昨日は(15日)、私達は数名のグループとしてカッコソウの移植地(椚田峠)に向かった。経路は、駒形、赤柴林道、赤柴登山道、椚田峠、そして移植地の往復であった。15日11-16時。天候、晴れから薄曇り。
先日の雨で木々の芽吹きが進み、鳴神山では新緑が映えるようになった。移植地でも、杉の落ち葉ではなく草の緑がカッコソウの花を囲むようになった。
移植地(13-14時半頃)。
カッコソウの花はその美しさを保っていた、最盛期は過ぎたが、先日の雨である程度は回復したようだ。今日(16日)は雨から薄日の天候になっていて、麓からは鳴神山が霧で覆われているように見える。移植地には、このようなときならではの幻想的な雰囲気が漂っているかもしれない。
木漏れ日を受ける移植地
この日も、移植地でのカッコソウの保護に努力されている方(Fさん)に、私達はお会いすることができた。Fさんの穏やかで説得力に満ちた説明で、この地を初めて訪れたグループのメンバーもカッコソウの花を堪能することができた(深謝)。この日も、多くの人々が移植地を訪れたとのことであった。
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新緑が目立つ赤柴林道では、ウツギ(卯木)やヤマフジ(山藤)の花が美しかった。
そして、このような場面にも出会った。複数のカメラマンが長い釣り糸を出しているウラシマソウの群れを被写体にしていた。各個体は大きかったで、その数と相俟って思わず歩みを止めほど、群れには存在感があった。
往路にて(11時半頃)
ウラシマソウの花と長い付属体、帰路にて(15時頃)
ウラシマソウ(浦島草、サトイモ科テンナンショウ属の多年草 )
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赤柴登山道は木々の木陰を通る。森林浴を楽しみながら(?)、ラショウモンカズラ、ヒトリシズカ、ハルトラノオ(夏葉の群れ)、コアジサイ(別名、シバアジサイ)の群生(蕾)などに、私達は出会った。?を付けたのは、急な坂の上り下りのためである。坂には、ボランティアの方々によって滑り止めの工夫が施されている。
ラショウモンカズラ(羅生門葛、シソ科ラショウモンカズラ属の多年草、山地のやや明るい林の中に生える)。
登山道をひと登りすると尾根(椚田峠)の着く。
尾根は緑で覆われ、ツツジ(ヤマツツジなど)が彩りを添え始めていた。ツツジの花付きが良い時、尾根は花のロードになる。余談ながら、椚田峠を境として鳴神山と対峙する座間峠方面はツツジの名所である。ただし、この峠方面を歩く人は少ない。かつて、私と家内は岩場で狸と対面したことがある。黒い皮の主との対面でなくてよかったが。
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所要時間は往路で約2時間、帰路で約1.5時間となった(花を眺めながらのゆっくり歩き、男女混成グループ)。
EOS 6D、EF 50 mm II 1.8(単焦点)、RAW、画像によってはかなりのトリミング。
登山口にて腕章をつけた方を筆頭にした数人のグループとすれ違いました^^
こつなぎさんのグループだったのですね。
こつなぎさんには以前一度お目にかかったことがありますが、
さすがに記憶が曖昧で分かりませんでした^^;
またどこかでお会いするかと思います!
ちなみに5月3日に赤城自然園に行きましたよ^^
コメントありがとうございます。
貴ブログの記事を読みましたとき、すれ違っているだろうかと
思っていましたが、コメントをいただいて、そうであったことを
反省しています。失礼いたしました。
昨日は県外からの人々の案内にて、スタートが遅くなりました。
ガイドをすることに気をとられて、下山してこられた方が
さかもとさんであることに気付きませんでした、
3日は赤城自然園で、ヤマシャクヤクの花などを
存分に楽しまれたと思っています。
どこかでお会いできることを期待しています。