旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

夜明けのマッターホルン

2012-07-03 22:36:38 | スイス
夜中に目が覚めてベランダから見てみると、明るい夜空に黒々としたマッターホルンがシルエットを見せていた。朝、五時半の日の出から六時過ぎまでの間、ゆっくりと朝焼けのショーがはじまる。
これだけ眼前にマッターホルンが聳えるのを見るには、ツェルマットから少し電車で上がってこなくてはならない。リッフェルアルプは中でも最高の設備と雰囲気がある。

日本人グループで混み合う朝のゴールナーグラート鉄道。窓からくっきりと山頂が見えた。
鉄道終点頂上から見たゴールナーグラート氷河。山は左からモンテ・ローザ複合峰、リスカム、そして双子座の神様から名前をもらったカステルとポルクス。

ひとつ駅を下り、リッフェルアルプから歩き出せば、定番の逆さマッターホルン。少し雲がかかりはじめているが、風がなくて湖面に写っている。
花は満開。

野生のエーデルワイスは最早ほとんど見かけられないが、午後からスネガ展望台へ歩きに行ったメンバーが見つけた。

今晩の夕食はきのうに続きリッフェルアルプにまかせた。
前菜はサーモンフィレのマリネ、焼いた帆立貝の貝柱、パッションフルーツのソースとアボカドサラダ
スープとサラダバッフェの後メインコース。
ブラックバスのパンフライ。茄子とズッキーニ、チェリートマト、それにジャスミンライス
デザートにはいわゆるクレメ・ブリュレ。ほうずきもおいしい。
お茶にそえられるちょっとしたお菓子にもこのホテルのセンスが活きている。
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