お絵描き日記~イラストレーター照井正邦

職人、照井正邦の似顔絵、意匠など。画力の向上を目的に練習しています。

彩度のある黒(似顔絵)

2021-04-29 08:48:56 | ・音楽
Lisa似顔絵画像

似顔絵教室で、なぜだか講師である私に教えようとしてやってこられる受講生がいました。
おそらく、言葉が会話になっていないので、「よい会話」ができるようにだと思われます。
けれど、その前に「絵の言葉」の壁があります。

彩度のある黒。絵ではなく、色を先に勉強した方なら、無彩色には彩度がないのでありえないのかもしれませんが、絵ではよく使います。彩度のある灰色、冷たい赤、熱い青もしかり。

「会話」というものが、よい手紙を書くためのものが大半なので、それを優先させると絵が描けなくなってしまう話法もあるようです。
たどたどしい言葉で、絵の道を歩んでいきたいと思っています。

同じ色の調和した作品と壊滅的作品(似顔絵)

2021-04-29 07:48:16 | ・芸術
志茂田景樹似顔絵画像

フォービスムのような調和した私の人物画が高い評価されたあと、友だちが同じ色を用い描いたら
「色が壊滅的だから、学科のほうを頑張れ」
と言われてしまった。
同じ色を用いたとしても、同じにはならない。

歌でも、「語り」で歌おうとしたら、オンチと笑われ、「音取り」を練習させられ続けたり。

身につける順序にこだわる先生は、意外と多い。

ふざけた代償(似顔絵)

2021-04-29 06:55:27 | ・TV

ふざけた代償。
デッサン教室で、現役時代にふざけた絵を描いてしまった。
それ以来、最下位をばく進。
そからというもの、藝大生のアルバイト講師が必至に上位に貼ろうとする。

「なんでこれできてるのに、主任は選ばないのかなぁ」

最初にふざけた絵を描いたからです。

似顔絵での「キメツケ」はカンフル剤になるが、キメツケられると取り返しがつかない。

ふざけた代償は大きい。


「空間のオブジェ」22(アクリル画)

2021-04-28 22:12:41 | アクリルガッシュアート


空間のオブジェ

(アクリル画158×227mm)

仮題を、「空間のオブジェ」に。

人と人とのコミュニケーションを、人間といったりします。
物間という言葉はないですが、その間が題材です。
「ある、あれ」が重要なことの多い西洋画の方々に、「ない」を伝えるのは困難でした。
空間は「ない」のかもしれませんが、オブジェとして描きました。