kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

神戸・須磨寺 ④「写経輪堂・福禄寿尊・弁慶の鐘」6月17日(金)

2022年07月16日 | 兵庫・神戸市ほか
神戸市須磨区・大本山 須磨寺は広大な敷地なので
須磨寺の記事タイトルに、歩いてきた順番を入れました。


③の「源平の庭」から「経塚」→「植桜記碑」を通り
ここは唐門へ上がる階段の下です。


階段を上がって行きます「合掌」。


振り返ると、右下に「蓮生院」が見えています。


唐門の前まで上がってきました。


「合掌」です。


唐門を入ると右側に、鐘楼とお堂が見えます。

文殊菩薩 写経輪堂

お堂は「写経輪堂」でした。


写経輪堂は←方向に回転します。


一周させると一回写経したことになるそうです。

神戸七福神霊場「福禄寿尊」

写経輪堂の後ろにあるのは「福禄寿尊」

「福」は幸せ、「禄」はお金、「寿」は長生き。
私達の願いを名前で示す福の神が、福禄寿尊です。福も禄も寿も頭を使わなければ、と長い頭が示し、笑う門には福来る、とにこやかなお顔でさとされます。笑いながらこの福禄寿尊の頭をなでるとボケ封じに、又、福禄寿尊の体をなでるとガン封じになるといわれる有難い”撫で仏様”でした!

弁慶の鐘

須磨寺の銅鐘は、銘文から安養寺(神戸市北区山田町原野)にあったもので、1460年(長禄4年)に丹治直則が鋳造したものです。


時代は異なるが、一ノ谷の戦いで、弁慶が長刀の端にかけ、もう一方の端には提灯を吊るして陣鐘の代わりにしたという伝説から「弁慶のつり鐘」と呼ばれ親しまれてきました。


私も撞かせて頂きましたが、ゴ~~~ンとええ音でした。

「提灯に釣り鐘」という諺は、この伝説から生まれたのだとか・・・現在、鐘楼に吊るされているのは複製で実物は宝物館に展示されています。


この後は、本堂から大師堂へとつづきます。
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神戸・須磨寺③「源平ゆかりの名刹 源平の庭」6月17日(金)

2022年07月12日 | 兵庫・神戸市ほか
2022年6月28日(火)に「九州北部・四国・中国・近畿・北陸が梅雨明けしたとみられる」と気象庁の発表がありました。 でも、梅雨明けの数日後から今朝も梅雨のような雨の日が続いています。


手水処「弘法岩五鈷水」のつづきです。


正面の山は一の谷に繋がる山です。
「源平の庭」は、この道の左にあります。


左の道に入ると、蕪村の句碑がありました。
「笛の音に 波もよみくる 須磨の秋    蕪村」

須磨寺には、句碑・歌碑 他など合わせて24の碑があるそうです。
左に見える建物は、通り過ぎてきた「楼寿院」です。

源平の庭

句碑のすぐ右に見えるのが「源平の庭」でした。

源平の庭は、一の谷の戦いでの
平敦盛と熊谷直実の一騎打ちの場面を再現した庭です。

源平合戦は、1180年の以仁王の反乱から1185年の壇ノ浦の戦いまでの5年間の源氏と平氏の争いのことです。

平 敦盛(たいら の あつもり)

笛の名手「平 敦盛」は
平安時代末期の武将。平清盛の弟・経盛の末子。

平家一門として、一ノ谷の合戦に出陣しましたが
16歳の若さで命を散らした悲劇の貴公子です。

熊谷 直実(くまがい なおざね)

一の谷の戦い(1184年)で、自分の息子と同年代の平敦盛を討ち取ってからは戦場に姿を見せなくなり、出家して名を「法力房蓮生(ほうりきぼうれんせい)」と改め、法然上人の門に入り修行に励みました。


直実は法然上人の勧めによって、建久元1190年に高野山で敦盛の七回忌法要を執り行い、青葉の笛は須磨寺に奉納され宝物館で保管されています。

多くの人に歌われた「青葉の笛」は
熊谷直実に討たれた平敦盛が身に着けていた竹笛のことです。
宝物館で「青葉の笛」を見ることが出来るので楽しみです。

経塚

宝物殿の近くにある経塚です。
濱田篤三郎(竹坡)翁が、明治39年(1906)に建立しました。

濱田篤三郎氏は
東の渋沢栄一、西の濱田篤三郎と言われるほど
大物の実業家だったそうです。

植桜記碑

「花千母登 むかし稚木の さくら哉   神田松雲」


写真左の「源平の庭」から「経塚」→「植桜記碑」を通り


唐門へ上がる階段の下に出てきました。

この後も長くなるので、次へとつづきます。
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神戸・須磨のお大師さんの名で親しまれている②「須磨寺(福祥寺)」

2022年07月10日 | 兵庫・神戸市ほか

大本山 須磨寺「祈りの回廊 亜細亜万神殿」を出たつづきで


いま「須磨寺」の案内図の前(現在地)にいます。

正覚院(しょうかくいん)

