再開 私の色（３１３３）

　昨日に続いて、千葉県我孫子市内で起きた女児殺害事件について。

　死体遺棄の容疑者の男性（４６）は、殺害された女児（９）と顔見知りだったようだ。

　容疑者が殺害したとの仮定すると、肝心な動機だが、その容疑者はなぜ女児を殺害したのか。幼児性愛者かもしれない。車に連れ込んだ可能性も高い。遺体が裸で発見されたことを考慮すると、性暴力があったと考えられる。

　こういう事件がたんなる「異常者がやったこと」と片付けらるケースが多い。確かに、異常者でなければ今回のような事件は起こさない。

　重要なことは、事件を起こすまえの潜在者の発見だ。会社、家庭、社会的な活動の場などで、おかしい人は多くいる。多数の人は「少しおかしい人だなあ、と思いながらそのまま関与しない」。それが普通であろう。他人がその本人に、病院で診察を、とは言えない。

　本人自身が自制するなり治療を受けるなどをすればいいが、それは期待できない。

　それと、異常者と正常者との垣根が分かりにくくなっている。

　ただ、犯罪が起きないようにしなくてはいけないが。