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MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(18)

2020-08-31 18:54:42 | 木星
天体望遠鏡:MAK127SP[1-4]にイメージセンサSV305[5-8]を取り付けて、木星[9]の直焦点撮影を試みた[23,24]。
ここでは、撮影データのスタック処理にAS!3(AutoStakkert!3)[11]を用い、Wavelet処理にRegiStax6[12]を用いた結果について記す。

(1)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影概要
MAK127SPにイメージセンサSV305を取り付け、ポルタ経緯台に搭載し、木星の撮影を行った[23,24]。
SV305からの映像信号は、SharpCap3.2[10]を用い、WindowsノートPCに取り込んだ。
木星の望遠鏡の視野への導入は、付属のファインダ(レッド・ドット式)を用いてアライメントし、ノートPCの画面に木星が写ることを確認することで行った。
木星の撮影は、ノートPCの液晶画面を見ながらピントを合わせ、SharpCap3.2のキャプチャ機能を用いてaviファイルを取り込んだ。
撮影時間は、約15秒(約450フレーム)である。
取り込んだaviファイルは、AS!3[11]を用いてスタック処理を行った。
AS!3からの出力画像(tif)は、RegiStax6[12]に読み込み、Wavelet処理を行った。
また、RegiStax6からの出力画像(bmp)は、Windows標準のフォトを用いて傾き補正を加え、さらに、ImageMagick[14]を用いてトリミング処理を行った。

(2)木星の撮影結果(上が北)

2020-08-10 22:42 木星(等級:-2.7、視半径:23.3")[13]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 10.7ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps


2020-08-10 22:59 木星(等級:-2.7、視半径:23.3")[13]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 25.3ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps


2020-08-10 23:14 木星(等級:-2.7、視半径:23.3")[13]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 4.3ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps


2020-08-10 23:29 木星(等級:-2.7、視半径:23.3")[13]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 4.3ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps


2020-08-10 23:42 木星(等級:-2.7、視半径:23.3")[13]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 4.3ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps

・対物レンズ口径:127mm
・ドーズの分解能:0.91"[15]
・イメージセンサ分解能:0.80"相当[15]
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm[16])


※AS!3のスタック処理パラメータ例(共通)


※RegiStax6のWavelet処理パラメータ例(共通)

(3)まとめ
MAK127SPにSV305を取り付けて、木星の直焦点撮影を試みた。
撮影データのスタック処理にAS!3を用い、Wavelet処理にRegiStax6を用いた。

参考文献:
(1)Maksutov Cassegrains
(2)マクストフカセグレン式望遠鏡-Wikipedia
(3)Sky-Watcher-Wikipedia
(4)Sky-Watcher Global Website
(5)SV305デジアイピースの使用方法
(6)SVBONY SV305 取扱説明書
(7)Svbony SV305 Camera FAQ
(8)SVBONY
(9)木星-Wikipedia
(10)SharpCap
(11)AUTOSTAKKERT!
(12)RegiStax6
(13)今日のほしぞら
(14)ImageMagick
(15)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(16)IMX290NQV
(17)大赤斑-Wikipedia
(18)ガリレオ衛星-Wikipedia
(19)Galilean Moons of Jupiter
(20)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影-goo blog
(21)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(2)-goo blog
(22)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(3)-goo blog
(23)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(4)-goo blog
(24)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(5)-goo blog
(25)Autostakkert!2の使い方
(26)木星(2020/08/30)
(27)AutoStakkert 初体験でわかったこと(月面動画処理)
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MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(17)

2020-08-29 08:10:21 | 惑星
天体望遠鏡:MAK127SP[1-4]にイメージセンサSV305[5-8]を取り付けて、惑星[9]の直焦点撮影を試みた[28-30]。
ここでは、木星[10]の撮影結果と天文シミュレータ:Galilean Moons of Jupiter[22]、および、火星[11]の撮影結果とバーチャル火星儀:火星くるくる[25]との比較結果を記す。

(1)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影概要
MAK127SPにイメージセンサSV305を取り付け、ポルタ経緯台に搭載し、惑星の撮影を行った[29-30]。
SV305からの映像信号は、SharpCap3.2[12]を用い、WindowsノートPCに取り込んだ。
惑星の撮影は、ノートPCの液晶画面を見ながらピントを合わせ、SharpCap3.2のキャプチャ機能を用いてaviファイルを取り込んだ。
撮影時間は、約15秒(約450フレーム)である。
取り込んだaviファイルは、FFmpeg[16-17]を用いて、RGB24からMPEG-4へエンコードするとともに動画長を10sec(300フレーム)にトリミングした。
その後、上記のaviファイルをRegiStax6[13-14]、あるいは、Lynkeos[15]を用いて、スタック処理、および、Wavelet処理を行った。
さらに、Wavelet処理後の画像は、Windows標準のフォトを用いて傾き補正を加え、さらに、ImageMagick[18]を用いてトリミング処理を行った。

