to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

GOEMON

2009-05-14 21:28:05 | the cinema (カ行)
製作年度 2008年
上映時間 128分
監督 紀里谷和明
出演 江口洋介/大沢たかお/広末涼子/ゴリ/要潤/玉山鉄二/チェ・ホンマン/深澤嵐/福田麻由子/広田亮平/田辺季正/佐藤健/中村橋之助/寺島進/平幹二朗/伊武雅刀/奥田瑛二

紀里谷和明が約5年ぶりに放つエンターテインメント超大作。
1582年。天下統一目前の織田信長が明智光秀の謀反に遭い本能寺にて非業の死を遂げた。その悲報を受け、信長の右腕・豊臣秀吉はすぐさま光秀を討ってとり主君の無念を晴らすとともに、自ら天下統一を果たし、ここに豊臣の治世が始まった。しかし、それなりの平安は訪れたものの、格差は広がり、庶民の困窮ぶりはひどくなるばかり。そんな時、彗星のごとく現われた天下の大泥棒・石川五右衛門。金持ちだけを狙って盗みを働き、貧しき者に分け与える義賊行為で一躍庶民のヒーローに。ある夜、五右衛門が紀伊国屋文左衛門の屋敷からたまたま盗み出した南蛮製の箱。やがて五右衛門は、石田三成が配下の霧隠才蔵を使い、その箱の行方を血眼に追っていることを知るのだが…。

予告を観た時点で、こういう感じは予想できていましたし、
映像もおそらく凄く綺麗なんだろうなぁ~とか思いながらもパスするつもりでした
が、
オススメしてくださる方がいらしたので観てみると、予想以上の迫力で良かったです~

やっぱりちょっとヒカルちゃんのPVっぽいかな~と予想した映像は的中(笑)
茶々のヘアとか衣装までも、ちょっと思い出されましたが

コスチュームが、とにかく絢爛豪華。戦国時代だよ?
城の外観を見て どこの国だよっ とか、
茶々を始め女たちのコスチュームに 誰なんだよっ とか
ツッコミを入れながら楽しみました~♪
いくら派手好き、豪華だったとはいえ独特の世界ですよね(笑)徹底してアニメちっくです。

トレンディドラマの頃はちっとも惹かれなかった江口君ですが、
いつもアツイあんちゃんという役が多い彼が、このところ地味でもいい作品に出ていたりしてるので、
こういう大作系に出て、しかもそれがかなりカッコよく決まってて良かった~



才蔵役の大沢たかおもカラーコンタクト、よく似合ってて(笑)何をやってもカッコいい!
この二人の少年期を演じた子役も見覚えがある子達で上手かったし、
五右衛門の青年期を演じた田辺季正くんはこれから要注目だわ!
福田麻由子ちゃんもさりげなく巧いし、この二人のシーンが凄く良かった
先ず90%以上がアクションシーンなので、この二人のシーンは貴重でした♪

五右衛門と信長の不思議な関係。彼を育てた一言。
そこでめぐり合った生涯の友。
五右衛門と茶々をつなぎ合わせたのも信長。
先日の大河ドラマではすっ飛ばされた「本能寺」の信長の謡いのシーンをここで観てしまうという(笑)
何度も見せられる「天下布武」の文字といい、紀里谷監督は信長を影の主役にしたかったのかも知れない。

いかにもルパンを連想させるオープニングからして、普段時代劇を観ることのない若者にも、
忍者好きのガイジンにも楽しめる作品になっていると思いました~
コメント (24)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ウォーロード/男たちの誓い | トップ | 余命1ヶ月の花嫁 »
最新の画像もっと見る

24 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは~♪ (ひろちゃん)
2009-05-15 01:28:38
先日は4周年記事にやさしいコメント
ありがとうございました♪

この作品、意外と観れたでしょ?よかったで
しょ?私もあまり観る気はなくて(笑)でも
観たいような気もして(笑)試写会応募したの
ですが、当たって試写会で観れました!

