to Heart

~その時がくるまでのひとりごと

やわらかい手

2008-01-31 23:47:30 | the cinema (マ・ヤ行)
                    この穴から幸せが見える。
原題 IRINA PALM
上映時間 103分
監督 サム・ガルバルスキ
原案 フィリップ・ブラスバン
脚本 フィリップ・ブラスバン
出演 マリアンヌ・フェイスフル/ミキ・マノイロヴィッチ/ケヴィン・ビショップ /シヴォーン・ヒューレット/ドルカ・グリルシュ/ジェニー・アガター/コーリー・バーク

60年代の伝説の女神マリアンヌ・フェイスフルが、『あの胸にもういちど』以来39年ぶりに主演した女性讃歌。

ロンドン郊外に暮らす平凡な主婦マギー(マリアンヌ・フェイスフル)は、病気の孫の手術代を稼ぐ必要に迫られていた。偶然セックスショップの“接客係募集”の張り紙を見つけた彼女は面接を受け、採用される。オーナー(ミキ・マノイロヴィッチ)の見込んだ通り、彼女はその手の滑らかさで店でナンバーワンの“接客係”になる。(シネマトゥデイ)

ロンドンの曇った空。浮かない顔の暗い親子・・・。
重病の孫を見た途端に優しいお婆ちゃんの顔になるが、
病院を一歩出れば、先の見えない治療と、高額な医療費のためにまた重苦しい空気が流れる。
既に家も失い、ローンも断られ、仕事を求めて彷徨うマギーと、風俗店のミキとの出会い。
長年の専業主婦としての穏やかな真面目な生活が覗える“接客係”の理解も無理はない
この時、この世間知らずを嗤わず、婉曲な言い回しで中年女性に説明するミキが可笑しいけど
暗い容貌の中に潜む、人間的な優しさも感じたシーンだった。

一度は逃げ帰りながらも、高額を得る手段は他に無く、、何度となく自分の手を見るマギー
ただ愛する孫、オリーの為・・・
好奇心の強い村人の目を気にしつつも、黙々と仕事に通う。
そして目標の6000ポンドを手に入れるが――

マギーが良く立ち寄る地元のお店のシーンは、その時々の彼女の心を映し出し印象的…
財布が変り、タバコを吸い、"名誉の負傷"をし、、「イリーナ・パーム」は少しずつ変わって行く。

トシを取ってて、スキルもない―そう言われて、自分に自信が無かったマギーが、ソーホーの夜の街で出会った仕事と人との関わりの中で
次第に自分に自身を持ち、解き放たれていく過程を、マリアンヌ・フェイスフルが丁寧に演じていく
我慢することを止めて、見せかけの友達にも「親切に告白」
無くしたものは過去のもの。掴んだものは大切な絆。
彼女は黙ってただ大切なものに微笑む

劇場でパンフレットを見て、初めて気がついた。あのミック・ジャガーの嘗ての恋人
ドラッグ中毒、ホームレススクリーンから消えてその後の壮絶な人生は全く知らなかった。
その壮絶な人生を物語るように、年齢の割りに荒れた手、硬い爪。38年という年月が別人のように変えてしまった体型。
しかし、だからこそこの極めてセリフの少ないマギーの内なる心の葛藤も、強さも伝わってきた気がする。
どんな状況でも頑張って生きていけば、いいことがある♪この作品もまたそう思わせてくれましたね

子猫の涙

2008-01-29 23:37:55 | the cinema (カ行)
父の本当の強さが、いまわかった。
「腐ってもオリンピック選手」?!アホでスケベな親父と娘、家族の物語…

監督 森岡利行
脚本 森岡利行
音楽 奥野敦士
出演 武田真治/藤本七海/広末涼子/紺野まひる/山崎邦正/鈴木砂羽/唐渡亮/黒川芽以/赤井英和/喜味こいし

1968年のメキシコオリンピックでボクシング・バンタム級銅メダルに輝いた実在のボクサー、森岡栄治の栄光と挫折の人生を森岡栄治の実の甥である監督が、自身の舞台作『路地裏の優しい猫』を映画化。



日本ボクシング界、最後のメダリスト、森岡栄治。
その破天荒な、だけどツキに見放されたかのような彼の人生の断片を、
武田真治がイキイキと爽やかに演じる、心が温かくなる作品

