千手院のBlog

タイトルそのまま・・・お寺の紹介・生活日記!冬期は墓地の積雪状況もアップしています。

ネムノキとホタル・・・

2019年06月26日 | Weblog


千手院境内脇、道路に面してネムノキが立っています。

毎年「枯れてしまったのかなぁ~」なんて思う頃に芽吹きが始まり、そしてネムの花が咲き始めから7分咲きを迎える頃、祓川のホタルは最盛期を迎えます。

今日の暑さで一気につぼみが膨らみ、2つ3つと花が開き始めました。今年のホタルがどのくらい復活してくるか、楽しみに足を運びたいと思います。

晋山式などの関係で、遅れていた外仕事を時間をみては行っています。
チューリップの球根の掘り起こしもやっと今日になってできましたが、すでに遅かったようで、かなり腐ってしまいました。

優雅だなぁ~

2019年06月25日 | Weblog


池の錦鯉たち。
沢の水だけで育てていますが、お寺には越冬できるだけの池の設備がなく、厳しい冬を乗り越えられる錦鯉は少ないのですが、春から秋まで本当に優雅に泳いでくれます。

慣れてくると近寄ってきて、池に手を入れると吸い付くようになってきます。
鯉達を眺めているだけで心が穏やかになります。

心配事相談も再開し、今日もご祈祷と相談事でした。
梅雨とは思えない爽やかな風が吹く1日でしたが、明後日以降は梅雨空に戻りそうです。
祓川のホタルたちの状態も気になっています。どうなるかな???

初見日!

2019年06月21日 | Weblog
昨晩、祓川上流でゲンジボタル7匹ほどが飛び始めました。
ここ数日様子を見に行くことができなかったのですが、おそらく2~3日前から始まったと思われます。今年は昨年よりは遅いスタートとなりました。

一昨年7月の大雨の影響で、昨年のホタルは最盛期でも5匹ほどでしたから、今年はもう少し増えてくれると予想しています。
また徐々に増えていって、乱舞を見せてくれることでしょう。

私が祓川のホタルの観察記録を取り始めてから10年以上となりましたが、そのうち、本当にすごい乱舞を見せてくれた年が何回かありました。
氾濫と創生と、祓川の周期があるのでしょうね。

昨年、先代和尚が遷化した日の夜、玄関に1匹のホタルが止まっていたのを思い出します。
私はホタルどころではなくバタバタとしていたのですが、とても印象に残っています。

ホタルの季節、ゆっくりと楽しみたいと思います

今年のホタルは???

2019年06月17日 | Weblog


例年より随分と遅くなってしまいましたが、ボランティアの皆さんのお力を借りて、今朝6時から祓川上流部の下草刈りを行いました。川の草刈はせず、公園部だけの草刈作業です。

ちょうど草刈をしている時間だけは雨も降らず、無事に作業終了。



今の時期、ホタルの幼虫は川沿いの土の中でサナギとなっていて、飛び立つチャンスを探っているため、踏んでしまわないよう川沿いの草刈は行いません。

一昨年の大雨の影響で昨年はほとんどホタルの発生は見られませんでした。ピーク時でも5匹ほどのゲンジボタルの確認ができただけでした。最盛時には150匹を超えるほどになったのですから、昨年は残念な結果でした。

しかし、これが祓川の氾濫と再生のサイクルのようでもありますので、自然の流れに逆らわずにいけば良いのだと思います。
また数年かけてもとの状態になっていくのでしょう。自然の姿こそが一番美しい

今日は1日雨模様。気温もさほど上がらず、例年、浦佐のホタルは新町地区の地蔵清水付近から始まり、徐々に上流に向けてホタルが発生し、7月7日前後が上流部のピークになりますので、じっくりと、楽しみながら様子を観察したいと思います。

ひと息・・・

2019年06月15日 | Weblog
9日以降、今週はもうひとつ大きな仕事がありました。
それも何とか終わって、これでひと息つく事ができました。

この1ヶ月は随分長く感じられました。

今日は久々にフリーをいただき、ゆっくりと身体を休めさせていただきました。

明日は大荒れの天気予報ですが、今のところ秋の月夜を思わせるような月空とつめたい空気が流れています。
これから徐々に荒れてくるのでしょうか・・・?

先代一周忌・新住職晋山式のご報告

2019年06月10日 | Weblog
昨日6月9日、先代賢昭和尚の一周忌法要を行い、続いて新住職(私)の晋山式を執り行いました。

梅雨に入った新潟ですが、梅雨の晴れ間・・・曇り時々晴れのお天気。好天に恵まれました。
御寺院方も含め、檀家様、御近所様、有縁の方々総勢133名のご参加をいただきました。

途中、少々アクシデントもありましたが、大事には至らず、一周忌法要、晋山式、その後の清宴も無事、そして盛大に開かせていただきました。
清宴の席では、越後仏教青年会の天鼓雷音という和太鼓グループからお祝いの演奏をいただき、初めて見たお檀家さんも多かったと思いますが、とても喜んでくださいました。

少々アクシデントがあったことや、私のニアミスがあったことも、ご本尊様、先師の方々、檀信徒のご先祖様から、「気を緩めちゃならんぞ」と教えてもらったようでした。関栄覚大僧正の「日三省」の言葉が脳裏に浮かびました。
事前の準備も相当念を入れて行ったつもりでしたが、やはりまだまだ未熟者だと思い知らされ、反省しております。

ここからまた一歩ずつ精進して参ります。

先々代、賢能和尚は生涯をかけて千手院の伽藍を復興し、ご祈祷を再興してくださいました。先代、賢昭和尚は檀信徒の皆様が、気軽にお寺とつきあえるよう和やかな千手院にしてくださいました。

私は先々代、先代の功績を引き継ぎつつ、檀信徒や地域、世の中のお役に立てる千手院を目指していきたいと、ご本尊さまに誓いを立て、皆様の前にて御挨拶をさせていただきました。

ご都合もあり、ご参列いただけなかった檀信徒の方もいらっしゃいますので、ブログにてお伝えしたいと存じます。

法要後、本堂前で参加の檀家の皆様と記念撮影をすることができました。
人数の関係で、雨が降ったら中止の予定でしたので、本当に良かったです。

今日は総代さんや家族から手伝ってもらいながら、テント、五色の幕など片付け作業。
外の仕事を終わらせた頃から本格的な梅雨空に戻り、ザーザー雨となりました。

これからも皆様のご指導、ご支援をいただきながら、「やっぱり檀家で良かった」と思っていただける千手院であるよう、マイペースで、楽しみながら頑張って参りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

写真など、また後日UPしたいと思います。

6月

2019年06月03日 | Weblog
6月に入り、私達お坊さんの衣も夏物へと衣替え。

1日には永代供養墓『白秋苑』の合同供養会が行われました。
爽やかなお天気のもと、心を込めてご供養させていただきました。毎年相当な遠方からもお参りにきてくださる方もいて、本当に有難いことだと感じております。

昨日は朝6時30分より、浦佐城・薬師様の会の皆さんで登山道の下草刈り作業。



自分も草刈りしながらの1枚でしたので、人がよく写っていませんが、皆さんのおかげで無事終了。
朝の一汗は心地良いものです。12名ほどの参加でした。

そして9日の一周忌法要と晋山式の準備も進んでおります。
ちょうど梅雨のはしりが始まるような天気予報ですが、この頃でないと関係者の皆さんの都合が合わなかったので、あとは雨が降っても降らなくても有難い、大切な法要にしたいと思っています。