何でも実習生の実習日誌

電子工作、模型スチームエンジン工作など、何でも工作が大好きです。
手持ちの工作機械は卓上ボール盤だけ、全て手作りです。

SDRドングル(ワンセグチューナ)で短波放送を受信

2017-07-26 08:29:42 | 電子工作


2017/07/25(火曜日) 曇り一時雨


バラック組み立てをしたアップコンバータで短波帯をVHFに変換して
100MHz~150MHz専用超再生受信機で受信してみた。
この時は短波放送が受信できて工作はうまくいったと喜んでいたのだが
次のSDRドングル(ワンセグチューナ)での受信はうまくいかなかった。
どうしてだろう・・・・・
再度VHF超再生受信機でテストしてみたが今度は全然聞こえない。

どうしたんだろう? 局発が停止したかな? 

発振周波数を確認してみると正しく100MHzを発振している。
出力が弱くなったのかな?

前もトランジスタがイカレて交換したことがある。
取り外してhFE(電流増幅率)をチェックしたが正常だった。

気になることがある。 コイルの巻き数が多いのかもしれない。
4回も巻いてあるので発振周波数が低すぎるのかもしれない。
そこで2回巻に変えてみた。
発振周波数は200MHzになってしまったが、受信テストをしてみた。

すると、なんと短波放送が聞こえてきた。


実験回路はこんなもの。
青ドングルでアップバータ出力を受信し、黒ドングルは局発(LOC)から漏れる電波を受信して
発振周波数を確認する。



モニタにはHDSDRの画面とSDR#の画面を表示している。(PCを2台使用しています)



LOCの発振周波数は200MHz。 出力はかなり大きい。(はずです・・・)



HDSDRにはアップバータの出力(スペクトラム?)が表示されている。



同調点は207.XXXMHzだ。 これは短波の7MHzかもしれない。



そんなテストの様子を動画でご覧(お聞き)ください。





何とかSDRドングルで短波放送を聞くことができた。
アップコンバータは短波放送をVHF帯に変換してくれたんだ。

(手持ちのSDRドングル(ワンセグチューナ)は受信帯域が60MHz以上なので
 7MHzとかの短波放送はこのままでは受信できない。)

ただ変換された信号は200MHzだからこれは問題である。
これでは100MHz~150MHzを受信する超再生受信機で受信できない。
何で100MHzに変換された信号が受信できなかったんだろう?
今度はそれを調べなくっちゃならないよぉ。

でも、これが面白いんだから、好いかぁ・・・ ガンバローっと!




コメント (10)
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