郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

消しゴム

2011年02月18日 | 日記

 自分の人生はPCのリセット・ボタンや消しゴムで消せない。いや、消しゴムなら少しは消せるかもしれないが、相当努力しないと駄目である。リセット・ボタンでも上書きをしないとお相撲さんの携帯メールのように記録媒体には残っている。良いことなら消す必要もない。だから、消さなくてよいように生活し暮らさねばならないが、常に人間100点満点は難しい。GOLFのようにボールが前に飛び、オービー(範囲外に出てペナルティを受ける)にならなければ結果オーライで受け入れる気持ちが大切だ。でも、その前に練習場に行って特訓をしておかねばならない。常に結果オーライとはならないから。また、少しうまくいきだしたら目標を持ち、目標レベルを上げていくことも必要になる。そのための自覚と自信が人にとっても、国にとっても求められるが、渦中に身を置くと他人からはその人の資質なり幼稚さが見えても、当人には見え難いものである。周りの人がそのことを気づかせてあげるのが友達である。民主党の鳩山さんも菅さんも裸の王様になってしまい、国民が一番迷惑を蒙っている。

 下がらない高血圧~2月16日NHKTV「ためしてガッテン」より
“コントロール不良高血圧”といって減塩食事を心掛け、また降圧剤を服薬しているのに血圧を正常値(家庭血圧の基準では135/85mmHg未満)まで下げられないケースを言う。このような人が66%もいる。そのうちの約半分は以下の処方で改善できる。
 もともと降圧剤はどんな役割をしているかを血圧233mmHgのラットが服用後10分で111mmHgになったときの前後の網膜血管を見ると血管が広がっていることが分った。降圧剤は血管拡張剤であると言える。これは毒蛇に噛まれた人が血圧が下がったことでACE薬が開発された。
  さらに24時間血圧測定をする機器をコントロール不良高血圧の人に取り付けて調査すると夜間に120mmHg以上になりトイレに行っている。これは腎臓が夜も働いていることを示す。すなわち腎臓が弱ってきていて老廃物や塩分を出すために残業をしている。残業はきついからと塩分濃度を薄めるために水分を飲む。水分を取ると血液量が増え、またそのために血液を濾過する腎臓は残業をするという悪循環に陥る。血液量が増えると血管は膨れ、血圧は上昇する。(⇔逆に献血で400mL〔人の全血液量の約10%〕を採血すると血圧は15%ほど下がる。)要は腎臓の機能低下してる人には降圧剤は効かないことが分った。
 では、どうするか?弱った腎臓機能を残業しなくて済むように血液中の塩分を下げることが必要。腎臓は一度老廃物と塩分を排出した後、血管内の血液塩分濃度を調整するため一度排出した塩分の再吸収をしている。そこで再吸収を止める薬=利尿剤を使う。利尿剤は血糖値、尿酸値を上げる副作用があるので通常の1/4~1/2とごく少量服用する。また、塩分排出作用の高い栄養素(3種のミネラル〔Mg、K、Ca〕)を多く摂取することも有用でDASH食と言われている。2ヶ月間のDASH食で血圧が143.7mmHg→132.3mmHgに落ちた。
 DASH食:一日の目標摂取量/2100kcal摂取のケース
   Mg:500mg、K:4700mg、Ca:1240mg 
塩分排出食材リスト
 塩分の排出にはカルシウム、カリウム、マグネシウムの3種のミネラルが重要と考えられています。
<海藻類>昆布、わかめ、ひじき
<豆・ナッツ類>大豆、あずき、きな粉、アーモンド、ごま、くるみ
<果実類>バナナ、プルーン、干し柿
<野菜類>にら、ほうれんそう、芽キャベツ
<芋類>やまいも、じゃがいも、さといも
<穀類>玄米
 ~ 参考: ①24時間血圧測定をしなくても血液中のホルモン(レニン)を調べることでも判明できる。
        ②降圧剤¥30~¥200/一錠で世界販売額9千億円⇔利尿剤¥10/一錠。 

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