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東京の人たちも「立派な被曝者」96歳 肥田舜太郎医師『さようなら原発1000万人アクション』

2013-10-18 10:35:32 | 脱原発
東京の人たちも「立派な被曝者」

  96歳 肥田舜太郎医師

『さようなら原発1000万人アクション』


JanJanBlogより
http://www.janjanblog.com/archives/101733

  ◇◆◇ 東京の人たちも「立派な被曝者」 ◇◆◇

 いま福島で起きていることを遠い場所で起きている不幸とは思わないことです。

今日ここにいる人たちは、私の目から見れば、もう全員が立派な被曝者です。

みなさんは、全員が放射能の「つぶ(粒子)」を体内に取り込んでいます。
体内に取り込まれた放射能の「つぶ」は、ゆっくりと時間をかけて、みなさんの体を破壊していくのです。

 最近出版されたチェルノブイリ原発の事故報告書では、放射能に汚染された地域に住んでいる人たちの7割は病人で、健康な人は3割しかいません。

 被曝者は、チェルノブイリでも福島でも、そういう運命をたどるのです。ですから、私たちは、(原発事故にも放射能にも負けないというように)神経を太くして、過去の事例から正しく学ばなくてはいけません。

 いま福島の人たちが苦しんでいることを、わが身に置き換えて考えましょう。

 そして、原発の無い社会を作るために、今晩から、あしたから、行動しましょう。ただ友だちとしゃべったり、考えたりするだけではなく、具体的な行動を一人ひとりが起こしていく――
 そして、自分たちが死ぬまでに日本から原発を無くせるようにする、このことを今日みなさんとの《約束》にしたいと思います。


◇◆◇ 68年前の、アメリカによる“口封じ” ◇◆◇

◇◆◇ アメリカ研究機関が日本人を“モルモット”に… ◇◆◇

◇◆◇ 原発事故に対して、誰も「オレは関係ない」とは言えない ◇◆◇


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原爆、被爆被害『米国が口封じ』肥田舜太郎氏の遺言。日本国民が放射線の被害に無知な理由。

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東京はすでにチェルノブイリ級の放射能汚染のもとにある。放射能汚染とオリンピック。兵頭に訊こう




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JanJanBlog 2013年 10月 14日より
…………………………………………………

96歳 肥田医師 〈原発・基地・核兵器〉 すべての廃絶に向けて

2013年 10月 14日 01:27
【取材ニュース】 <原発> <市民活動> <平和>

三上英次

 10月13日、首都圏反原発連合、さようなら原発1000万人アクション、原発をなくす全国連絡会の3団体共催で〈1013 原発ゼロ☆統一行動〉が企画された。日比谷公会堂での集会では、96歳の医師・肥田舜太郎氏が2000人を超える参加者らに「孫の代にまで原発事故のあと始末を押しつけないように」と強く呼びかけた。以下は、そのスピーチ要旨である。


人、人、人…日比谷公会堂は1、2階席も含めてすべて埋まり、それでもなお、会場の周囲は入り切れなかった人であふれた。(撮影・三上英次 以下同じ)

  ◇◆◇ 68年前の、アメリカによる“口封じ” ◇◆◇

 世界で初めて放射線で人を殺す原子爆弾が、広島、長崎に投下され、私も広島で被曝(ひばく)、命は助かって、今日まで多くの人の診療に携わって来ました。いま、当時私が治療して生き残っている人はほとんどいません。医師として何の役にも立てなかったのではないかという思いにもなることがあります。

 あの68年前の原子爆弾について、実際の被害が、実は放射線による被害(注:内部被曝)であったとすぐに思いつくことの出来る人は少ないのです。たいていの人は、原爆の熱戦に焼かれて、多くの人が一瞬にして亡くなったと思っていますが、本当はそうではな(く、内部被曝による影響が大き)いのです。