1968年メキシコオリンピックのボクシングバンダム級で銅メダルを獲得した伝説のボクサー、森岡栄治(武田真治)。
オリンピック後、プロに転向するも網膜はく離により引退。
定職に就かない父と家計を支えるためにスナックで働く母和江(紺野まひる)の間に生まれた治子(藤本七海)は父への反発からいじめも許さない正義感の強い女の子に育つ。
そんな栄治を支えた栄治の姉(鈴木砂羽)は、弟の栄光を誇りにしていた。
あることをきっかけに栄治は、ヤクザの親分の世話になりボクシングジムの会長を務めることに。
しかし父の女遊びや破天荒な生き方に嫌気がさした和江は、子供たちを置いて家を出てしまった…。
入れ替わるように父の愛人・裕子(広末涼子)が森岡家にやってくる。治子にとっては居心地の悪い日々。
自分に降りかかる不幸はすべて父のせい、そんな治子に正面からぶつかってきたのは意外にも裕子だった。

小さい時からケンカ大好き。ナンパ大好き
母校のボクシングのコーチはやっていても、定職に就かず、夜のクラブ活動には熱心
右目の視力を失うというハンデを感じさせない夫婦喧嘩のフットワーク(笑)
どうしようもないダメ、エロ親父なんだけど、彼には愛と、屈しないこころがあった。

大阪が舞台という事で、『下妻物語』を思い浮かべたり『自虐の詩』を思い出したりしたけど
どんな辛い状況でも常に温かいツッコミで笑いをとる大阪人、の監督ならではの
爽やかで優しい作品になっている
以前偶然にみたTVの番組で、大阪の街で見知らぬ人にいきなり「バーン」とやって、そのリアクションを東京と比較していたのを見た。
先ず大阪では90%以上の人が、見事にやられたフリをしてくれる(笑)。(東京ではアブナイヒト扱い)
正にそんな大阪の心というか、笑いのテイストが基盤にあるので暗くならない

役作りとは関係なく、もともと内面の鍛錬の為にボクシングをやっていたという武田真治はもちろん凄いです!
が、女優陣も負けていません。
広末さんのキレのあるアクションに加えて、珍しい紺野まひるさんのアクションも見逃せません(笑)
子役の藤本七海ちゃんもカッコイイです

ちょっと醒めた目で父の生き方をみつめる少女を、
どこか無防備な不器用な嘗てのメダリストの生き様を、
愛情を持って描いたとても素敵な映画でした
あちこちですすり上げる男の人、そもそも、男性が多かったですが
鑑賞中よりも、ステキにこの作品に合っているRie fu の主題歌「Home」が流れ出してから
・・・じわじわと溢れるものがありました。

日本映画エンジェル大賞受賞
第20回国際東京映画祭『日本映画・ある視点』 特別賞受賞

余談ですが、成長した弟の役で松尾政寿さんがでてましたね。
カレは以前、恭子ちゃん出演のドラマで、堂本剛くんのライバルボクサーを演じてましたが、この時も赤井英和さんと一緒でした。
セリフも殆ど無く勿体ない起用だと思ったのですが、武田真治さんと顔立ちが似てる!
なるほど、年齢を別にしたらまさに親子(兄弟?)っていうくらい似てました~。


今夜の「堂本」

2008-01-27 22:21:43 | Weblog
1月27日(日) 23:15~23:45 フジテレビ 「マッチヤンチャな合宿所アノ人も被害に」
 ゲストは近藤真彦さん
曲は・・・『ミッドナイト・シャッフル〜目覚めろ!野生』メドレーです

ん~~ン。。。。
このところずっと恭子ちゃんにも発言の機会があって
飾らないいつもの(テンション低いのかなーぐらいの声・笑)トークが聞けて
嬉しかったんだけど・・・今日はどうだろ、、
この「堂本~」収録の翌日は恭子ちゃんは三崎口でロケだったんですよね
そうすると、今夜の恭子ちゃんが、ドラマより一番新しい恭子ちゃんってわけですね
めぐるヘアかしら?楽しみ~

未来講師めぐる #003

2008-01-27 13:52:14 | 『未来講師めぐる』
テレ朝 (金)23:15~
脚本 宮藤官九郎
演出 唐木希浩、高橋伸之
音楽 野崎良太(JAZZTRONIK)主題歌 やなわらばー『サクラ』

吉田めぐる・・・・深田恭子   進学塾『太先輩アカデミー』の英語講師24歳
海老沢ユーキ・・勝地涼    大学の後輩でめぐるの恋人 23歳
門伝大・・・・・・・武田真治   『太先輩アカデミー』の塾長 36歳
木村みちる・・・・黒川智花   『太先輩アカデミー』のアルバイト講師 18歳
ユーキ43・・・・・田口浩正   めぐるにだけ見える20年後のユーキ 
江口秀夫・・・・・星野源     『太先輩アカデミー』の数学講師 26歳
高尾山登・・・・・正名僕蔵   『太先輩アカデミー』の講師 40歳
吉田はまる・・・・船越英一郎  現在失業中で家出中のめぐるの父。神出鬼没。 45歳
吉田中吉・・・・・地井武男   めぐるの祖父。めぐると同じ能力を持っている 64歳
---------------------------------------------------------
いやあ~~、最初に言わせて下さい。武田真治さん、面白すぎーー!!
職員室でのみんなは、どんどんテンポもよくなって4人のイキもピッタリで面白いんですが、
先週の「Zのカタチしてるんだよ~~んに大爆笑~
今週のズラネタにも、スネオネタにも、心の中では(Zだゼ)と得意満面の顔がオーバーラップしてニヤケちゃう

