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福島第1原発汚染水「背水」の処理、タンク増設もう限界【何十年も終わらない放射能汚染、海を壊し】

2013-03-02 16:19:10 | 脱原発
福島第1原発汚染水「背水」の処理、タンク増設もう限界【何十年も終わらない放射能汚染、海を壊し】

毎日、増え続ける放射能汚染水、
それもセシウムしか取り除けない汚染水処理装置。


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そのセシウムしか取り除けていない放射能汚染水を
処理タンクが満杯になるから海に放出する計画という。

漁業関係者怒りは、当然だが、日本国民の怒りは少ない。

日本国は、海と魚と漁師をひたすら犠牲にするのだろうか。

半永久的に処理タンクを増設しなければならない原発事故。
しかし、いまでも増設可能の敷地は少ない。。

溶融燃料手つかず。 溶けた燃料をどうやって取り出すかは
まだ検討段階で、長期的取り組みを着実に進められるかが課題だ。という。

福島原発事故の放射能汚染は、今日も、明日も、そして
何十年、半世紀、、もっと、、。
さらに、増え続ける放射能汚染物は、、。

それでも、原発事故は収束したといい、
原発を推進する日本という国家。

その政権に浮かれ支持する国民がいる。。日本。

基準順守なら運転延長、原発40年原則越えても【狂気、老朽化原発は大爆発する】 原子力規制委-gooブログ
http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/0bfff1c69aa8073d1fb434393ec06621

日本人の野蛮性(原発事故の現象)【原発事故で見られたような残虐さは歴史的あったのだろうか?】-gooブログ
☆ナチスがアウシュビッツで
☆ユダヤ人の大量虐殺をしたときの社会現象とまったく同一である。
http://blog.goo.ne.jp/kimito39/e/910a5a00837003f2f421029513920112
…………………………………………………………

以下、河北新報 福島民報 47newsより
…………………………………………………………

☆稼働中の淡水化装置では放射性セシウム以外は除去できず、
☆処理後も完全浄化まで貯蔵を強いられる。

☆漁業関係者怒り、東電の汚染水処理方針

☆東電は処理水を最終的に海へ放出する考えだが、漁業関係者が反発し、
☆最終処理の見通しは立っていない。

☆たとえ処理済みだとしても汚染水を再び海に流すなんて言語道断。
☆漁業者の思いを踏みにじる対応で、
☆受け入れられるわけがない」と反発している。

☆溶けた燃料をどうやって取り出すかはまだ検討段階で、
☆長期的取り組みを着実に進められるかが課題だ。

☆タンクは既に敷地を埋め尽くすように並び、
☆用地に余裕があるようには見えない

☆地下水の流入は止まらず、さまざまな濃度の汚染水に姿を変え続ける。


河北新報より
………………………

【福島第1原発 汚染水「背水」の処理タンク増設もう限界】

東京電力は1日、福島第1原発を報道機関に公開した。
原子炉建屋内の放射能汚染水を取除いてためる
貯蔵エリアが初めてオープンにさ れた。
汚染水処理は廃炉作業の目下の最大の懸案で、貯蔵容量の限界が迫る中、
タンクの増設 でしのぐ背水の処理が続く。(福島総局・若林 雅人)

巨大なタンク群が目の前に現れる。通称「セ ントン」。

放射能汚染水を1個約1000トン 貯蔵している。
1~4号機の建屋内には事故直後に溶けた燃 料を冷やした大量の水に加え、
1日約400トンの地下水が流れ込む。

稼働中の淡水化装置では放射性セシウム以外は除去できず、
処理後も 完全浄化まで貯蔵を強いられる。
貯蔵量は現時点で26万トンで、飽和量の約32万トンに迫る。

東電は2014年前半までに約8万トンのタンクを増設し、
敷地を造成し て15年度までに計70万トンの容量を確保する計画だ。

タンクは既に敷地を埋め尽くすよう に並び、用地に余裕があるようには見えない。

高橋毅所長も「地盤調査の必要があり、
70 万トンを現時点で確保できるとは言えない」と認める。

62の放射性物質を除去する多核種除去設備(ALPS)も公開された。
1日約500 トンの処理能力があり、汚染水浄化の切り札と言われる。
12年秋に稼働を始める予定だったが、
廃棄物保管容器の強度不足が判明し、今も稼働に至っていない。