(2)木星の撮影結果とGalilean Moons of Jupiterとの比較

2020-08-10 23:56 木星(等級:-2.7、視半径:23.3")[19]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 5.5ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps
※RegiStax6でスタック処理、および、Wavelet処理実施
※望遠倍率:400倍


※トリミング処理後(上が北)

・対物レンズ口径:127mm
・ドーズの分解能:0.91"[20]
・イメージセンサ分解能:0.80"相当[20]
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm[21])


Galilean Moons of Jupiter[22]のシミュレーション結果
※ガリレオ衛星[23]や大赤斑(GRS)[24]の位置がシミュレーションできる

(3)火星の撮影結果と火星くるくるとの比較

2020-08-11 01:10 火星(等級:-1.3、視半径:7.9")[19]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 1.5ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps
※Lynkeosでスタック処理、および、Wavelet処理実施
※ImageMagickでトリミング

・対物レンズ口径:127mm
・ドーズの分解能:0.91"
・イメージセンサ分解能:0.80"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)


火星くるくるのシミュレーション結果
※火星の地形情報[26]、衛星の位置などがシミュレーションできる

(4)まとめ
MAK127SPにSV305を取り付け、木星、火星の直焦点撮影を試みた。
また、木星、および、火星の撮影結果と、天文シミュレータ(Galilean Moons of Jupiter、火星くるくる)の結果を比較した。

参考文献:
(1)Maksutov Cassegrains
(2)マクストフカセグレン式望遠鏡-Wikipedia
(3)Sky-Watcher-Wikipedia
(4)Sky-Watcher Global Website
(5)SV305デジアイピースの使用方法
(6)SVBONY SV305 取扱説明書
(7)Svbony SV305 Camera FAQ
(8)SVBONY
(9)惑星-Wikipedia
(10)木星-Wikipedia
(11)火星-Wikipedia
(12)SharpCap
(13)RegiStax6
(14)RegiStax-Wkipedia
(15)Lynkeos
(16)FFmpeg
(17)FFmpeg-Wikipedia
(18)ImageMagick
(19)今日のほしぞら
(20)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(21)IMX290NQV
(22)Galilean Moons of Jupiter
(23)ガリレオ衛星-Wikipedia
(24)大赤斑-Wikipedia
(25)火星くるくる
(26)火星の地形一覧-Wikipedia
(27)火星最接近2020
(28)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影-goo blog
(29)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(5)-goo blog
(30)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(8)-goo blog
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MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(16)

2020-08-28 12:25:15 | 土星
天体望遠鏡:MAK127SP[1-4]にイメージセンサSV305[5-8]を取り付けて、土星[9]の直焦点撮影を試みた[19-32]。
撮影データのスタック処理、および、Wavelet処理に、Lynkeos[11]を用いた。
ここでは、前回報告した土星写真[25,30]に傾き補正を加えた結果を記す。

(1)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影概要
MAK127SPにイメージセンサSV305を取り付け、ポルタ経緯台に搭載し、土星の撮影を行った[25,30]。
SV305からの映像信号は、SharpCap3.2[10]を用い、WindowsノートPCに取り込んだ。
土星の望遠鏡の視野への導入は、付属のファインダ(レッド・ドット式)を用いてアライメントし、ノートPCの画面に土星が写ることを確認することで行った。
土星の撮影は、ノートPCの液晶画面を見ながらピントを合わせ、SharpCap3.2のキャプチャ機能を用いてaviファイルを取り込んだ。
撮影時間は、約15秒(約450フレーム)である。
取り込んだaviファイルは、FFmpeg[12]を用いて、RGB24からMPEG-4へエンコードするとともに動画長を10sec(300フレーム)にトリミングした。
その後、Mac OS環境において、Lynkeos[11]を用いて、スタック処理、および、Wavelet処理を行った。
また、Lynkeosからの出力画像は、Windows標準のフォトを用いて傾き補正を加え、さらに、ImageMagick[14]を用いてトリミング処理した。

(2)土星の撮影結果(上が北)

