去るものあれば、来るものあり。とくに年度の変わり目となる3~4月は、
さまざまな出会いと別れがあります。
なんて書いたのは、先月号(5月号)で海自のMH-53Eの退役について紹介しましたが、
今月ではC-2の部隊配備を大特集しているから。
2001年に開発の始まった航空自衛隊次期輸送機C-2は、2016年度末3月27日に
ついに開発が完了して部隊使用承認が下りました。翌28日には
鳥取県の航空自衛隊美保基地の第3輸送航空隊に3機のC-2が配備されましたが、
一方で入れ替わるように第3輸送航空隊からはYS-11Pがまもなく退役する予定です。
6月号では飛行開発実験団での開発試験の最終ステージの模様と
部隊配備・式典をつぶさに取材しているほか、川崎重工で開発にあたった
技術者のインタビューなども紹介しています。
またあわせて、現在の航空自衛隊の輸送部隊の現状や
C-2のライバルともなる世界の輸送機の最新事情も紹介します。
新たな機体といえばルークにおける航空自衛隊F-35Aの最新情報も紹介していますが、
そのほかにも航空自衛隊第21飛行隊創隊40周年記念塗装機と式典、日英で共同研究することが
発表された次世代ステルス戦闘機の話題、東西の「35」対決となるSu-35 vs F-35、
東アジアをにらむUSSカール・ビンソンとその艦載航空団CVW-2、
タイ・シンガポール・米共同演習コープタイガー、陸自CH-47JとOH-6Dに施された冬季迷彩、
マレーシアの航空ショーLIMA’17、ウィスキーパパ曲技飛行チーム、
ブライトリングDC-3世界ツアー開始&機長インタビュー後編などもお届けします。
6月号は今週末、4月21日(金)の発売です(一部発売の遅れる地域があります)。
訂正
6月号巻頭のC-2特集記事中に、2ヵ所誤記がありました。
10ページ中段の機内写真で「FE(機上整備員)席」と紹介しているのは、正しくは「航法士席」です。
11ページ中段で式辞を述べているのは「吉田司令」ではなく正しくは「北村靖二司令」です。
※「靖」の字は、正確には「月」の部分が「円」
お詫びして訂正いたします。
『航空ファン』、『世界の傑作機』など、
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