千手院のBlog

タイトルそのまま・・・お寺の紹介・生活日記!冬期は墓地の積雪状況もアップしています。

桜吹雪。

2018年04月24日 | Weblog
19日に迎えた境内の桜たち。
その後、真夏日が続き、昨日まで猛烈?な桜吹雪でした。

今年もライトアップし、池に映し出される深淵の桜に会うことができたのは、3~4日程度しかありませんでした。厳しい冬を乗り越えて本当によく咲いてくれました。感謝感謝です。

22日は朝から浦佐城・薬師様の会の皆さんで浦佐城跡登山道の整備やロープ張り作業が行われました。





皆さんのおかげで、少しずつ、確実に山がきれいになってきています。

桜は約1週間早く満開を迎えましたが、その後の高温で山も一気に青くなり、すでに5月8日の薬師様山頂祭並の光景になってきています。
山は緑色ですが、私達は「青く」なると言います。それにも実は宗教的な教えが隠されていますが、機会があれば紹介したいと思っています。



カタクリも山の下部の方は一部を残して終わり、上部が真っ盛り。あと何日続くかな。上部が終わると、水の手付近が盛りになります。



タムシバももう終わりそうな気配。



山菜のコシアブラが美味しそう!
山の雰囲気は例年より2週間ほど早いような感じがします。

森林インストラクターの先生に教えていただきましたが、コシアブラの取れたての葉っぱの部分を軽く洗い、水気をとってきざみ、お塩をまぶして、ふりかけのようにご飯にかけると、コシアブラの香りがフワ~っと立ち、とっても簡単に、美味しくいただけますよ~。もちろん定番の天ぷらも美味しいです。

そして川では、今の時期にホタルの幼虫たちが川からあがり、土に潜ってサナギになりはじめています。
雪が解け、新しい命がどんどんと動き始めています。春はいいな~。。。

満開

2018年04月20日 | Weblog
昨年より約1週間早く桜の満開を迎えました。



今年も本当に綺麗です。





ソメイヨシノも満開。



ご近所の方から山ウドのおすそわけ。
早速いただきました。春はやっぱりいいですね~。

肌寒さ・・・

2018年04月18日 | Weblog


朝から冷たい小雨模様・・・、しだれ桜の下から見ると桜が降り注いでくるようだが、雨にぬれてイマイチ元気がない花びらたち。
一昨日くらいから徐々に姿を見せている、池に映るライトアップされた深淵のしだれ桜ですが、昨日は風が強く観られませんでした。

あの底なし沼のような、恐ろしいくらいな、妖艶なというか、映しだされたしだれ桜はプロのカメラマンも撮影に四苦八苦するほど、難しいそうです。

写真では伝えきれない、深淵のしだれ桜を今年も観ることができるでしょうか?
お天気、風、水、満開のタイミング、そろってくれるかなぁ~。。。もう少しで満開になりますよ!

桜の開花と墓地積雪状況

2018年04月16日 | Weblog


天気予報は外れ、朝から雨が降ったり、時折晴れ間がさしたり、季節の移り変わり目ですね~。
気温も上がらずにおりますが、少しずつ桜は花を咲かせています。

今日は1日外仕事をする予定でしたが、雨が降るとどうしても作業が遅れがちになってしまいます。まぁ、ゆっくりと進めるとしますか。。。



墓地もご覧のように、すっかり雪がとけました。
ほんの少し残雪がありますが、充分靴でお墓参り可能になりました。
これからゴミ箱や手桶の設置など、順次出していきます。裏に見える薬師山、浦佐城跡も22日(日)に浦佐城・薬師様の会の皆さんで、看板設置やロープ張り、痛んだ山道の補修を行う予定でいます。
雪がとけた所からは、カタクリやキクザキイチゲ、タムシバなど次から次へと花が咲き始めます。まだ虫などもいなく、気持ちよく山を散策できる、そして山菜などの収穫も楽しめる、1年で最高の時期を迎え始めましたよ~

荒れたお天気・・・

2018年04月15日 | Weblog
せっかくの土日ですが、風が吹いたり、今日は朝から雨模様・・・、千手院脇を流れる祓川も濁流となりました。
昨年、河川の工事などがあったため、少しの雨でも泥水となります。お寺の池にも水を引いているので、気をつけないとあっという間に池が泥水となってしまいます。



しだれ桜も3分~4分咲きといったところでしょうか。
明日からお天気が続く予報ですので、やはり来週後半が満開となるでしょうか???

昨日はご法事がありました。
遠方から、幼き菩提の追善のためのお参りでありました。

心配事相談を続けさせていただき、年々思いが強くなることがあります。
偉そうで恐縮ですが、人の幸せとは最後は「心の問題」なのではないかということです。
まさしく、お釈迦様のおっしゃる通り、教えの通りだと実感しています。

私達の祖父母や親の時代と今を比べれば、天と地ほどの差があるように、豊かに生活ができるようになりました。
しかし、それに比例して人は幸せになったのかというと、?がつきます。
科学の発展や便利さは必要なことだと思いますが、イコール幸せとは言い切れない。

幼き菩提に手を合わせる姿を拝見し、言葉がでてきませんでした。
法要後の法話でやっと出てきた言葉も、迷いに迷った言葉しかありませんでした。最後は心を込めて手を合わせるしかありませんでした。
救われたのは、少しずつでも前向きになり始めているお施主様の姿でした。

