KIMUKAZU blog

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最近は天体観察と公園散策の情報

NewスカイステージとMars-C Ⅱを用いた直焦点撮影(44)

2024-04-23 00:08:04 | 恒星(b)
(1)概要
 ・撮影対象(おおぐま座)
  ミザール[20,23-24]
 ・機材
  望遠鏡:Newスカイステージ 300mm F4[1-2] ※中古(ヤフオクで入手)
  ファインダー:6x30mm天頂プリズム内蔵ファインダー(スコープテック)[3-4]
  イメージセンサ:Mars-C Ⅱ(SONY IMX662 1/2.8型 1936×1100 2.9μm)[5-7]
  フィルタ:Quad BP フィルター Ⅲ[9]
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[15] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[16-17]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.1[10] Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[11-12] 画像演算(左右反転、回転)
  画像補正:ASTAP[13] 自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理、fits→jpg変換
  画像処理:ImageMagick[14] トリミング処理、append処理

(2)撮影結果

2024-04-14 21:02 ミザール
Mars-C Ⅱ(QBPⅢ), Newスカイステージ 300mm F4
Gain 530, Exp. 6sec, WB(Auto)(B=300 G=0 R=544), 1936×1100, RAW16, StackedFrames=50, Total Exp. 300sec
※シリウスを自動導入後、プレートソルブと同期を実施(ASPSを使用[16])
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理(右画像)を実施

・対物レンズ口径:76mm
・ドーズの分解能:1.52"
・イメージセンサ分解能:3.99"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x80(0.61°)

(3)まとめ
電視観望(Electrically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、NewスカイステージにMars-C Ⅱ(QBPⅢフィルタ付き)を取付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載して、直焦点撮影を試みた。
ここでは、おおぐま座のミザールの撮影を試みた。
都内の星空において、プレートソルビング技術を応用し、目的とする天体を望遠鏡視野へ導入し、また、ライブスタック機能を活用して、天体を撮影することを試みた。
また、ここでは、撮影したFITS画像について、ASTAPを用いて自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理を試みた。

参考文献:
(1)New スカイステージ
(2)SKYWALKER SW-1PC/NEW SKYSTAGE取扱説明書
(3)6倍30mm天頂プリズム内蔵ファインダー
(4)6X30ファインダー用ブラケットR70
(5)PlayerOne Mars-C Ⅱ
(6)Mars-C II USB3.0 Color Camera (IMX662)
(7)SONY IMX662
(8)S-series UV IR-CUT 1.25″ Filter
(9)Quad BP フィルター III
(10)SharpCap
(11)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(12)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(13)ASTAP, the Astrometric STAcking Program
(14)ImageMagick
(15)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(16)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(11)-goo blog
(17)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(16)-goo blog
(18)今日のほしぞら
(19)Stellarium-Web
(20)ミザール-Wikipedia
(21)アルコル-Wikipedia
(22)春の二重星-阿南市科学センター
(23)おおぐま座-Wikipedia
(24)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.57-64.
(25)恒星-NAOJ
(26)カテゴリー 恒星(b)-KIMUKAZU blog
(27)R100SとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(58)-goo blog
(28)NEWスカイステージとSV905Cを用いた直焦点撮影(7)-goo blog
(29)渡邉 耕平 著、”電視観望実践ガイドブック Ver 1.1”、サイトロンジャパン発行、2021年11月17日第二版発行.
(30)Kenko New スカイステージ改 ノーマルからの変更点
(31)Newスカイステージのメンテナンス-goo blog
(32)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(33)プレートソルブトラブル解決集-ほしぞloveログ
(34)AZ-GTiでのプレートソルブのトラブル解決決定版-ほしぞloveログ
(35)PC版「SynScanPro」新しいバージョンがリリースされました(追記)
(36)球面鏡と放物面鏡の光線の集まり方の違い
(37)球面ミラーと放物面ミラーの集光領域の比較
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NewスカイステージとMars-C Ⅱを用いた直焦点撮影(43)

2024-04-22 00:06:45 | 恒星(b)
(1)概要
 ・撮影対象(おおいぬ座)
  シリウス[20,23-24]
 ・機材
  望遠鏡:Newスカイステージ 300mm F4[1-2] ※中古(ヤフオクで入手)
  ファインダー:6x30mm天頂プリズム内蔵ファインダー(スコープテック)[3-4]
  イメージセンサ:Mars-C Ⅱ(SONY IMX662 1/2.8型 1936×1100 2.9μm)[5-7]
  フィルタ:Quad BP フィルター Ⅲ[9]
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[15] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[16-17]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.1[10] Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[11-12] 画像演算(左右反転、回転)
  画像補正:ASTAP[13] 自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理、fits→jpg変換
  画像処理:ImageMagick[14] トリミング処理、append処理