 日本人の多くが、そのように誤って考えるようになった理由は、原爆を落とした当のアメリカが、(内部被曝によって)人々が続々と死に始めているその時に、放射線の「つぶ」が体内に入ること(注:これが内部被曝)の健康への影響は「無い」とだまし続けたからなのです。

 「みなさんの受けている被害は、アメリカの軍事秘密である。したがって、人に話してはいけない。友だちにも兄弟にも親にも言ってはいけない。医師は、原爆の後遺症で苦しむ人たちを診察するだろうが、それについて記録したり、論文に書いたり、仲間内で話し合ったり、その症状について研究したりすることはかたく禁止する」と、アメリカは一般の人たちと医師らへ、原爆投下直後から通知を出したのです。

 いまも日本の国民が放射線についてほとんど無知であることの背景には、原爆による内部被曝で死んでいく患者が数多く出ているさなかに、医師らにそういうアメリカからの命令が下されたという歴史的な事実があるのです。世界で初めて人々が経験した、(内部被ばくという)不思議な人体の状態について、誰も知ることができないように、68年前に“口封じ”がされたのです。


「今日は、みなさんにひとつ【約束】をしてもらいたい」
――68年間にわたり、一貫してアメリカをはじめとする世界の“核”勢力と闘って来た肥田医師の言葉はたいへん力強かった!

  ◇◆◇ アメリカ研究機関が日本人を“モルモット”に… ◇◆◇

 原爆投下直後に、「ABCC」という研究機関が作られました〔注〕。これは、日本の被曝した人々に対して「検査はするが治療はしない」という機関で、広島・長崎での被曝者らが“いけにえ”にされたのです。

〔注〕Atomic Bomb Casualty Commission … 原爆傷害調査委員会。略称「ABCC」。その後、ABCCは1975年に放射能影響研究所(放影研)に改組される。放影研理事長講演を発端とした法政大学学生の無期停学処分事件については《関連記事》の(4)を参照のこと。

 アメリカは、内部被曝等について研究する日本人がいないか、厳重に見張っていて、そういう者が見つかるとすぐにクビにするということをやりました。私も旧陸軍病院だった国立病院で働いていましたが、「方針に従わない」ということで、マッカーサーによる首切りに遭いました。アメリカは、そうやって日本人を“モルモット”にして実験をして来たのです。

 だから、日本の医学(界)というのは、放射線障害について治療する手立ての無いままに68年間が経過したのです。たとえ、原爆を落としたとしても、戦争が終わり平和になってから、患者さんたちを診察し、治療し、そうして苦労しながらも研究を続けていたら、いま福島で起こっている放射線被害はもっともっと正しく見ることが出来ただろうし、有効な対策も立てられたに違いないのです。

 アメリカが日本人を“モルモット”として扱ったために、(原爆が投下されてから)68年も経った今も、原爆症のために死んでいく人たちがいます。そういう状況にもかかわらず、アメリカは何の責任も取らず、どうかすると「原爆投下は正しかった」などと言って開き直っているのです。そして原発や核兵器を作る企業が金もうけできるような世の中になってしまっています。あと1回でも、福島のような事故が起きたら、おそらく日本は滅びるでしょう。

 福島の原発事故で、出続ける放射線について、止める方法はありません。日本では、毎日まいにち、被曝者が作られつつあります。にもかかわらず、日本の医師らは、誰も診療も治療もできません。誰にも内部被曝に関する知識が無いのです。そういう状況にどうしてなってしまったのか、考えてみる必要があります。

会場に入れなかった人たちは、日比谷公会堂を取り巻いて、スピーカーから流れて来る肥田氏の一言ひとことに耳を傾けた。

  ◇◆◇ 原発事故に対して、誰も「オレは関係ない」とは言えない ◇◆◇

 原発が(50基以上も)日本で作られてしまったことは、みなさんの責任です。「オレは関係無い」と言える人は一人もいません。これから先、みなさんの生き方や行動によっては、あなたがたの孫やひまごの代まで、原発事故のあと始末が押しつけられることになります。しかし、そうやって、今の原発事故のあと始末を、あとの世代に押しつけて先に死んでいくようなことは許されないのです。

