉で「茹でガエル」という言葉がある・・・

カエルを熱湯の中に入れると驚いて飛び出すが、常温の水に入れて徐々に
熱すると、カエルはその温度変化に慣れていき、生命の危機と気づかない
うちにゆであがって死んでしまうという話です。。

ゆっくりと進行する危機や、環境変化に対応することの大切さ、難しさを戒める
たとえ話の一種で、一つの教訓として定着しています。

第二次安倍政権になってからのこの4年半で、特定秘密保護法、安保(戦争)法、
そして今度の共謀罪等、彼らの真の目標である本丸の憲法改正に向かって、
じわじわと外堀や内堀が埋められてしまった気がする。。 

ハット気がついた時には・・・

現憲法で保証されている平和や基本的人権や自由が制限されて、自由に言い
たいことも言えないような、「一億総監視社会」の息苦しい嫌~な世の中になって
しまっているのでは?と大変危惧している。。 

私たちも、天気の変化にいち早く反応するアマガエルを見習って、くれぐれも
茹でガエル状態にならないよう・・・ 

すでに、釜の温度が上がって「茹でガエル」状態にされつつあるのかも?

気づいた人から、早く飛び出して欲しいものだと願うばかりである。。。

再び、戦前回帰のような暗い世の中に帰る(カエル)のだけは止めよう!

カエル君のように世の中や環境の変化に、いち早く敏感に反応していきたい
ものですね! 

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 八景島あじさい祭り2 | トップ | 散歩で出合った生き物たち »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いい湯 (ミウル)
2017-06-21 15:53:12
各世論調査結果から、40%ぐらいの人(茹でガエル)は、今を、いい湯…42度ぐらい…と思っているのでしょう。今は、47度ぐらいと思うのですが。徐々に温度が上がると、温度上昇(変化)に気付きにくい、という法則に納得。外に出た人は、衣服も隠され丸裸………
熱いから早く出た方がいいよ、と言っても、茹でガエルにはいい湯なのでしょうか。
返信する
茹でガエル (庭先の四季)
2017-06-21 23:18:35
ミウルさん、こんばんは。
森友、加計疑惑に加え、あの強引で酷い国会運営を見せられて
急落したとはいえ、安倍内閣の支持率がいまだ40%前後もあるのは
茹でガエル状態にされて、政治等に無関心な国民層がそれだけいると言う事だと思います・・・
取り返しの付かない事になる前に、何とか気付いて欲しいと願うばかりです。。
返信する

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事