みちるの登場で、紅一点じゃなくなっためぐるへのエロビデオの突っ込みも激しくなり、
星野源さんと恭子ちゃんの掛け合いも楽しい♪

【第3話】
『太先輩アカデミー』に現れた強烈な東北なまりの女の子、木村みちる(黒川智花)。
みちるは高尾山が教師を辞めることになった事件の相手らしいが、すんばらしい先生にアタックを仕掛けたのは彼女からだった事実に唖然とする職員たち。
"淫行"はあったのか?、無かったのか?!(笑)


塾でアルバイトをしたいみちるの為にめぐるや門伝大、エロビデオが生徒となり授業を受けるシーンも楽しい
英語は訛らないみちるが高尾山の教え、『自分らしく』を伝授。
ずぶん!(自分!)」「らすく(らしく)」と、何度も復唱させられる3人が可愛い
シュミレーションでは自信に充ちていた彼女が、風邪で休んだめぐるのピンチヒッターで授業をするが、まるで別人。
コドモが苦手で、すっかり自信をなくしたみちるにめぐるは思わず「あなたはイイお母さんになるの」って言ってしまう。
ここで成り行き上、カミングアウトするが・・・
その後、一緒に食事をし満腹になっためぐるがみたのは5人の子供の姿はみあたらず
高尾山とみちるふたりだけの姿
二人の未来を変えてしまった事におちこむめぐる


ぃや~、どんどん面白くなってきましたね~
可笑しいんだけど、「ガ~ンバレ!」コールに割って入るめぐるの
やかましぃ!頑張れって言う・おまえがガンバレ!」のシーン。ちょっとジ~ンってきました
小さい頃のめぐるが札束の積み木で遊んでたりおもちゃの車も札束~(笑)
富豪チャンネルだもんね!

そして、今週もユーキくん、可愛かったッス
ローラースケートでバックしながらトシちゃんばりに笑っちゃうユーキくんも、
めぐるに一生懸命説明しながら自分で訳わかんなくなっちゃうとこもイイッス
でも、来週はどうなっちゃうの?強力ライバル現るーって、気になるわ

今夜はめぐる~

2008-01-25 22:36:38 | Heart pink
1月25日(金) 23:15~24:10 テレビ朝日 「未来講師めぐる」
今夜は第3回

先日ブックマークに載せた"パねログ"いいっすね~
ユーキくんも更新してくれてるし、新たに
「めぐるスタイリスト」の中井さん正名僕蔵さん黒川智花さんが更新して下さってます♪
あの雪の中で、どんな撮影をしてたのでしょうか~三崎口って・・・寒いよ!
恭子ちゃん、あのタイトなスーツだけだなんて。。。頑張ってるわ~
シルエットが綺麗に見えることも必要だけど、、もっと暖かい格好をさせて欲しいです・・・


1月30日(水)[BS] 12:00~13:00 ホームドラマチャンネル ハコイリムスメ!#1
2月 1日(金)[WOWOW]13:00~14:57 WOWOW [映]「陰陽師2」
2月 4日(月)[BS] 22:00~24:35 日本映画専門チャンネル [映]「阿修羅のごとく」

ぜんぶ、フィデルのせい

2008-01-25 00:11:54 | the cinema (サ行)
やっぱり大人は判ってくれない

原題 LA FAUTE A FIDEL!
製作年度 2006年
製作国・地域 イタリア/フランス
上映時間 99分
監督 ジュリー・ガヴラス
音楽 アルマンド・アマール
出演 ニナ・ケルヴェル/ジュリー・ドパルデュー/ステファノ・アコルシ/バンジャマン・フイエ