 みなさんは、自分たちが死ぬまでに、福島の原発(から漏れ出る放射性物質)を止め、日本の原発の火を消し、自分たちの孫、曾孫(ひまご)、玄孫(やしゃご)たちが、そういうことをしないで済むように、後始末をしないといけません。

 今日は、みなさん一人ひとりが《約束》をして帰ってください。あと30年ぐらいしか生きない人もいるでしょう、50年ぐらい生きる人もいるかもしれない(笑)。しかし、これから先、何年生きようと、【いまある原発をすべて止めて、廃炉にしてから死ぬ】というのが、今の日本人、みなさんの責任なのです!

肥田医師の前には、福島県から〈鮫川村焼却炉問題連絡会〉の和田央子さんから、8月29日に爆発事故を起こした、環境省の小型焼却炉をはじめ、住民不在で秘密裏に事が進められていく現状について報告がされた。〈鮫川村焼却炉問題連絡会〉で検索すると、FaceBookやブログが見られる。

  ◇◆◇ 東京の人たちも「立派な被曝者」 ◇◆◇

 それから、全国の仲間とともに連帯して、日本に持ち込まれている核兵器をアメリカに持ち帰ってもらいましょう。戦後68年も経っているのに、日本国内にアメリカの基地があることが、そもそもおかしいことなのです。

 私たちの孫の世代の人間が、核や放射能を恐れずに生きていけるような社会を私たちが作らないといけません。

 いま福島で起きていることを遠い場所で起きている不幸とは思わないことです。今日ここにいる人たちは、私の目から見れば、もう全員が立派な被曝者です。みなさんは、全員が放射能の「つぶ(粒子)」を体内に取り込んでいます。体内に取り込まれた放射能の「つぶ」は、ゆっくりと時間をかけて、みなさんの体を破壊していくのです。

 最近出版されたチェルノブイリ原発の事故報告書では、放射能に汚染された地域に住んでいる人たちの7割は病人で、健康な人は3割しかいません。被曝者は、チェルノブイリでも福島でも、そういう運命をたどるのです。ですから、私たちは、(原発事故にも放射能にも負けないというように)神経を太くして、過去の事例から正しく学ばなくてはいけません。

 いま福島の人たちが苦しんでいることを、わが身に置き換えて考えましょう。そして、原発の無い社会を作るために、今晩から、あしたから、行動しましょう。ただ友だちとしゃべったり、考えたりするだけではなく、具体的な行動を一人ひとりが起こしていく――そして、自分たちが死ぬまでに日本から原発を無くせるようにする、このことを今日みなさんとの《約束》にしたいと思います。

(了)

※適宜表現を補い、小見出しをつけた。

※当日のデモの様子: http://www.janjanblog.com/archives/101790

日比谷公会堂からデモの出発場所に向かう、ルポライターの鎌田慧氏と、「首都圏反原発連合」のミサオ・レッドウルフさん。この日、〈1013 NO NUKES DAY〉には、のべ4万人の参加があった(主催者発表)。その4万人という数の大きさ――14時半に出発したデモ隊だが、18時を過ぎてもまだゴールせず、日比谷公園近くを周回するデモの隊列が見られた。それほどの人波であった。

  《関連記事》

(1)〈フクシマの悪夢〉を隠したい人たち―例えば、WHO?―

http://www.janjanblog.com/archives/93077

(2) バンダジェフスキー博士《内部被曝》への警鐘

 http://www.janjanblog.com/archives/98749

(3) 肥田舜太郎医師 講演録

http://www.janjanblog.com/archives/81777

(4) 放影研理事長講演に抗議した法大生が無期停学に

http://www.janjanblog.com/archives/91786

JanJanBlog 2013年 10月 14日より
http://www.janjanblog.com/archives/101733

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