KIMUKAZU blog

健康とiMacに関する情報
最近は天体観察と公園散策の情報

遊星號による天体観察(21)

2020-09-29 16:59:59 | 火星
遊星號[1]を用いて、火星[2]を観察した結果を記す[7-8]。


2020-08-07 00:50 火星(等級:-1.2、視半径:7.6")[3] 上が北
OLYMPUS E-PM2, 遊星號 800mm x2(デジタルテレコン) F16
Sモード, ISO1600, 800mm x2(デジタルテレコン), F16, 1/500sec, MF, 太陽光


2020-08-25 00:25 火星(等級:-1.6、視半径:8.9")[3] 上が北
OLYMPUS E-PM2, 遊星號 800mm x2(デジタルテレコン) F16
Sモード, ISO800, 800mm x2(デジタルテレコン), F16, 1/500sec, MF, 太陽光


2020-09-08 04:26 火星(等級:-2.0、視半径:10.0")[3] 上が北
OLYMPUS E-PM2, 遊星號 800mm x2(デジタルテレコン) F16
Sモード, ISO200, 800mm x2(デジタルテレコン), F16, 1/500sec, MF, 太陽光


2020-09-28 21:59 火星(等級:-2.4、視半径:11.2”)[3] 上が北
OLYMPUS E-PM2, 遊星號 800mm x2(デジタルテレコン) F16
Sモード, ISO200, 800mm x2(デジタルテレコン), F16, 1/500sec, MF, 太陽光


2020-10-02 01:02 火星(等級:-2.5、視半径:11.2”)[3] 上が北
OLYMPUS E-PM2, 遊星號 800mm x2(デジタルテレコン) F16
Sモード, ISO800, 800mm x2(デジタルテレコン), F16, 1/500sec, MF, 太陽光

※撮影画像(jpg)は、Lynkeos[4]を用いて、スタック処理、および、Wavelet処理実施
※iPhotoを用いて傾き補正、および、ImageMagick[5]を用いてトリミング処理実施

・対物レンズ口径:50mm
・ドーズの分解能:2.32"[6]
・イメージセンサ分解能:1.93"相当[6]
(イメージセンサ画素ピッチ:3.74μm[6])

参考文献:
(1)アメリカン!遊星號(三脚台座1/4雌ネジ付)
(2)今日のほしぞら-国立天文台暦計算室
(3)火星-Wikipedia
(4)Lynkeos
(5)ImageMagick
(6)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(7)遊星號による天体観察-goo blog
(8)遊星號による天体観察(18)-goo blog
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都内の冬の星座(2)

2020-09-28 06:52:44 | 星空
早起きしたら良く晴れていたので、都内のベランダから星空を観察した[5-8]。
南の空に冬の星座(オリオン座[1]、冬の大三角[2])を観察できた。


2020-09-28 04:30 南の星空 オリオン座[1]、冬の大三角[2]
Canon PowerShot S120
星空夜景モード, ISO400, 5.2mm, f/1.8, 5.0 sec, AWB


2020-09-28 04:32 東の星空 金星[3]、流星[4]
Canon PowerShot S120
星空夜景モード, ISO400, 5.2mm, f/1.8, 4.0 sec, AWB


流星らしきものの部分をトリミング

参考文献:
(1)オリオン座-Wikipedia
(2)冬の大三角-Wikipedia
(3)金星-Wikipedia
(4)流星-Wikipedia
(5)今日のほしぞら
(6)Stellarium-Web
(7)都内の冬の星座-goo blog
(8)今朝、冬の大三角がみえます。2020.9.28
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MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(26)

2020-09-26 07:59:50 | 火星
天体望遠鏡:MAK127SP[1-4]にイメージセンサSV305[5-8]を取り付けて、火星[9]の直焦点撮影を試みた[27]。
撮影データのスタック処理にAS!3(AutoStakkert!3)[11]を用い、その後処理にRegiStax6[12-13]を用いた。
ここでは、AS!3の出力画像、1枚、4枚、8枚を、それぞれRegiStax6に入力し、画像処理した結果を記す。

(1)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影概要
MAK127SPにイメージセンサSV305を取り付け、ポルタ経緯台に搭載し、火星の撮影を行った[27]。
SV305からの映像信号は、SharpCap3.2[10]を用い、WindowsノートPCに取り込んだ。
火星の望遠鏡の視野への導入は、付属のファインダ(レッド・ドット式)を用いてアライメントし、ノートPCの画面に火星が写ることを確認することで行った。
火星の撮影は、ノートPCの液晶画面を見ながらピントを合わせ、SharpCap3.2のキャプチャ機能を用いてaviファイルを取り込んだ。
撮影時間は、約15秒(約450フレーム)である。
取り込んだaviファイルは、AS!3を用いてスタック処理(取り込みフレームの品質上位50%をスタック)を行った。
AS!3からの出力画像(tif)は、RegiStax6に入力し、画像処理を行った。
具体的には、次の3種類の処理を行った。