政治・社会情勢の激動が続いた70年代初頭のフランス・パリを舞台に、時代の波に揺れ動く一家族の姿を9歳の少女の困惑と心の成長を通して描いた感動ドラマ。

1970年のパリ。9歳の少女アンナ(ニナ・ケルヴェル)は、名門カトリック女子小学校に通う成績優秀なお嬢様。
スペインの貴族階級出身で弁護士の父フェルナンド(ステファノ・アコルシ)と雑誌記者の母マリー(ジュリー・ドパルデュー)、弟のフランソワと共に何不自由ない幸せな毎日を送っていた。
ある日、長年スペインでフランコ独裁政権を相手に反政府運動を行っていた伯父が亡くなり、残された叔母と従姉妹がアンナの家で暮らすことになり
これを境に、アンナの両親は次第に共産主義的な価値観に目覚めていく。
アンナは、どうやらフィデル・カストロという人が原因らしいと知るが、おかげで彼女の日常は一変、両親からお気に入りの宗教学の授業を禁じられたり、小さなアパルトマンへの引っ越しを強いられたりと不自由な生活を余儀なくされてしまい…。

「ぜんぶ、フィデルのせい」とは、髪を梳かしてくれ、上品な食事を作ってくれた、大好きなキューバ人のお手伝いさんフィロメナが、
スペインから逃げてきた従姉妹の親子をきらって、フィデル・カストロを説明した時に出てきたセリフ(笑)
伯父さんの死をきっかけにパパは、政治不安の祖国に何もしてこなかったという想いから社会的良心に目覚め、
ママと二人でチリへと旅立つんだけど、突如ヒッピーのような身なりで帰国。
共産主義の洗礼を受けた両親はまだ9歳のアンナに理解させようともせずビンボーな生活を強いる(笑)

なんでー?!(byアンナ)
庭の無い狭いアパート!
弟と一緒の部屋!
いつでもうじゃうじゃ見知らぬ人が居るお家!!
おまけにお手伝いさんの作る食事はまずいし、
楽しみにしている"日曜日"も"ダンケツ"の精神とやらで、デモに連れて行かれて怖い目にあうしっ!
もうイヤーッ!!
で、画像のような日々(笑)このぷーっとむくれた顔が可愛いんですが、
ここから彼女の、戦いが始まるんです♪

大人から発せられるを、少女なりに理解しようと大人にぶつかっていきます♪

キョーサン主義?カク戦争??ヒッピー???チューゼツ???ダンケツの精神???

可愛い勘違いや、おそらく初めて体験するブルジョワ社会での孤独などを経て
彼女は大人を信頼し、大人社会に歩み寄る努力をします
アンナのファッションも可愛いし、
ラストシーンも含めて、個人的には好きなシーンがたくさんあり
冷たい雪の中、観に行った甲斐がありました

そうそう、ママが熱くなっていた署名運動。女性解放運動。ウーマンリブという言葉が生まれたのもこの頃だったのですね。

スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

2008-01-22 15:12:33 | the cinema (サ行)
 いらっしゃいませ。
  そして、永遠にさようなら。

ブロードウェイの巨匠スティーヴン・ソンドハイムのトニー賞受賞ミュージカルをティム・バートン監督が映画化。

原題 SWEENEY TODD: THE DEMON BARBER OF FLEET STREET
製作年度 2007年
上映時間 117分
監督 ティム・バートン
出演 ジョニー・デップ/ヘレナ・ボナム=カーター/アラン・リックマン

19世紀のイギリス。無実の罪で投獄され、その首謀者に妻も娘も奪われた男(ジョニー・デップ)が、名前も姿も変え、ロンドンのフリート街へ戻ってくる。15年ぶりに理髪店を再開した彼は、理髪師スウィーニー・トッドとして腕を振るい始めるが、彼は目に狂気を宿らせながら、かつて自分を陥れた男への復しゅうに燃えていた。(シネマトゥデイ)

グロいのダメでも、なんとか大丈夫で最後まで観れた・・・という方が多いようでしたので、
かなりの覚悟で観に行ってきました。なにしろ、「バンズ」がR-12で、今度は15
これ、、15って、意味あるのかな~というのが正直な気持ち。。。

初っ端から冷え冷えとしたダークな色彩。
冷気を纏って登場するジョニー・・・
もう既に心が死んでいるスウィーニー・トッドはゾンビメーク。
不衛生な事この上ない荒れたパイ屋で待ち受けるミセス・ラベットもゾンビ風メイク・・・
この二人のシーンはコミカルで、ティム・バートン監督独特の可笑しさがあるが、
この時のミセス・ラベットの歌の中に既に後の展開の伏線になる言葉が何度か出てきて
いや~な予感がした。。

「自由だ!」と叫ぶけれど、ちっとも自由じゃないスウィニー・トッドと
孤独で心は死んでいた投げやりだった生活に、かつて思いを寄せていた男との出会いにしがみつくラビット。
この二人の出会いにより
スウィニー・トッドの狂気に満ちた復讐劇は、無差別殺人への加速をつけて進んでいく―