最初は、ゲームのような映像に引きましたが
いつのまにやらなじんでました(笑)
確かに、ツッコミながら観るのも楽しい
かも~~♪

私も江口さんは、最近のほうがステキ~~って
思います^^
ちなみに、私は、田辺季正くんより、才蔵の
青年役の佐藤健くんが好みです(*^o^*)
って、別に聞いてないよね?(笑)
返信する
TBありがとうございました。 (sakurai)
2009-05-15 08:34:03
普段時代劇を見ない若者がこれ見て、時代劇ってこうなんだ!!なんては思わないですよね。
おばちゃんとしては、そこが心配です。
大沢たかおが、なかなか決まってましたね。
あたしとしては、寺島さんの渋い存在が買いでした。
返信する
感謝感謝 (SGA屋伍一)
2009-05-15 21:26:57
おおお。ご覧イタダキまことにありがとうございます~
そしてまずまず楽しんでいただけたようで、心からほっとしております(笑)

わたしはてっきりこれファンタジー世界の話なんだろうと思い込んでいたのですが、見ているうちに秀吉とか石田三成とか出てきて目が点になりました(笑) ずいぶんハチャメチャやってくれたけど、意外にもおおまかな歴史の流れは史実どおりでしたね
有名なゴエモンの釜茹でをああいう風にもってきたのは感心しました

わたしも特に印象に残ってるのは信長さまですね。「躍らされるな! 躍れ!」 いいセリフです

あと司馬遼太郎先生の『梟の城』という小説を思わせるところが随所にありましたです
返信する
江口洋介さん。 (BC)
2009-05-15 22:08:08
kiraさん、こんばんは。
トラックバック&コメントありがとうです。(*^-^*

江口洋介さんの昔の出演作では
『東京ラブストーリー』『愛という名のもとに』でのプレイボーイ系?の役は苦手だったけど(^-^;
『ひとつ屋根の下』の人情味あふれるあんちゃんは大好きでした♪

江口さんはご結婚されてからダンディに洗練されてきたように感じます。
彼は短髪の今のほうがカッコ良いですね☆
返信する
宇多田似 (ひらりん)
2009-05-16 03:18:30
ヒロスエの宇多田似説に同調していただいて嬉しいです。
エンタメ性の高い時代劇の邦画って少ないので、
あんな衣装もド派手なお城も、結構楽しめましたね。
返信する
こんにちは (たいむ)
2009-05-16 08:23:36
まずは、戦国時代劇”ファンタジー”って意識しないとだけですよね~この作品(^^)

>五右衛門の青年期を演じた田辺季正くん
イイ感じの男の子でしたね。私も用チェックかも♪
返信する
こんにちは (くま)
2009-05-16 16:00:38
YOSHIKIさんが音楽担当ということで見ました
紀里谷監督の前作、CASSHERNは・・・でしたが(笑)
今回のGOEMONは映像、内容共に楽しめました

ただ、秀吉の茶々との絡みがなんか嫌でした
恭子ちゃんの淀殿はどうなるのでしょうか
返信する
ひろちゃん* (kira)
2009-05-16 21:45:07
試写会だからこその紀里谷氏タイプ発言?(笑)
まさかね~、ひろちゃんが観てるとは思わなかっただわ~
たしかにイケメン揃いではあるけどね!

男性の好みはともかく、苦手俳優と女優が、ここでも同じでした。
(誰かさんのところでのコメント

江口さん、彼はやっぱりちゃんと男で、ある程度はノーと言ったから、まだ
この程度で済んだ、人間味が残されたんだと思いますね。
才蔵、青年期の佐藤くん、出番が少なくて残念な程。
もっと彼のアクション見たかったです!
彼、次は月末に登場ですが、行きますか?
返信する
こちらにも♪ (ひめ)
2009-05-16 21:46:52
これ見たいですー。
前作のキャシャーンがという感じだったのですが
予告の迫力にやられました。
あー、見に行こうかな!!
返信する
sakuraiさん* (kira)
2009-05-16 21:54:24
こんばんは!
>時代劇を見ない若者がこれ見て、時代劇ってこうなんだ!!なんては思わないですよね

そうなんですよね(笑)
「隠し砦~」の時も感じたものですが、
今回の方が「日本の戦国時代」はこうなんだ~なんて
ガイジンが思ったら・・と、いらぬ心配をしながらみてました
寺島さんは最近珍しい時代劇でしたが、殺陣は流石でしたね!
なんだか色んな映画のシーンがよぎりました
返信する

コメントを投稿

the cinema (カ行)」カテゴリの最新記事