完成した設備に人影はなく、
荒涼とした雰囲気が漂っていた。
ALPSは処理水がいったん敷地内に保管される。

東電は処理水を最終的に海へ放出する考えだが、漁業関係者が反発し、
最終処理の見通しは立っていない。

地下水の流入は止まらず、さまざまな濃度の汚染水に姿を変え続ける。

方丈記の冒頭「 ゆく河の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず」が頭をよぎる。

◎重装備に全面マスク/収束作業、苦難との闘い

福島第1原発事故の収束作業に当たる作業員3人が1日、
福島県楢葉町のJヴィレッジ で報道陣の取材に応じ、
高い放射線量や気象条件と闘いながら続く作業の実態を語った。
「臭いも色もなく、慣れるとだんだん恐怖感がなくなってくる」
3号機のがれき撤去を担う鹿島福島工事事務所工事課長の
小林弘茂さん(45)は、放射線対策の難しさを挙げ、
「作業員をいかに被ばくさせない作業計画を立てるかに苦心して いる」と語った。

3号機は水素爆発して燃料が溶け、建屋上部の放射線量が
毎時500ミリシーベルトと 高い。
作業は数百メートル離れた場所から無人のクレーンなどの重機を遠隔操作して実施している。

「人類の誰も経験したことのない作業に使命感を持ち、技術を駆使して挑んでいる。
何とか役に立ちたい思いで作業していることを分かってほしい」と涙ぐんで訴えた。

日立GEニュークリア・エナジーの現場事務所長河合秀郎さん(58)は
4号機からの 燃料取り出しのため建屋をカバーで覆う工事に当たる。
「重装備に全面マスク。15分で 汗だくになり、下手すれば倒れる」と
夏の熱中症対策が課題と話す。

4号機は建屋上部のがれき撤去が進む。
「事故直後は命の危険を感じた場面もあったが 、
1週間後には復旧の道筋が見えてきた」と言う。
下請けの播州基礎興業(兵庫県姫路市)の名里之宏さん(52)は
海への汚染水流出を 防ぐ遮水壁の設置作業を担当している。
「こっちの環境に不慣れで、凍った現場で足を滑 らせている」と
冬場の作業の難しさを明かした。

河北新報2013年03月02日より
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/03/20130302t63023.htm

……………………………

【漁業関係者怒り 東電の汚染水処理方針】

東京電力が24日、福島第一原発の放射性物質を含んだ汚染水について処理装置で
放射性物質を除去した後に海に放出する方針を明らかにしたことに対して、
県内の漁業関係者からは怒りの声が上がった。

県漁連の野崎哲会長は「多核種除去設備(ALPS)の
稼働については以前から容認できないと東電に伝えている。

東電から正式な報告は受けていないが今後も反対の姿勢に変わりはない」と強調した。

いわき市漁協は22日に試験操業検討委員会を開き、
底曳部会が提案した試験操業の9月開始を目標とする案を了承している。
県漁業協同組合青壮年部連絡協議会長で市漁協に所属する

吉田康男さん(45)=同市久之浜町=は
「原発事故から2年近くたって試験操業に向けてようやく
スタートラインに立てたばかりだ。到底、受け入れられる話ではない」と憤る。

相馬双葉漁協は本県沖での漁業再開を目指して昨年6月から試験操業を続けている。

遠藤和則総務部長(57)は
「たとえ処理済みだとしても汚染水を再び海に流すなんて言語道断。
漁業者の思いを踏みにじる対応で、
受け入れられるわけがない」と反発している。

福島民報2013/01/25より
http://www.minpo.jp/news/detail/201301256241

…………………………………

【増え続ける汚染水、福島第1原発 事故2年、溶融燃料手つかず】

東京電力は1日、福島第1原発事故発生から
2年を前に廃炉に向けた作業現場の状況を報道陣に公開した。
放射性物質を含む汚染水 は増え続け、敷地内には貯蔵タンクが立ち並ぶ。

溶けた燃料をどうやって取り出すかはまだ検討段階で、
長期的取り組みを着実に進められるかが課題だ。

11月には4号機の原子炉建屋上部にある
使用済み核燃料プールから燃料の搬出を始める予定で、
クレーンを備えた新たな設備の建 設が建屋のそばで進む。

一方、保管中の汚染水は26万立方メートル。
貯蔵容量はあと6万立方メートルしかない。
東電は2015年には70万立方メートル分のタンクが必要として、増設を進める。

2013/03/01 18:40 【共同通信】 47newsより
http://www.47news.jp/CN/201303/CN2013030101002182.html

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