この二人の歌は感情表現を上手くのせていて良かったと思う。
唐突に歌い上げるという感じが無く、セリフへの繋ぎもスムースだった。

ただ・・・が多いーーー!
アノ部分、長すぎるーーー!目を閉じていても、まだ終ってなかった・・・

ひとはこんなにも簡単に死んでしまうの!!
過去の怨念に縛られていては真実を見る目さえ失くしてしまう!!
大切なものに気付かず地獄に堕ちる殺人鬼、、、悲しいしっぺ返し・・・

ストーリー自体は予測していた流れだったけど、ここまでグロイとは、、
ラストの、少年の心の傷をどうしてくれんのさ・・・

こういう作品は中途半端は駄目。よく解かってる。
ジョニーも役者として相当大変な役だったと思う。
でも、この作品をどうしても大絶賛したくない私がいる。。

中途半端な午後の回、私以外は1組の中年のご夫婦を除き、高校生のカップルだった。(20人も入ってなかったと思うが)
私の斜め前の制服カップルは、ほとんど手を付けてなかったポップコーンをトレーにこぼしてしまった・・・
昔の15歳に較べると、今の15歳は精神的に稚いと思う。
ウチのコドモの部活仲間もみんなで観に行ったらしいけど、グロさだけが印象に残ったとか。。(もちろんヘタレのウチのはパスしたらしい)
いっそ成人指定にしてくれと思いました・・・

「レミーのレストラン」で、厨房を埋め尽くす大量のネズミに気分が悪くなった方は、私と同じように観賞後はちょっと気分が悪くなるかも。。。ご注意☆

今夜は「堂本兄弟」

2008-01-20 22:33:16 | Heart pink
1月20日(日) 23:15~23:45 フジテレビ
ゲストは伊藤由奈さん 「赤裸々伊藤由奈プロポーズと男の浮気!?」
DMBBとのセッションは『My Heart Will Go On』

先週の恭子ちゃんもとってもキュートでしたが、ちょっと元気がないような気がしてましたが、
濱崎あゆみさんの回と所さんの回と、今週の分は実は同じ日に収録されているんですね。
4曲収録の日だったとか・・・
ドラマの撮影、雑誌の撮影をこなしながら、数日で4曲覚えるんですから大変でしょう!
この冬は連ドラも抱えてるし、メロンパンナちゃんのママだし
大変だけど、頑張ってる恭子ちゃん
だから、カメラさん♪たくさん恭子ちゃんのUP映して下さい~

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

ブックマークに、『未来講師めぐる』公式HPのカテゴリーにあるパねログ★を載せました。
勝地涼くん、星野源さん、佐藤二朗さんのメッセージがありますよ♪
たくさん更新してくれるといいな~

未来講師めぐる #002

2008-01-19 23:37:43 | 『未来講師めぐる』
テレ朝 (金)23:15~
脚本 宮藤官九郎
演出 唐木希浩、高橋伸之
音楽 野崎良太(JAZZTRONIK)主題歌 やなわらばー『サクラ』

吉田めぐる・・・・深田恭子   進学塾『大本気アカデミー』の英語講師24歳
海老沢ユーキ・・勝地涼    大学の後輩でめぐるの恋人 23歳
門伝大・・・・・・・武田真治   『大本気アカデミー』の塾長 36歳
木村みちる・・・・黒川智花   『大本気アカデミー』のアルバイト講師 18歳
ユーキ43・・・・・田口浩正   めぐるにだけ見える20年後のユーキ 
江口秀夫・・・・・星野源     『大本気アカデミー』の数学講師 26歳
高尾山登・・・・・正名僕蔵   『大本気アカデミー』の講師 40歳
吉田はまる・・・・船越英一郎  現在失業中で家出中のめぐるの父。神出鬼没。 45歳
吉田中吉・・・・・地井武男   めぐるの祖父。めぐると同じ能力を持っている 64歳
--------------------------------------------------------------------

【第2回】*ゲスト* 阿部力
突然、満腹になると人の20年後の姿が見えるようになって、見たくも無い生徒や職員の未来の姿がみえ、
デート中に食事をすれば、否応無くユーキ43(田口浩正)と一緒に居る事になるめぐる
だ・か・ら~、腹八分目だってばぁ~


それでもおじいちゃんの言う未来が見える時間は「10分ぐらい」という言葉を信じるんだけど、違うんだこれが
そこでっ!
焼肉=○○分 ケーキ=○○分って、食べてはメモるめぐるチャン
だーかーら~、そんな時はユーキくんと行っちゃダメ(笑)こうなるに決まってるし。

めぐるがダイエットを決意したころ、めぐるの教え子の肥満児が栄養失調で倒れ、そのいじらしい決意に、元デブだったユーキくんを巻き込み減量作戦。

しかし、、
実は二度目にその生徒・大作くんが倒れた時にみえた29歳のカレ(阿部力)は、見違えるようなイケメンに
ぃや~~~んって舞い上がる不謹慎なめぐる(笑)

