旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

晴れた早春のヘルシンキを散歩してから空港へ

2014-03-12 12:51:25 | フィンランド
昨夜は夜中にホテルに入ったが、朝はすっきり目覚めた。この駅近くのホテルは朝食の場所が気に入っている数種類のマリネした魚、パリやロンドンの朝食では絶対出てこない。北欧で食べると特においしいのです
ホテルすぐとなりの駅はフィンランドを代表する建築家エリエル・サーリネンがちょうど今から百年前1914年に完成させた当時フィンランドはまだロシア帝国の一部だった。1923年にアメリカへ移住し、息子のエーロ・サーリネンはセントルイスの「ゲートウェイアーチ」を設計した人物として知られている。

ヘルシンキ駅内部の美しい空間は、クラシックな雰囲気を持ちつつ現代的


キアズマ現代美術館ちかく建国の父マンネルヘイムの騎馬像

ヘルシンキでひとつだけ見ておくべき建築をあげるならば、やはりテンペリアウキオ教会だろう。一般的な観光でも必ず行く場所だが、その建物の上も歩いてみると面白い。こんな岩山にような雰囲気になっている銅製の屋根に守られた岩屋のような円形の空間


国立博物館こちらの建物は中央駅の少し前に建てられたものだが、比べるとずいぶんクラシックに見える。

**
ホテルに戻りチェックアウトし、今度はエスプラナーディ通りから港方向へ

昨夜訪れた元老院広場

バルト海は塩分が薄いのでまだ凍っているところもむこうの丘に見えるはロシア正教の聖堂フランスのカトリック聖堂と比べると明らかに違う正教会の雰囲気を感じられるだろう

***
エスプラナーディ通りのイッタラの店でアアルトデザインの器マリメッコは見るだけで価値がある店店の裏から抜けたモールはSF的な空間だった
二階には日本食らしきお店が見えたが行きませんでした(笑)

港にならぶ屋台の店は夏や冬とくらべるとずいぶん少ない
ホテル近くのモール内部

お留守番しているミニチュアダックスのモモにもお土産をこれが、このように、とってもウケたんです(笑)

****
さぁ、空港行きのシャトルに乗ろう。ほんの六時間ほどでも、ヘルシンキは自分の足で歩いてみる価値がある。ヨーロッパは決してパリやロンドンのような街だけで構成されているのではない事が実感できるのだ。

バスターミナルからふと見上げた、我々が滞在していたホテル、きれいですね

空港ビルのそこここ、どこもすっきりとしたデザインが気持ち良い

*****
日本へ戻る飛行機、今回はちょっと贅沢してみました。座席もゆったりですが、食事も価値があります朝あの到着の前には、日本らしい朝食
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大英博物館を見てからヘルシ... | トップ | ミラノは来年フード・エキス... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。