(2)撮影結果

2024-04-14 20:25 シリウス
Mars-C Ⅱ(QBPⅢ), Newスカイステージ 300mm F4
Gain 530, Exp. 6sec, WB(Auto)(B=335 G=0 R=439), 1936×1100, RAW16, StackedFrames=30, Total Exp. 180sec
※シリウスを自動導入後、プレートソルブと同期を実施(ASPSを使用[16])
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理(右画像)を実施


シリウス付近をトリミング(640x480)

・対物レンズ口径:76mm
・ドーズの分解能:1.52"
・イメージセンサ分解能:3.99"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x80(0.61°)

(3)まとめ
電視観望(Electrically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、NewスカイステージにMars-C Ⅱ(QBPⅢフィルタ付き)を取付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載して、直焦点撮影を試みた。
ここでは、おおいぬ座のシリウスの撮影を試みた。
都内の星空において、プレートソルビング技術を応用し、目的とする天体を望遠鏡視野へ導入し、また、ライブスタック機能を活用して、天体を撮影することを試みた。
また、ここでは、撮影したFITS画像について、ASTAPを用いて自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理を試みた。

参考文献:
(1)New スカイステージ
(2)SKYWALKER SW-1PC/NEW SKYSTAGE取扱説明書
(3)6倍30mm天頂プリズム内蔵ファインダー
(4)6X30ファインダー用ブラケットR70
(5)PlayerOne Mars-C Ⅱ
(6)Mars-C II USB3.0 Color Camera (IMX662)
(7)SONY IMX662
(8)S-series UV IR-CUT 1.25″ Filter
(9)Quad BP フィルター III
(10)SharpCap
(11)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(12)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(13)ASTAP, the Astrometric STAcking Program
(14)ImageMagick
(15)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(16)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(11)-goo blog
(17)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(16)-goo blog
(18)今日のほしぞら
(19)Stellarium-Web
(20)シリウス-Wikipedia
(21)シリウスとわし星雲-天体写真の世界
(22)恒星-Wikipedia
(23)おおいぬ座-Wikipedia
(24)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.303-315.
(25)恒星-NAOJ
(26)カテゴリー 恒星(b)-KIMUKAZU blog
(27)コルキットスピカとSV305を用いた直焦点撮影(23)-goo blog
(28)R100SとMars-C Ⅱを用いた直焦点撮影(55)-goo blog
(29)渡邉 耕平 著、”電視観望実践ガイドブック Ver 1.1”、サイトロンジャパン発行、2021年11月17日第二版発行.
(30)Kenko New スカイステージ改 ノーマルからの変更点
(31)Newスカイステージのメンテナンス-goo blog
(32)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(33)プレートソルブトラブル解決集-ほしぞloveログ
(34)AZ-GTiでのプレートソルブのトラブル解決決定版-ほしぞloveログ
(35)PC版「SynScanPro」新しいバージョンがリリースされました(追記)
(36)球面鏡と放物面鏡の光線の集まり方の違い
(37)球面ミラーと放物面ミラーの集光領域の比較
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R100SとSV305を用いた直焦点撮影(10)

2024-04-07 08:14:35 | 恒星(b)
(1)撮影概要
 ・撮影対象
  リゲル[18]
  シリウス[19]
 ・機材
  望遠鏡:Vixen R100S 600mm F6[1,2] ※中古(ヤフオクで入手)
  ファインダー:6x30mmファインダー(アクロマート)[1]
   ※接眼部追加:SVBONY SV108 1.25"ヘリコイドフォーカサー[3]
  イメージセンサ:SVBONY SV305 CMOSイメージセンサ(SONY IMX290 1/2.8型 1920x1080 2.9μm)[4-7]
  バローレンズ:IoSystemsInc Tネジ付 2X マルチバローレンズ 31.7mm径[8]
  架台:ポルタ経緯台
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.1[9] 撮影時間:約40秒(1000フレーム)、aviファイル
  スタック処理:AS!3(AutoStakkert!3)[10] 取り込みフレームの品質上位50%をスタック
  Wavelet処理:RegiStax6[11-12] AS!3からの出力画像(tif)をWavelet処理、傾き補正処理
  後処理:ImageMagick[13] bmp→jpg変換、リサイズ処理、トリミング処理、GIFアニメ合成
  画像解析:マカリ[14-15] レベル調整機能、対数表示機能、グラフ機能