とにもかくにもデートをかけた徒競走で・・・ハプニング

何も知らないユーキくんが可愛いーー

めぐるを付け回しユーキ君の前に現れたおバカなはまるにバカにされ、怒る勝地くんに萌え~
「かんじわるいyo......かんじわるいyo」可愛いかったゼ

今回判った事、
①めぐるに未来が見える時間は、食べ物によって違うらしい。
②めぐるには行方不明の母もいて、はまるは連絡先を知っているらしい。
③めぐるに見える20年後の彼らの姿はカメラに写らない
④めぐるは鏡に向かっても、自分の20年後の姿は見れないみたい。

今回も沢山食べちゃいました~(笑)
でも食べ物を夢みちゃうめぐるも、食べちゃってから我に返るめぐるも可愛い~
先週よりもかなり面白かったよ~来週はいよいよ黒川智花ちゃんレギュラーいりですね!
天然系少女の役でしょう?楽しみです!

http://www.tv-asahi.co.jp/meguru/index.html

今夜はテレビ~♪

2008-01-18 20:42:59 | Heart pink
1月18日(金) 21:00~21:54 テレビ朝日
[新]赤川次郎ミステリー4姉妹探偵団 「父の完全犯罪!?密室トリックの謎」
連ドラでは2回、恭子ちゃんと共演している吉沢悠君の出演ドラマ^^
赤川次郎原作、福田卓郎ほか脚本、新城毅彦ほか演出。
出演は他に 夏帆、中越典子、加藤夏希、市川由衣、生瀬勝久、室井滋

1月18日(金)23:15~24:10 テレビ朝日
未来講師めぐる 「20年後の彼に恋!!」
なんと、今日のゲストはあの"F4"の一人、美作あきら・じゃなくて阿部力くんです(笑)
「花より男子」以来かな~私は。楽しみです!


画像は12日発売の『ビーズUP』の表紙
中には4パターンの恭子ちゃん版、モテメイク激可愛いーーっす♪

ボルベール<帰郷>

2008-01-17 22:45:00 | the cinema (ハ行)
上映時間 120分
製作国 スペイン
監督 ペドロ・アルモドバル
脚本 ペドロ・アルモドバル
音楽 アルベルト・イグレシアス
出演 ペネロペ・クルス/カルメン・マウラ/ ロラ・ドゥエニャス/ブランカ・ポルティージョ/ヨアンナ・コボ

カンヌ映画祭で最優秀脚本賞と最優秀女優賞を受賞した、ペドロ・アルモドバル監督の女性賛歌ともいえるヒューマンドラマ。

10代のころ母親を火事で失ったライムンダ(ペネロペ・クルス)は、失業中の夫と15歳の娘パウラ(ヨアンナ・コバ)のために日々忙しく働いていた。ある日、火事で死んだはずの母親が生きているといううわさを耳にする。そんな中、肉体関係を迫ってきた父親を、パウラが殺害してしまうトラブルが発生し……。(シネマトゥデイ)

これは不思議な感覚に陥ってしまう作品でした。
ただただ、女たちの強かさをみせつけられ、
有無を言わさずに納得させられたとでも言おうか・・・

オープニングの晴れて渇いた強風の中、まるで洗濯をするようにゴシゴシと墓を磨く女たち。
女たちは声高にお喋りし、みんな生命力に溢れて見える。
もう、既にここから日本のお墓参りとのあまりの違いに、距離を置いていた気がする。

物語はペネロペ演じる母娘と、彼女たちを取り巻く伯母と隣人によって綴られていく。
ライムンダの娘・パウラが事件を起こした時、彼女たちは当然のように行動を起こす。
この時、ライムンダは娘に言う「いい?殺したのは私よ。」躊躇は無いのだ。
震えたり、泣き喚く事も無い。ただ一生懸命、仕事をこなすように片付けて行く。

一方で、一人暮らしの伯母の葬儀から戻った姉のソーラ(ロラ・ドゥエニャス)も
死んだはずの母と再会し、ここでも小さな秘密が生まれていたけど・・・
こちらもどこか緊張感に欠け、ユーモラスに二人の女の秘密を共有する楽しささえ感じる。

観客が落ち着かなくなってくるのは、伯母の隣人アグスティナが死期を覚悟したあたりからではないだろうか?
観る側の心配をよそに、女たちのとった行動は、反応は予想をこえる。
この物語にオトコは登場しない。だから、幸いにもコロンボや古畑任三郎のような鼻の利く探偵も現れない。
なにしろ幽霊が目撃されていても不思議ではない土地なんだから・・・

