旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

《手造の旅》富良野自然塾体験とおいしい北海道~一日目午後、望岳台、青い池、Soh's bar

2017-10-27 17:17:22 | 国内

「午後からもっと天気よくなります」と、ドライバーさんが言う。陽がかたむきはじめた午後四時過ぎ、十勝岳の噴火口が近くに見える「望岳台」。観光シーズンは終わり、からっぽな駐車場。雪を踏む自分の足音。忘れられない景色になった↓
⇒※動画をこちらからご覧ください

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午後、はじめに訪れたのは「新栄の丘」



外国の新婚さんがドレスを着て撮影中

***
あ!キタキツネ
草原で何かにピンっと神経を集中させている様子↓

獲物?



三十年前、国内旅行添乗をみっちりやっていた時代に、キタキツネ牧場には何度となくいった。そこでは、正直に言ってたいした魅力を感じはしなかった。しかし、今日見たキタキツネはぜんぜん違う。りりしくて、ぴんと背中が伸びて。しなやかで勁そう↓

そして、なにより美しかった↓


極上のキタキツネを見た後、十勝岳へ近づく道↓

朝早かったから、お疲れ出てますが・・・


●青い池は今日はどのぐらい青いかしらん?

ここは、ダムによって出現した人工湖



「今日はどのぐらいの青さですか?」とドライバーさんに訊ねると、「きょうはそこそこですねぇ・・・」と正直にこたえてくださった。いや、それでも空の青さが映って、十分な青さです↓


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●しらひげの滝は、この橋の下↓

水の色自体が青いのがわかる↓

雪山と同じ画面には映りにくいなぁ↓


雪が残っている高度になる↓


望岳台の駐車場は空いていた↓

★冒頭のリンクからYoutubeの動画をごらんください

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スカイラインが雪で通行止めなので、一度降りてから再び「凌雲閣」へ。
五時近くになって、夕日はすでにない。雪山が夜の気配をみせはじめている↓


ここに建つ「凌雲閣」は、行程を考えるときに宿泊することも考えた。赤い温泉を体験するのもおもしろそうだと思ったのだ。崖ギリギリに立って、ホテルの方をふりかえった↓


地平線が虹色になり、新富良野プリンスに向かう↓



夕飯はホテルの敷地内にある「Soh's Bar」を19:30に予約してある。ツアーでは組み込まれない食事、楽しみましょう(^.^)
ニングルテラスという、アクセサリー工房など手作業のお店が十数軒並んだボードウォーク↓

その先いちばん先にある真っ暗な森に降りてゆく階段の先に↓

そのバーはある。もっと便利な、本館の一角にでもつくればいいのじゃない? と、思うかもしれないが、それではこのバーのコンセプトが雰囲気が保てないのだろう。酔客が大浴場にふらっと立ち寄るバーとは、一線を画しているのだ。
そして、そこは「あわれなスモーカーのための…」という、倉本聡さんらしい言葉が掲げられている↓

暗い店内にはJAZZが流れ、カウンターの後ろに夜の森がひろがる↓

十席ほどしかないこのカウンター、今晩は我々で(ほぼ)しばらく占領させていただきます。

カクテルはもちろんなんでもある。たいして飲めない小松はカンパリソーダを注文。
その後に、もう一杯なにか苦めのカクテルをと言うと、ジン・リッキーをつくってくれた。
このカクテルはジンライムにソーダを足したものだが、ちょっと苦めの好みの味にしてくれている。アンゴストゥーラというリキュールを加えてくれたとのことで↓このボトルを見せてくださった↓あ、これ見たことがある↓

記憶を呼び覚ます。そうそう、エジプト王がアルコールをアイスティーに見せかけるために使ったものだ⇒こちらのブログに書きました
☆キプロスの旅で出会ったのです⇒こちらでその日の写真日記をごらんいただけます

食事メニュー、チーズ・フォンデューはここの定番らしい↓パンだけでなく、野菜も追加でオーダーできる。

鹿肉などのハム盛り合わせ↓

パリッとしたソーセージ

ボリューム満点のふわとろオムレツお勧めします↓




ホテル本館へもどるには、暗い森の中を登っていかなくてはならない↓

背の高い木の間からたくさんの星々が見下ろしている。

明日も今日みたいに晴れるとはかぎらない。晴れたその日を身体いっぱいでたのしめた日になった。











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トロードス山中のホテルとオモドス村の食事

2015-11-25 14:28:34 | キプロス

トロードス山中のホテルには、暑い地中海岸を離れて、昔から避暑の客が多く訪れていた。そんなホテルを二つ訪ねた。

このヘルベチアホテル創業三代目にしてキプロスで現在営業しているホテルの中で一番古いのだとか。山を歩く滞在客のためにストックも完備 いごこちのよいリビングエリアには古い松の木がにょっきり生えている⇒その向こうのテラスで豪快にスブラキ(串焼き肉)を用意してくださっていた。

新鮮な野菜と共にこういう肉料理がこのあたりらしい料理だといえるかもしれない。たくさんのにゃんちゃんもおります ハルミチーズも焼いておいしく 小規模なホテルだが、家族で暖かく迎えてくれて居心地がよい。

**もうひとつ、今度はフォレストパークという歴史的有名人も滞在したホテルを訪れるこちらは広い庭も併せ持つ。バーエリアにかかげられているこの旗は、ここに二度滞在した20世紀前半のエジプト国王ファルーク一世のものある有名な人物のものイスラム教徒の彼禁酒のはずなのだが、実際には大酒飲み。人前でアイスティーのように見えるカクテルをつくってもらい、愛飲していたのだそうだこの「エジプト国王のアイスティー」については⇒こちらに書きました。

 

***日暮れてきて到着したオモドス村はとても雰囲気がよい。 細い路地を歩いて古いワイン醸造所でワインの試飲会をする四種類も試させていただいたが、写真で一番左にうつっているリースリングの白が微炭酸でおいしうございました。購入。 レストランでは、キプロス・ギリシャ料理の前菜にかかせない「ザンジキ」というヨーグルト料理を実演してくれた。 ●「ザンジキ」の作り方~ キュウリを切ったら一時間ほど塩をつけて待つ。 ガーリック、ドライミント、胡椒、レモンジュースを少し硬めのヨーグルトに混ぜる いろいろなものにつけていただきます。

この赤いのはビーツ ハルミチーズももちろん焼いて 今回の旅、屈指のおいしいキプロス料理でありました。

バスで一時間ほど走って、海岸のホテルに到着。暗くて今いったいどんなところにいるのか、よくわかっておりません。 なんでも「隠れリート」なのだそうな。明日の朝が楽しみ(^^)おやすみなさい(-_-)zzz

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