KIMUKAZU blog

健康とiMacに関する情報
最近は天体観察と公園散策の情報

WindowsPC環境におけるプレートソルビング(7)

2022-03-31 00:00:23 | AZ-GTi
(1)WindowsPC環境におけるプレートソルビング試行運用構成概要

WindowsPC環境におけるプレートソルビング試行運用構成例[20]
※鏡筒とイメージセンサの組み合わせで4種類の試行運用を実施

構成概要
 【ソフトウエア】
 ・イメージキャプチャ:SharpCap4.0[1] イメージキャプチャ、Plate-solve、ハード制御
 ・Plate-solve:ASTAP 0.9.587 & Large star database H18[2]
 ・ハードウエア・ラッパー:ASCOM - Platform 6.5SP1[3] & SynScan ASCOM Driver 1.3.0[4]
 ・AZ-GTiマウント制御:SynScan Pro 1.19.0[5]
 【ハードウエア】
 ・パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
 ・マウント:AZ-GTi赤道儀化マウント[6-7]
 (a)鏡筒:SVBONY SV165 120mm F4[8]
   イメージセンサ:SVBONY SV305(SONY IMX290NQV:1/2.8型 1920x1080 2.90μm)[10-11]
 (b)鏡筒:SVBONY SV165 120mm F4
   イメージセンサ:Player One Neptune-C Ⅱ(SONY IMX464 1/1.8型 2712x1538 2.9μm)[12-13]
 (c)鏡筒:MILTOL 200mm F4[9]
   イメージセンサ:SVBONY SV305(SONY IMX290NQV:1/2.8型 1920x1080 2.90μm)
 (d)鏡筒:MILTOL 200mm F4
   イメージセンサ:Player One Neptune-C Ⅱ(SONY IMX464 1/1.8型 2712x1538 2.9μm)

(2)WindowsPC環境におけるプレートソルビング試行運用結果
FOV(Field of view (height))値とプレートソルブ成功率(ASTAP)



FOV(height)値とプレートソルブ成功率(ASTAP)

(3)まとめ
天体の電視観望(Electronically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、WindowsPC環境にプレートソルビング・ソフトウエア(ASTAP)をインストールした。
また、鏡筒にSV165 120mm F4とMILTOL 200mm F4を用い、CMOSイメージセンサにSV305とNeptune-C Ⅱを使用した4種類の組み合わせで試行運用を行った。
上記の運用について、鏡筒とイメージセンサで決まるFOV(Field of view (height))値[25]とプレートソルブ成功率について、評価を行った。
その結果、試行例数はまだ少ないものの、FOV値が1°より大きくなればプレートソルブ成功率が高くなり、2°以上あれば、90%近い成功率で運用可能なことがわかった。
今後は、安定的な運用を目的に、失敗の原因分析と、さらなる運用上のノウハウ蓄積を行っていく。

参考文献:
(1)SharpCap
(2)ASTAP, the Astrometric STAcking Program
(3)ASCOM - Standards for Astronomy
(4)ASCOM Driver - Sky-Watcher
(5)SynScan App - Sky-Watcher
(6)Sky‐Watcher AZ-GTiマウント
(7)カテゴリー AZ-GTi-KIMUKAZU blog
(8)SVBONY SV165 コンパクトガイドスコープ 30mm/120mm F4
(9)テレスコープ 200mm F4レンズキット
(10)SVBONY SV305 CMOSカメラ 接眼レンズ 1.25インチアイピース 惑星観察
(11)IMX290NQV
(12)Neptune-C II USB3.0 Color Camera (IMX464)
(13)SONY IMX464LQR
(14)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(15)WindowsPC環境におけるプレートソルビング-goo blog
(16)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(2)-goo blog
(17)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(3)-goo blog
(18)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(4)-goo blog
(19)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(5)-goo blog
(20)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(21)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(22)Windows MiniPCでヘッドレスリモートEAA環境ようやく全て動作(かな?)
(23)Solver - Usage as a solver with other programs - Using as SharpCap
(24)プレートソルビングが失敗する場合の解決策 まとめ
(25)Conditions required for solving
(26)【電子観望をさらに快適に】 SharpCap + AZ-GTi でプレートソルビング
(27)リベンジ!! プレートソルビング
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3月の武蔵関公園(4)

2022-03-30 00:00:24 | 武蔵関公園

メタセコイア[2]


カワセミ[3]


桜[4-5]




富士見池[1]
※ICE[6]でパノラマ合成


ボート乗り場[1]

