Peace Waveの平和な日々~行く雲、流れる水のように~

気が向いたら、ボチボチ更新しようかと・・。(笑)

泥臭く”自分”を貫け!

2016年08月30日 | 人生覚書き

 

  逆境でこそ、「自分の基本」に立ち返れ!


                 サンフレッチェ広島 森保一監督



就任わずか4年で3度、サンフレッチェ広島を日本一に導いた名将、森保監督

実は終了間際のロスタイムで同点に追いつかれ、W杯初出場の夢を断たれた”ドーハの悲劇”あのピッチで、森保は日本代表選手としてプレーしていた。

あと一歩のトコロで夢を断たれた森保は、なぜW杯に行けなかったんだろう・・と夢遊病者のようにフラフラさまよい、頭も真っ白になった。


―あの日、心が折れた。


しかし、サッカーはやめ切れなかった。

人生は続いていく。

心が折れても、やらなくてはいけないコト、やり続けなければいけないコトはある。


結局は、自分なりの生き方を貫くしかない・・と割り切れるようになった。

自然体で。

自分らしく。

びびってやっても、いい結果は生まれない。

やるんだったら思い切って、腹をくくってやる。

 

 

短所が長所には絶対変わらない。

ウイークポイントはストロングポイントには絶対変わらない。

―そういった意味で、自分の武器とはなんなのか?

 


―その自分自身への問いかけこそが、サッカー人生最大の悲劇から立ち直った彼の”ぶれない”原点だという。


原因と結果は同じ

2016年08月29日 | 人生覚書き

 

  因果一如(いんがいちにょ)

 

原因と結果は同じ・・というイミ。

白隠禅師坐禅和讃の一節にある言葉。

http://shofukuji.net/5hakuin.htm

 

リュック・ベッソン監督の映画「グラン・ブルー」で有名なフリーダイビングの世界。

酸素ボンベなし、素潜りで100mもの深海に潜り、その深度を競う競技である。

素潜りで水深100mの深海に到達した人間は、歴史上、たった7人しかいないという選ばれし者の世界である。

 

肺の中にいっぱいに吸い込んだ酸素のみで100mの深海まで潜り、また戻ってくるという、必要最低限の無駄のない動きが要求される極限の競技で、その最中、ブラッドシフトという脳と心臓に酸素が集中する現象が起きる。

人体で、最も酸素を使う臓器が”脳”なのである。

いかに平常心で、”無”になって臨まなければならないか?

”無”になろう、”無”になろう・・としている状態は”無”ではない。

 

日本のトップ選手である篠宮龍三は、仕事を辞めて、フリーダイビング1本でやっていこうと決意して臨んだ大会で、大ブラックアウトしてしまう。

要するに失神である。

 

結果を出そうと気負いすぎたあまりのミス・・。

しかし、フリーダイビングの世界では、そのミスが命取りになってしまう。

 

それ以来、篠宮は2年間、スランプに陥り、平々凡々とした結果しか残せなくなってしまう。

 

フリーダイビングの世界では、ヨガや禅を取り入れて心身統一を図る。

映画「グラン・ブルー」のモデルになったジャック・マイヨールが禅に傾倒していたコトを知った篠宮は、禅の本を読み漁り、この言葉に出会う。

 

「因果一如」

原因と結果は同じ・・。

原因の中に、既に結果はある。

 

こんなに頑張ったから、いい結果が出るだろう・・という考えだった自分は、なんと浅ましい人間だったろうか・・?

いい結果を出そうと臨んだ先の大会での失敗は必然だった。

 

この言葉と出会った篠宮は、自分の小ささに気付き、開眼した。

 

2008年には、アジア人として初の100m超えを達成。

その翌年には、ジャック・マイヨールが持つベスト記録である105mを超え、107mのアジア記録を達成。


そして、2010年には、115mの自己ベスト記録をたたき出す。

この記録は世界でも歴代5位の記録。


まさに想像を絶する世界であるが、己をなくして、”無”にならなければ、この結果は決して出せないのだろう。



 


過去最多!41個のメダル獲得したリオ五輪

2016年08月22日 | 最近、思うコト

リオ五輪が終わった。

気がつけば、日本としては過去最多となる41個のメダルを獲得していた!


96年ぶり、テニスで銅メダルを獲得した錦織圭

前人未到の4連覇を達成した女子レスリングの伊調馨

同じく、惜しくも4連覇は逃したが、銀メダルの吉田沙保里


柔道、体操、陸上、卓球、水泳・・と、様々なドラマと感動を見せてくれた。

逆転勝利が多く、個人的にはLIVEで見たバドミントン女子ダブルスの高橋・松友ペアの逆転勝利が印象深かった。


選手だけでなく、陰で選手を支え、指導したコーチやスタッフ、監督の活躍も忘れてはならない。

柔道は、前回、ロンドンで金メダル0だったが、男女あわせて過去最多の12個のメダルを獲得!

’88年のソウル以来はじめて、すべての階級でメダルを獲得し、日本柔道の復権を果たした裏には、井上康生監督の取り組んだ改革が大きかったという。


「名選手、名監督にあらず」とは、この人には当てはまらないようだ。


オリンピックという、世界のトップが集まる舞台で日本人が活躍する姿は、多くの日本人に勇気を与えてくれた。


自分も頑張らんとなぁ・・。


さて、4年後、2020年は東京ですが・・どーなるかな・・?