亜細亜万神殿の斜め前にある「正覚院」へ

現存する塔頭寺院の一つで、大正十四年失火で焼失し
昭和十三年に現在地に再建されました。


本尊は愛染明王で、衆生済度のため三目六臂の身を現じ
知恵の弓、方便の矢を御手に執持し


貧窮・飢渇・疾病・災難等の苦厄を払い、幸運をひらき
無量の福徳、愛敬を授けて下さいます。

仁王門

龍華橋が工事中だったので、正覚院の横から


仁王門の前に来ました。


仁王像は金剛力士像とも呼ばれ
開口の阿形(あぎょう)像と


口を結んだ吽形(うんぎょう)の2体が1対となって
門の両側で参拝者を迎えてくれます。

須磨寺観音池

仁王門を入ると右に説明板があり


側面の千体仏とわらべ像が、観音池を囲んでいる
睡蓮の花が咲く「かめの池」でした。


国内全域で外来生物の飼育放棄や遺棄が主な原因で
古くから日本に住む水生動物への、悪影響拡大の問題と同じで


須磨で生まれ育った水生動物が
今まで見られていたカメ類等も見ることが出来ないと危惧し


観音池は、鯉と須磨で育ったクサガメの棲みかとなりました。

弘法岩五鈷水

境内にある「五鈷水」は須磨寺の手水処で・・・


須磨寺の裏山から湧き出た水でした。

真言宗須磨寺派の本山「須磨寺」

須磨寺が、こんなに広大な敷地のお寺だと知り驚きました。

正式名は上野山福祥寺(じょうやさんふくしょうじ)ですが
古くから「須磨寺」の通称で親しまれています。

平敦盛遺愛の「青葉の笛」や「弁慶の鐘」、敦盛首塚など
多数の重宝や史跡から「源平ゆかりの古刹」として知られています。
「源平の庭」へ向かいますが、次へと続きます。
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安倍晋三元首相が銃撃されて午後5時3分に亡くなられました。

2022年07月08日 | Weblog
安倍晋三元首相(67)が奈良市で街頭演説中、7月8日11時30分ごろ元海上自衛隊の山上徹也容疑者(41)に銃撃され頸部に銃創傷が2カ所で傷は心臓まで到達していました。

心肺停止状態で奈良県立医科大附属病院へ救急搬送されましたが、午後5時3分に失血死でお亡くなりになられました。

演説を始めた阿部元首相の後ろに犯人が見える映像を見ると、一瞬の出来事で事件時の警備体制など問われていますが、選挙旅説中の警備の難しさもあったようです。

総理就任前から北朝鮮による拉致問題に関わり、解決に向けて最重要課題として取り組んでいたことが印象に残っています。

日本でこんな事が起こるとは残念です。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。


そして、全国では新たに5万107人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。 感染者が5万人を超えるのは3カ月ぶりで、東京都で確認された感染者は8,777人でした。
小池知事が「第7波に入ったとも考えられる」の発言も・・・

6月上旬には検査を受けた患者のうち陽性の人は1割前後でしたが、7月からは7割ほどまで増えているそうです。4回目のワクチン接種は前回の接種から5か月がたった60歳以上の人などを対象に進められていますが、もう~接種したくない気分です。
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神戸市須磨区・大本山 須磨寺①「祈りの回廊 亜細亜万神殿」

2022年07月03日 | 兵庫・神戸市ほか
友人から、三好山のお誘いがあって嬉しかったのですが・・・
コロナでプール通いを止めてから「砂浜を歩きたい!」と思っていたので
リクエストすると「須磨」へ行くことになり、願いが叶いました。(^^♪

6月17日(金)、須磨まで行けるのだったら
まだ行ったことの無い「須磨寺」にも行きたくなり・・・


山陽線の「月見山駅」から乗り換えて


須磨寺駅へ


初めて来た駅「須磨寺駅」です。


須磨寺の参道でもある「須磨寺前商店街」です。


ツバメが低飛行で、商店街の閉まっている軒下へ行くので


軒下を覗いて見ると、ツバメの可愛い子供たちがいました。

ーーー友人の写真ーーー

私が「逆光で、うまく撮れない。」と言っていたので
友人が送ってきてくれました。


エサを与えている一瞬に撮った写真があったので驚きました!
私も、こんな写真が撮りたかったです。

かわいい写真なので、ブログに残させて頂きました。
ありがとう~ございます。(^^♪

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

弘天さんの由来

七歳の弘法大師と、五歳の天神様が一緒に祀られており、お二人の一字づつを頂いた「弘天さん」です。須磨寺と網敷天満宮を結ぶ道は「知恵の道」と
呼ばれ、親しまれてきました。


丸に五角形の大きな穴が開いている石は「知恵の輪くぐり」といい、この五角形の穴を通って「弘天さん」をお参りすると、入学や資格試験等を通り抜けることが出来ると言われているそうです。


それでは、須磨寺に向かいます。(^^ゞ


正面が須磨寺ですが、右に建物があります。
何だろうと入っていくと


大本山 須磨寺 「祈りの回廊 亜細亜万神殿」でした。


回廊の入口には、仏法を守護する「ナーガ(龍、大蛇)、獅子、ガルーダ―(迦楼羅)」が守護獣として配(写真右端)されています。


中央の広場を取り囲む回廊

三人の女神


輪宝

車輪が転がっていくように
仏教が世界に広がっていくことを象徴しています。


回廊にはカンボジアで花開いた宗教美術である、クメール様式で制作された石造りの仏や神々が安置されています。


写真左:ナーガ(原始の神蛇)の下で瞑想する釈迦
写真右:女神(大地の生み育てる力の象徴)


写真中央:ヴィシュヌ

ヒンドゥー教で、調和と創造を司る神は4本の腕を持ち
様々なものに変化する神として知られています。


正面に見える「ストゥーパ」は、インドでお釈迦様の遺骨を納めたものが始まりで、仏教そのものの象徴でした。


マニ車(摩尼車)とは、主にチベット仏教文化圏で使われている円筒形の部分が回る構造になっている仏具です。側面にはマントラが刻まれ内部にはロール状の経文や真言が納められています。

京都・高台寺のマニ車には「般若心経」が入れてありました。


亜細亜万神殿を後にして
須磨寺で知られる、源平ゆかりの史蹟が多い「福祥寺」へ
コメント (2)
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