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今すぐSTOP!しつけに逆効果な「NGお叱りフレーズ&行動」

2016年12月03日 | 新聞や雑誌の記事
子どもが食べているものを落とした時


出典: http://itmama.jp
source:https://www.shutterstock.com/

公園のベンチでおやつを食べさせているママ。子どもがビスケットを落としました。

拾って食べようとしている子どもに以下のように叱りました。

「落ちたものを拾って食べちゃダメ!」

理由は黴菌がついていて汚いからです。

家に帰って夕飯。食後のデザートはサクランボ。値が張ったのですが奮発して買ってきたものです。

けれども子どもが床に落としてしまいました。落ちたサクランボを食べさせるママ。

もったいないので食べさせたくなる気持ちはわからないでもないですが、これでは“下に落とした物は食べない”ということは伝わらないですよね。

しつけをするという意味では、サッと洗って子どもが見ていないところでママが食べてしまいましょう。

子どもが洋服を汚した時

チョココロネを食べさせているママがいました。子どもが服をベトベトにしました。

「なんでそんなに汚すの! また洗濯物が増えるでしょ!」

こうママは怒鳴ります。

いっぽうで、服を汚すからとエプロンだけ付けさせて裸で食べさせているママがいました。食後、直ぐにお風呂へ直行して一緒に洗ってしまい合理的と思っているのです。

ですが、これはエプロンをしたら服を脱ぐという習慣をつけさせてしまうことにもなります。

まだ器用に食べられな子ども、服を汚してしまうのは当然です。エプロンして、汚してもいい服を着せたら済むことですよね。「洗濯がどうこう……」と理由を付けるのは親の都合を押し付けた言い方でよくありませんよ。

子どもが外出時にうるさくしている時

子どもがバスの中で大騒ぎ。周りの視線が気になったママが発した一言、

「ほら、他の人に怒られちゃうわよ!」

これは“怒られるから静かにしなさい”と言っているのと同じでしつけになっていません。子どもは「じゃあ、怒られなかったら騒いでもいいの?」と思っています。

それから、他人に叱られた後「ほら、怒られた!」もおかしいですよね。

他人のせいにしなくても「ママ、怒るからね!」「ママ、ペンするからね!(ママ、叩くからね!)」と叱っている人もいますが、これも怒られるから止める、怖いから止めているだけです。

しつけとは文化を教えることです。人に従わせるのではなくルールに従わせましょう。

色んな人が乗っている公共の交通機関では静かにしているのがマナーです。ですから「運転手さんに怒られるよ」なんて言わないで「バスの中では静かにしなさい!」とだけビシッとシンプルに言うだけでいいんですよ。



いかがでしたか。

しつけとは世の規範を教えて行くこと。それなのに親の都合でしつけたり、状況によって基準を崩すといつまでたっても身に付かなくなります。

子どもにかける言葉、ちょっとだけ振り返ってみませんか。

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