2020-08-07 22:43 土星(等級:0.2、視半径:9.2")[13]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 54.7ms, WB(B=235 G=100 R=131), 1920x1080, RGB24, 30fps


2020-08-10 21:24 土星(等級:0.2、視半径:9.2")[13]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 32.8ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps


2020-08-15 20:23 土星(等級:0.2、視半径:9.1")[13]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 27.9ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps


2020-08-20 20:43 土星(等級:0.2、視半径:9.1")[13]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 26.6ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps


2020-08-24 20:55 土星(等級:0.3、視半径:9.1")[13]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 49.4ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps

・対物レンズ口径:127mm
・ドーズの分解能:0.91"[15]
・イメージセンサ分解能:0.80"相当[15]
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm[16])

(3)まとめ
MAK127SPにSV305を取り付け、土星の直焦点撮影を試みた。
撮影データのスタック処理、および、Wavelet処理にLynkeosを用いた。
また、Windows標準のフォトを用い、土星写真の傾き補正を試みた。

参考文献:
(1)Maksutov Cassegrains
(2)マクストフカセグレン式望遠鏡-Wikipedia
(3)Sky-Watcher-Wikipedia
(4)Sky-Watcher Global Website
(5)SV305デジアイピースの使用方法
(6)SVBONY SV305 取扱説明書
(7)Svbony SV305 Camera FAQ
(8)SVBONY
(9)土星-Wikipedia
(10)SharpCap
(11)Lynkeos
(12)FFmpeg
(13)今日のほしぞら
(14)ImageMagick
(15)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(16)IMX290NQV
(17)Saturn's Satellites
(18)土星の環-Wikipedia
(19)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影-goo blog
(20)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(2)-goo blog
(21)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(3)-goo blog
(22)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(4)-goo blog
(23)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(5)-goo blog
(24)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(6)-goo blog
(25)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(7)-goo blog
(26)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(8)-goo blog
(27)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(9)-goo blog
(28)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(10)-goo blog
(29)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(11)-goo blog
(30)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(12)-goo blog
(31)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(13)-goo blog
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MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(15)

2020-08-27 22:25:49 | 火星
天体望遠鏡:MAK127SP[1-4]にイメージセンサSV305[5-8]を取り付けて、火星[9]の直焦点撮影を試みた[19-32]。
撮影データのスタック処理、および、Wavelet処理に、Lynkeos[11]を用いた。
ここでは、前回報告した火星写真[26,31]に傾き補正を加えた結果を記す。

(1)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影概要
MAK127SPにイメージセンサSV305を取り付け、ポルタ経緯台に搭載し、火星の撮影を行った[26,31]。
SV305からの映像信号は、SharpCap3.2[10]を用い、WindowsノートPCに取り込んだ。
火星の望遠鏡の視野への導入は、付属のファインダ(レッド・ドット式)を用いてアライメントし、ノートPCの画面に火星が写ることを確認することで行った。
火星の撮影は、ノートPCの液晶画面を見ながらピントを合わせ、SharpCap3.2のキャプチャ機能を用いてaviファイルを取り込んだ。
撮影時間は、約15秒(約450フレーム)である。
取り込んだaviファイルは、FFmpeg[12]を用いて、RGB24からMPEG-4へエンコードするとともに動画長を10sec(300フレーム)にトリミングした。
その後、Mac OS環境において、Lynkeos[11]を用いて、スタック処理、および、Wavelet処理を行った。
また、Lynkeosからの出力画像は、Windows標準のフォトを用いて傾き補正を加え、さらに、ImageMagick[14]を用いてトリミング処理した。

(2)火星の撮影結果(上が北)

2020-08-08 00:54 火星(等級:-1.2、視半径:7.7")[13]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 4.1ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps


2020-08-11 01:10 火星(等級:-1.3、視半径:7.9")[13]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 1.5ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps


2020-08-16 01:34 火星(等級:-1.4、視半径:8.2")[13]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 2.7ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps


2020-08-21 00:45 火星(等級:-1.5、視半径:8.6")[13]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 1.6ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps


2020-08-25 00:09 火星(等級:-1.6、視半径:8.9")[13]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 1.8ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps

・対物レンズ口径:127mm
・ドーズの分解能:0.91"[15]
・イメージセンサ分解能:0.80"相当[15]
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm[16])

(3)まとめ
MAK127SPにSV305を取り付け、火星の直焦点撮影を試みた。
撮影データのスタック処理、および、Wavelet処理にLynkeosを用いた。
また、Windows標準のフォトを用い、火星写真の傾き補正を試みた。
火星の視半径が徐々に大きくなり、火星の接近する様子が確認できた[33]。
また、火星表面の模様の変化も確認できた[35]。