ライムンダが、娘に聴かせる為にレストランで歌う『VOLVER(帰郷)』
これはペネロペがフラメンコ歌手の歌い方、身のこなし方を数ヶ月間徹底的に研究し、体得してから撮影に臨んだというだけあって
実際に歌ってるような見事なクチパクシーンとなっているが、
アネモネの花をバックのこの画像を思わせる、情熱的でどこか哀しいタンゴのメロディと見事シンクロしている。
女として、母として、そして娘であったライムンダの想いの迸るシーンでした

キャッチコピーは、女たち、 流した血から、 花咲かす。
不幸だといって嘆いていないで、こころの故郷へ、母の胸へ―。そして―

立ち止まらない、責めない、ただ生きていく女たちの強さに圧倒されました!

未来講師めぐる

2008-01-15 00:00:40 | 『未来講師めぐる』
テレ朝 (金)23:15~
脚本 宮藤官九郎
演出 唐木希浩、高橋伸之
音楽 野崎良太(JAZZTRONIK)主題歌 やなわらばー『サクラ』

吉田めぐる・・・・深田恭子   進学塾『大親切アカデミー』の英語講師24歳
海老沢ユーキ・・勝地涼    大学の後輩でめぐるの恋人 23歳
門伝大・・・・・・・武田真治   『大親切アカデミー』の塾長 36歳
木村みちる・・・・黒川智花   『大親切アカデミー』のアルバイト講師 18歳
ユーキ43・・・・・田口浩正   めぐるにだけ見える20年後のユーキ 
江口秀夫・・・・・星野源     『大親切アカデミー』の数学講師 26歳
高尾山登・・・・・正名僕蔵   『大親切アカデミー』の講師 40歳
吉田はまる・・・・船越英一郎  現在失業中で家出中のめぐるの父。神出鬼没。 45歳
吉田中吉・・・・・地井武男   めぐるの祖父。めぐると同じ能力を持っている 64歳

-------------------------------------------------------------------------------------------

【第1回】* ゲスト*金子賢
24歳の誕生日、大学の後輩で恋人のユーキと焼肉屋に行っためぐるは、満腹になった途端、ユーキが小太り中年で髪も薄くなった姿に見える不思議を体験する。
この日を境に、満腹になると人の20年後が見えてしまうようになるが、祖父の中吉はこれを特技だといい、腹八分目を勧める。
ある日、めぐるは中学3年の生徒の成績不振を心配し、満腹にしてその生徒の20年後を覗きみしてしまう。

               

初っ端から恭子ちゃんのぶっ飛びシーンがありました。今回は花壇に落下して無事でした。
「農家のヨメ~」では好きな人の前で畑に顔から突っ込み泥だらけになり、
「下妻物語」では、車にぶっ飛ばされ宙に舞いながらも無事でしたが(笑)
めぐるのキャラ自体は割りに大人しい普通の女の子って感じですね。
かえってめぐるの周りの人たちの方が個性的で、これからキャラがたっていきそうです。

めぐるには特殊な能力はあるものの、それで未来を変えてしまうというようなスーパーレディーではなく
今回のように毎回だれかの未来を見てしまい、心配しながら見守り
ホンの少しだけ背中を押してあげる――あたふたと飛び回り、だけどなにか幸せな未来を予感させる現在。
そんなほのぼの系ドラマになるんでしょうか

将来を夢見て頑張る子供たちに、どんな未来が待っているのか??
未来は変えられない、変えちゃダメ
だけど見えちゃった大好きなユーキくんの20年後・・・恋する気持ちも萎えてしまいますよね

@マーク20個つけて送っためぐるの携帯に、歌手にも医者にもなれなかったけど
幸せな結婚をした赤坂くんの写真が
――20年後の未来から届くメール――これが今後のお約束になる予感


『富豪刑事』の時もとても見応えのある素敵なHPでしたが、テレ朝の公式HP造りはいつも
リニューアルしためぐるのHPも楽しい♪
<20年後ティーチャー>では、私、20年後、腰痛に悩まされながら、新築の家で昔の恋人と
いちゃつきながら暮らしてるんだって(笑)
いいなぁ(笑)早く来い20年後
<@×20>にも一応送ってみました(笑)
でも、、、<はまるに相談>、、ってキケンよ~~

http://www.tv-asahi.co.jp/meguru/index.html

武士の一分

2008-01-14 00:26:03 | the cinema (ハ行)
―人には命をかけても守らねばならない一分がある。―

上映時間 121分
原作 藤沢周平「盲目剣谺返し」(「隠し剣秋風抄」文春文庫刊)
監督 山田洋次
脚本 山田洋次、平松恵美子、山本一郎
音楽 富田勲
出演 木村拓哉/檀れい/笹野高史/小林稔侍/緒形拳/桃井かおり/坂東三津五郎