参考文献:
(1)武蔵関公園-Wikipedia
(2)メタセコイア-Wikipedia
(3)カワセミ-Wikipedia
(4)サクラ-Wikipedia
(5)ソメイヨシノ-Wikipedia
(6)Image Composite Editor - Microsoft Research
(7)カテゴリー 武蔵関公園-KIMUKAZU blog
(8)武蔵関公園の桜-goo blog
(9)武蔵関公園の桜(2)-goo blog
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3月の六義園

2022-03-29 00:02:36 | 六義園





シダレザクラ[1,4]


出汐湊[1]
※ICE[5]でパノラマ合成


藤代峠[1]
※ICE[5]でパノラマ合成


滝見茶屋[1]




吹上茶屋[1]

参考文献:
(1)六義園-Wikipedia
(2)サクラ-Wikipedia
(3)ソメイヨシノ-Wikipedia
(4)シダレザクラ-Wikipedia
(5)Image Composite Editor - Microsoft Research
(6)六義園の桜-goo blog
(7)12月の六義園-goo blog
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石神井川の桜

2022-03-28 00:01:36 | 









石神井川の桜[1-5]

参考文献:
(1)石神井川-Wikipedia
(2)サクラ-Wikipedia
(3)ソメイヨシノ-Wikipedia
(4)武蔵関駅-Wikipedia
(5)西武新宿線
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MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(10)

2022-03-27 00:01:30 | 銀河(b)
(1)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象(おおぐま座)
  M82[23,24-27]
 ・機材
  望遠鏡:MILTOL 200mm F4[1-2]
  ファインダ:レッドドット ファインダ
   ※MILTOLへのファインダ台座取付けは、参考文献[4]を参照した。
  イメージセンサ:SVBONY SV305 CMOSイメージセンサ(SONY IMX290 1/2.8型 1920x1080 2.9μm)[5-10]
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[16-19] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[20]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[12] Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[13-14] 画像演算(左右反転、回転)、fits→tif変換
  画像処理:ImageMagick[15] tif→jpg変換、トリミング処理

(2)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影結果

2022-03-24 21:54 M82
SV305, MILTOL 200mm F4
SV305, Gain 300, Exp. 2sec, WB(B=250 G=128 R=229), 1920x1080, RGB24, StackedFrames=150, Total Exp. 300sec
※M82を自動導入、プレートソルブと同期は失敗


※M82付近をトリミング(1024x768)

・対物レンズ口径:50mm
・ドーズの分解能:2.32"
・イメージセンサ分解能:5.98"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x53(0.90°)

(3)まとめ
電視観望(Electrically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、MILTOL200mmにSV305を取り付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載して、直焦点撮影を試みた。
ここでは、おおぐま座のM82の撮影を試みた。
都内の月はないが、薄雲のある星空において、プレートソルビング技術を応用し、目的とする天体を望遠鏡視野へ導入することを試みた。
しかし、薄雲の影響かプレートソルビングは失敗した。
一方で、ライブスタック機能を活用することで、天体の撮影はできた。

参考文献:
(1)MILTOL 200mm F4レンズ
(2)テレスコープ 200mm F4レンズキット
(3)SVBONY SV182 6X30 十字線入り 90°正立ファインダー 90°直角プリズム ブラケット付属
(4)【お詫びと訂正】~MILTOLのファインダー台座の件 2020/08/06-中川光学研究室ブログ
(5)SVBONY SV305 CMOSカメラ 接眼レンズ 1.25インチアイピース 惑星観察
(6)SV305デジアイピースの使用方法
(7)SVBONY SV305 取扱説明書
(8)Svbony SV305 Camera FAQ
(9)SVBONY
(10)IMX290NQV
(11)SVBONY CLSフィルター 1.25インチ光害カットフィルター 天体観察 天体撮影
(12)SharpCap
(13)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(14)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(15)ImageMagick
(16)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(17)AZ-GTi赤道儀化マウント(2)-goo blog
(18)AZ-GTi赤道儀化マウント(4)-goo blog
(19)AZ-GTi赤道儀化マウント(5)-goo blog
(20)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(21)今日のほしぞら
(22)Stellarium-Web
(23)M82 (天体)-Wikipedia
(24)おおぐま座-Wikipedia
(25)銀河-Wikipedia
(26)不規則銀河-Wikipedia
(27)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.57-64.
(28)カテゴリー 銀河-KIMUKAZU blog
(29)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(6)-goo blog
(30)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(9)-goo blog
(31)メシエ天体-NAOJ
(32)電視観望に挑戦してみよう-ほしぞloveログ
(33)EVO GUIDE50EDとSV305-SJでの電視観望、もう少し突っ込んでみる-ほしぞloveログ
(34)超コンパクトな電視観望システム-ほしぞloveログ
(35)意外な伏兵、Kenko Miltol 200mm F4
(36)投稿:MILTOL200mmF4テレスコープモデルによる電子観望 2020/08/02-中川光学研究室ブログ
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