こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

赤城山を渡良瀬川(桐生)で眺めて (2023年2月)

2023-02-20 | 山を眺める
折に触れて、市内の中心部を流れている渡良瀬川で、赤城山を当方は眺めている。流れの奥にどっしりと構えている山の姿に魅せられているからだ。
 
さて、今月中旬に川に架かる橋に立ったとき、これまでにないほど広々としている構図で赤城山が眺められることを知り、いささか唖然とした思いでシャッターボタンを押した。
 
「before and after.....」
 
先月上旬までハリエンジュ(ニセアカシア、外来種)などによって樹林状態になっていた河川敷きで、ほとんどの樹木が伐採されて整地工事が行われていた。
 
 
 
数本の樹木が残されている。
勝手ながら、流れとサクラやハナミズキの花々などを前景するとして山体を眺める場面を空想してみる。時季になると、市内の随所でこれらの花々が潤いのある風景を創り出しているからだ。
 
 
 
広角で市の中心部を入れてみた。赤城山の最高峰、黒檜山(右端の山頂、1.828 m)は桐生市の最高地点である。
 
 
 
このときは山腹の大部分が日陰に入っていたので、雪化粧の状態は判然としていないが、赤城山と市街地に迫る山並みを並べてみた。山並みにおいて、もっとも高い山頂は吾妻山(480 m)と名付けられている。
 
 
 
2月16日夕刻前、錦桜橋(桐生市)にて。
 
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before and after.....」
 
先月上旬での眺め(視点の位置は異なっているが)
 
 
 
樹林化が進んでいた。今回の工事は治水整備計画の一環として行われている(国土交通省・関東地方整備局資料)。
 
 
同じく先月上旬に撮った画像である。
 
 
 
 
「before and after.....」
寒さが和らいできたので、雪化粧が消えないうちに朝日や夕日に染ま山体を眺めてみたい。
 
 

洋ラン、デンドロビウム・キンギアナムタイプ、朝日を浴びて(2023年)

2023-02-12 | 
キンギアナムタイプは、オーストラリア東部を原産地とする原種キンギアナムを中心に交配育成されてきたグループの総称である。このタイプは、他のデンドロビウム、例えば、ノビルタイプとは異なり、硬いバルブの上部に葉をつけて、葉と葉の間から花茎を上に伸ばし花を咲かせる(NHK 趣味の園芸「デンドロビウム」、江尻宗一)


一作日は、当地においても一時、大雪注意報が出された。しかし、雪は午後後半から雨に変わり、山並みでの雪化粧は消えた。そして、昨日は朝から雲一つ浮かんでいない透明な青空が広がった。雪が空中に浮遊していた微粒子(例えば、花粉など)を除いたためであろうか。
 
さて、「咲くまで待とう」の作戦で育てている洋ランのうち、デンドロビウム・キンギアナムタイプが花を開きはじめた。昨日、このものに朝日を浴びさせたてみた。
 
デンドロビウム・キンギアナムタイプ「こまち」
 
 
 
朝日を浴びている花の彩りは、室内においての彩りにくらべて著しく美しい。このものの原種が樹木や岩に着生して適度に日差しを浴びながら生きてきたからであろう。
 
 
育てているものでは、花茎が25本ほど伸びている。花の大きさは直径 3 cm程度であるが、各々の花茎において10から15個の花が開きそうである。
 
 
すべての蕾が大きくなって、花を開くことを期待して。
 
 
 
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撮影: 2月11日
 
 

湖畔のロウバイ(蝋梅)、桐生川ダム湖にて (2023年)

2023-02-10 | 桐生川ダム湖
 
 
朝から降りはじめた雪で周囲の山並みは雪化粧の状態になっているが、公道の路面には雪が積もっていない。そして、現在、雪は雨に変わっている。明日は朝から好天との予報が出されている。山並みでの雪化粧が朝日に染まる場面が現れるだろうか。
 
さて、桐生川ダム湖(梅田湖)の湖畔では、ロウバイ(蝋梅)の花が見頃になっている。アップした画像は今週初めに撮ったものである。このときは、花々が来月下旬の頃に相当するような暖かい日差しを浴びていた。
 
 
水面を背景とする彩りに惹かれて
 
 
ロウバイを撮るときに、当方はいつも混迷する。レンズ、センサー、脳の組み合わせで構成される高度なメカニズム(視覚)で感じる花の美しさと質感を、手持ちのカメラでは再現することが難しいからだ。ともかく、水面や青空を背景する構図で、五分咲き程度の花々を開放絞りで撮ってみた。
 