参考文献:
(1)Maksutov Cassegrains
(2)マクストフカセグレン式望遠鏡-Wikipedia
(3)Sky-Watcher-Wikipedia
(4)Sky-Watcher Global Website
(5)SV305デジアイピースの使用方法
(6)SVBONY SV305 取扱説明書
(7)Svbony SV305 Camera FAQ
(8)SVBONY
(9)火星-Wikipedia
(10)SharpCap
(11)Lynkeos
(12)FFmpeg
(13)今日のほしぞら
(14)ImageMagick
(15)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(16)IMX290NQV
(17)極冠-Wikipedia
(18)大シルチス-Wikipedia
(19)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影-goo blog
(20)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(2)-goo blog
(21)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(3)-goo blog
(22)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(4)-goo blog
(23)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(5)-goo blog
(24)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(6)-goo blog
(25)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(7)-goo blog
(26)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(8)-goo blog
(27)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(9)-goo blog
(28)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(10)-goo blog
(29)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(11)-goo blog
(30)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(12)-goo blog
(31)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(13)-goo blog
(32)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(14)-goo blog
(33)火星最接近2020
(34)Mars-The Red Planet-NASA
(35)火星くるくる
(36)今季、火星の大シルチスとアリンの爪の観察・撮影できる日を調べました
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MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(14)

2020-08-27 16:30:43 | 木星
天体望遠鏡:MAK127SP[1-4]にイメージセンサSV305[5-8]を取り付けて、木星[9]の直焦点撮影を試みた[22-34]。
撮影データのスタック処理、および、Wavelet処理に、Lynkeos[11]を用いた[27,30-32]。
ここでは、前回報告した木星写真[30]に傾き補正を加えた結果を記す。

(1)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影概要
MAK127SPにイメージセンサSV305を取り付け、ポルタ経緯台に搭載し、木星の撮影を行った[27,30-32]。
SV305からの映像信号は、SharpCap3.2[10]を用い、WindowsノートPCに取り込んだ。
木星の望遠鏡の視野への導入は、付属のファインダ(レッド・ドット式)を用いてアライメントし、ノートPCの画面に木星が写ることを確認することで行った。
木星の撮影は、ノートPCの液晶画面を見ながらピントを合わせ、SharpCap3.2のキャプチャ機能を用いてaviファイルを取り込んだ。
撮影時間は、約15秒(約450フレーム)である。
取り込んだaviファイルは、FFmpeg[12]を用いて、RGB24からMPEG-4へエンコードするとともに動画長を10sec(300フレーム)にトリミングした。
その後、Mac OS環境において、Lynkeos[11]を用いて、スタック処理、および、Wavelet処理を行った。
また、Lynkeosからの出力画像は、Windows標準のフォトを用いて傾き補正を加え、さらに、ImageMagick[14]を用いてトリミング処理を行った。

(2)木星の撮影結果(上が北)

2020-08-20 21:00 木星(等級:-2.6、視半径:22.8")[13]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 5.2ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps


2020-08-20 21:31 木星(等級:-2.6、視半径:22.8")[13]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 6.3ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps


2020-08-20 21:59 木星(等級:-2.6、視半径:22.8")[13]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 4.5ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps


2020-08-20 22:30 木星(等級:-2.6、視半径:22.8")[13]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 6.0ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps


2020-08-20 22:58 木星(等級:-2.6、視半径:22.8")[13]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
SV305, Gain 30, 露出 6.1ms, WB(B=223 G=100 R=135), 1920x1080, RGB24, 30fps

・対物レンズ口径:127mm
・ドーズの分解能:0.91"[15]
・イメージセンサ分解能:0.80"相当[15]
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm[16])

(3)まとめ
MAK127SPにSV305を取り付け、木星の直焦点撮影を試みた。
撮影データのスタック処理、および、Wavelet処理にLynkeosを用いた。
また、Windows標準のフォトを用い、木星写真の傾き補正を試みた。

参考文献:
(1)Maksutov Cassegrains
(2)マクストフカセグレン式望遠鏡-Wikipedia
(3)Sky-Watcher-Wikipedia
(4)Sky-Watcher Global Website
(5)SV305デジアイピースの使用方法
(6)SVBONY SV305 取扱説明書
(7)Svbony SV305 Camera FAQ
(8)SVBONY
(9)木星-Wikipedia
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