一定の生活水準は必要でしょうが、最後は心の問題だと、人は情で動く生き物だと、つくづく感じております。


桜咲く・・・ライトアップも始めました。

2018年04月12日 | Weblog


今日のお昼・・・、天気予報は1日快晴でしたが、午前中は北風が吹いたり、小雨が降ったりはっきりしないお天気。
お昼前から晴れ間が広がり、午後は気温も上がり、今年の桜が開花を始めました。夕方には1分咲きといったところでしょうか。

ということで、今晩から恒例の桜のライトアップも始めました。

夕方、暗くなってから、だいたい21時くらいまで行います。
お寺の事情がある時はできないこともあるかもしれませんが、厳しい冬を乗り越えた境内の桜たちが1年で1番華やぐ時・・・深淵のしだれ桜も見られるでしょうか・・・、昼間はなんてことのない、ごく普通の池に、夜になるとライトアップされたしだれ桜が、底なし沼のように、まるで極楽浄土に吸い込まれるかのように、池に映し出されます。



今日は1日外仕事。
お天気も良かったおかげではかどりました。

墓地の子育て観音様の周囲も雪が消え、賽銭箱やのぼり旗をだしました。今まで水墨画のような光景だったところに、明るい色が登場すると気持ちも明るくなります。これから山も徐々に新緑になり、最高に楽しい季節になります。



そんな春に、宗派から出されている季刊誌『光明』
ご縁をいただき、この春号に千手院の相談事活動が掲載されました。

老僧が旅立ち、跡を引き継いで20年の節目、そして桜咲く春の季節にいただいたご縁に深く感謝申し上げます。

ポツリポツリと

2018年04月10日 | Weblog
穏やかな晴天に恵まれました。



境内のしだれ桜も赤みが増し、上の方で一輪、二輪と花が開き始めた様子です。
暖かい日が続けば2~3日で満開になってしまう事もありますが、来週の後半あたりに満開を迎えるでしょうか。

この冬も雪や鳥たちにつぼみをとられた所もありますが、赤みをみれば、それなりに花をつけてくれそうです。
200年を越えても、今なおこうやって花を咲かせ、私達を楽しませてくれるのですから、本当にすごいことだと思います。

一年一度のこの逢瀬・・・感謝ですね~。。。

今日は午後、ある会からの依頼を受けて法話に行ってきました。
先輩方を前に、緊張の連続ではありますが、私が教えられたこと、お話しすることのひとつでも、どこか心の隅に残ってくれたら、お役に立てたら幸いです。これは私にとっても貴重な勉強機会です。お話しをさせていただいて誠に有難うございました。

墓地積雪状況

2018年04月07日 | Weblog


昨日の朝、かなり雪がなくなりましたが、まだ靴ではお墓には行けません。
裏山の浦佐城跡のある薬師山も、どんどん春の粧いになってきています。

ところが今朝は冷たい雨模様。高い山は雪が降っているようです。
しかし、春の雨はなぜか優しい。雪を消し、新しい命を芽吹かせる、優しい雨です。

今日はこれから大切なお方のご法事となります。

今年の開花は予想が難しい・・・

2018年04月04日 | Weblog
すでに葉桜だったり、八重桜が咲いていたり、桜前線北上中ですね。



樹齢200年を越えた千手院のしだれ桜。
ここ2~3日ほどの暖かさ(暑さ?)と南風で、境内の雪も一気に解け、桜のつぼみも一気に膨らみ、少し赤みがかってきました。

例年ですと4月20日頃から30日くらいの間に満開を迎えますが、今年はどうでしょうねぇ?とっても予想が難しいお天気が続いています。

浦佐城跡ある薬師山も一気に地肌を見せるようになりました。
登山道などはまだ積雪がありますし、墓地もまだ雪が残りますが、みるみる雪が解けています。

そうなると魚野川の水位もあがり、浦佐ヤナ場のおじいちゃん曰く、台風などの洪水同様、実は春の雪どけの時は、かなり気を引き締めていないといけない・・・とのこと。

ここ2日ほど、私は境内や外の仕事を中心に行っています。
画像右奥の下に見える掲示板も、手伝ってもらって、やっと出すことができました~。

今年も逢えた

2018年04月02日 | Weblog
今日も暖かい1日でした。
気温がグングンあがり、境内には残雪があるにもかかわらず、桜たちのつぼみも一気に膨らんだ気がします。
こんなお天気が続けば、他の地域と同様、今年の桜はかなり早くなりそうです。

春一番にボタンの花壇脇のクロッカスが咲くようになると、あちこちでフキノトウが顔を出し、続いて登場するのがキクザキイチゲ。



お寺周辺で一番早く咲く場所で、今日になってでてきました。
後ろにはまだ雪があるのに、可憐な小さな花が・・・。



日中は花を広げ、朝、夕方にはしぼみます。

よ~く見ないと気がつかずに通り過ぎてしまうようなお花ですが、群生しているため、たくさん咲いているところでは見ごたえありますよ~。
浦佐では白と青紫、ピンク色などの花色が咲きます。私の大好きな早春の花のひとつです。これから雪が解けたところから、どんどんと咲いていきます。

他の木々や草花がまだ葉を広げない、その時こそ、日の光を浴びて花を咲かせ、栄養を身につけ、他の花が咲く頃には跡形もなく消えてしまう。
カタクリの花も同じですが、巧みというか、生きる術を知っていて、したたかに、たくましく、けれど可憐に生きていく・・・子孫を残していく・・・、自然界は学びの宝庫です。さぁ、自分はどう生きる?