 
青空を背景とする花々も美しい。
 

 
ロウバイは1,600年代に中国から朝鮮を経て渡来した。観賞用として植栽されているが、野生のものはない。名前の由来については、蝋細工に似た花がウメ(梅)と同じ頃に咲くの名付けられたとの説と朧月(陰暦十二月)に咲くウメとの説がある。しかし、前者のほうが正しいようである。花弁の内側と外側が黄色系の色彩を帯びているソシンロウバイは、ロウバイの変種である(花の大歳事記、角川書店)。
 
湖畔では、ソシンロバイが主役である。
 
 
 
 
湖畔にはミツマタも植えられている。
 
蕾は銀白色の細毛で覆われている。逆光で見ると、細毛の輝きが美しい。
 
 
蕾や花茎での輝きは、レンズを向けて観察する者にとって、自然からの有難い贈り物である。
 
 
近くの山から移植された株は順調に成長している。
 

 
ダム湖の上空で、飛行機雲に由来する雲がしばらくの間、漂っていた。
 
 
ロウバイ園で眺めた靜かな佇まい
 
 
 
ダム湖を囲む山並みにレンズを向けて
 
 
 
今日の雪が少しでも花粉の飛散を抑えてくれることを願う。
 
 
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2月6日昼頃、桐生市梅田町にて。
 
 

山並みの上にレンズ状および波状の雲が浮かぶ(2023年)

2023-02-09 | 
 
 
街を囲む山並みの上に青空が広がる、雲が浮かぶ、雲が朝日や夕日に染まる、山並みから朝日や月が昇る、山並みに夕日や月が沈む。これらの自然現象にレンズを向けながら、自分達は広大な庭園の中に住んでいるのだと、ときには錯覚したくなる。
 
さて、先月下旬のことであったが、山並みの上にレンズ状および波状の雲が青空に浮かぶ景色に出会った。
 
 
レンズ状雲は見方を変えると、吊るし雲の一種のようである。
 

 
 
 

 
波状雲とひつじ雲が混じっている。このとき、上弦の月が雲に囲まれていた。
 
 
 
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1月下旬(午後)、桐生市にて。
 
 
明日は南岸低気圧の通過によって、当地においても午前中から雪が降るとの予報が出されている。今冬では、昨年12月に一回、雪が数センチほど積もった。しかし、街のみならず山並みにおいて、雪化粧はその日のうちに消えた。
 

今日の空模様、冬晴れの朝 

2023-02-05 | 朝景

今朝はこの時季にしては珍しいほど穏やかな空模様でスタートした。雲一つ浮かんでいない青空を散策路の展望所で見渡すことは心地良いが、雲ファンとしては少し残念な気分が残っている。アメダスデータ(2月5日11時)晴れ、気温 9℃、湿度 50%、南南東の風 1-2 m。

 

冬晴れの朝

 

冬晴れの朝

 

昨夕は、明日に望となる月(月齢 13.3)がやや夕焼け色を帯びた空に昇った(4日17時頃)。

 

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メモ: 冬晴れ → 冬の穏やかに晴れた日(冬の季語)、冬日和(広辞苑、岩波書店)

 

 


ひつじ雲とそれによる彩雲(2023年2月)

2023-02-02 | 

暦の上で明日は節分、明後日は立春であるが、当地では厳しい寒さの天気が先月下旬から続いている。今日も午後において上空が厚い雲で覆われ、気温は5℃まで下がった。

さて、昨朝はそのときまで雲一つ浮かんでいなかった青空に「ひつじ雲(高積雲)」が発生し、その雲は数分間のうちにズームレンズの広角側(17 mm)でも収まり切れないほど広がった。

 

自然が創り出した造形の美しさに惹かれて、当方は首が痛くなるほどまでに見上げながら、この造形を見回した。

間もなく、ひつじ雲は太陽が見える位置まで広がった。

 

そのとき、太陽の周りには虹のような輪が現れた。雲を構成する細かい水滴によって太陽光が回折されたためであろうか。

 

直視できないほどまで太陽光が眩しくなったときには、青色などを帯びた彩雲が太陽の周辺に現れた。

 

 

ひつじ雲は波状に配列することもあったが、間もなく厚い雲の広がりに変化した。

 

ひつじ雲は、大気が不安定な状態(前線や低気圧が接近)のとき、高度2.000〜6,000 m において大気の上昇と降下が繰り返されると、

対流と温度差による水の状態変化サイクル(水蒸気 → 水滴(氷粒)→ 水蒸気 )に起因して発生するといわれている。

 

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2月1日正午頃、桐生市にて。