(a)AS!3からの出力画像1枚を、RegiStax6に入力し、Wavelet処理を行った。
(b)AS!3からの出力画像4枚を、RegiStax6に入力し、スタック処理、および、Wavelet処理を行った。
(c)AS!3からの出力画像8枚を、RegiStax6に入力し、スタック処理、および、Wavelet処理を行った。

また、RegiStax6からの出力画像(bmp)は、ImageMagick[14]を用いてトリミング処理を行った。

(2)火星の撮影結果(上が北)

2020-09-21 21:52 火星(等級:-2.3、視半径:10.9")[15]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 4.4ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps
(a)AS!3からの出力画像1枚をRegiStax6で画像処理


2020-09-21 22:11~22:14(3分間) 火星(等級:-2.3、視半径:10.9")[15]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 2.6ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps
(b)AS!3からの出力画像4枚をRegiStax6で画像処理


2020-09-21 21:52~22:14(22分間) 火星(等級:-2.3、視半径:10.9")[15]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 2.6~12.4ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps
(c)AS!3からの出力画像8枚をRegiStax6で画像処理


RegiStax6での処理パラメータ例


(a)AS!3からの出力画像1枚をRegiStax6で画像処理(拡大)


(b)AS!3からの出力画像4枚をRegiStax6で画像処理(拡大)
※理論上ノイズが1/√4(=1/2)に低減[13]


(c)AS!3からの出力画像8枚をRegiStax6で画像処理(拡大)
※理論上ノイズが1/√8(=0.35)に低減[13]

・口径:127mm
・ドーズの分解能:0.91"[16]
・イメージセンサ分解能:0.80"相当[16]
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm[17])

(3)まとめ
MAK127SPにSV305を取り付け、火星の直焦点撮影を試みた。
撮影データのスタック処理にAS!3を用い、その後処理にRegiStax6を用いた。
AS!3の出力画像1枚、4枚、8枚を、それぞれRegiStax6に入力し、画像処理した結果を比較した。
その結果、AS!3の出力画像を複数枚用いることで、ノイズの低減効果(運用上は4枚が効果が高い)があることが確認できた。

参考文献:
(1)Maksutov Cassegrains
(2)マクストフカセグレン式望遠鏡-Wikipedia
(3)Sky-Watcher-Wikipedia
(4)Sky-Watcher Global Website
(5)SV305デジアイピースの使用方法
(6)SVBONY SV305 取扱説明書
(7)Svbony SV305 Camera FAQ
(8)SVBONY
(9)火星-Wikipedia
(10)SharpCap
(11)AUTOSTAKKERT!
(12)RegiStax6
(13)RegiStax-Wikipedia
(14)ImageMagick
(15)今日のほしぞら
(16)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(17)IMX290NQV
(18)極冠-Wikipedia
(19)大シルチス-Wikipedia
(20)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影-goo blog
(21)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(2)-goo blog
(22)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(8)-goo blog
(23)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(13)-goo blog
(24)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(15)-goo blog
(25)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(17)-goo blog
(26)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(18)-goo blog
(27)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(22)-goo blog
(28)火星最接近2020
(29)Mars-The Red Planet-NASA
(30)火星くるくる
コメント (2)
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遊星號とSV305を用いた直焦点撮影(4)

2020-09-24 00:02:43 | 惑星
天体望遠鏡:遊星號[1-2]にイメージセンサSV305[3-5]を取り付けて、木星[6]と土星[7]の直焦点撮影を試みた。
ここでは、撮影データのスタック処理にAS!3(AutoStakkert!3)[10]を用い、その後のWavelet処理にRegiStax6[11-12]を用いた結果を記す。

(1)遊星號とSV305を用いた直焦点撮影概要
遊星號にイメージセンサSV305を取り付け、ポルタ経緯台に搭載し、木星と土星の撮影を行った[18]。
SV305からの映像信号は、SharpCap3.2[9]を用い、WindowsノートPCに取り込んだ。
木星と土星の撮影は、ノートPCの液晶画面を見ながらピントを合わせ、SharpCap3.2のキャプチャ機能を用いてaviファイルを取り込んだ。
撮影時間は、木星では40秒程度、土星では10秒程度である。
取り込んだaviファイルは、AS!3を用いてスタック処理(取り込みフレームの品質上位50%をスタック)を行った。
AS!3からの出力画像(tif)は、RegiStax6に入力し、Wavelet処理を行った。
また、RegiStax6からの出力画像(bmp)は、Windows標準のフォトを用いて傾き補正を加え、さらに、ImageMagick[13]を用いてトリミング処理を行った。

(2)木星の撮影結果(上が北)

2020-08-03 21:51 木星(等級:-2.7、視半径:23.5")[14]
SV305, 遊星號 800mm F16
SV305, Gain 30, 露出 9.1ms, WB(B=235 G=100 R=131), 1920x1080, RGB24, 30fps

(3)土星の撮影結果(上が北)

2020-08-03 21:56 土星(等級:0.2、視半径:9.2")[14]
SV305, 遊星號 800mm F16
SV305, Gain 30, 露出 101.1ms(Auto), WB(B=235 G=100 R=131), 1920x1080, RGB24, 30fps

