チ ー ム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
東北楽天 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 |
埼玉西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 5X | 7 |
【責任投手】
○グラマン2勝1敗1S
●スパイアー1勝2敗7S
【本塁打】
フェルナンデス8号(西)、浅村4号(西)
【戦評】
楽天何かに負けていられるか!これぞ、勝利への執念、という様な最終回の攻撃は「繋ぎ」の気持ちが生んだ勝利だったが、そこに辿りつくまでは13残塁と拙攻のオンパレードで、楽天投手陣から8回までに8安打8四死球を選びながらも、5回のフェルの犠飛と銀仁朗の内野飛球の間に挙げた2点のみ。
大宮のファンもTV・ラジオ観戦の西武ファンのイライラは募るばかりで臨界点に達する寸前に一気にうっちゃり勝ちだ。
9回裏、楽天の抑えのスパイアーに対し、先頭の中村は「お約束の」三振で1死。ここで、この試合から5番に入っている栗山がこの日4つ目の四球で出塁し、6番に下がったフェルが真ん中の直球をセンター左のスタンドに叩きこむ起死回生の同点2ラン本塁打で大宮は一気に盛り上がった。
フェルナンデスのコメント
「感触は良かったです。打った瞬間いったというのが確信できました。チームがこういう状態で、リードが必要な時期だったのでうれしかったです。
非常に良いバッターがそろっているので、9回は良い雰囲気で迎えることができました。
(暑い時期は得意?)こういう天気は好きなので、ハードに練習をして勝ち続けていきたいと思います」
フェルは5回の打席(犠飛)と7回の打席でも失投を打ち損じていて、やっとこの打席で捕えた。ここから打線が繋がりを見せて、今日から1軍復帰したブラウンが死球で出塁(代走・斉藤)し、銀仁朗がバントで2死2塁の場面で地元で人気絶大の平尾がフルカウントから四球を選び、この日から1番で起用された浅村へと繋いだ。
浅村は不調の片岡に代っての1番打者として2安打1四球と3度出塁し、前の打席でも2塁打を放っていた。ここで、浅村はスパイアーが投じた真ん中の変化球(カーブかスライダーの投げ損ないかな?)を体全体を使ってフルスイングした瞬間に、それと分かる大宮の夜空を切り裂く3ラン本塁打の打球はライオンズ応援団が陣取る左翼席に突き刺さるサヨナラ弾となった。
昨季も今季もサヨナラ負けに「馴れて」いるライオンズ・ファンだが、サヨナラ勝利は今季初だ。8回までの13残塁のままで負けていたら最悪の試合内容で終わっていたが、この9回裏のサヨナラ劇が全てを洗い流してくれた。
浅村のコメント
「(サヨナラ本塁打はプロ初?)初です。頭真っ白だったので、入ってくれて良かったです。後ろにどんどん回していこうと思っていました。(中島裕之から手荒い祝福もあったが?)ずっと声を掛けてくれているので、結果で応えられて良かったです。
(打順1番に入ったが?)何も考えず、いつも通り自分らしさを出していこうと思っていました」
明日は、この勢いで涌井とマー君のエース対決も制して連勝したいですね。
うれしいです。
今日も連勝してほしいです。
「終わり良ければ全て良し」の典型的な試合でしたが、この勢いを今日はマー君にぶつけて連勝と行きたいですね。
TV観戦で応援し、明日は、球場で応援します。