下級武士の三村新之丞(木村拓哉)は、妻の加世(檀れい)とともに幸せに暮らしていた。しかし、藩主の毒見役を務め、失明してしまったことから人生の歯車が狂い始める。妻が番頭の島田(坂東三津五郎)といい仲であることが判明し、絶望のなか離縁を決意。愛する妻を奪われた悲しみと怒りを胸に、新之丞は島田に“武士の一分”を賭けた果し合いを挑む。(シネマトゥデイ)

引用しておいていうのもおかしいけど、↑の「妻が番頭の島田といい仲であることが」に抵抗を感じる

年末に録画しておいたものを観賞。風邪をこじらせて学校を休んでいる子供と共に観ていたので
劇場観賞のような集中できる環境ではなかったけど、
平凡で幸せな下級武士の慎ましい暮らしぶり、当時のお役所勤めの有り様などが淡々とユーモアを交えて描かれ、
またその素朴な庄内弁が、この作品の登場人物に味わいをもたせた感じで
とても良かった

このタイトルと、妻の加世が道で出会ったのが島田役の坂東三津五郎だった時点で
新之丞が何のために、とか、一分を徹す相手が誰とか、
その後の筋書きが全部判っちゃうんですが(笑)
それでも最後まで惹きつける山田洋次作品は、丁寧な映像美、優しい目線の脚本に、
ぴたりと今回も嵌ったキャスト陣にあるのだと実感できました

ただ、叔母(桃井かおり)の訪問後の新之丞の心の葛藤がもう少し丁寧に描かれていれば
離縁を言い渡したあとのシーンにもっと感情移入できた気がして、ちょっと残念

とはいえ、時代や階級に関係なく、妻は夫を思い、夫もまた妻を思いやる。
そうしてくり返される平凡な日常が"幸せ"だと優しく諭されているような作品でした

====================================================================-
観賞後
>コレ、日本人限定?外人には解かんないよね?
>何が?
<30石って、どの位?
<ぅ~~ん、昔の公務員は安かったかもよ、300万ぐらいかも、、社宅みたいだし、慎ましいみたいだし(

「武士に二言はない」「武士は食わねど高楊枝」などという言葉もほとんど知らずに育ってきた今の子供たちにも、この"一分"は通じたようで、ヨカッタと思っていたら
でも「オレ、武士じゃなくて良かったよ。眼が見えなくてもそんな一分徹すんじゃ大変じゃん」だって・・・

やっぱりドロンジョ

2008-01-12 23:38:03 | Heart pink
友人がメールで教えてくれました!
去年、12月にウワサになった恭子ちゃんの実写版「ヤッターマン」の続報です

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080111-00000012-maiall-ent
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20080111mog00m200029000c.html
http://www.nikkansports.com/entertainment/cinema/p-et-tp1-20080111-305617.html

原作を意識しないで思いっきり弾けた、恭子ちゃんのドロンジョ希望~


ところで全国の風邪ひきさん(笑)
高熱が長引いたり、咳がひどかったら、ちゃんと病院にいきましょう!
ウチの、解熱剤で日中は調子良かったので元旦からの風邪をこじらせ
肺炎になってました・・・
幸い、入院はまぬがれたものの進学に関する説明会など、ある意味大事な時期でもあり
「調子が良いから」「バイト休むと他の人に迷惑かけるから」などという言葉を真に受けていた自分も反省
ウルサイと言われようと、早めに病院に行かせるべきでした。
それにしても、、12月の中旬にも40度の熱を出し、ほとんど2週間ぐらいでまた風邪をひいた事になり
長引いてるし、、もう食事の献立を考えるのも正直行き詰まってます
みなさんもお気をつけ下さいね

ICHIRO-VERSUS 2

2008-01-10 22:49:26 | Heart pink
イチロー恭子ちゃん
前回から約1ヶ月、ようやく第二回目です♪
テーマは【個性】
今回もとても短いですが、質問に答える形式の番組、観ているこちらの方が
なんだかドキドキしちゃいますよね~(笑)恭子ちゃんは特に緊張してるようには見えないけど
17日までこちら↓でご覧になれます
 http://bb.goo.ne.jp/special/ichiro/

そして、やっと明日
久しぶりの恭子ちゃん主演のドラマが始まりますね~
共演の皆さんも勝地涼くん、武田真治さん始め、好きな俳優さんばかり!
クドカンの脚本にも期待が高まります♪
『未来講師めぐる』 中途半端じゃないコメディーにして欲しいなぁ~
 http://www.tv-asahi.co.jp/meguru/