(2)撮影結果

2024-03-22 18:36 リゲル(640x480)
SV305, R100S 600mm x2(バロー) F12(合成値)
Gain 300, Exp. 30ms, WB(B=267 G=128 R=175), 1920x1080, RGB24, FrameCount=1000, Duration=43.346s


マカリのグラフ機能(輝度分析)画面例
※リゲルAの中心から約21ピクセルの位置(離角:約10.5")にリゲルBの輝度のピークが確認できる


2024-03-22 19:01 シリウス(上が北:1920x1080)
SV305, R100S 600mm x2(バロー)F12(合成値)
Gain 360, Exp. 30ms, WB(B=267 G=128 R=175), 1920x1080, RGB24, FrameCount=1000, Duration=43.342s
※視等級がシリウスBと同等の8等星(画面右に1つある)[31]が確認できるようマカリでレベル調整を実施
※また、上記の8等星の位置と星図[31]より、上が北になるよう画像の傾き補正を実施



上:シリウス部分を2倍に拡大し、トリミング(上が北:640x480)
※露出を変えて撮影した5枚の画像をGIFアニメに合成
下:2024年のシリウスBの計算軌道[31]

シリウスBを期待する位置[31]に確認することはできなかった

・口径:100mm
・ドーズの分解能:1.16"
・イメージセンサ分解能:1.00"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x320(0.15°)

(3)まとめ
R100Sに、SV305(バローレンズ(x2)付き)を取り付けて、直焦点撮影を試みた。
都内の星空において、リゲル、シリウスの撮影を試みた。
撮影した画像をマカリで分析した結果、シリウスBは確認できなかった。

参考文献:
(1)ビクセンNEWポラリスR-100S
(2)ニュートン式望遠鏡-Wikipedia
(3)SVBONY SV108 1.25"ヘリコイドフォーカサー 焦点調節装置 フォーカサー リング付き
(4)SVBONY SV305 CMOSカメラ 接眼レンズ 1.25インチアイピース 惑星観察
(5)SV305デジアイピースの使用方法
(6)SVBONY SV305 取扱説明書
(7)IMX290NQV-SONY
(8)バローレンズ-Wikipedia
(9)SharpCap
(10)AUTOSTAKKERT!
(11)RegiStax6
(12)RegiStax-Wikipedia
(13)ImageMagick
(14)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(15)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(16)今日のほしぞら
(17)Stellarium-Web
(18)リゲル-Wikipedia
(19)シリウス-Wikipedia
(20)連星-Wikipedia
(21)カテゴリー 恒星(b)-KIMUKAZU blog
(22)R100SとSV305を用いた直焦点撮影(5)-goo blog
(23)R100SとSV305を用いた直焦点撮影(3)-goo blog
(24)リゲル-天体写真ギャラリー
(25)二重星(Double Star)-阿南市科学センター/天文館 - 冬の二重星
(26)シリウスBにご注目 - 阿南市科学センター / 天文館 blog
(27)Sirius B-西はりま天文台
(28)シリウスの伴星Bを観測するチャンス到来!-EYEBELL
(29)シリウスの伴星 観測好機-おさのフォト日記
(30)観察報告の集計-シリウスBチャレンジ
(31)観察しよう-シリウスBチャレンジ
(32)恒星-NAOJ
(33)天文年鑑2022年版、天文年鑑編集委員会 編、発行所 誠文堂新光社、2021年11月27日発行、pp.360-363.
(34)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.303-315.
(35)R100SとSV305を用いた直焦点撮影(2)-goo blog
(36)R100SとSV305を用いた直焦点撮影(3)-goo blog
(37)R100SとSV305を用いた直焦点撮影(8)-goo blog
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CUSTOM-80MとMars-C Ⅱを用いた直焦点撮影

2024-03-27 10:11:53 | 恒星(b)
(1)撮影概要
 ・撮影対象
  リゲル[19]
  シリウス[20]
 ・機材
  望遠鏡:CUSTOM-80M 910mm F11[1-4](ヤフオクで入手:中古)
  ファインダ:6x30ファインダー(FIELD 8°)
   ※接眼部追加:SVBONY SV108 1.25"ヘリコイドフォーカサー[5]
  イメージセンサ:Mars-C Ⅱ(SONY IMX662 1/2.8型 1936×1100 2.9μm)[6-7]
  フィルタ:Quad BP フィルター Ⅲ[9]
  架台:ポルタ経緯台
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.1[10] 撮影時間:約60秒(1000フレーム)、aviファイル
  スタック処理:AS!3(AutoStakkert!3)[11] 取り込みフレームの品質上位50%をスタック
  Wavelet処理:RegiStax6[12-13] AS!3からの出力画像(tif)をWavelet処理、傾き補正処理
  後処理:ImageMagick[14] bmp→jpg変換、リサイズ処理、トリミング処理、GIFアニメ合成
  画像解析:マカリ[15-16] レベル調整機能、対数表示機能、グラフ機能

