旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

気持ち良い朝のミハスからアルハンブラの夕景へ

2013-06-03 06:15:25 | スペイン
まだ暗いうちにバルセロナのホテルを出発、07:15発の飛行機に乗る頃朝日が射してきた朝9時過ぎにマラガの空港を出る空いた高速を三十分ほどでミハスの街に到着。

月曜の朝、気持ち良い青空がひろがっている。お土産物屋もまだ閉まっている午前10時前は団体客もほとんどいないこの通りもしかし、あと二時間もしたら観光客でごったがえすのだろう。
街の一番上、昔の城塞跡まで登り、そこから海をみながら降りてくる道。

一時間ほど自由行動にして、自分でも今まで歩いていなかった方向へ歩いてみる。ミハスが観光地として人気があるのは、こういった観光地外のエリアにこそその魅力があるからだと思う。良いなぁ、こういう道。人々がちゃんと生活している。観光を意識してきれいにしているというのも感じられるが、それでも街の基本的な秩序はミハスがもともと持っていたものにちがいない
***
11時半にはミハスを出て、バスで一路グラナダへ。13時半に昼食。レストランにやってきたのは、かつてはグラナダ大学の貧しい学生が学費を稼ぐために始めたという流しの楽団トゥーナ

食事の後、アルハンブラ宮殿への道沿いにあるホテルへチェックイン。15時半に庭園ヘネラリーフェから見学開始。アルハンブラ本宮への入場はきびしく時間管理されているのです。イスラム時代の庭がどうなっていたのかは、まったくわかっていないこういった花々の庭園は、現代の庭師のおかげである
唯一変わらないのは水の使い方だろうと言われる。離宮ヘネラリーフェの有名な噴水も同じ様だったと推察されている
本宮入場まで少し時眼下あったので、いつも通るわけではない水の階段まで行ったこういうところがアルハンブラの素晴らしさだとおもう。


キリスト教徒時代になってから建てられたカルロス五世宮殿ミケランジェロの弟子によって設計されたという建物そのものは美しいが、アルハンブラの一部を壊してまでここに造られる必要があったのか?

★本宮へ入場・・・なんと、チケットの自動改札が不具合を起こしていて、バーコードの読み取りにえらく時間がかかっている。ガイドさん曰く「ここ一週間ほどこの調子なの。スキダタとかいう機械がダメなんじゃない?」帰国後、SKIDATA調べてみました

ここでグループに体調不良の方が発生。こちらの方についていようとおもったら、今度は緊急おトイレ要請勃発。本宮にはおトイレないので見学をすっとばして先に行かれてしまい、あわてて追いかける。アルハンブラの構造は分かりにくいので、迷子になると見つけるのがたいへん。口で説明してわかるような場所じゃないのです。体調不良の方は結局別グループのローカルガイドさんが車に乗せてバスの駐車場まで連れてきてくださった。

18時、ホテルへ戻る。シェラネバダの雪が、今年はまだまだたっぷりしている

20時からの夕食の後、21時半に夕景のサン・クリストバル展望台へちょうど日暮れていく時間、アルハンブラの城壁もライトアップしはじめた。
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