・対物レンズ口径:50mm
・ドーズの分解能:2.32"[15]
・イメージセンサ分解能:1.50"相当[15]
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm[16])

(4)まとめ
遊星號にSV305を取り付け、木星と土星の直焦点撮影を行った。
木星、および、土星の撮影データのスタック処理にAS!3を用い、Wavelet処理にRegiStax6を用いた。
その結果、木星および土星の良好な画像が得られ、木星の縞模様、土星の環を確認することができた。

参考文献:
(1)スターライト・コーポレーション-Wikipedia
(2)アメリカン!遊星號(三脚台座1/4雌ネジ付)
(3)SV305デジアイピースの使用方法
(4)SVBONY SV305 取扱説明書
(5)Svbony SV305 Camera FAQ
(6)木星-Wikipedia
(7)土星-Wikipedia
(9)SharpCap
(10)AUTOSTAKKERT!
(11)RegiStax6
(12)RegiStax-Wikipedia
(13)ImageMagick
(14)今日のほしぞら
(15)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(16)IMX290NQV
(17)遊星號とSV305を用いた直焦点撮影-goo blog
(18)遊星號とSV305を用いた直焦点撮影(2)-goo blog
(19)遊星號とSV305を用いた直焦点撮影(3)-goo blog
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MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(21)

2020-09-23 00:30:05 | 土星
天体望遠鏡:MAK127SP[1-4]にイメージセンサSV305[5-8]を取り付けて、土星[9]の直焦点撮影を試みた[22-26]。
ここでは、撮影データのスタック処理にAS!3(AutoStakkert!3)[11]を用い、その後処理にLynkeos[12]を用いた結果について記す。

(1)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影概要
MAK127SPにイメージセンサSV305を取り付け、ポルタ経緯台に搭載し、土星の撮影を行った[22-26]。
SV305からの映像信号は、SharpCap3.2[10]を用い、WindowsノートPCに取り込んだ。
土星の望遠鏡の視野への導入は、付属のファインダ(レッド・ドット式)を用いてアライメントし、ノートPCの画面に土星が写ることを確認することで行った。
土星の撮影は、ノートPCの液晶画面を見ながらピントを合わせ、SharpCap3.2のキャプチャ機能を用いてaviファイルを取り込んだ。
撮影時間は、約15秒(約450フレーム)である。
取り込んだaviファイルは、AS!3[11]を用いてスタック処理(取り込みフレームの品質上位50%をスタック)を行った[26-27]。
AS!3からの出力画像(tif)は、Lynkeos[12]に入力し、Deconvolution処理[13]、および、Unsharp mask処理[14]を行った[26-27]。
また、Lynkeosからの出力画像(tif)は、Windows標準のフォトを用いて傾き補正を加え、さらに、ImageMagick[15]を用いてトリミング処理を行った。

(2)土星の撮影結果(上が北)

2020-08-07 22:43 土星(等級:0.2、視半径:9.2")[16]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 54.7ms, WB(B=235 G=100 R=131), 1920x1080, RGB24, 30fps


2020-08-10 21:24 土星(等級:0.2、視半径:9.2")[16]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 32.8ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps


2020-08-15 20:23 土星(等級:0.2、視半径:9.1")[16]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 27.9ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps


2020-08-20 20:43 土星(等級:0.2、視半径:9.1")[16]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 26.6ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps


2020-08-24 22:57 土星(等級:0.3、視半径:9.1")[16]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 51.8ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps


2020-09-21 20:14 土星(等級:0.4、視半径:8.7")[16]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 49.4ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps


2020-10-01 19:29 土星(等級:0.5、視半径:8.6")[16]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 27.9ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps

・口径:127mm
・ドーズの分解能:0.91"[17]
・イメージセンサ分解能:0.80"相当[17]
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm[18])

(3)まとめ
MAK127SPにSV305を取り付けて、土星の直焦点撮影を試みた。
撮像データのスタック処理にAS!3を用い、その後処理(Deconvolution処理、および、Unsharp mask処理)にLynkeosを用いた。
その結果、土星の良好な画像が得られた。

参考文献:
(1)Maksutov Cassegrains
(2)マクストフカセグレン式望遠鏡-Wikipedia
(3)Sky-Watcher-Wikipedia
(4)Sky-Watcher Global Website
(5)SV305デジアイピースの使用方法
(6)SVBONY SV305 取扱説明書
(7)Svbony SV305 Camera FAQ
(8)SVBONY
(9)土星-Wikipedia
(10)SharpCap
(11)AUTOSTAKKERT!
(12)Lynkeos
(13)逆畳み込み-Wikipedia
(14)Unsharp masking-Wikipedia
(15)ImageMagick
(16)今日のほしぞら
(17)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(18)IMX290NQV
(19)Saturn's Satellites
(20)土星の環-Wikipedia
(21)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影-goo blog
(22)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(2)-goo blog
(23)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(7)-goo blog
(24)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(12)-goo blog
(25)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(16)-goo blog
(26)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(19)-goo blog
(27)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(20)-goo blog
(28)Autostakkert!2の使い方
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