(2)撮影結果

2024-03-22 19:29 リゲル
Mars-C Ⅱ(QBPⅢ), CUSTOM-80M 910mm F11
Gain 460, Exp. 60ms, WB(Auto)(B=6 G=0 R=17), 1936x1100, RGB24, FrameCount=1000, Duration=60.026s
※リゲル部分を2倍に拡大しトリミング(640x480)


マカリのグラフ機能(輝度分析)画面例
※リゲルAの中心から約13.5ピクセルの位置(離角:約8.9")にリゲルBの輝度のピークが確認できる


2024-03-22 19:25 シリウス(上が北)
Mars-C Ⅱ(QBPⅢ), CUSTOM-80M 910mm F11
Gain 300, Exp. 60ms, WB(Auto)(B=11 G=0 R=19), 1936x1100, RGB24, FrameCount=1000, Duration=60.030s
※シリウス周辺の8等星(画面右に1つ、画面下に1つ、合計2つ)が確認できるようにマカリでレベル調整を実施
※星図と比較し、傾き補正を実施[32]
※シリウスとその周辺の8等星付近をトリミング(1280x960)




シリウス(上が北)とシリウスBの計算軌道
上:シリウス部分を2倍に拡大し、トリミング(上が北:640x480)
※露出を変えた5枚の画像をGIFアニメに合成
中:マカリのグラフ機能画面例
※シリウスAの中心から約17ピクセルの位置(離角:約11.2")にシリウスBらしき星の輝度のピークが確認できる
下:2024年のシリウスBの計算軌道[32]とシリウスBらしき星の実測値
※シリウスBの計算軌道とシリウスBらしき星の実測値を比較(青色:計算値、赤色:実測値)

   計算軌道    実測値
年  位置角 離角  位置角 離角
   (°) (")  (°) (")
2024 60.2  11.3  61.6  11.2

・対物レンズ口径:80mm
・ドーズの分解能:1.45"
・イメージセンサ分解能:1.32"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)

(3)まとめ
CUSTOM-80MにMars-C Ⅱ(QBPⅢフィルタ付き)を取り付けて、直焦点撮影を試みた。
都内の星空において、リゲル、シリウスの撮影を試みた。
シリウス周辺の8等星を手がかりに星図との比較による傾き補正(上が北)を行った。
撮影画像をマカリで分析してシリウスBらしき星の離角と位置角を計測し、グラフにプロットした。

※CUSTOM-80Mは、C線とF線について色消しされているアクロマート鏡筒のようだ[36-38]
※QBPⅢフィルタを使用することで、青ハロ[25-26,39]が無くなり、画像がシャープになった

参考文献:
(1)ビクセン (企業)-Wikipedia
(2)天体望遠鏡、買いました-うららkaブログ版
(3)ビクセン カスタム80M
(4)機材紹介-Star Stars
(5)SVBONY SV108 1.25"ヘリコイドフォーカサー 焦点調節装置 フォーカサー リング付き
(6)Mars-C II USB3.0 Color Camera (IMX662)
(7)SONY IMX662
(8)S-series UV IR-CUT 1.25″ Filter
(9)Quad BP フィルター III
(10)SharpCap
(11)AUTOSTAKKERT!
(12)RegiStax6
(13)RegiStax-Wikipedia
(14)ImageMagick
(15)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(16)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(17)今日のほしぞら
(18)Stellarium-Web
(19)リゲル-Wikipedia
(20)シリウス-Wikipedia
(21)天文年鑑2024年版、天文年鑑編集委員会 編、発行所 誠文堂新光社、2023年11月30日発行、pp.200-201.
(22)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.303-315.
(23)恒星-NAOJ
(24)カテゴリー 恒星(b)-KIMUKAZU blog
(25)CUSTOM-80MとSV305を用いた直焦点撮影(16)-goo blog
(26)CUSTOM-80MとSV305を用いた直焦点撮影(4)-goo blog
(27)シリウスBにご注目 - 阿南市科学センター / 天文館 blog
(28)Sirius B-西はりま天文台
(29)シリウスの伴星Bを観測するチャンス到来!-EYEBELL
(30)シリウスの伴星 観測好機-おさのフォト日記
(31)観察報告の集計-シリウスBチャレンジ
(32)観察しよう-シリウスBチャレンジ
(33)シーイング-Wikipedia
(34)The Pickering Seeing Scale
(35)Astronomy Seeing Tokyo
(36)新機材が生えてきた②-あぷらなーと
(37)SE120は1本でも実用になる-あぷらなーと
(38)CP+2024のセミナーに登壇しました♪-あぷらなーと
(39)ネビュラフィルター:アクロマートの青ハロ対策
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コルキットスピカとSV305を用いた直焦点撮影(36)

