旅倶楽部「こま通信」日記

これまで3500日以上世界を旅してきた小松が、より実り多い旅の実現と豊かな日常の為に主催する旅行クラブです。

熊本を少し歩く

2017-05-15 11:35:43 | 国内
昨年の地震の跡は、歩いてみてはじめて理解できた。まだまだ取り残された建物がそこここに見られる
自分なりの熊本観光コースを見つけるためには、どうしても自分の足で歩いてみる必要がある。

いちばん古い面影が残されているという、この一帯を歩いてみた↓

「あんたがたどこさ」の手毬唄で出てくる「せんば」は「船場」のことで、かつて船がたくさん着いていたこの岸あたり↓


狸、欄干にも彫刻されていたけれど、ちかくにもっと大きなのがいました⇒

「せんば」とはもうひとつ「洗馬」とも宛てられていたいたようだ↓路面電車の駅

川の流れに沿って、歴史が残されているように見える↓


地図を見ていて「明六橋」というのが気になった。行って解説版を読んでみると、それが明治六年に作られたからだと分かった。現在は横に新しい橋ができて、ちょうど修復をまっている↓



交差点の向こうに由緒ありげな木造の建物↓明治にさかのぼる書店なのだそうだ↓
開店時間前だが、ちょっと覗いた店内は雰囲気あるティーハウスにもなっている様子↓


地震で壊れてしまった土塀が続いている↓中の庭園も壊れたまま放置されているようだ↓
長く続くこの塀はどんな場所なのだろう?↓
それはなんと、江戸末期にさかのぼる薬屋さん。昔ながらの入口が一か所開いていて、今日もこうして販売しておられた↓※こちらにその丸薬の歴史がかかれています



熊本城のある藤崎台の下へ至る。西南戦争の時にはここが激戦地のひとつだった。こんな大砲の弾を模した記念碑がああった↓
ここから坂をのぼっていくと、藤崎台球場にいたる。ここにあるクスノキの大木群を見てみたくてこのコースにした。観光サイトの評価では星ひとつだけだったけれど、実際に訪れてみるとすばらしい迫力↓
球場を一周すると、意外なことがわかってきた ※こちらにその歴史を書きました

***そのまま熊本城まであるいてゆく。一年経っても、修復はまだまだ…↓



****城のある台地を降りて、現代美術館を訪れた。
個人コレクションの展覧会をやっていたが、むしろ、入口をはいってすぐの無料で過ごせるこのスペースがすばらしい↓
一角に、あったクサマヤヨイさんの作品、おもしろくて美しいですね⇒

*****
羽田行の飛行機が離陸すると、熊本市内を流れる川と対岸の雲仙普賢岳が見えてきた↓

きのう訪れた天草五橋の方向も↓
ご要望いただいている2018国内《手造の旅》、ありきたりでない内容になるように、しっかり準備をすすめていきます。







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