2024-03-18 07:21:38 | 恒星(b)
(1)概要
 ・撮影対象(オリオン座)
  ベテルギウス[18,21-22]
  リゲル[19,21-22]
 ・機材
  望遠鏡:コルキットスピカ 420mm F11[1-2]
   ※接眼部の改造:SVBONY 望遠鏡レンズアダプター Tマウントアダプター
           SVBONY 望遠鏡マウントアダプター M42X0.75 1.25インチ接眼レンズアダプター
   ※アリガタ化:AstroStreet アリガタプレート 汎用スライドバー アリレール
  イメージセンサ:SVBONY SV305 CMOSイメージセンサ(SONY IMX290 1/2.8型 1920x1080 2.9μm)[4-6]
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[13] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[15]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.1[8] Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[9-10] 画像演算(左右反転、回転)
  画像補正:ASTAP[11] 自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理、fits→jpg変換
  画像処理:ImageMagick[12] トリミング処理、append処理

(2)撮影結果

2024-03-09 21:25 ベテルギウス
SV305, コルキットスピカ 420mm F11
Gain 400, Exp. 6sec, WB(B=231 G=128 R=270), 1920x1080, RAW16, StackedFrames=50, Total Exp. 300sec
※ベテルギウスを自動導入後、プレートソルブと同期を実施(SharpSolveを使用[14-15])
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理(右画像)を実施


2024-03-09 21:31 リゲル
SV305, コルキットスピカ 420mm F11
Gain 400, Exp. 6sec, WB(B=231 G=128 R=270), 1920x1080, RAW16, StackedFrames=50, Total Exp. 300sec
※リゲルを自動導入後、プレートソルブと同期を実施(SharpSolveを使用[14-15])
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理(右画像)を実施

・対物レンズ口径:40mm
・ドーズの分解能:2.90"
・イメージセンサ分解能:2.85"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x112(0.43°)

(3)まとめ
電視観望(Electrically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、コルキットスピカにSV305を取り付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載して直焦点撮影を試みた。
都内の星空において、ライブスタック機能を活用し、オリオン座のベテルギウス、リゲルの撮影を行った。
ここでは、撮影したFITS画像について、ASTAPを用いて自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理を試みた。

参考文献:
(1)コルキットスピカ
(2)コルキットの楽しみ方
(3)AstroStreet アリガタプレート 汎用スライドバー アリレール
(4)SVBONY SV305 CMOSカメラ 接眼レンズ 1.25インチアイピース 惑星観察
(5)SONY IMX290NQV
(6)SV305デジアイピースの使用方法
(7)SVBONY 1.25インチUV IRカットブロックフィルター
(8)SharpCap
(9)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(10)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(11)ASTAP, the Astrometric STAcking Program
(12)ImageMagick
(13)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(14)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(12)-goo blog
(15)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(16)-goo blog
(16)今日のほしぞら
(17)Stellarium-Web
(18)ベテルギウス-Wikipedia
(19)リゲル-Wikipedia
(20)オリオン座の恒星の一覧-Wikipedia
(21)オリオン座-Wikipedia
(22)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.266-273.
(23)恒星-NAOJ
(24)カテゴリー 恒星(b)-KIMUKAZU blog
(25)コルキットスピカとSV305を用いた直焦点撮影(24)-goo blog
(26)NewスカイステージとMars-C Ⅱを用いた直焦点撮影(26)-goo blog
(27)渡邉 耕平 著、”電視観望実践ガイドブック Ver 1.1”、サイトロンジャパン発行、2021年11月17日第二版発行.
(28)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(29)Windows MiniPCでヘッドレスリモートEAA環境ようやく全て動作(かな?)
(30)プレートソルビングが失敗する場合の解決策 まとめ
(31)SharpCapの新プレートソルブ「SharpSolve」-ほしぞloveログ
(32)コルキット・スピカで遊ぶ-ひめてんの星空と遊ぼう
(33)ひめてんの星空と遊ぼう
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